(2024/8/24更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
皆さまのお子様ですが、
中学受験をお考えでしょうか?
私の子どもは小3ですが、
周りは続々と塾に通い始めてます。
私の子どもも、
来年2月から塾に通い始めます。
ただし、
中学受験をするかは決めてません。
おそらく中学受験するでしょうが、
別に公立中学でも構わないです。
本人の希望で塾に通わせますが、
あくまで勉強が目的なので。
塾で勉強した内容は、
公立中学でも活きると思ってます。
親としてやってはいけないと思うこと。
それは中学受験の強要です。
中学受験は高校受験と違い、
一部の小学生のみが受験します。
その小学生とは、
公立小の中でも成績優秀な、
いわゆる学力のある子どもばかり。
競争は熾烈で、
第1志望の合格確率は20~30%程度。
もし親の意向だけで中学受験をした結果、
失敗したら子どもはこう思うでしょう。
「別にやりたくもない受験をさせられた」
「受験に失敗して傷ついた」
「もう受験勉強はしたくない」
これは親子にとって不幸ですよね。
では、
子どもが中学受験をしたい意向なら、
中学受験をさせてもよいでしょうか?
先ほども言ったように、
中学受験は厳しい世界です。
中学受験の厳しい実態を知ってから、
判断でもよいと考えています。
でも、
厳しい実態を知らない方もいますよね。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
本書を読むと、
以下のことがよくわかります。
・中学受験の実態
・中学受験に向いている子の特徴
・中高一貫校 or 公立中学校のメリットデメリット
まずは、
自分の子どもが中学受験向きか、
本書を読んで判断すると良いです。
次に、
中高一貫校でやっていけるか、
本書を読んで判断すると良いです。
もし中学受験向きでないなら、
公立中学校のメリットを知り、
活かす進学を考えると良いです。
中高一貫校or公立中学校、
どちらもメリデメはあります。
子どもがどちらに向いているのか?
子どもがどちらなら伸びそうか?
子どもが幸せになれるのはどちらか?
本書を読みながら、
上記の観点で考えるのがオススメです。
本書の内容を子どもにも共有し、
ぜひ一緒に中学受験をお考え下さい。
最優先事項は、
子どもの幸せな人生です。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第一章:「変」過ぎる中学受験の実体
第一章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・日本版の「飛び級制度」だ
コレは筆者が感じる、
中高一貫校に対するものです。
おもしろい考え方だなと思いつつ、
とても納得しましたね。
中高一貫校の学習スケジュール、
以下のように聞いたことあります。
・中1~高2の5年間で、高3までの学習内容を終える
・高3は大学受験に備えた勉強をする
外国では飛び級制度があり、
優秀な子どもは飛び級しますよね。
個人的には、
飛び級はアリだと思ってます。
たとえば、
子どもの学習を見て思うのが、
学力に比べて簡単すぎる。
良くも悪くも、
勉強を軽く見てしまう気さえする。
なので、
先の学年の問題集をやらせ、
頭を使って考えさせるようにしてます。
自分でどんどん先に進み、
勉強できるなら中学受験は不要です。
でも難しいなら、
中高一貫校への進学はアリですね。
子どもの特性によりけりなので、
親が見極めるところかと。
このような観点から
中学受験はマストじゃないですね。
第二章:一貫校の表に出ない「デメリット」
第二章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・深海魚
<深海魚とは?>
・一貫校で成績が全く上昇せず、学校内成績が下位にずっと位置する生徒のこと
<深海魚のパターン>
①中学受験の解放感から来る「もう勉強しなくていい」という意識
②学校の雰囲気や授業レベルが合わない or 学校の授業レベルについていけない
①に関して、
筆者はそれほど心配してません。
合格するくらいだから学力はあり、
キッカケさえあればまた勉強するから。
学年ビリから慶応に合格した、
ビリギャルがいい例だとか。
②に関して、
筆者はとても心配しています。
ですが、
私は心配無用では?と思います。
もともと合格する学力はあるから、
授業についていけないことはない。
学校の雰囲気が合わなくても、
気の合う友人はできるハズ。
コチラの本に詳しく書かれてますので、
ご興味あればぜひご覧ください。
第三章:中学受験に「向いてる向いてない」の判断方法
第三章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・中学受験に向いている子の特徴
<特徴>
・全教科で90点を下回るテスト結果は滅多にない
・普通にミスがなければテストはいつも100点だ
・テストで間違った場合は、多くはケアレスミスで、解き直したら自力で難なくできる
・塾や親などに教えてもらった学校の内容を必死で復習しなくても、前の日にわざわざテスト勉強をしなくても、点数を維持できる余裕がある
この特徴をすべて満たす場合、
中学受験に向いているそうです。
上記は小5や小6が前提ですが、
「すべて」というのは驚きですね。
この特徴がある子を、
筆者は地頭の良い子と言ってます。
学校の勉強が余裕でないと、
中学受験は難しいということです。
これは私も同意ですね。
高校受験の場合、
公立の中3は全員受けます。
(中高一貫校は除く)
学力にもバラツキがあるので、
地頭のいい子ばかりではない。
しかし、
中学受験は小6の一部のみです。
地頭のいい子が集中するので、
高校受験よりもレベル高いです。
上記の特徴がないなら、
無理に中学受験する必要ないです。
ちなみに中学受験をしなくても、
高校受験で挽回する方法はあります。
コチラの本に書かれていますので、
ご興味あればぜひご覧ください。
第四章:親たちが知らない不都合な真実
第四章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・学力は50~60%くらいの遺伝率がある
・学力はさらに20~30%共有環境の影響がみられる
・学力の70~90%は、子ども自身でどうしようもないところで決定されてしまう
科学的に不条理な状態で、
学力を上げることを強いられている。
筆者はそのように書いてますが、
私も同感です。
なので、
私は子どもに伝えています。
もしどんなに勉強しても、
成績で敵わない友達がいたら、
それは地頭の差であると。
それは子どものせいではなく、
親のせいなので気にするなと。
勉強する目的は、
一番になることではないです。
それは受験であっても同じで、
別に一位じゃなくても合格できる。
他人と比べるのではなく、
過去の自分と比べてできればいい。
学力は水平(周り)の比較ではなく、
垂直(過去の自分)の比較なのです。
コチラの本に書かれていますので、
ご興味あればぜひご覧ください。
第五章:親世代と大きく違う「大学受験」
第五章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・6年後の大学受験はどうなる?
<どうなる?>
・国語力、読解力、思考力、情報処理力を試す独特な問題は続く
・内容は難化しても、平均点は変わらないように問題は作られる
・有利と不利の二極化が予想される
親世代の大学入試問題とは、
全然違いますよね。
親世代の大学入試問題、
いわゆる教科単位の問題でした。
国語/算数/理科/社会等が、
組み合わさった問題は出なかった。
でもいまは、
国語/算数等が組み合わさった問題、
普通に出題されます。
就職試験のSPIのような問題、
大人でも解くのは難しいですよね。
普段から文章を読み、
物事を考える練習をしないと、
急に解くのは難しいです。
読書をする習慣があれば、
それを続ければ良いと思います。
しかし、
読書をする習慣がない場合、
どうすればいいでしょうか?
個人的には、
文章題のドリルがオススメです。
毎日文章題を解いていると、
語彙力と読解力が自然と上がります。
詳しくはコチラの記事に書いたので、
ぜひご覧ください。
第六章:「地元公立中学への進学」という選択
第六章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・地頭がいい子は、そこまで頑張らなくてもトップの成績が取れる
公立中学校には、
大きく2つの生徒が進学します。
地頭のいい子と、
地頭がそこまで良くない子です。
前者は中学受験経験者も含まれますが、
未経験者でも地頭のいい子はいます。
ただし、
公立中学校の全体から見ると、
前者の割合は少ないです。
地頭のいい子は中学受験を経て、
中高一貫校に進学するからです。
でも、
地頭のいい子にとっては、
公立中学校は大チャンスです。
同じレベルの子は他校に進学なので、
公立中学ではトップの成績になりやすい。
公立中学でいい成績を取れれば、
難関高校や大学の進学も狙える。
そのためには、
中1最初の定期テストで、
成績上位層に入ることが大切です。
これは成績上位5%の家庭の戦略。
親子で取り組むらしいです。
詳しくはコチラの記事に書きましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
第七章:中学受験をしないことで広がる世界
第七章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・子どもたちの人生に最も大切なものは二つ
<二つ>
①self-etreem
②resilience
<簡単に言うと>
①自分自身を信頼し、さまざまな事柄に前向きに取り組む意欲を持つための感覚
②困難をしなやかに乗り越え回復する力
子どもたちが中学や高校で、
身につけてほしい力と書かれています。
私も同感ですが、
特に②を重視してます。
②が弱いと、
社会でやっていけないからです。
最近の子どもたちは、
怒られずに育ってますよね。
過剰ではないかと思うくらい、
褒められて育ちます。
そのため、
困難な場面を乗り切れないケース、
よく見かけます。
中学受験や大学受験の先には、
社会人として仕事が待ってます。
②が弱い人材は、
大体ドロップアウトしますね。
それでは社会で評価されず、
お金を稼ぐこともままならない。
これでは困りますよね。
私は②を鍛えるべく、
子どもにスポーツをやらせています。
スポ根じゃないけど、
メンタル鍛えるならスポーツが一番。
運動能力も高まるし、
実は学力向上にも効果的です。
脳科学の本に書かれてますので、
ご興味あればぜひご覧ください。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第一章:「変」過ぎる中学受験の実体
・日本版の「飛び級制度」だ
第二章:一貫校の表に出ない「デメリット」
・深海魚
<深海魚とは?>
・一貫校で成績が全く上昇せず、学校内成績が下位にずっと位置する生徒のこと
<深海魚のパターン>
①中学受験の解放感から来る「もう勉強しなくていい」という意識
②学校の雰囲気や授業レベルが合わない or 学校の授業レベルについていけない
第三章:中学受験に「向いてる向いてない」の判断方法
・中学受験に向いている子の特徴
<特徴>
・全教科で90点を下回るテスト結果は滅多にない
・普通にミスがなければテストはいつも100点だ
・テストで間違った場合は、多くはケアレスミスで、解き直したら自力で難なくできる
・塾や親などに教えてもらった学校の内容を必死で復習しなくても、前の日にわざわざテスト勉強をしなくても、点数を維持できる余裕がある
第四章:親たちが知らない不都合な真実
・学力は50~60%くらいの遺伝率がある
・学力はさらに20~30%共有環境の影響がみられる
・学力の70~90%は、子ども自身でどうしようもないところで決定されてしまう
第五章:親世代と大きく違う「大学受験」
・6年後の大学受験はどうなる?
<どうなる?>
・国語力、読解力、思考力、情報処理力を試す独特な問題は続く
・内容は難化しても、平均点は変わらないように問題は作られる
・有利と不利の二極化が予想される
第六章:「地元公立中学への進学」という選択
・地頭がいい子は、そこまで頑張らなくてもトップの成績が取れる
第七章:中学受験をしないことで広がる世界
・子どもたちの人生に最も大切なものは二つ
<二つ>
①self-etreem
②resilience
<簡単に言うと>
①自分自身を信頼し、さまざまな事柄に前向きに取り組む意欲を持つための感覚
②困難をしなやかに乗り越え回復する力
まとめ
中高一貫校は飛び級制度と考えると、
受験するかどうか判断しやすいです。
小学校で優秀な子どもが受験するのは、
飛び級制度だとすれば納得です。
優秀かどうかは、
遺伝や共有環境の影響が大きく、
努力でどうにもならない現実もある。
それならば、
無理して中学受験しないのもアリです。
優秀な子が中高一貫校に進学すれば、
公立中学には来ません。
地頭のいい子にとっては、
成績上位を取れるチャンスでもあります。
公立中学で成績上位を取り、
難関高校/大学に進学の道も開ける。
中学受験しないという選択肢は、
十分にあると思ってます。
中学受験をさせるか検討中の方は、
いますぐ本書をお買い求めください。
子どもが中学受験に向いているか?
判断する際の参考になります。
不向きなのに中学受験をさせ、
不合格では子どもも傷つきます。
もし合格したとしても、
授業についていけないと深海魚になる。
子どもにとって不幸ですよね。
中学受験をさせるか?
中学受験をさせないか?
すべては親御さんの判断次第です。
中学受験をするかしないかで、
人生は決まるものではありません。
中学受験で人生が暗転しないよう、
本書を見ながらぜひご判断ください。
選択肢さえ間違えなければ、
どちらでも子どもは幸せな人生送れます。
子どもに不幸な人生を送らせないよう、
中学受験前に必ず本書でご確認ください。
本書のお値段は1,650円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)