家庭の教育

【東大の先生!文系の私に超わかりやすく算数を教えてください!】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

東大の先生!文系の私に超わかりやすく算数を教えてください!

「計算ミスが減らない」

SAPIXのテスト結果を見て、
算数で私が毎回思うことです。

直近のテスト結果については、
コチラのブログをご覧ください。

【SAPIX 11月度マンスリー確認テスト】国語と算数に課題あり。でも4科目テストで成績上位5%をキープ! (2024/11/18更新) はじめまして、はるパパです。 さて、11/7のテスト結果が発表されました。 前回の結果...

毎日基礎トレやっても計算ミス。
解き方は合ってるのに計算ミス。
確認しようと言っても計算ミス。

計算ミスで得点を落とすのは、
本当にもったいない。

もし受験本番だったら、
その1点が合否を分けるかもしれない。

計算ミスの中身を見ると、
大きくズレていることもあります。

概算でパッと計算しても、
そんな答えになるハズないのに。

でも、
どうすれば計算ミスがなくなるか、
見当がつかない。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

東大の先生!文系の私に超わかりやすく算数を教えてください!

算数は直感力が大事、
と本書に書かれています。

計算問題で言うと、
概算で考えて答えの見当をつける。

そうすれば、
大きな計算ミスは起きない。

大人は仕事で概算することが多いけど、
子どもは学校で概算をあまりしない。

子どもに求められる計算力は、
正確な計算力。

でも、
その答えが正しいかどうか、
概算できないと見当もつかない。

実際のテストでは、
すべてを検算する時間はない。

そんな時に役立つのが、
概算による直感力かなって思いますね。

本書は計算ミスに限らず、
算数のポイントが書かれてます。

子どもがどこで躓きやすいのか?
子どもにどう教えればいいのか?

小学校の算数、
本書で幅広にカバーされてます。

子どもの苦手分野の箇所だけ読み、
子どもに教えるのもアリです。

これから少しだけ紹介しますので、
ぜひご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

1日目:なぜ、算数こそしっかり学んだほうがいいのか

1日目で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.27

・なぜ、算数で直感力を鍛えられるのか?

<ポイント>
①算数や数学の世界で論理が破綻すると計算ミスに直結しますから、論理的思考力が大切
②図形問題なんて完全に「イメージできたもの勝ち」の世界
③計算問題でイメージや直感を織り交ぜるとは、いきなり解こうとせず、「ざっくりどのくらいの数になるかな?」って考える

算数は直感力が大事だな、
と子どものテストを見ると思います。

たとえば子どもの計算ミス、
計算式と答えを見た瞬間に↓思う。

「こんな答えになるハズがない」
と概算で感じる。

計算ミスを防ぐには、
③の感覚が大事なのかも。

図形問題がイメージできないなら、
実例を見せるのが一番です。

たとえば、
展開図や投影図がわからない時、
似た形の実例を使って説明します。

積み木を使ったり、
ダンボールを使ったり。

算数が苦手ならば、
まずはイメージを掴むことが大事ですね。

2日目:【代数】意外に知らないことだらけの「+-×÷」

2日目で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.149

・ミックス計算の計算順序

<計算順序>
第1位:かっこの中
第2位:×と÷
第3位:左から

ミックス計算とは、
+-×÷が混ざった計算です。

計算順序さえわかれば、
だれでも簡単にできそうですよね。

でも、
子どもは意外と計算ミスをします。

たとえば、
↓の□に入る数字わかりますか?

例題

(4×□‐1)×3-2=19

この問題を解くポイント、
〇‐2=19と捉えられるか?

〇は21なので、
(4×□‐1)×3=21と捉えられるか?

↑捉えられると、
(4×□‐1)=7とわかります。

つまり、
答えは2です。

計算順序に従っても解けますが、
上記のやり方の方が簡単です。

これなら展開も移行もせず、
簡単に計算できます。

例題のような問題、
□を含む部分を別記号(〇)にすると、
実は簡単な計算式になることが多い。

ミックス計算が苦手な方は、
ぜひ参考にしてみてください。

3日目:【代数】これで克服!小数、分数を真に理解する

3日目で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.209

・小数を分数に変換する方法

<変換方法>
①小数第1位までの小数なら〇/10
②小数第2位までの小数なら〇/100
③小数第3位までの小数なら〇/1000

<変換例>
①0.1=1/10
②0.01=1/100
③0.001=1/1000

簡単に変換できそうに思えるけど、
子どもには意外と難しいようです。

小数や分数の概念を理解していれば、
①②③左辺=右辺は理屈でわかるけど。

さて変換方法がわかると、
計算が早くなります。

それはなぜか?
↓をご覧ください。

掛け算や割り算は分数で計算した方が速くなる

<計算例>
0.15×0.2
=3/20×20/100
=3/100

小数を使うと、足し算・引き算がラク

<計算例>
1+1/5+3/100+1/250+1/2000+3/50000
=1+2/10+3/100+4/1000+5/10000+6/100000
=1+0.2+0.03+0.004+0.0005+0.00006
=1.23456

↓の本に書かれていますので、
ご興味あればぜひご覧ください。

【「数字のセンス」と「地頭力」がいっきに身につく 東大算数: 「数字のセンス」と「地頭力」がいっきに身につく】感想・レビュー (2024/11/18更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『「数字のセンス...

4日目:【代数】アレルギーの元凶!割合と比を基礎から丁寧に

4日目で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.277

・大人こそ使いこなしたい「原価率」「売値」計算

<ポイント>
①原価+利益=売値
②原価/売値=原価率
③利益/売値=利益率
④原価率+利益率=100%

<例>
①原価800円+利益200円=売値1000円
②原価800円/売値1000円=原価率80%
③利益200円/売値1000円=利益率80%
④原価率80%+利益率20%=100%

4日目では割合や比が書かれています。

割合や比は簡単だけど、
「原価率」「売値」は子どもに難しい。

仕事経験のない子どもにとって、
「原価率」「売値」は身近ではないから。

上記のポイントを押さえれば、
「原価率」「売値」問題は解けます。

では、
↓の問題にチャレンジしてみてください。

問題例

・350円の原価に対し、利益率30%で売る場合、売値はいくら?

解法例はコチラ(↓)

ポイントさえ押さえておけば、
意外と簡単に解けますね。

解法例

・利益率30%ならば、原価率70%である
・原価350円/売値□円=原価率70%となる
・売値=500円となる

5日目:【幾何】「ひらめく」「妄想する」「楽しむ」図形の世界

5日目で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.379

・体積と容積の変換

<ポイント>
・1ml=1cm³  (1cm×1cm×1cm)
・1L =1000cm³(10cm×10cm×10cm)
・1kL=1m³  (1m×1m×1m)

左辺が容積で右辺が体積です。

単位の変換というと、
丸暗記のイメージが強いです。

容積と体積の違いに注目すると、
意外と覚えやすいかもしれません。

このような単位の変換については、
↓の本がわかりやすいです。

ご興味あればぜひご覧ください。

【小学生がたった1日でかんぺきに単位の計算ができる本】感想・レビュー (2024/11/18更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『小学生がたった...

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

1日目:なぜ、算数こそしっかり学んだほうがいいのか

P.27

・なぜ、算数で直感力を鍛えられるのか?

<ポイント>
①算数や数学の世界で論理が破綻すると計算ミスに直結しますから、論理的思考力が大切
②図形問題なんて完全に「イメージできたもの勝ち」の世界
③計算問題でイメージや直感を織り交ぜるとは、いきなり解こうとせず、「ざっくりどのくらいの数になるかな?」って考える

2日目:【代数】意外に知らないことだらけの「+-×÷」

P.149

・ミックス計算の計算順序

<計算順序>
第1位:かっこの中
第2位:×と÷
第3位:左から

3日目:【代数】これで克服!小数、分数を真に理解する

P.209

・小数を分数に変換する方法

<変換方法>
①小数第1位までの小数なら〇/10
②小数第2位までの小数なら〇/100
③小数第3位までの小数なら〇/1000

<変換例>
①0.1=1/10
②0.01=1/100
③0.001=1/1000

掛け算や割り算は分数で計算した方が速くなる

<計算例>
0.15×0.2
=3/20×20/100
=3/100

小数を使うと、足し算・引き算がラク

<計算例>
1+1/5+3/100+1/250+1/2000+3/50000
=1+2/10+3/100+4/1000+5/10000+6/100000
=1+0.2+0.03+0.004+0.0005+0.00006
=1.23456

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4日目:【代数】アレルギーの元凶!割合と比を基礎から丁寧に

P.277

・大人こそ使いこなしたい「原価率」「売値」計算

<ポイント>
①原価+利益=売値
②原価/売値=原価率
③利益/売値=利益率
④原価率+利益率=100%

<例>
①原価800円+利益200円=売値1000円
②原価800円/売値1000円=原価率80%
③利益200円/売値1000円=利益率80%
④原価率80%+利益率20%=100%

問題例

・350円の原価に対し、利益率30%で売る場合、売値はいくら?

解法例

・利益率30%ならば、原価率70%である
・原価350円/売値□円=原価率70%となる
・売値=500円となる

5日目:【幾何】「ひらめく」「妄想する」「楽しむ」図形の世界

P.379

・体積と容積の変換

<ポイント>
・1ml=1cm³  (1cm×1cm×1cm)
・1L =1000cm³(10cm×10cm×10cm)
・1kL=1m³  (1m×1m×1m)

【小学生がたった1日でかんぺきに単位の計算ができる本】感想・レビュー (2024/11/18更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『小学生がたった...

まとめ

計算ミスを防ぐには、
概算での直感力が大事ですね。

ざっくり計算した時に、
おおよその答えが見当つくかどうか。

概算値に大きなズレがなければ、
計算ミスは防ぎやすい。

子どもの計算ミスを見ていると、
概算値から大きくズレるケースが目立つ。

概算値とのズレさえ防げれば、
細かなミスはそこまで発生しない。

計算ミスを防ぐコツとして、
小数と分数の使い分けがあります。

特に四則混合ミックス計算の場合、
小数と分数の使い分けで時間が変わる。

小数は足し算や引き算向き、
分数は掛け算や割り算向きです。

小数は通分がないので、
足し算や引き算が早く計算できる。

分数は約分があるので、
掛け算や割り算がラクになる。

計算ミスを防げるので、
ぜひ活用しましょう。

他にも私の子どもが苦手な、
原価率/売値や単位変換を挙げました。

苦手分野は、
子どもそれぞれ違いますよね。

小学生が学ぶ算数の範囲、
本書は
幅広カバーしています。

もし苦手な分野があり、
どう教えればいいかお困りの方。

いますぐ本書をお買い求めください。

苦手分野の理解が進み、
算数で良い点が取れるようになります。

算数が苦手なままだと、
中学や高校の数学で苦戦します。

数学は高度で抽象的な内容を扱うので、
算数が苦手だと数学は厳しい。

将来を見据えて、
今のうちに苦手を克服しましょう。

本書のお値段は1,980円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

東大の先生!文系の私に超わかりやすく算数を教えてください!

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)

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