家庭の教育

【運動脳】感想・レビュー


(2024/2/15更新)

はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

運動脳

脳に関して、
皆さんはこう思ったことありますか?

脳を鍛えたい。
脳の働きを良くしたい。
脳が衰えないようになりたい。

脳力を養うために、
脳トレに励む人もいますよね。

しかし、
いくら脳トレやっても効果がない、
という研究結果をご存じですか?

脳トレやっても、このような効果はない

・知能が高くなる
・集中力や創造性が改善される
・記憶力が向上する

脳トレやっても、
ゲーム力が向上するだけなのです。

脳力を養うためには、
脳トレ以外の対応が必要です。

でも、
脳トレ以外でどうやって脳力養うの?
わからないですよね。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

ちなみに、
脳トレが効果ないと紹介しましたが、
本書に書かれています。

運動脳

その名の通り、
脳力を養う方法は運動なのです。

運動すると、
コチラの効果があると信じられますか?

運動すると、このような効果がある

・知能が高くなる
・集中力や創造性が改善される
・記憶力が向上する

すぐには信じられないですよね。

でも、
運動と脳の関係、
数多くの研究結果があります。

つまり、
私たちが知らないだけなのです。

私が本書を購入したのは、
大きく2つあります。

1つは子どもの脳を鍛え、
将来仕事や勉強に活かす方法を知ること。

もう1つは自分の脳を鍛え、
認知症予防に活かす方法を知ること。

脳について学ぶことは、
だれにとっても損はありません。

ぜひ運動と脳の関係を学び、
皆さんの人生に活かしてほしいです。

これから本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆さんの参考になれば幸いです。

第1章:現代人はほとんど原始人

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.34

・ウォーキングで「認知機能」が向上した

高齢者になると、
ウォーキングをする方が増えます。

健康維持に不可欠だからです。

健康維持に不可欠な理由、
たとえばコチラです。

ウォーキングが健康維持に不可欠な理由

・運動不足のリスク増加
・体重増加の可能性
・メンタルヘルスの悪化の可能性
・代謝の低下
・長時間座りっぱなしの影響
・血行不良のリスク
・免疫力の低下
・慢性疲労の増加

しかし、
ウォーキングにはもう一つ、
重要な効果があります。

それは脳の機能が向上し、
むしろ脳が若返る効果です。

高齢になると健康不安と同時に、
認知症の不安も抱えます。

認知症になると、
家族に迷惑をかけるので、
だれもなりたくないですよね。

認知症予防の観点でも、
ウォーキングは積極的に行いましょう。

第2章:脳から「ストレス」を取り払う

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.103

・ウォーキングとランニング、どちらが有効か

運動すると、
不安抑制の効果があるそうです。

では、
ウォーキングとランニング、
どちらがより効果が高いか?

答えはランニングであると、
本書に書かれています。

脳のストレス反応が過剰になるのが、
不安の原因です。

肉体により負荷がかかるランニング、
以下の効果があるそうです。

ランニングが不安抑制になる理由

・脳のブレーキペダルが強化される
・前頭葉と海馬が偏桃体の興奮を鎮める
・不安が抑制される

不安を感じて、
物事が手につかなくなったら、
家の周りをジョギングしてみましょう。

ただし、
外は暑いので熱中症にご注意ください。

第3章:「集中力」を取り戻せ!

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.159

・集中力を脳に戻すプラン

<プラン>
①歩くよりは走ろう
②運動は朝にしよう
③可能であれば30分続けてみよう

①体に負荷がかかるほど、
脳にドーパミンやアドレナリンが出て、
集中力が増すそうです。

②集中力の効果、
時間の経過とともに薄れます。

朝に運動すれば、
仕事や勉強のメインである、
日中は集中力が持ちます。

③30分運動すると、
かなり効果があるそうです。

①~③を踏まえると、
実は早寝早起きがポイントかも。

朝運動するには早起きが必要。
逆算すると早寝が必要。

早起きできれば早朝に運動でき、
日中は集中力が増して、
仕事や勉強が捗る。

つまり、
早く終わるから早く寝れる。

まさに、
正のスパイラルですよね。

集中力に欠ける方、
ぜひ実践してみてください。

第4章:うつ・モチベーションの科学

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.169

・薬を飲むより「もっといい方法」

それは運動であると、
本書に書かれています。

運動の効果、
コチラです。

運動の効果

・気持ちが晴れる
・悲観的な考えが浮かばなくなる
・自尊心も高まる

実は私も、
うつ病になりかけたことがあります。

嫌なことが頭をよぎり、
日中は仕事に集中できず、
夜も眠れない。

こんな状態がずっと続いたら、
嫌ですよね。

でも、
ジョギングしている時だけは、
嫌なことが頭をよぎらなかったです。

当時は脳に酸素が回ってないから?
とか単純に考えてましたが。

運動に一定の効果があるのは、
自分の経験からも正しいと思いますね。

もし気持ちが晴れない方は、
試しにジョギングしてみましょう。

第5章:「記憶力」を極限まで高める

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.242

・「暗記力」を高めたいならランニング

<暗記と運動の関係>
①暗記能力:ランニングによって高められる
②連想記憶:筋力トレーニングによって高められる

個人的な意見ですが、
子どもは①大人は②を鍛えると、
良いのかなと感じますね。

子どもの学習、
暗記が必要な項目が多いです。

たとえば、
九九の計算とか。

子どもの暗記を伸ばすなら、
公園を外で遊ばせた方が良いです。

外で遊べば、
子どもは自然と走りますよね。

大人になると、
物忘れすることが多いです。

たとえば、
名前が思い出せないとか。

認知症に近づいているのでは?
と不安になったりしますよね。

私もたまにあるので、
筋トレしようかなと思ってます。

第6章:頭の中から「アイデア」を取り出す

第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.261

<P.261>
・ひらめくには走るべきか、歩くべきか

<条件>
・普段から運動している人:ランニング
・普段から運動していない人:ウォーキングorスロージョギング

普段の運動歴によって、
ひらめきに必要な運動は変わるそうです。

ただし共通しているのは、
何かしら運動しないとひらめかない。

アイデアがひらめかなければ、
仕事や勉強を中断して運動しましょう。

うーんと長い時間悩むより、
はるかに効率的です。

第7章:「学力」を伸ばす

第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.285

・「体力」が知力を決める

ココで重要なのは海馬です。
海馬とは記憶の中枢部分です。

体力がつくと海馬が成長し、
記憶力や学力が向上するそうです。

昔から文武両道と言われますが、
実は文武連動なのかもしれません。

本書には書かれてないですが、
似たような話を聞いたことあります。

それは、
体力がないと受験勉強がもたない。

受験勉強は長時間になりがち。
最後は体力勝負になるそうです。

最初は長時間勉強するための、
体力の話だと思ってました。

しかし、
実は記憶力/学力の話かもしれません。

もし子どもを受験させるなら、
部活や習い事はつづけた方が良いです。

ちなみに、
中学受験で合格する子は、
スポーツ系の習い事を並行する子が多い。

コチラの本に書かれていますので、
中学受験をお考えの方はご覧ください。

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第8章:健康脳

第8章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.319

・意識して歩くと、「認知症」発症率が40%減

朝夕の散歩は、
日課にした方が良いレベルですよね。

認知症の怖いところは、
自分が気づかないところです。

ケガや病気なら、
自分でも気づけます。

しかし認知症は自分で気づかない分、
周りの人に余計迷惑をかけます。

認知症予防のため、
積極的に歩きましょう。

第9章:最も動く祖先が生き残った

第9章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.337

・「移動距離」と脳の大きさは比例する

遠くまで走れる動物の脳、
他の動物より大きいそうです。

運動によって脳が成長したことが、
理由と考えられています。

私たちの祖先も、
狩猟採集で毎日移動してました。

現代人は定住生活ですが、
脳を成長させるためには、
移動を意識した方が良さそうです。

脳が成長した方が、
仕事や勉強でいい成果残せますよね。

第10章:運動脳マニュアル

第10章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.354

・たとえわずかな1歩でも脳のためになる
・より高い効果を望むなら、最低30分のウォーキングをしよう
・脳のために最高のコンディションを保つためには、ランニングを週3回、45分以上行うことが望ましい

身体的な健康だけでなく、
脳の健康のために運動する。

脳が不健康になると、
認知症リスクが高ります。

認知症になりたい人、
だれもいませんよね。

認知症予防のために、
運動しましょう。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:現代人はほとんど原始人

P.34

・ウォーキングで「認知機能」が向上した

ウォーキングが健康維持に不可欠な理由

・運動不足のリスク増加
・体重増加の可能性
・メンタルヘルスの悪化の可能性
・代謝の低下
・長時間座りっぱなしの影響
・血行不良のリスク
・免疫力の低下
・慢性疲労の増加

第2章:脳から「ストレス」を取り払う

P.103

・ウォーキングとランニング、どちらが有効か

ランニングが不安抑制になる理由

・脳のブレーキペダルが強化される
・前頭葉と海馬が偏桃体の興奮を鎮める
・不安が抑制される

第3章:「集中力」を取り戻せ!

P.159

・集中力を脳に戻すプラン

<プラン>
①歩くよりは走ろう
②運動は朝にしよう
③可能であれば30分続けてみよう

第4章:うつ・モチベーションの科学

P.169

・薬を飲むより「もっといい方法」

運動の効果

・気持ちが晴れる
・悲観的な考えが浮かばなくなる
・自尊心も高まる

第5章:「記憶力」を極限まで高める

P.242

・「暗記力」を高めたいならランニング

<暗記と運動の関係>
①暗記能力:ランニングによって高められる
②連想記憶:筋力トレーニングによって高められる

第6章:頭の中から「アイデア」を取り出す

P.261

<P.261>
・ひらめくには走るべきか、歩くべきか

<条件>
・普段から運動している人:ランニング
・普段から運動していない人:ウォーキングorスロージョギング

第7章:「学力」を伸ばす

P.285

・「体力」が知力を決める

第8章:健康脳

P.319

・意識して歩くと、「認知症」発症率が40%減

第9章:最も動く祖先が生き残った

P.337

・「移動距離」と脳の大きさは比例する

第10章:運動脳マニュアル

P.354

・たとえわずかな1歩でも脳のためになる
・より高い効果を望むなら、最低30分のウォーキングをしよう
・脳のために最高のコンディションを保つためには、ランニングを週3回、45分以上行うことが望ましい

まとめ

身体的な健康目的で、
運動する方は多いです。

しかし、
脳の健康目的でも、
運動した方がいいです。

脳の健康が維持されると、
このような効果があります。

脳の健康が維持されると

・認知機能/集中力/記憶力/知力/ひらめき力の向上
・うつ/不安の抑制

今回紹介した運動と脳の関係、
ほんの一部です。

皆さんに役立つ運動と脳の知識、
他にもたくさん書かれています。

本書を読めば読むほど、
脳のために運動したくなります。

運動して脳が活性化されれば、
仕事や勉強で大きな成果が出ます。

さらに、
健康寿命も延びます。

運動と脳の知識がないままだと、
その両方を手にすることはできない。

運動するだけで脳が活性化され、
何事もうまくいくならやりますよね。

脳の健康を維持したい。
脳を活性化して仕事や勉強に活かしたい。

そのように思った方、
今すぐ本書を購入しましょう。

本書を読み運動すれば、
きっと幸せな人生を送れます。

幸せな人生を送るか否かは、
あなたの行動にかかっています。

本書のお値段は1,650円、
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運動脳

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この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学3年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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