家庭の教育

【陰山流 新・おうち学習戦略】感想・レビュー


(2024/1/5更新)

はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

陰山流 新・おうち学習戦略

学習習慣を身につけさせたい。
学校の勉強についていけない。
学校の勉強だけでは物足りない。

このような理由で、
小学生の子どもが塾に通っています。

中学受験をするなら、
塾に通う意味はあると思います。

でも、
中学受験をしないなら、
塾に通う必要ないですね。

塾に通っても、
学習習慣がつくわけではないです。

塾に通っている間だけ勉強し、
家でやらないなら習慣とは言えない。

学校の勉強についていけないなら、
親が教えればよいです。

子どもの学力を一番知っているのは、
親ですよね。

学校の勉強で物足りないなら、
市販の教材で学べばよいです。

優れた教材、
本屋に行けばたくさん売ってます。

つまり、
塾代がムダに思えるのです。

家庭学習のやり方を知っていれば、
塾代を払わなくても学習できます。

でも、
家庭学習の習慣、
どう身につければよいかわからない。

そもそも、
家庭学習で何すればよいかわからない。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

陰山流 新・おうち学習戦略

家庭学習でやるべきことは、
基礎勉強の積み重ねです。

基礎だけで大丈夫なのか?
応用力が身につくのか?

こう不安に思う方こそ、
ぜひ本書をご覧ください。

基礎の組み合わせが応用です。

つまり、
基礎の一部が抜けてしまうと、
応用力は身につきません。

基礎を無視して、
塾で応用問題をやっても解けない。

これが続くと、
子どもは学習意欲を失い、
非行の道へと走りかねないのです。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

序章:これからの時代、子どもの学習を”おうち”が担う理由

序章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.34

・基礎の次も基礎、その次も基礎を大事にする

基礎力をつけた後は、
応用力をつける。

この考え方、
実は間違いだそうです。

基礎を重視する理由、
筆者はこのように書いています。

基礎を重視する理由

・応用力とは、いくつかの基礎的な知識を組み合わせる学習によってつけられる力
・応用力をつめるためには、基礎をしっかり確立すること
・基礎→盤石な基礎→超強力な基礎、と基礎を固める

基礎がしっかりできれば、
組み合わせで応用問題も解ける。

だからこそ、
徹底的に基礎を学ぶ必要がある。

低学年のうちに基礎を固めないと、
徐々に悪影響が出ます。

低学年のうちに基礎を固める理由

・高学年や中学校の授業内容が理解しにくくなる
・学習に対するストレスが増加する
・学習意欲が低下する

子どもが勉強についていけないと、
不登校や退学につながりかねない。

それだけは絶対避けたいですよね。

子どもの学習、
基礎を重視するようにしましょう。

基礎固めについては、
第2章で詳しく説明します。

第1章:おうち学習 成功のための環境づくり4つの鉄則

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.50~69

<P.50~69>
・環境づくりの鉄則

・その①:おうち学習計画を立てる
・その②:早寝・早起き・朝ごはんを習慣にする
・その③:時間意識を身につけて集中する練習をする
・その④:見守りルールを確立する

その①:おうち学習計画を立てる

年間計画を作るそうです。

しかし、
私はそこまで不要かなと考えます。

夏休みの学習計画、
立てても毎日実行できてないです。

もう少し短期の計画でも、
十分かなと考えます。

たとえば、
1日/1週間程度の計画を立て、
子どもの進捗を見て都度修正する。

子どもに合った学習計画なら、
何でもいいかなと緩く考えてます。

その②:早寝・早起き・朝ごはんを習慣にする

脳を最大限活性化させるためです。

具体的には、
9時間睡眠&朝ごはんの習慣です。

親と一緒に早寝して、
親と一緒に朝食を取るのがポイント。

親が寝ないと、
子はなかなか寝ないですよね。

私も実践してますが、
親の脳にもいいので一石二鳥です。

その③:時間意識を身につけて集中する練習をする

勉強するなら、
集中的に取り組む必要があります。

ダラダラ勉強しても、
脳が活性せず学習効果はないです。

そうは言っても、
子どもは集中しないことありますよね。

その場合、
どうすればいいでしょうか?

私は子どもが集中しない場合、
思い切って勉強をやめさせます。

昼寝をして脳を休めたり。
外に連れ出して気分転換したり。

脳内をリフレッシュしてから、
再度勉強に取り組みます。

そこで時間指定して勉強させると、
集中的に取り組みます。

勉強で集中できない子どもへ、
ぜひ実践してみください。

その④:見守りルールを確立する

本書とは別になりますが、
参考にしてほしいスタンスがあります。

それは、
目は離さず手は出さず。

成績上位5%の親が実践している、
見守り方法です。

いつまでも親が子を助けられない。

子どもが自立するまで、
保つスタンスと紹介されてます。

コチラの本に書かれてますので、
ご興味あればご覧ください。

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第2章:戦略を持つ保護者は強い

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.76

・忘れることを前提にする

子どもは覚えるのが早いですが、
忘れるのも早いです。

そこで、
3回繰り返し学習が必要、
と本書に書かれています。

3回繰り返し学習、
同じドリルを使っても良いそうです。

3回繰り返し学習、
以下のように紹介されています。

3回繰り返し学習

・1回目:基礎を固める。ひととおりドリルが終わることが目標
・2回目:基礎を盤石にする。問題の正答率ほぼ100%が目標
・3回目:超強力な基礎にする。問題の正答率100%が目標

同じ教材を2回やらせたことありますが、
3回はなかったですね。

正直3回やらなくてもいいかな、
と思える内容もあります。

ちなみに、
私が2回やらせたのは、
国語の教材です。

最初は苦戦した文章題、
2回やると解き方覚えますね。

国語の教材に関しては、
別ブログにまとめました。

もしご興味あれば、
ぜひご覧ください。

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第3章:音読、百ます計算、漢字は勉強の筋トレ

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.110

・音読トレーニング方法

①短く区切って親が手本として読み、その後について子どもが読む
②5秒~10秒くらいで読める文章を、親と子が声を合わせて読む
③子どもが一人で最初から最後まで読む

大人が音読すると、
当然ですがキレイに読めます。

文章構成や意味を瞬時に理解し、
どこで区切って読めばいいかわかります。

しかし、
子どもは文章構成や意味を、
瞬時に理解できません。

そのため、
息が続く限り音読してしまい、
不自然な箇所で区切るのです。

私も子どもの音読を聞き、
不自然な箇所を私が読んで教えました。

音読が苦手なまま育つと、
文章構成や意味を理解できません。

文章構成や意味を理解できないと、
将来このような支障が出ます。

文章構成や意味を理解できないと…

・目的や要点が伝わらない
・コミュニケーションが円滑にできない
・誤解や誤った情報を見抜けない

テストや受験だけでなく、
仕事や生活にも大きな支障が出ます。

子どもにこうなってほしくないですよね。

子どもに音読させ、
文章構成や意味を理解させましょう。

第4章:おうち学習を成功に導くための「基礎固め」のコツ

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.142

・伸び悩んだら「基礎抜け」を疑う

子どもの学力、
伸び悩む時期ありますよね。

いままでスラスラ解けていたのに、
急に解けなくなったりしませんか?

たとえば、
基礎問題はもうできたから、
応用問題やらせたら解けないとか。

実は、
伸び悩みの原因は基礎抜けである、
と本書に書かれています。

本書に登場しますが、
スポーツ選手のスランプの例が、
わかりやすいです。

スランプになった時、
スポーツ選手は基礎練習に戻ります。

たとえば、
バッティングが不調なら素振りします。

勉強も同じです。

応用問題が解けない場合、
基礎問題に戻ると良いです。

第1章でも書きましたが、
基礎がしっかりできれば、
組み合わせで応用問題も解ける。

子どもが勉強でスランプになったら、
基礎問題に戻って学習しましょう。

第5章:子どもの実り豊かな人生のために

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.154

・読み書き計算はどんな時代にも学力の基盤となる

読み書き計算が基礎になるのは、
皆さんも実感できると思います。

では、
読み書き計算を身につけたら、
何を学習すればよいでしょうか?

本書によると、
文章を書く力だそうです。

文章を書く力、
とても共感できます。

文章を書く力がないと、
学習や仕事で大きな支障が出ます。

文章を書く力がないと…

<学習>
・記述式問題が書けない
・読書感想文/作文/レポート/論文が書けない
・ディスカッションやプレゼンテーションの原稿が書けない

<仕事>
・エントリーシートが書けない
・メール/議事録/企画書/報告書が書けない
・そもそも仕事にならない

子どもにこうなってほしくないですよね。

読み書き計算を身につけたら、
文章を書く力を身につけましょう。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

序章:これからの時代、子どもの学習を”おうち”が担う理由

P.34

・基礎の次も基礎、その次も基礎を大事にする

基礎を重視する理由

・応用力とは、いくつかの基礎的な知識を組み合わせる学習によってつけられる力
・応用力をつめるためには、基礎をしっかり確立すること
・基礎→盤石な基礎→超強力な基礎、と基礎を固める

低学年のうちに基礎を固める理由

・高学年や中学校の授業内容が理解しにくくなる
・学習に対するストレスが増加する
・学習意欲が低下する

第1章:おうち学習 成功のための環境づくり4つの鉄則

P.50~69

<P.50~69>
・環境づくりの鉄則

・その①:おうち学習計画を立てる
・その②:早寝・早起き・朝ごはんを習慣にする
・その③:時間意識を身につけて集中する練習をする
・その④:見守りルールを確立する

【指導歴25年超&“生の声”で実証! [中学生]成績トップの子の親がしていること】感想・レビュー (2024/8/23更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『指導歴25年超&...

第2章:戦略を持つ保護者は強い

P.76

・忘れることを前提にする

3回繰り返し学習

・1回目:基礎を固める。ひととおりドリルが終わることが目標
・2回目:基礎を盤石にする。問題の正答率ほぼ100%が目標
・3回目:超強力な基礎にする。問題の正答率100%が目標

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第3章:音読、百ます計算、漢字は勉強の筋トレ

P.110

・音読トレーニング方法

①短く区切って親が手本として読み、その後について子どもが読む
②5秒~10秒くらいで読める文章を、親と子が声を合わせて読む
③子どもが一人で最初から最後まで読む

文章構成や意味を理解できないと…

・目的や要点が伝わらない
・コミュニケーションが円滑にできない
・誤解や誤った情報を見抜けない

第4章:おうち学習を成功に導くための「基礎固め」のコツ

P.142

・伸び悩んだら「基礎抜け」を疑う

第5章:子どもの実り豊かな人生のために

P.154

・読み書き計算はどんな時代にも学力の基盤となる

文章を書く力がないと…

<学習>
・記述式問題が書けない
・読書感想文/作文/レポート/論文が書けない
・ディスカッションやプレゼンテーションの原稿が書けない

<仕事>
・エントリーシートが書けない
・メール/議事録/企画書/報告書が書けない
・そもそも仕事にならない

まとめ

基礎の重要性、
おわかり頂けましたか?

基礎が大切なことくらい、
言われなくてもわかってるよ!

と思う方ほど、
基礎の重要性を見落としています。

基礎問題の積み重ねで、
応用問題ができるのはわかりますよね。

でも、
応用問題ができない場合、
応用問題をさらに勉強してませんか?

応用問題ができないのは、
基礎が抜けているからです。

基礎が抜けている状況で、
応用問題をいくらやってもできないです。

先取り学習をすると、
とにかく前に進むことを重視しがちです。

でも、
子どもの学力が伸び悩んだら、
逆に戻るのが正解なのです。

もう一度基礎を見直し、
伸び悩んだ箇所を再学習しましょう。

そうすれば、
子どもの学力はさらに伸びます。

私がブログで紹介したのは、
ほんの一部です。

他にも役立つおうち学習法、
数多く書かれています。

おうち学習法を学べば、
ムダに塾通いする必要ないです。

受験するなら別ですが、
受験しないなら家庭学習で十分です。

その方が塾代を削減できて、
家計の負担が減りますよね。

私も子どもに、
毎日家庭学習をさせています。

学校のテストや成績も見てますが、
特に何の不安もないです。

塾に通わなくても学習はできますし、
塾代もかからないので安上がりです。

塾に通えば、
成績が上がる保障はない。

某大手塾の話ですが、
講師が盗撮とか話題になりましたよね。

高い塾代を払ってでも、
子どもを塾に通わせたいですか?

もし子どもに家庭学習をさせたいなら、
今すぐ本書を購入してください。

本書に書かれた内容を実践すれば、
塾に通わなくても学力は伸ばせます。

家庭学習で学力を伸ばすか?
高い塾代を払って学力を伸ばすか?

子どもの未来や家計費は、
あなたの判断と行動にかかってます。

本書のお値段は1,540円、
本書はコチラから購入できます。

陰山流 新・おうち学習戦略

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学3年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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