(2024/1/6更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』
「貯金が貯まらない」
「投資で利益が出ない」
「お金が全然増えない」
このようなお悩みをお持ちの方、
世の中にたくさんいます。
なぜ貯金や投資がうまくいかないのか?
実は、
正しいやり方を知らないだけなのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/07/female-1188508_640-300x200.jpg)
「節約して貯金するだけでしょ」
「絶対儲かる投資なんてないでしょ」
このように思う方もいますよね。
間違ってはいませんが、
それだけではお金が増えません。
正しい貯金の知識。
正しい投資の知識。
コレがあれば、
お金を増やすことはできます。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/06/question-2309040_640-300x300.jpg)
では、
どうすれば正しい知識を得られるか?
正しい知識を得たい方にオススメなのが、
コチラの本です。
『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』
貯金と投資の正しい知識とは何か?
実は、
時間と密接な関係があるのです。
貯金も投資も、
本来は時間をかけてやるものです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/08/lukas-blazek-UAvYasdkzq8-unsplash-300x199.jpg)
貯金も投資も、
最初は少額からでよいです。
むしろ、
貯金である程度貯まるまでは、
投資を一切やらなくても良いです。
歳を重ねると、
収入等が増えて貯金額も増えます。
その時に貯金額を上げ、
多額の元本をもとに投資を続ける。
そうすれば、
人生の後半でお金は一気に増えます。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/07/money-2724241_640-300x203.jpg)
貯金も投資も、
最初は大きく増えません。
コレを知らずにコツコツ続けても、
ストレスで貯金も投資もやめてしまう。
その結果、
結局お金が全然増えないのです。
お金に困る人生、
送りたくないですよね?
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/06/pars-sahin-jq00t2qSnwo-unsplash-300x200.jpg)
お金の悩みから解放され、
悠々自適な人生を送りたい方。
ぜひ本書をご覧いただき、
貯金と投資の正しい知識を得てほしい。
そして実践すれば、
悠々自適な人生を送れます。
これから本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:どこから始めるべきか?
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・何を重視すべきかは、その時点の経済状況次第である
<経済状況>
・投資資産が少ないなら、貯金を増やすこと
・大きな投資資産があるのなら、投資計画に時間を費やす
人生の後半になると、
投資による資産の増加が大きくなります。
人生の前半で貯金を増やし、
投資元本が大きくなるからです。
たとえば、
1万円投資vs100万円投資。
5%の利回りでも
500円vs50,000円と差が出ます。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/07/investment-3247252_640-300x200.jpg)
つまり、
元本が多ければ投資利益も大きくなる。
だから、
元本を増やすためにも、
最初は貯金した方がよいのです。
これから投資を始めるなら、
まずは貯金から始めましょう。
人生の前半で大きな資産がなくても、
人生の後半で築けばよい。
悠々自適な老後生活を送れますね。
第1部:貯金力アップ編
第1部で参考になると思った箇所、
コチラです。
第2章:どのくらい貯金すればよいのか?
・貯金に関する最良のアドバイスは、「できる範囲で貯金する」
ストレスを感じない形でやってこそ、
初めて多くの貯金ができるそうです。
人生の中で、
収入は一定ではないからです。
収入が少ない時はムリせず、
収入が多い時にたくさん貯金する。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/05/cropped-ganen1243_TP_V4-1-300x300.jpg)
逆にやってはいけないのは、
毎月一定額の貯金だそうです。
収入が少ない時に、
一定額を貯金できないと、
ストレスで人生を楽しめないそうです。
ムリに貯金すると、
このような悪影響があります。
ムリな貯金でストレスをためないよう、
まずはできる範囲で貯金しましょう。
・基本的な生活ができない
・急な出費に対応できない
・ストレスがたまり心身のバランスを崩す
第3章:こうすればもっと貯金できる
・できるところをは引き締め、後は収入を増やすことに集中する
<根拠>
・節約には限度がある
・収入が増えても、支出が同じように増えるわけではない
貯金を増やす方法は2つあります。
1つは節約、
もう1つは収入アップです。
どちらが資産は増えるか?
後者であると本書に書かれてます。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/07/girls-914823_640-300x200.jpg)
生活費等を考えると、
節約には限度があります。
その限度を超えてムリに貯金すると、
ストレスで人生が狂います。
節約は大事ですが、
大きく貯金が増えるわけではない。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/07/dog-1606600_640-300x200.jpg)
一方、
収入が上がれば貯金も増えます。
収入アップと同じ割合で、
支出アップしないからです。
貯金を増やしたければ、
収入アップを目指すのが正解です。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/07/woman-gd9e56c688_640-300x200.jpg)
収入アップの方法、
本書にも書かれています。
ただし、
別の本がオススメですね。
私がオススメする本、
以下の稼ぎ方が詳しく載ってます。
・就職
・転職
・副業
・投資
・起業
コチラになりますので、
ご興味あればぜひご覧ください。
お金を稼ぐことって、
意外と簡単なんだなと思えます。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/05/42adb6261dafd795fbbf6cc7dca568ed-306x180.png)
第4章:罪悪感なしでお金を使う方法
・2倍ルール(贅沢な買い物をするときは、必ずそれと同等の投資をする)
贅沢な買い物+投資で、
2倍の支出をするルールです。
贅沢な買い物をしても、
それと同額を投資しています。
つまり、
2倍の支出と言いながら、
実際は半分しか支出してないのと同じ。
だから、
贅沢を感じずにお金を使えるそうです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/conner-ching-qFAMBKhhiko-unsplash-300x200.jpg)
浪費家の方は、
今すぐやってみましょう。
浪費癖がついてしまうと、
このような悪影響があります。
・貯金の減少
・借金のリスク
・生活の不安定
2倍ルールを適用すれば、
贅沢な支出の半分は投資に回ります。
投資に回さなくてはいけない分、
今までより買い物額が下がるハズ。
浪費癖を直すのに、
もってこいの手段です。
2倍ルールで浪費癖を直し、
逆に資産を増やしましょう。
第5章:収入アップに合わせて生活レベルを上げるのは、どのくらい許される?
・「昇給額の50%」を貯金するシンプルなルール
第4章の2倍ルールに似ていると、
本書に書かれています。
50%は現在の自分のため、
50%は未来の自分のために使う。
わかりやすくて、
誰でもカンタンに実践できますよね。
2倍ルールと一緒に、
昇給額の50%ルールも実践しましょう。
生活レベルをムリなく上げつつ、
貯金もできますね。
第6章:借金はすべきか?
・借入コストを上回るリターンが生み出せる
本書では、
高等教育の例が書かれてます。
ただし、
米国の大学進学例なので、
日本では少し参考にならないです。
そこで、
住宅ローンの例を書きますね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/house-1867187_640-300x204.jpg)
貯金で住宅購入できるのに、
わざと住宅ローンを組む人がいます。
借入コストを上回るリターンを、
生み出せるからです。
その例がコチラです。
・借入コスト:ネット銀行の住宅ローン(変動金利だと0%台)
・リターン :手元の貯金を投資に回す(数%台のリターン)
投資元本が大きいほど、
リターンも大きくなります。
投資元本を増やすために、
わざと借入するイメージです。
コチラは富裕層の話ですが、
ズル賢い借金のやり方です。
手元に資金がありながら、
戦略的に借金する。
これが正しい借金知識。
ぜひ覚えてほしいです。
第7章:家は借りるべきか買うべきか?
・ズバリ買い時は「いつ」?
<買い時=次の条件を満たした時>
①10年以上はその土地に暮らす予定
②公私ともに安定した生活を送っている
③経済的余裕がある
まさにその通りですね。
もし条件を満たさないのに、
家を買うとどうなるか?
このようなリスクがあります。
①転勤時に住宅ローン+家賃の2重払いになるリスクがある
②転職時の思わぬ収入減により、家計にリスクがある
③住宅ローンを返済できず、差し押さえのリスクがある
こうなると、
貯金なんて無理です。
それどころか、
日々の生活にも困る状況です。
①~③の条件が揃うまでは、
家を買わないようにしましょう。
第8章:頭金を貯める方法
・3年以内でまとまった資金を作りたいなら現金で貯め、3年以上かかる場合は債券に投資する
前半部分の現金は、
その通りですね。
もし株式に投資すると、
資産が減るリスクがあります。
たとえば、
投資を始めて1年後に、
コロナショックのような大暴落が来た時。
家を買うのが遠のきます。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/07/cat-3266673_640-300x200.jpg)
しかし、
後半部分の債券は、
そう思わないですね。
たとえば、
S&P500(米国投信)で3年運用なら、
資産が増える可能性は高いです。
もちろん減るリスクもあるけど、
長期運用がポイントです。
3年4年5年…と長期運用するほど、
さらにリスクは減ります。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/08/investment-5299600_640-300x200.jpg)
それでも不安な場合、
株式+債券の投資信託がオススメです。
バランス型の投資信託なら、
株式50%+債券50%の商品もあります。
3年以上の長期間で頭金を貯めるなら、
株式投資を検討しましょう。
その方が、
頭金は早く貯まりますね。
第9章:いつリタイアできるか?
・4%ルール
本書の説明、
少しわかりにくいです。
FIREを例に説明しますね。
FIREとは以下の頭文字。
経済的自立&早期リタイアです。
・F:Financial
・I:Independence
・R:Retire
・E:Early
日本でFIREの目安とされるのが、
資産1億円です。
1億円の4%は年間400万円、
月間約33.3万円です。
この金額で生活できれば、
今リタイアできるというものです。
1億円を資産運用すれば、
平均4%の利回りがあるから、
資産を取り崩しても減らないのが根拠。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/06/yosep-surahman-zcb1Peosu3M-unsplash-1-300x200.jpg)
でも、
取り崩し(株式売却)時に、
20%の税金がかかります。
年間400万円×80%=320万円、
月間約26.6万円で考える方が、
より現実的だと思います。
約26.6万円あれば、
高齢者なら十分に生活できます。
住宅ローンを完済し、
物欲も衰えるので買わなくなります。
つまり、
若い頃より支出が減るので、
十分に生活できるはずです。
1億円は大きな金額ですが、
リタイアの目安になりますね。
第2部:投資力アップ編
第2部で参考になると思った箇所、
コチラです。
第10章:なぜ投資すべきか?
・今すぐ投資をすべき3つの理由
<3つの理由>
①老後に備えるため
②インフレから資産を守るため
③「人的資本」を「金融資本」に置き換えるため
③が少しわかりにくいので、
説明しますね。
人的資本をわかりやすく言うと、
お金を稼ぐ力です。
お金を稼ぐ力は、
年齢が上がると衰えます。
たとえば、
スポーツ選手だけでなく、
会社員でも同じことが言えます。
だから、
自分が稼げなくなっても、
お金を稼げるように投資が必要。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/08/austin-distel-EMPZ7yRZoGw-unsplash-1-300x200.jpg)
スポーツ選手が引退後に破産するのは、
まさにこれが理由です。
現役と同じように稼げないのに、
投資しないからお金がなくなってしまう。
コチラは別記事に書いたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/05/bill-stephan-xzikohlx4jY-unsplash-320x180.jpg)
第11章:何に投資すべきか?
・各資産クラスの平均年間収益率/長所/短所
<各資産クラスの平均年間収益率>
・株式:8~10%
・債券:2~4%
・不動産:12~15%
・REIT:10~12%
・農地:7~9%
・エンジェル/中小企業:20~25%
・ロイヤリティ:5~20%
・オリジナル商品:商品によって異なる
平均年間収益率については、
上記をご覧ください。
ただし気をつけてほしいのは、
収益率の高さのみで判断しないこと。
収益率が高いほど、
リスクも高いです。
そのリスク判定は、
本書内の長所/短所をご覧ください。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/06/reading-925589_640-300x200.jpg)
多すぎるので割愛しますが、
本書でオススメされているのは株式です。
リスクとリターンを考えると、
株式投資は万人向きだと思いますね。
ただし、
インデックス投資信託やETFです。
個別株投資が推奨されない理由は、
第12章をご覧ください。
第12章:個別株は買うな
・個別株投資をしても、圧倒的多数の人(専門家でさえも)は、幅広い企業の株を対象とするインデックス投資には勝てないから、あえて挑戦すべきではない
メディアでもよく見ますし、
研究結果も多数出てますね。
個別株投資のリスク、
私はこのように考えます。
・特定の企業に投資するため、リスク分散ができない
・個別企業の情報を、正確に把握できない
・個別株への思い入れから、正しい判断ができない
個別株投資をしても、
儲かる確率はかなり低いです。
投資が嫌になり、
やめてしまう原因にもなりかねない。
投資をやめてしまったら、
将来のために資産増やせないですよね。
正直、
個別株投資はオススメしないです。
第13章:いつ投資すべきか?
・分割投資と即一括投資を比較すると、ほとんどの場合、即一括投資の方が優れている
「ほとんど」と書かれているのは、
市場が暴落している時です。
市場暴落期は、
分割投資の方が優れているそうです。
市場暴落は10年に一度くらいなので、
本書は即一括投資をオススメしてます。
でも個人的には、
即一括投資を万人にオススメしないです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/surprised-3355958_640-300x200.jpg)
暴落まではいかなくても、
株価下落が続くケースはあります。
株価下落でも売らず、
ずっと保持し続けられますか?
損切りしない自信はありますか?
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/06/desperate-g51ee6f993_640-300x246.jpg)
どちらもYesのメンタルをお持ちなら、
即一括投資をオススメします。
そこまで強気のメンタルがない場合、
分割投資をオススメします。
即一括投資ほど利益は出なくても、
分割投資でも利益は出ます。
メンタルが不安定な状況、
健康面であまり望ましくないですよね。
メンタルに自信のない方は、
分割投資でも良いと思いますね。
第14章:安値を待つべきではない理由
・ジャスト・キープ・バイイングの核心
本書のタイトルでもある、
Just Keep buyingの核心。
それは、
ドルコスト平均法です。
ドルコスト平均法については、
コチラのサイトがわかりやすいです。
ドルコスト平均法の実績として、
以下の研究結果が書かれています。
①現金保有と比較して、98%の確率で資産が増える
②5年物米国債保有と比較して、83%の確率で運用実績を上回る
③米国株に10年間投資すると、平均10.5%増やせる
①と③を見るだけでも、
株式投資した方がいいと思いますよね。
ドルコスト平均法のタイミング、
一般的なのは毎月投資です。
たとえば、
毎月給料日に投資ですね。
ドルコスト平均法で投資して、
ぜひ資産を増やしましょう。
第15章:投資が「運」に左右される理由
・投資では「終盤」がなにより大切な理由
<運用成績>
①最初の10年間のリターンは毎年マイナス10%。
残りの10年間のリターンは毎年プラス10%。
②最初の10年間のリターンは毎年プラス10%。
残りの10年間のリターンは毎年マイナス10%。
<最終金額>
①約150,000ドル
②約50,000ドル
同じ金額を同じ期間投資しても、
約100,000ドルの差が出ます。
投資元本が理由です。
年数が経過すると、
投資元本が増えていきます。
たとえば、
100,000ドル×10%=10,000ドル。
これがプラスなのかマイナスなのかで、
大きく金額は変わりますよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/05/039TSURUTAMA20211_TP_V4-300x200.jpg)
でも、
10年間毎年マイナス10%というのは、
現実ではまず起こり得ないです。
株式市場を長い目で見ると、
プラスとマイナスを行ったり来たりする。
つまり、
プラスになるまで投資し続ければよい。
一時的にマイナスになっても、
プラスになるまで投資しましょう。
第16章:相場の変動を恐れるな
・まったくリスクを取らないことが、最大のリスクになる
投資をしない人に理由を聞くと、
損する可能性があるからと言います。
だから、
貯金に励む人がいます。
しかし、
実は貯金ではお金が減るリスクを、
知らないだけなのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/07/usman-yousaf-8dvyPDYa35Q-unsplash-2-300x200.jpg)
今の日本、
物価上昇率>貯金の利子です。
つまり、
物価上昇率を超える貯金をしないと、
お金の価値は目減りしているのです。
・貯金の利子:0.001%(ゆうちょ銀行)
・物価上昇率:3%超(消費者物価指数)
物価上昇率を超えるには、
投資をするしかないです。
たしかに、
下落するリスクはあります。
しかし、
何もしなければお金は減るだけです。
今まで紹介してきた投資をすれば、
資産を増やせる可能性は高いです。
貯金でお金を減らさないよう、
今からでも投資しましょう。
第17章:暴落時の投資法
・なぜ、暴落時は買いのチャンスなのか?
2020年のコロナショックの例、
本書に書かれています。
当時、
S&P500は33%下落しました。
しかし、
6か月も経過しないうちに、
史上最高値更新まで回復しました。
つまり、
市場がずっと暴落し続けることはない。
数か月後には、
元の水準以上に回復するのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/08/stock-1863880_640-2-300x200.jpg)
暴落時にやってはいけないのが、
パニック売りです。
安値で売るようなものなので、
利益は減ります。
いずれ元の水準以上に回復するなら、
ココが売り時じゃないですよね。
市場暴落時には、
勇気を持って買いましょう。
第18章:いつ売ればいいのか?
<P.342>
・売るべきは「この3つ」のときだけ
<3つ>
①リバランスのため
②集中投資(または損失)状態から抜け出すため
③自分の経済的なニーズを満たすため
①リバランスについては、
コチラのページがわかりやすいです。
本書にも書かれてますが、
リバランスの売りはオススメしないです。
売るのに税金がかかり、
もったいなからです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/03/lamp-432249_640-300x200.jpg)
リバランスするなら、
過去の投資分は放置し、
新たに投資をすればよいです。
本書では、
買いのリバランスと書かれてます。
手数料がかかるケースはあるけど、
売る時の税金より安いです。
リバランスするなら、
ぜひ買うようにしましょう。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/09/ok-2385794_640-2-300x200.jpg)
②集中投資自体が、
正直オススメしない投資方法です。
投資先が損失出したら、
大赤字になるからです。
投資は分散が基本です。
インデックス投資なら、
カンタンにリスク分散できます。
集中投資はやめましょう。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/08/analytics-3265840_640-2-300x122.jpg)
③売るのはこのタイミングだけです。
たとえば、
コチラで資金が必要になるケース。
・住宅資金
・教育資金
・老後資金
それ以外は売らず、
長期保有した方がおトクです。
株式市場を長期的に見ると、
緩やかに伸びていきます。
S&P500のインデックス投資なら、
連動して株価も上昇します。
途中で売った後、
「あの時売らなきゃよかった~」
と後悔したくないですよね。
本当に資金が必要になる以外は、
売らないようにしましょう。
第19章:資産が増えてもお金持ちと感じられない理由
・自分より裕福な人が気にならなくなる秘訣
本書に興味深いデータがあるので、
照会します。
純資産が93,170ドル以上あると、
世界の上位10%に入ります。
1ドル146円で計算すると、
約1,360万円以上です。
Twitterで株クラ見てると、
普通にたくさんいますよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/07/money-1428594_640-300x200.jpg)
でも、
彼らがお金持ちに感じない理由は、
上には上がいるからです。
日本円だと、
資産1億円以上の億り人とか。
上を見てもキリがないし、
そんなに資産あっても使い切れない。
上を見過ぎず、
自分の資産だけを見ましょう。
第20章:一番重要な資産
・お金より時間の方がはるかに価値がある
本書に興味深い例が書かれています。
世界一の投資家であり、
資産家でもあるウォーレン・バフェット。
もしウォーレン・バフェット(92歳)と、
人生を入れ替えられたらやりますか?
おそらく入れ替えないですよね。
いくら巨額の資産が手に入っても、
使い切れずに人生が終わるから。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/06/shocked-3079071_640-300x200.jpg)
お金も大事ですが、
時間も大事です。
ムダに時間を使ってませんか?
あの時やっておけばと後悔してませんか?
時間は戻ってきません。
お金と同様大切に使いましょう。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:どこから始めるべきか?
・何を重視すべきかは、その時点の経済状況次第である
<経済状況>
・投資資産が少ないなら、貯金を増やすこと
・大きな投資資産があるのなら、投資計画に時間を費やす
第1部:貯金力アップ編
第2章:どのくらい貯金すればよいのか?
・貯金に関する最良のアドバイスは、「できる範囲で貯金する」
・基本的な生活ができない
・急な出費に対応できない
・ストレスがたまり心身のバランスを崩す
第3章:こうすればもっと貯金できる
・できるところをは引き締め、後は収入を増やすことに集中する
<根拠>
・節約には限度がある
・収入が増えても、支出が同じように増えるわけではない
・就職
・転職
・副業
・投資
・起業
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/05/42adb6261dafd795fbbf6cc7dca568ed-306x180.png)
第4章:罪悪感なしでお金を使う方法
・2倍ルール(贅沢な買い物をするときは、必ずそれと同等の投資をする)
・貯金の減少
・借金のリスク
・生活の不安定
第5章:収入アップに合わせて生活レベルを上げるのは、どのくらい許される?
・「昇給額の50%」を貯金するシンプルなルール
第6章:借金はすべきか?
・借入コストを上回るリターンが生み出せる
・借入コスト:ネット銀行の住宅ローン(変動金利だと0%台)
・リターン :手元の貯金を投資に回す(数%台のリターン)
第7章:家は借りるべきか買うべきか?
・ズバリ買い時は「いつ」?
<買い時=次の条件を満たした時>
①10年以上はその土地に暮らす予定
②公私ともに安定した生活を送っている
③経済的余裕がある
①転勤時に住宅ローン+家賃の2重払いになるリスクがある
②転職時の思わぬ収入減により、家計にリスクがある
③住宅ローンを返済できず、差し押さえのリスクがある
第8章:頭金を貯める方法
・3年以内でまとまった資金を作りたいなら現金で貯め、3年以上かかる場合は債券に投資する
第9章:いつリタイアできるか?
・4%ルール
・F:Financial
・I:Independence
・R:Retire
・E:Early
第2部:投資力アップ編
第10章:なぜ投資すべきか?
・今すぐ投資をすべき3つの理由
<3つの理由>
①老後に備えるため
②インフレから資産を守るため
③「人的資本」を「金融資本」に置き換えるため
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/05/bill-stephan-xzikohlx4jY-unsplash-320x180.jpg)
第11章:何に投資すべきか?
・各資産クラスの平均年間収益率/長所/短所
<各資産クラスの平均年間収益率>
・株式:8~10%
・債券:2~4%
・不動産:12~15%
・REIT:10~12%
・農地:7~9%
・エンジェル/中小企業:20~25%
・ロイヤリティ:5~20%
・オリジナル商品:商品によって異なる
第12章:個別株は買うな
・個別株投資をしても、圧倒的多数の人(専門家でさえも)は、幅広い企業の株を対象とするインデックス投資には勝てないから、あえて挑戦すべきではない
・特定の企業に投資するため、リスク分散ができない
・個別企業の情報を、正確に把握できない
・個別株への思い入れから、正しい判断ができない
第13章:いつ投資すべきか?
・分割投資と即一括投資を比較すると、ほとんどの場合、即一括投資の方が優れている
第14章:安値を待つべきではない理由
・ジャスト・キープ・バイイングの核心
①現金保有と比較して、98%の確率で資産が増える
②5年物米国債保有と比較して、83%の確率で運用実績を上回る
③米国株に10年間投資すると、平均10.5%増やせる
第15章:投資が「運」に左右される理由
・投資では「終盤」がなにより大切な理由
<運用成績>
①最初の10年間のリターンは毎年マイナス10%。
残りの10年間のリターンは毎年プラス10%。
②最初の10年間のリターンは毎年プラス10%。
残りの10年間のリターンは毎年マイナス10%。
<最終金額>
①約150,000ドル
②約50,000ドル
第16章:相場の変動を恐れるな
・まったくリスクを取らないことが、最大のリスクになる
・貯金の利子:0.001%(ゆうちょ銀行)
・物価上昇率:3%超(消費者物価指数)
第17章:暴落時の投資法
・なぜ、暴落時は買いのチャンスなのか?
第18章:いつ売ればいいのか?
<P.342>
・売るべきは「この3つ」のときだけ
<3つ>
①リバランスのため
②集中投資(または損失)状態から抜け出すため
③自分の経済的なニーズを満たすため
・住宅資金
・教育資金
・老後資金
第19章:資産が増えてもお金持ちと感じられない理由
・自分より裕福な人が気にならなくなる秘訣
第20章:一番重要な資産
・お金より時間の方がはるかに価値がある
まとめ
貯金力アップ編と投資力アップ編、
参考になりましたでしょうか?
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貯金力アップ編で興味深いのは、
ムリに貯金をオススメしないこと。
ムリに貯金すると、
ストレスで人生が狂うからです。
そもそも貯金には限度があり、
収入アップの方が貯金できます。
極限まで生活を切り詰めて、
貯金するのはやめましょう。
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投資力アップ編で興味深いのは、
終盤が大事ということ。
投資初期は元本も少なく、
投資利益が出ても少ないです。
投資の勝負は終盤、
つまり元本が増えてからが勝負。
終盤に株式市場がプラスになるのを待ち、
一気に資産を増やす。
投資は長期運用が基本。
10年以上先を見据えて続けましょう。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/08/money-2724241_640-4-300x203.jpg)
かなり長くなりましたが、
コレでも書いたのはほんの一部です。
貯金力アップや投資力アップの秘訣、
本書にたくさん書かれています。
書かれていることをすべて実践すれば、
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世界の上位10%とは、
日本円で約1,360万円の資産。
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この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学3年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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