はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
投資家の方なら、
為替相場を毎日見てますよね。
ドル円いくらだろう?
ニュースや新聞でも目にしますし。
え?
投資はしてるけど為替は見てない?
それは投資家失格レベルです。
さすがに言いすぎでしょ!
投資した株だけ見ればいいでしょ!
と思う投資家もいるかもしれませんが、
本当にそれで利益出ますか?
安く買って高く売る。
これが投資の基本です。
為替と株価には一定の関係がある。
つまり、
為替を見て株価の下落を予測できれば、
株を安く買えるのです。
その後に高く売れば利益が出る。
これを知らずに株を買うと、
高値掴みをしかねないのです。
というわけで、
投資をするなら為替のチェックは必須。
でも、
為替についてご存じない方も、
きっといらっしゃいますよね。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
本書は対話形式なので、
とても読みやすいです。
為替に関する数々な疑問に対し、
一問一答のように答える感じ。
為替介入が最近あったので、
私は興味本位で本書を購入しました。
投資を長年やっている私でも、
知らない知識がありましたね。
為替をあまりご存じない方には、
きっとお役立ていただけますね。
為替を学ぶと何の役に立つか?
もちろん投資に役立ちます。
投資に役立てば、
投資で利益が出る可能性が高まる。
あなたの資産が増え、
将来裕福な生活ができる確率が上がる。
年金が足りないと叫ばれる世の中でも、
老後は悠々自適に過ごしたいですよね。
投資で資産を増やすために、
本書で為替を学びましょう。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:そもそも為替って?
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・日本にとって円安はプラスかマイナスか
筆者はプラスと答えてますね。
特に2023年の円安では、
全企業の景況感が上向いていたから。
もちろん、
個人の生活コストが円安で上がり、
マイナス面があるのも指摘しています。
しかし日本全体で考えると、
円安はプラスという意見ですね。
私も同じ意見ですね。
たとえば近年の円高時期と言えば、
民主党政権時代です。
民主党政権時代の2010年~2012年、
円高&株安の時代でした。
景気も悪かったですよね。
<ドル円の年間平均レート>
・2010年:87.7円
・2011年:79.8円
・2012年:79.7円
<年末最後の日経平均株価>
・2010年:10,546円
・2011年:8,455円
・2012年:10,395円
その後に自民党政権に戻ります。
2024/7/16のドル円は158円台、
日経平均株価は41,275円です。
たしかに物価高で苦しい面もあれど、
全体的には円安の方が景気は良い。
いまの物価高を乗り切るには、
投資が1つの答えでしょうね。
私は2008年から投資をしているので、
日経平均の投信で5倍以上の利益です。
物価高でも生活できますし、
株高で資産もかなり増えました。
一部ではなく全体で考えた場合、
円安の方がプラス面が多いですね。
第2章:為替は何で動く?
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・長期的には円安なのに、なぜ日本株は上がったのか
割安な日本株を、
海外投資家が買ったからです。
海外投資家が日本株を買った理由、
このように書かれています。
・30年以上デフレだった日本で、インフレが起こると期待されている
・インフレになれば、商品の値段が上がり、企業利益が上がり、株価が上がる可能性が高い
・為替相場が円安なので、日本株を割安で買える
たとえば、
2022年に投資の神様バフェット氏が、
日本の商社株を大量購入しました。
これをきっかけに、
日本株が一気にに上がり始めましたね。
もし円高であれば、
海外投資家は今ほど買わないでしょう。
日経平均が最高値更新したのは2024年、
歴史的円安の2024年と無縁ではない。
海外投資家のマネーを呼び込むには、
円安の方が都合がいいのも事実です。
生活面を考えると円安も限度はあれど、
円安は経済にプラス要素が大きいですね。
第3章:為替がわかるとニュースがさらに面白い!
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・為替介入は効果があるのか
海外の政府・中央銀行と協力して、
同時に行う協調介入が最も即効性がある、
と書かれていますね。
過去の例で有名なのは、
1985年のプラザ合意ですね。
ドル高是正のために、
日米欧が協調介入しました。
その結果、
1985年にドル円235円だったのが、
1986年にドル円150円台になりました。
さて、
2024年の為替介入ですが、
1985年とは大きく2つ違います。
1つは円安是正であること。
もう1つは単独介入であること。
為替介入で一時的に円高に振れても、
またすぐに元の水準へ戻る。
2024年7月の為替介入で、
160円台→157円台になったけど。
おそらくすぐに戻るでしょう。
米国が利下げしたり、
トランプ大統領?がドル高是正しないと、
円安はしばらく続くと思いますね。
第4章:「為替」の理解に「金利」は欠かせない
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・住宅ローンで損しないために
変動型住宅ローン金利の上昇が、
今話題になってます。
マイナス金利解除により、
短期金利の上昇が理由ですね。
では、
住宅ローンを今組むなら、
固定型と変動型のどちらが良いか?
どちらであっても、
今が良いというのが筆者の意見です。
マイナス金利解除とは言え、
短期金利は0~0.1%とまだ低い。
一気に上げると悪影響が大きいので、
少しずつ上がることが予想される。
それなら固定型でも変動型でも、
金利が低い今のうちに組む方が良い。
私もその意見に賛成ですね。
低い状態で固定型で組めば、
返済計画も見通しが立つ。
低い状態で変動型を組めば、
返済額は少なくなる。
ただし変動型の場合、
急な上昇もゼロではないので要注意。
変動型と相性がいいのは、
このような人です。
①ローン返済をもっと進められる資金が手元にある
②あえて住宅ローンで借りて、手元にまとまった資金を残しているケース
実はわざと変動型住宅ローンを組み、
手元資金で投資をする猛者がいる。
詳しくは別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
第5章:相場予測を投資に活用する
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「もしトラ」になれば、ドルが買われるのか
<「もしトラ」とは?>
・「もしトランプが再び大統領になったら」の意味
ドル高orドル安の予想は難しい、
と筆者は述べてますね。
トランプ氏の行動が予測不能で、
読みにくいからです。
前回就任時を振り返ると、
ドル円104円台の円高もありました。
同じようなドル安を志向するかは、
その時になってみないとわからない。
個人的には前回同様、
ドル安志向になるのでは?と思ってます。
保護主義の考え方なので、
ドル安で自国産業を守る可能性がある。
そもそも今の円安が行き過ぎであり、
円高ドル安を持ちかけるかもしれない。
もしトラになるまで様子見ですね。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:そもそも為替って?
・日本にとって円安はプラスかマイナスか
<ドル円の年間平均レート>
・2010年:87.7円
・2011年:79.8円
・2012年:79.7円
<年末最後の日経平均株価>
・2010年:10,546円
・2011年:8,455円
・2012年:10,395円
第2章:為替は何で動く?
・長期的には円安なのに、なぜ日本株は上がったのか
・30年以上デフレだった日本で、インフレが起こると期待されている
・インフレになれば、商品の値段が上がり、企業利益が上がり、株価が上がる可能性が高い
・為替相場が円安なので、日本株を割安で買える
第3章:為替がわかるとニュースがさらに面白い!
・為替介入は効果があるのか
第4章:「為替」の理解に「金利」は欠かせない
・住宅ローンで損しないために
①ローン返済をもっと進められる資金が手元にある
②あえて住宅ローンで借りて、手元にまとまった資金を残しているケース
第5章:相場予測を投資に活用する
・「もしトラ」になれば、ドルが買われるのか
<「もしトラ」とは?>
・「もしトランプが再び大統領になったら」の意味
まとめ
投資をするなら、
為替相場のチェックは必須ですね。
一概に言えないケースもあるけど。
為替⇔株価/金利に関係性があるから。
投資家は為替や金利を毎日チェックし、
将来を予測して投資しています。
何の指標も見ずに投資すると、
大損する可能性があるので危険です。
まずは、
為替と株価の関係です。
円安だと株高になりやすく、
円高だと株安になりやすい。
日本株の動向を左右するのは、
海外投資家だからです。
日経新聞の記事によると、
海外投資家の比率は67.6%です。
海外投資家の視点からすると、
円安の方が割安に感じて投資しやすい。
だから、
円安だと株高になりやすく、
円高だと株安になりやすい。
日本株に投資する場合、
ぜひ参考にしていただきたいです。
次に、
為替と金利の関係です。
これは意外と難しくて、
一概に言えない場合もある。
たとえば今のドル円、
①日本は低金利で円安、
②米国は高金利でドル高ですね。
ただし、
日本は過去に低金利でも、
ドル円75円台(円高)の時期もあった。
好不況やインフレ等の要因により、
為替と金利は変わるのでなかなか難しい。
FXはあまりオススメしませんが、
もしやる場合はご参考まで。
2024/7/18現在、
為替相場は大きく上下しています。
ドル円160円台に達する円安の頃、
日経平均は最高値更新の勢いでした。
そこから為替介入が入り、
トランプ氏のドル高志向が報道された。
その結果、
ドル円156円台と円高に進み、
日経平均は暴落気味です。
このように、
為替は株価動向に影響がある。
為替を知らずして投資は無謀。
だから為替の勉強をした方がいい。
もし為替をあまりご存じなければ、
本書で学ぶのがオススメです。
為替を知り株価の予測精度が上がれば、
投資で資産を増やせるでしょう。
その先にある未来は何か?
お金に困らない生活を送れるか否か。
老後になって年金が足りず、
お金に困る生活はしたくないですよね。
老後の年金が不安なら、
いまから投資で資産を増やすしかない。
投資で資産を増やすには、
為替の知識が欠かせない。
為替を知らずに投資をしている方は、
いますぐ本書で学びましょう。
本書のお値段は1,078円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)