(2024/2/22更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
住宅選びの際、
皆さんはどこを重視しますか?
人それぞれでしょうが、
間取りは絶対重視しますよね。
特に注文住宅であれば、
理想を間取りを設計しがちです。
でも間取りばかり重視すると、
住みにくい住宅になるかもしれません。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/04/thomas-park-KYEeuGUkZ54-unsplash-300x200.jpg)
なぜ間取りばかり重視すると、
住みにくい家になるのか?
収納を犠牲にしがちだからです。
いざモノが収納できなくなると、
理想の間取りに置くハメに。
移動がしにくくなり、
理想の間取りではなくなってしまう。
買ってから後悔したくないですよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/10/simran-sood-qL0t5zNGFVQ-unsplash-225x300.jpg)
では、
どうすればいいでしょうか?
住宅選びで失敗しがちな箇所、
購入前に学べばいい。
でも、
どうやって学べばいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
先ほど収納の問題を紹介しましたが、
もう一つ大事なのは動線です。
理想の間取りを追求するあまり、
動線が複雑になると住みにくいです。
あちこち往復するような造りだと、
高齢になった時にとても困るのです。
移動自体が大変ですし、
リフォームするにも資金の問題が出る。
気づいたときには、
もう取り返しがつかないのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/10/guy-2617866_640-300x200.jpg)
このように、
さまざまな家の間取りの問題点、
本書に数多く登場します。
どのような間取りが問題なのか?
どうすれば快適な住まいになるのか?
本書を読むとよくわかります。
これから住宅を購入される方は、
購入前に必ずお読みください。
私の実体験も踏まえ、
失敗しない住宅の間取りを書きます。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/12/docusign-V7dZJybxhgc-unsplash-300x200.jpg)
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章 なぜ間取りの印象と実際の暮らしは違うのか?
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・動線を説明する住宅会社は3割
動線とは何か?
建物内を人が移動する経路を、
線で表したものです。
住宅購入の際、
動線を考えない人が多いです。
本書にも書かれていますが、
動線を考えるのは必須ですね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/01/andrea-davis-cYCcdsTeZaA-unsplash-1-300x200.jpg)
なぜ導動線が重要なのか?
動線が長いor複雑な場合、
住みにくい家になるからです。
たとえば、
帰宅→就寝までの動線を考えます。
①玄関:帰宅
②部屋:荷物を置く
③キッチン:夕食の準備
④リビング:夕食
⑤風呂場:お風呂
⑥洗面所:歯を磨く
⑦トイレ:用を足す
⑧寝室:寝る
もし2階建ての場合、
1階と2階を往復しませんか?
もし平屋やマンションの場合、
行ったり来たりしませんか?
動線が複雑だと、
住むうちに煩わしくなるのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/01/business-19156_640-200x300.jpg)
高齢になると、
2階に行くのも厳しくなります、
自分の親世代を見ていて思うのが、
2階建てでも1階でしか生活しないこと。
2階の昇降はかなり負担だし、
転倒から寝たきり生活になる人も多い。
現在や将来の生活を見越して、
単純な動線の家が望ましいです。
意外と見落としがちなポイント、
ぜひ参考にしてください。
第2章 間取りで暮らしを理解する方法
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「間取りで暮らす」4ステップ
<4ステップ>
①家具・家電・モノを間取りに配置する
②一日を5分割してシミュレーション
③自宅と比較する
④子供の成長や家族の変化を織り込む
①家具・家電・モノを間取りに配置する
・通路幅は、60cm(推奨70cm以上)を確保する
・ソファは、テレビから270cm(推奨300cm以上)程度離す
・ドアが「家具・家電・モノ」にぶつからないか
配置のポイントは、
スペース確保だと思いますね。
通路幅が狭いと人だけでなく、
洗濯物や買い物袋等もぶつかります。
ソファとテレビの間隔が狭いと、
圧迫感があります。
ドアがぶつかるようだと、
モノを運ぶときに不便です。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/01/behnam-norouzi-V3KpDE4WlW8-unsplash-202x300.jpg)
内見時は広く感じたのに、
住んでみたら意外と狭く感じる。
この原因は、
配置ポイントのチェック漏れです。
家具・家電・モノを配置した時、
どれだけスペースを確保できるか?
住んでから狭さに嫌気が差しても、
もう手遅れです。
物件選びや設計の際、
ぜひチェックしてください。
②一日を5分割してシミュレーション
・帰宅:冬の雨天に子連れで買い物して買える
・洗濯:朝の選択を地獄にしないために
・料理:セパレートキッチンは要注意
・生活:今の習慣やルールを適用できるか
・出宅:リビング階で準備が整うのが理想
一軒家よりマンションの方が、
5分割の要素を満たすことが多いです。
マンションは基本的に平屋ですし、
コンパクトな造りが多いからです。
つまり、
一軒家より動線が少ないので、
生活していてとてもラクなのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/apartment-6572403_640-200x300.jpg)
一軒家だと2階建てが多く、
都内だと3階建ても珍しくないです。
洗濯や掃除で階を跨ぐのは、
高齢になると大変です。
シンクとコンロが別々だと、
往復が意外と面倒だったりします。
子育て中の動線も大事だけど、
高齢を見据えた動線も大事です。
これから住宅購入する際、
ぜひ参考にしてください。
③自宅と比較する
今の自宅と新居の比較ポイント、
間取りと動線ですね。
今より狭い間取りや複雑な動線は、
正直オススメしない物件です。
望ましい間取りと動線、
①②で書いた通りです。
せっかく新居を構えるなら、
住んだ後に後悔したくないですよね。
間取りと動線のポイント、
ぜひ参考にしてください。
④子供の成長や家族の変化を織り込む
子どもの成長は見据えて、
間取りは考えた方がいいですね。
同居中は子ども部屋を確保し、
独立後は帰省時の部屋になるでしょう。
子どもが家庭を持ち帰省した場合、
宿泊できるスペースはあるか?
将来的なことまで考えておくと、
イザという時に困らないです。
ぜひ参考にしてください。
第3章 家事時短できない日本の間取り
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・家事時短できる間取りの5原則
<5原則>
①動線は最短にこだわる
②メインストリートを設定する
③収納と動線はトレードオフ
④動線に2つ以上の目的を持たせる
⑤ながらで時間を有効活用する
②と③は特に重要ですね。
たとえば②、
Aの部屋を経由しないと、
Bの部屋にたどり着けないのはNGです。
Aの部屋主は、
Bの部屋主が通るたびに気になり、
ストレスなります。
どこの部屋でも、
廊下からダイレクトに行ける設計が、
望ましいです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/01/greene-county-144092_640-1-224x300.jpg)
また③は、
バランスが大事だと思いますね。
動線となる通路は必須ですが、
収納を減らしすぎるのはNGです。
子どもが成長するとモノは増え、
収納できないと部屋に置くことに。
つまり、
動線となるはずの通路が狭くなり、
生活しにくい住居となるのです。
モノは必要最低限にするにしても、
最低限の収納スペースは必要です。
家族人数や間取りにもよるので、
住宅選びの際にご注意ください。
第4章 子育てで不機嫌になる間取り
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「親(私たち)が機嫌よく過ごせる」間取りにする
家や子育て(共有環境)が子どもの能力、
あまり影響を与えないそうです。
親が不機嫌なまま子育てする方が、
子どもにとって迷惑と書かれてます。
不機嫌な親の元で育つと、
子どもは独立後に帰省しなくなる。
親戚や近所でよく聞く光景、
あなたも目にしたことありませんか?
あまり望ましい形ではないので、
ぜひご注意ください。
第5章 セックスレスになる間取り
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・セックスレスにならない間取り5つのポイント
<5つのポイント>
①主寝室の音が漏れないようにする
②水廻りへの動線を最短にする
③収納量を確保する
④睡眠の質を高める
⑤家事や育児を協力しやすくする
①が最大のポイントですね。
部屋の音が漏れない造りは、
プライバシーの観点で重要です。
最近は住宅価格を抑えるために、
薄い壁の住宅も増えています。
音漏れは夫婦だけでなく、
思春期の子どもも嫌がるもの。
防音にはこだわった方がいいので、
ぜひ参考にしてください。
第6章 人生100年時代に対応できない間取り
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・売却しやすいという視点を持つ
なぜ住宅購入なのに売却を見据えるか?
終の棲家とは限らないからです。
高齢になれば施設入居もあるし、
子どもの家に同居することもある。
終の棲家にならない場合、
売却できないと家族に迷惑がかかる。
もし売却できなければどうなるか?
空き家問題で家族が困るだけ。
将来の売却を見据え、
凝り過ぎた間取りは控えましょう。
第7章 流行りだけど(取り扱い注意)な間取り
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・まだある!間違うと暮らしにくい人気間取り
<例>
・ダウンリビング-動かせないソファ
・小上がり和室-用途によっては使いにくい
・スキップフロア-主要な動線はスキップしない
・ボルダリング・雲梯-近くに割れるものは置かない
・テレワーク用の書斎-リビングから離れた位置に
最初の2点に共通するのは、
段差です。
高齢になると、
段差はとても危険です。
転倒リスクが高く、
骨折から寝たきりになりやすい。
どんなに気をつけても、
躓くことはありますよね。
わざわざ段差をつける間取り、
オススメしないのでご注意ください。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章 なぜ間取りの印象と実際の暮らしは違うのか?
・動線を説明する住宅会社は3割
①玄関:帰宅
②部屋:荷物を置く
③キッチン:夕食の準備
④リビング:夕食
⑤風呂場:お風呂
⑥洗面所:歯を磨く
⑦トイレ:用を足す
⑧寝室:寝る
第2章 間取りで暮らしを理解する方法
・「間取りで暮らす」4ステップ
<4ステップ>
①家具・家電・モノを間取りに配置する
②一日を5分割してシミュレーション
③自宅と比較する
④子供の成長や家族の変化を織り込む
・通路幅は、60cm(推奨70cm以上)を確保する
・ソファは、テレビから270cm(推奨300cm以上)程度離す
・ドアが「家具・家電・モノ」にぶつからないか
・帰宅:冬の雨天に子連れで買い物して買える
・洗濯:朝の選択を地獄にしないために
・料理:セパレートキッチンは要注意
・生活:今の習慣やルールを適用できるか
・出宅:リビング階で準備が整うのが理想
第3章 家事時短できない日本の間取り
・家事時短できる間取りの5原則
<5原則>
①動線は最短にこだわる
②メインストリートを設定する
③収納と動線はトレードオフ
④動線に2つ以上の目的を持たせる
⑤ながらで時間を有効活用する
第4章 子育てで不機嫌になる間取り
・「親(私たち)が機嫌よく過ごせる」間取りにする
第5章 セックスレスになる間取り
・セックスレスにならない間取り5つのポイント
<5つのポイント>
①主寝室の音が漏れないようにする
②水廻りへの動線を最短にする
③収納量を確保する
④睡眠の質を高める
⑤家事や育児を協力しやすくする
第6章 人生100年時代に対応できない間取り
・売却しやすいという視点を持つ
第7章 流行りだけど(取り扱い注意)な間取り
・まだある!間違うと暮らしにくい人気間取り
<例>
・ダウンリビング-動かせないソファ
・小上がり和室-用途によっては使いにくい
・スキップフロア-主要な動線はスキップしない
・ボルダリング・雲梯-近くに割れるものは置かない
・テレワーク用の書斎-リビングから離れた位置に
まとめ
住宅購入の際、
間取りを気にしない人はいないです。
しかし、
動線を気にしない人はいます。
動線が複雑だと、
生活しにくい家になりがちです。
何回も往復が必要な造り。
階段の昇降が頻繁に発生する造り。
家族のプライバシーを無視した造り。
最初は気にならなくても、
歳を重ねると気になるものです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/06/old-woman-1077121_640-300x162.jpg)
しかし、
気になってからではもう遅い。
リフォームするにしても、
多額のお金がかかりますよね。
動線はかなり重要なので、
絶対に重視しましょう。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/smiley-3058591_640-300x200.jpg)
ただし、
動線を重視し過ぎると、
収納を軽視しがちなのでご注意。
新居で生活を始めると、
モノはどうしても増えます。
生活に伴うモノ。
子どもの成長に伴うモノ。
自分の高齢に伴うモノ。
モノを収納するスペースがないと、
動線も家も狭くて住みにくい。
動線と収納は表裏一体なので、
ぜひバランスを重視しましょう。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/01/elena-mozhvilo-j06gLuKK0GM-unsplash-1-244x300.jpg)
住宅は人生で一番高い買い物です。
間取りだけを重視して、
動線や収納を軽視するとどうなるか?
とにかく住みにくいのです。
でもリフォームは高額だし、
すべて思い通りにリフォームもできない。
このような住宅に一生住むのは、
絶対避けたいですよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/upset-2681502_640-300x200.jpg)
快適な住宅を手に入れたいなら、
ぜひ本書を読みください。
住宅購入後ではもう遅い。
住宅購入前の今しか検討の時間はない。
本書を読まず住宅購入して後悔するか?
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すべてはあなたの判断と行動次第です。
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住宅は数千万単位の買い物です。
失敗は許されないハズです。
これから住宅を購入する方は、
必ず本書をお読みください。
失敗しがちな住宅のポイント、
本書に数多く書かれています。
本書を読んで、
後悔しない住宅選びをしてください。
本書のお値段は1,034円、
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お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学3年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/07/CD9DAA03-A37E-4B71-9ADC-1C64A9E59AED-300x300.jpg)