はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
「ゲームばかりしているとバカになるよ」
親から言われたり、
子どもに言ったりしてませんか?
日本では長らく、
ゲーム=悪という印象が残っています。
しかし、
近年の科学的研究によって、
その印象が大きく覆されているのです。

適度なゲームは、
記憶力/思考力等の向上に寄与する。
このような研究結果が、
米国や英国で次々と明らかになってます。
この事実を知らずにゲームを否定すると
どうなるでしょうか?
子どもの学力が伸びず、
むしろ成績が落ちてしまうのです。

では、
ゲームをやらせれば良いの?
ゲームを無限に開放すると、
依存症へとつながるリスクもあります。
ゲームとどう付き合えばよいか?
悩ましい問題ですよね。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
ゲーム依存を防ぎつつ、
成績アップする方法が書かれています。
1日のプレイ時間は?
どんなゲームなら良いの?
どんな効果があるの?
本書を読んで感じたのは、
やり方次第でゲームは味方になる。
ゲームのない生活は非現実的なので、
うまく活用する方法を考えた方がいい。

ゲームをやって成績が上がるなら、
むしろ取り入れた方が得策ですよね。
ゲームをうまく活かせれば、
親の悩みは解消される。
子どもはストレスから解放される。
いいことづくめですよね。
子どものゲームに不安を感じる方は、
ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:できる人こそゲームを楽しんでいる
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・ゲームで海馬が大きくなって、活性化する
<ゲームの効果>
・短期記憶の役割を果たす海馬の灰白質が増大する
・ワーキングメモリーを支える前頭葉が拡大/活性化する
・手先などの筋肉を動かす小脳も拡大/活性化する
ジオゲッサーをやっていると、
ゲームの効果を実感しますね。
看板/道路標識等を覚えてないと、
地名を推理できない。
スマホでゲームをしてると、
自然と手先を動かす。
ゲームは頭と手先を使うから、
脳に良い影響を与えますよね。

記憶力が上がれば、
勉強にも良い影響が出ます。
授業やテキスト内容を記憶できれば、
テストで高得点が取れて成績も上がる。
勉強は暗記じゃないと言われるけど、
基礎知識の暗記は必要。
思考力が問われる問題だって、
基礎知識の積み重ねがないと解けない。
記憶力に良い影響を与えるなら、
ゲームは勉強にも役立つと言えますね。
第2章:もはや科学の常識!ゲームで頭が良くなる
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・ゲーマーはクリエイティブ。21世紀スキルが高い
<ポイント>
①サンドボックスゲーム:自由に建物や空間をデザインできる
②パズルゲーム:想像力をトレーニングできる
③MMORPG:大勢のプレイヤーと協力しながら課題をクリアできる
①マインクラフトが有名ですね。
授業の一環で、
マイクラを取り入れる学校もよく聞く。
文部科学省のHPにも掲載されてるので、
↑のリンクからご覧ください。
私の子ども、
マイクラはたまにやってますね。

②親世代だと、
テトリスやぷよぷよが有名ですね。
ブロックやぷよをどこに置けば、
連鎖で高得点が取れるか?
子どもと最近ハマったのは、
スイカゲームですね。
スイカまで進化させるには、
フルーツをどう置けばいいか?
想像力が問われますよね。

③親世代だと、
ドラクエやFFが有名ですね。
いまでもあるけど、
昔との違いはプレーヤーの数。
昔は1人プレイだったけど、
いまは多人数同時参加型もある。
オンライン上でのコミュニケーション力、
今後は必須のスキルでしょうね。
私もオンラインで、
見知らぬ人と仕事しますね。
第3章:ゲームが犯罪者を生む!?都市伝説を科学が論破
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・ほどよいゲームプレーで成績が上がる
<ポイント>
①適度にゲームをプレーする人には成績が良い人が多いという結果は、中高生や大学生への直接の研究で示されてきている
②ゲームを適度にやることで、リラックス効果やストレス解消効果などメンタルのいいサポートになり、勉強のパフォーマンスなどに好影響が出る
③ゲームが原因で成績やパフォーマンスに悪影響が出るのではなく、成績やパフォーマンスがもともと低いことが原因でゲーム依存症になる
②ストレス解消効果はあるだろうな、
と実感しますね。
勉強で疲れた私の子どもが、
休憩を兼ねてゲームをやると、
スッキリした顔で戻ってきます。
ゲームをやるからといっても、
①別に成績が悪いわけじゃない。
SAPIXで成績上位5%以内にいるので、
むしろ成績が良い方ですね。

③ゲーム依存症の原因、
言われてみればその通りかも。
成績やパフォーマンスが高い人は、
自分をある程度制御できる。
だから勉強や仕事に励み、
成績やパフォーマンスが高くなる。
その逆も然りで、
自分を制御できないから、
ゲーム依存症になるのも納得できる。
適度なゲーム量は個人差があるけど、
第4章に書かれてますね。
子どものゲーム時間にお悩みの方は、
第4章をご覧ください。
第4章:ゲームにハマりすぎる人の特徴って?
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・やらないより、やったほうがいい科学的な理由
英国の研究結果、
本書に書かれています。
1時間以内のゲームであれば、
精神的に良い効果があるようです。
子どものゲーム時間、
1時間以内で制限するとよいですね。
・10歳~15歳の子ども5000人が研究対象
・充実感/社交性/感情の動き/多動性/集中力などの調査
・良い結果の順は②→①&③→④
①ゲームをまったくやらないグループ
②1日1時間だけやるグループ
③1~3時間やるグループ
④3時間以上やるグループ
さらに米国の研究結果も、
本書に書かれています。
①ゲームをやらないグループが、
成績が最も良くないのが特徴的。
英国の研究結果も踏まえると、
1時間程度のゲームはした方が良いかも。
・高校生を対象にした研究
・メンタル/成績/素行などを調査
・良い結果の順は②→③→①
①ゲームをやらないグループ
②ゲームをちょっとやるグループ
③ゲームをいっぱいやるグループ
ちなみに、
ウチにはゲーム機がありません。
家でゲームするのは、
タブレットorスマホになります。
親がPW入れないとできないので、
1日30分未満に制限してます。
友人宅でゲームをする時は、
1日2時間程度でしょうか。
でも週1~2程度だし、
帰宅後は必ず勉強してます。
学業や心身に悪影響が出てないので、
いまのところ許容範囲ですね。
第5章:こうやって付き合うべき!科学的ゲームの攻略法
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・ゲーム時間の科学的な減らし方
<ポイント>
①2週間で15分ずつ減らす
②心の3大欲求を満たす代替物を加える
③トリガーを考える
④スケジュールに組み込み
①脳の変化は少しづつなので、
ゲーム時間も少しづつ減らすそうです。
2週間で15分?
と焦らないようにと書かれてますね。
1か月で30分ずつ減らす感覚ですが、
長い目で見ればちょうど良いかも。

②心の3大欲求とは何か?
コチラです(↓)
代替例は散歩が書かれてますが、
何でも良いですね。
私の子どもだとお手伝い、
家庭内アルバイトで小遣い稼ぎ。
ゲームをやる前に、
代替行動をすると効果的だそうです。
・つながり
・できる感
・自分から感
③ゲーム欲求へのトリガーを考え、
取り除くようにすると良いそうです。
たとえば、
ソファーに座るとゲームモードになる。
それなら、
ソファーに座らせないようにする。
このようにトリガーを取り除くと、
徐々にゲームから離れていきます。

④スケジュールに組み込むと、
勉強もゲームもうまくいきます。
ウチは勉強スケジュールを先に組み、
休憩を兼ねてゲームですね。
先にゲームしたいと言われても、
PWかけてるので物理的にできない。
勉強ありきのスケジュールを組めば、
ゲーム漬けにはならないですね。
第6章:「ゲームは遊び」は古すぎる!シリアス・ゲームが世界を変える
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・勉強するならシリアス・ゲーム
<シリアス・ゲーム例>
・地理:桃太郎電鉄
・歴史:信長の野望/三國志
・プログラミング:マインクラフト
・都市計画/経済の仕組み:シムシティ
シリアス・ゲームとは何か?
学習/啓発/問題解決力の向上を促す、
エンタメだけじゃないゲームを指します。
例に挙げたのは教育関係だけど、
どれも楽しいですよね。
私は桃鉄で日本地理を覚えましたね。

日本だけじゃなく世界地理を学ぶなら、
ジオゲッサーがオススメですね。
グーグルストリートビューの画像を見て、
世界の地理を当てるゲーム。
スマホにダウンロードすれば、
無料プレイも可能。
試しに日本編でやったけど、
田舎が出題されるとかなり難しい。
世界編はさらに難しい。
国すら外れることもある。
日本編をやった記事はコチラ(↓)
ご興味あればぜひご覧ください。

まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:できる人こそゲームを楽しんでいる
・ゲームで海馬が大きくなって、活性化する
<ゲームの効果>
・短期記憶の役割を果たす海馬の灰白質が増大する
・ワーキングメモリーを支える前頭葉が拡大/活性化する
・手先などの筋肉を動かす小脳も拡大/活性化する
第2章:もはや科学の常識!ゲームで頭が良くなる
・ゲーマーはクリエイティブ。21世紀スキルが高い
<ポイント>
①サンドボックスゲーム:自由に建物や空間をデザインできる
②パズルゲーム:想像力をトレーニングできる
③MMORPG:大勢のプレイヤーと協力しながら課題をクリアできる
第3章:ゲームが犯罪者を生む!?都市伝説を科学が論破
・ほどよいゲームプレーで成績が上がる
<ポイント>
①適度にゲームをプレーする人には成績が良い人が多いという結果は、中高生や大学生への直接の研究で示されてきている
②ゲームを適度にやることで、リラックス効果やストレス解消効果などメンタルのいいサポートになり、勉強のパフォーマンスなどに好影響が出る
③ゲームが原因で成績やパフォーマンスに悪影響が出るのではなく、成績やパフォーマンスがもともと低いことが原因でゲーム依存症になる

第4章:ゲームにハマりすぎる人の特徴って?
・やらないより、やったほうがいい科学的な理由
・10歳~15歳の子ども5000人が研究対象
・充実感/社交性/感情の動き/多動性/集中力などの調査
・良い結果の順は②→①&③→④
①ゲームをまったくやらないグループ
②1日1時間だけやるグループ
③1~3時間やるグループ
④3時間以上やるグループ
・高校生を対象にした研究
・メンタル/成績/素行などを調査
・良い結果の順は②→③→①
①ゲームをやらないグループ
②ゲームをちょっとやるグループ
③ゲームをいっぱいやるグループ
第5章:こうやって付き合うべき!科学的ゲームの攻略法
・ゲーム時間の科学的な減らし方
<ポイント>
①2週間で15分ずつ減らす
②心の3大欲求を満たす代替物を加える
③トリガーを考える
④スケジュールに組み込み
・つながり
・できる感
・自分から感
第6章:「ゲームは遊び」は古すぎる!シリアス・ゲームが世界を変える
・勉強するならシリアス・ゲーム
<シリアス・ゲーム例>
・地理:桃太郎電鉄
・歴史:信長の野望/三國志
・プログラミング:マインクラフト
・都市計画/経済の仕組み:シムシティ

まとめ
ゲームのポジティブな効果について、
科学的根拠に基づいて解説しています。
ゲームが脳に良い影響を与える例、
コチラ(↓)
記憶力の向上につながるので、
勉強の成績アップにつながりますね。
・短期記憶を司る「海馬」
・思考力に関わる「前頭葉」
・手先の動作に関係する「小脳」
最近のゲームは、
学校教育にも取り入れられてます。
マイクラは有名な例ですが、
↓の能力が養われます。
社会に出ても役立つ能力なので、
ゲームを一概に否定できないですよね。
・空間認知力
・協働力
・想像力
「ゲームは悪」という誤解を、
科学も否定しています。
適度なゲームは成績向上に寄与し、
ストレス解消にもつながりますね。
逆にゲーム依存は、
もともと成績が低いのが問題。
むしろ成績上位者は、
ゲームとの距離感を保ちつつ活用してる。

適切なゲーム時間は、
1日1時間以内が1つの目安ですね。
もしゲーム依存にお悩みなら、
↓の方法をお試しください。
ゲーム時間を無理なく減らせて、
学業成績も向上しますね。
・2週間で15分ずつ減らす
・心の3大欲求を満たす代替行動(散歩や手伝いなど)を取り入れる
・トリガー(誘惑)を断つ工夫
・勉強優先でゲームをスケジュールの中に組み込む
ゲームをするなら学習に役立つ、
「シリアス・ゲーム」がオススメ。
桃電/信長の野望/シムシティのような、
昔ながらのゲームも教育に役立つ。
マイクラ/ジオゲッサーのような、
今どきのゲームも教育に向いている。
ゲームはもはや単なる遊びではなく、
教育に有効な手段と言えるのです。

子どものゲーム依存は防ぎたい、
という親の気持ちはわかります。
でも、
一概に否定するのは違うのです。
適切にゲームをやる方が、
教育観点ではむしろ良い。
学校の成績向上だけでなく、
社会生活に必要なスキルも身につく。

ゲームに対して否定的な親御さんは、
いますぐ本書をお買い求めください。
ゲームに対する考え方が変わり、
適度な付き合い方もわかります。
ゲームをやっているのに、
子どもの成績が上がったらどうなるか?
親子ともに嬉しいですよね。
人生が好転するのは間違いない。
ゲームで成績を上げたい方は、
ぜひ本書をご覧ください。
本書のお値段は990円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学5年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
