(2024/1/5更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
中学受験がきっかけで、
夫婦仲が悪くなる。
私の友人でも、
かなり仲が悪化した夫婦がいます。
愚痴を聞いてみると、
こんな感じでした。
「気軽に外出できない」
「夫婦で話すとよくモメる」
「家に帰りたくなくなる」
幸い離婚になってないので、
無事に解決したのかな?
怖くて聞けませんが…
中学受験がきっかけで、
なぜ夫婦仲が悪くなるのか?
子どもの教育について、
夫婦の考え方が違うからです。
夫婦で話し合えばいいのでは、
と思いますよね?
ところが、
そう簡単に話はうまくいかない。
子どもに良い教育を受けさせたいのは、
夫婦で考え方に違いは出ない。
考え方の違いが出るのは、
その教育方法です。
夫の考える教育方法か?
妻の考える教育方法か?
どちらが良いかを巡って、
モメてしまうのです。
徐々に溝が深まり埋められず、
最後は離婚に至ってしまう。
そんな未来、
だれも望んでないですよね?
では、
どうすればいいでしょうか?
子どもの教育について、
夫婦で考え方が違うのは当たり前。
双方のやり方を尊重すればいい。
でも、
それでは教育方法が決まらないのでは?
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
本書では中学受験をきっかけに、
離婚や家庭内別居の例が登場します。
子どもの教育に夫婦で考え方が違い、
その溝が拡大して修復不能になる。
そして中学受験が終わる頃、
夫婦関係も終わるという流れです。
なぜこんな結末を迎えたのか?
本書を読むと原因がよくわかります。
中学受験がきっかけで離婚するなんて、
正直ありえないと思ってます。
子どもの立場を考えれば、
すぐにわかりますよね。
中学受験がきっかけで、
家庭がバラバラになる意味がない。
私の子ども、
中学受験するかもしれません。
私は中学受験の賛成派ではないけど。
でも、
中学受験期間中やその後を見据え、
離婚するようなことがあってはならない。
そんな思いから、
本書を購入しました。
これから中学受験をするご家庭は、
ぜひ本書をお読みください。
夫婦仲が最近おかしいと思ったら、
今すぐ本書をお読みください。
いまなら中受離婚を避けられます。
受験が終わってからでは遅い。
本書を読むとよくわかります。
このあと少しだけ紹介しますね。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
第1章:夫
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・夫婦喧嘩のコツは結論を出さないこと
・むしろ下手に結論を出そうとするから余計にこじれるのだ
・相手を信頼し思いやり合うふたりが、お互いの問題意識をお互いの脳にインプットしすれば、そこから先は、お互いの無意識がいい落としどころを見つけてくれる
落としどころを見つける考え方、
とても参考になりますね。
落としどころの部分を読んだ時、
ある言葉がふと頭に浮かびました。
ディベートとディスカッションです。
似ている言葉ですが、
以下のような違いがあります。
<ディベート>
意見の異なる立場に分かれて議論を交わし、自分の意見を第三者に認めさせることを目的とする
<ディスカッション>
本質的な課題や論点に対して、具体的な解決方法や意見を交換する
夫婦喧嘩で結論を出すのは、
ディベートに近いですね。
意見を認めさせた方はスッキリしても、
相手はスッキリしないでしょう。
コレが積み重なると、
中受離婚に発展するのかなと思いますね。
一方、
落としどころを見つけるのは、
ディスカッションに近いですね。
解決方法や意見を交換する、
コレが大切ですね。
夫婦喧嘩になったらディスカッションし、
落としどころを見つけましょう。
中受離婚なんて、
親子だれにもメリットないですよね。
第2章:妻
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
<ボーエン理論とは?>
・家族をひとつの「情動システム」としてとらえ、個々の家族メンバーが相互に影響し合ってバランスを保っているとする考え方である
・家族メンバーの一人一人は、家族の一部であろうとする力と独立した自己であろうとする力のバランスをそれぞれに保っているととらえる
・独立した自己であろうとする力が勝っている状態を「分化度(自己分化度)が高い」と表現する
<分化度が高い人の特徴>
・理性が優位で、感情的になりにくい傾向がある
・自己が確立し、ほかの家族メンバーの感情的交流に過敏に反応しない
少し難しく感じる理論ですが、
離婚を回避するヒントがあります。
それは分化度を上げれば、
離婚を回避できるということです。
もう少しわかりやすい例、
本書にあるので紹介しますね。
家族とは、
お互いに感情的に反発し合って交流する。
複数の磁石が反発し合いながら、
絶妙なバランスを保っている状態です。
たとえば、
夫がアルコール依存症になった場合、
夫の分化度が下がります。
妻が夫の役割を補完したり、
子が妻の役割を補完すると、
妻と子の分化度も下がります。
つまり、
絶妙なバランスが保てなくなり、
離婚へと発展するのです。
では、
お互いの分化度を上げるには、
どうすればいいでしょうか?
本書を読むと、
以下のように書かれています。
①自分の考えや感情を相手のせいにせず、問題に向き合い、自分にできることとできないことを峻別し、できることをする
②家族の一員でありながら、独立した個人として振る舞わなければいけない
①はよく聞く話なので、
個人的には②が共感できますね。
夫婦と言えども、
もとは独立した個人同士です。
そして子どもであっても、
親とは別の独立した存在です。
それぞれ独立した個人だけど、
家族としてのバランスも絶妙に保つ。
コレを意識しながら家庭生活を送れば、
中受離婚は回避できますね。
第3章:子
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
①中学受験そのものが夫婦関係破綻の直接の原因ではなく、中学受験をきっかけに、それまで目を背けていた課題に向き合わななければいけなくなったということである
②中学受験をするにあたって夫婦関係の破綻を防ぐためにしておくべきことは何かと聞かれても、答えられるのは唯一、見たくないものを直視する覚悟である
①はとても参考になりますね。
目を背けてきた課題の例として、
文化や価値観の違いが書かれています。
文化や価値観の違いから、
子どもへのアプローチに違いが出る。
どちらが正しいのかではなく、
複数のアプローチがあると思えるか?
第1章で紹介した、
ディベートとディスカッションに似てる。
<ディベート>
意見の異なる立場に分かれて議論を交わし、自分の意見を第三者に認めさせることを目的とする
<ディスカッション>
本質的な課題や論点に対して、具体的な解決方法や意見を交換する
中学受験でモメるのは、
教育に対する価値観の違いですね。
子どもに良い教育を受けさせたいのは、
夫婦ともに同じ考えだと思います。
しかし、
良い教育に対する価値観が違い、
夫婦に相違が出るのです。
塾に通うor通わない?
公立or私立進学?
中学受験or高校受験?
どの道を通っても、
最後は大学進学に行きつくでしょう。
別にどの進路でもよいのでは?
と個人的には思うところがあります。
ただし、
夫婦で同じ考えとは限らないですよね。
課題に対してディスカッションし、
落としどころを見つければよいかと。
中受離婚は避けられるというより、
乗り超えるものかなと考えますね。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:夫
・夫婦喧嘩のコツは結論を出さないこと
・むしろ下手に結論を出そうとするから余計にこじれるのだ
・相手を信頼し思いやり合うふたりが、お互いの問題意識をお互いの脳にインプットしすれば、そこから先は、お互いの無意識がいい落としどころを見つけてくれる
<ディベート>
意見の異なる立場に分かれて議論を交わし、自分の意見を第三者に認めさせることを目的とする
<ディスカッション>
本質的な課題や論点に対して、具体的な解決方法や意見を交換する
第2章:妻
<ボーエン理論とは?>
・家族をひとつの「情動システム」としてとらえ、個々の家族メンバーが相互に影響し合ってバランスを保っているとする考え方である
・家族メンバーの一人一人は、家族の一部であろうとする力と独立した自己であろうとする力のバランスをそれぞれに保っているととらえる
・独立した自己であろうとする力が勝っている状態を「分化度(自己分化度)が高い」と表現する
<分化度が高い人の特徴>
・理性が優位で、感情的になりにくい傾向がある
・自己が確立し、ほかの家族メンバーの感情的交流に過敏に反応しない
①自分の考えや感情を相手のせいにせず、問題に向き合い、自分にできることとできないことを峻別し、できることをする
②家族の一員でありながら、独立した個人として振る舞わなければいけない
第3章:子
①中学受験そのものが夫婦関係破綻の直接の原因ではなく、中学受験をきっかけに、それまで目を背けていた課題に向き合わななければいけなくなったということである
②中学受験をするにあたって夫婦関係の破綻を防ぐためにしておくべきことは何かと聞かれても、答えられるのは唯一、見たくないものを直視する覚悟である
まとめ
子どもがいるなら離婚は避けるべし、
という考えは変わらないですね。
私の親戚で離婚した家族を見たけど、
正直幸せに見えないです。
親同士は独立した個人に戻り、
子どもは結婚し家庭円満に暮らしている。
でも家族全員で集まることはないし、
どことなく家族の話を避ける。
離婚して幸せになったのは誰か?
正直だれもいない気がしてならない。
本書は中学受験をきっかけにして、
離婚に発展した家族の話が書かれてます。
3家族紹介されていますが、
どの家族も幸せな結末に見えない。
少なくとも、
私が思い描く家族ではない。
もし中学受験が離婚のきっかけなら、
正直中学受験をやめればいいのに、
とさえ思ってしまう。
ハッキリ言いますが、
中学受験で子どもの人生は決まらない。
もし学歴で決まるとすれば大学。
大手企業に就職できるかの分かれ道。
中学受験しなくても、
偏差値の高い大学進学はできます。
コチラの記事が参考になりますので、
ご興味あればぜひご覧ください。
家族関係を犠牲にしてまで、
中学受験をするものではない。
もし中学受験するなら、
家族円満でいることが最低条件です。
子どもがせっかく合格しても、
家族が離婚でバラバラになる。
そんな家族、
子どもが望むわけないですよね?
すでに中学受験を決めている方。
これから中学受験をお考えの方。
中受離婚とならないよう、
夫婦で今すぐ本書をお読みください。
ウチは大丈夫、
と油断する家族ほど危ないです。
本書の例を見ると、
中学受験が終わると離婚を切り出される。
つまり、
中学受験中に課題解消しないと、
受験終わった頃にはもう手遅れなのです。
中学受験後も幸せな家庭を築くか?
中学受験後に家族バラバラになるか?
すべては親御さん次第です。
もちろん、
幸せな家族の方がいいですよね。
家族がバラバラになった原因は何か?
どうすればよかったのか?
自分たちの家族に同じ危険性はないか?
本書から学べることは多いので、
今すぐ購入して学びましょう。
本書のお値段は1,760円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学3年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)