家庭の教育

【不老能】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

不老脳

皆さん、
認知症になりたくないですよね。

だれもがそう思うでしょう。

では、
認知症予防の行動をしていますか?

「特に何もしてない」
「まだ若いから大丈夫」
「認知症は予防できない」

こう思っている方、
多いのではないでしょうか?

実は、
全部間違いなのです。

認知症のキーになるのは、
前頭葉の委縮です。

前頭葉の委縮が始まるのが、
実は40代からなのです。

何もを知らずに40代以降を過ごすと、
前頭葉の委縮は着実に進みます。

つまり、
認知症に近づいていくのです。

では、
どうすればいいでしょうか?

前頭葉が委縮しないよう、
前頭葉を鍛えれば良いです。

でも、
どうやって前頭葉を鍛えればいいか、
わからないですよね。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

『不老脳』

私の親戚で認知症になり、
亡くなった方がいました。

亡くなるまでの数年間、
周りの家族は大変な思いをしました。

幸か不幸か、
当の本人はわかっていないけど。

客観的に見て思ったのは、
自分は認知症になりたくない。

自分が認知症になることで、
家族に迷惑をかけたくない。

もちろん、
100%認知症を防ぐ方法はないです。

しかし、
認知症を少しでも遅らせることはできる。

それは、
前頭葉を鍛えることです。

本書に書かれたことを実践すれば、
前頭葉は鍛えられます。

その結果、
認知症の発症を抑えられれば、
家族全員が幸せに暮らしていける。

認知症予防にご興味ある方は、
ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:脳は40代で衰え始める

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.30

・前頭葉は40代から縮み始める!

前頭葉とは何か?

大脳の前部分に位置し、
人間の運動/言語/感情を司る器官です。

人間の脳は、
加齢とともに小さくなります。

その中でも一番最初に委縮するのは。
実は前頭葉であると書かれてます。

前頭葉が委縮すると、
感情のコントロールが難しくなります。

もし以前よりキレやすくなっていたら、
前頭葉の委縮が始まっているかも。

前頭葉には認知機能もあるので、
早く衰え出すと認知症になりかねない。

認知症になりたくないですよね。

幸いなことに、
前頭葉は鍛えられるそうです。

詳しくは第3章で触れますね。

第2章:チェックすべき7つの「機能不全」

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.40~61

・機能不全①:保続
・機能不全②:変化に気づけない
・機能不全③:ワンパターン
・機能不全④:アウトプットできない
・機能不全⑤:無関心
・機能不全⑥:孤独
・機能不全⑦:やる気が出ない

パッと見て、
わかりやすいものが多いですね。

ただ、
①あまり聞かない言葉だと思うので、
少し紹介しますね。

保続とは何か?

質問は変わっているのに、
同じ答えを繰り返してしまう。

知能は落ちていないのに、
脳の切替ができない。

たとえば、
今日の日付を聞かれて、
〇月△日と答えます。

しかし、
次に誕生日を聞かれても、
〇月△日と答えてしまうそうです。

もし認知症の疑いがある方がいれば、
コチラの質問をしてみてください。

前頭葉に障害があるかどうか、
国際基準にもなっているそうです。

普通なら間違えるハズのない質問、
ぜひお試しください。

第3章:前頭葉は鍛えられる

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.99

・前頭葉を鍛える5ヶ条

<5ヶ条>
①「二分割思考」をやめる
②実験する
③運動する
④人とつながる
⑤アウトプットを心がける

③~⑤、
見るだけでわかると思います。

なので、
①~②のみ少し解説しますね。

①他人の意見に流されず、
自らから調べて自分の頭で考えて、
答えを1つに決めつけないことです。

②ルーティーンを避け、
さまざまな「初体験」をすることです。

①②を見て、
個人的にはとても共感できました。

①②を避ける高齢者、
いままで数多く見てきたからです。

たとえば、
①考えること自体を嫌がる高齢者、
結構多いです。

考えることが面倒、
と聞いたことあります。

また、
②新しいことにチャレンジしないです。

試してみようとも思わない、
と聞いたことあります。

放っておくと、
前頭葉が衰えてしまいます。

認知症につながるので、
とても危険です。

前頭葉を鍛えて認知症を避けるために、
①~⑤は意識して行動しましょう。

第4章:前頭葉機能不全社会の処方箋

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.140~141

・IQを高めて脳に詰め込み、テストの場でいかに詰め込んだものを再現できるかというのも脳の発達のために必要
・詰め込んだものをどのように使うかを、自身の脳で考えさせる訓練が必要

前者はインプット、
後者はアウトプットですね。

日本の教育はインプット中心、
いわゆる詰め込み教育です。

以前は詰め込み教育が否定され、
ゆとり教育の時期もありました。

ただし、
前頭葉が発達する前の段階では、
詰め込み教育が大事と
書かれてます。

私も同感ですし、
日本の教育も詰め込みに戻ってますよね。

しかし、
日本の教育はアプトプットが少ないです。

外国の教育だと、
毎週レポートとか大量に出されます。

アウトプットのいい訓練になりますが、
日本ではそこまで多くないです。

第3章でも書きましたが、
アウトプットは前頭葉を鍛える手段です。

認知症予防のためにも、
ぜひアウトプットを実践しましょう。

たとえば、
私のブログもアウトプットの一種です。

このように、
本の感想・レビューを書くだけでも、
立派なアウトプットにつながります。

本を読みインプットされた知識は、
書くというアウトプットをしないと、
なかなか身につきません。

知識習得のため、
そして認知症予防のため、
ぜひアウトプットしましょう。

第5章:「前頭葉型人間」が生き延びる

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.142

・人生の後半戦が楽しめるかどうかは前頭葉次第

<平均寿命>
・男性:81.5歳
・女性:87.6歳

<健康寿命>
・男性:72.7歳
・女性:75.4歳

平均寿命と健康寿命の差は、
不健康な状態で生きる長さです。

体の不健康だけでなく、
脳の不健康も含まれます。

体の健康を維持するために、
散歩する高齢者は多いです。

それと同じで、
脳の健康を維持するために、
前頭葉を鍛える必要があります。

前頭葉の鍛え方は、
第3章に書いた通りです。

平均寿命と健康寿命の差を。
少しでも縮めるために、
脳と体の両方を鍛えましょう。

付録-年代別 前頭葉との付き合い方

付録で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.166~182

・40代を人生後半戦への仲間入り
・50代は生活習慣の見直しから
・60代は是が非でも仕事を
・70代は頭を使い、肉を食べる
・80代は老化を受け入れながら楽しむ

まずは、
自分の年代を読みましょう。

次に、
親の世代を読みましょう。

そして、
各箇所に書かれていることを、
ぜひ実践してみてください。

私の親は70代なので、
お正月に肉を食べさせました。

親が認知症になってほしくないので、
予防策を教えています。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:脳は40代で衰え始める

P.30

・前頭葉は40代から縮み始める!

第2章:チェックすべき7つの「機能不全」

P.40~61

・機能不全①:保続
・機能不全②:変化に気づけない
・機能不全③:ワンパターン
・機能不全④:アウトプットできない
・機能不全⑤:無関心
・機能不全⑥:孤独
・機能不全⑦:やる気が出ない

第3章:前頭葉は鍛えられる

P.99

・前頭葉を鍛える5ヶ条

<5ヶ条>
①「二分割思考」をやめる
②実験する
③運動する
④人とつながる
⑤アウトプットを心がける

第4章:前頭葉機能不全社会の処方箋

P.140~141

・IQを高めて脳に詰め込み、テストの場でいかに詰め込んだものを再現できるかというのも脳の発達のために必要
・詰め込んだものをどのように使うかを、自身の脳で考えさせる訓練が必要

第5章:「前頭葉型人間」が生き延びる

P.142

・人生の後半戦が楽しめるかどうかは前頭葉次第

<平均寿命>
・男性:81.5歳
・女性:87.6歳

<健康寿命>
・男性:72.7歳
・女性:75.4歳

付録-年代別 前頭葉との付き合い方

P.166~182

・40代を人生後半戦への仲間入り
・50代は生活習慣の見直しから
・60代は是が非でも仕事を
・70代は頭を使い、肉を食べる
・80代は老化を受け入れながら楽しむ

まとめ

40代になったら、
前頭葉を鍛え始めた方がいいですね。

前頭葉は40代から縮み始め、
放っておくと認知症になりかねない。

第2章を参考にして、
前頭葉の委縮が始まっていないか、
自分でチェックすると良いです。

前頭葉の鍛え方は、
第3章が参考になります。

散歩で体を鍛えるように、
第3章の5ヶ条で脳も鍛えましょう。

40代から鍛えていけば、
平均寿命と健康寿命の差が縮まり、
認知症の可能性も縮まります。

皆さん、
認知症にはなりたくないですよね。

お金関連の発信をする私が、
なぜ認知症について書くのか?

せっかく資産を築いても、
認知症になったら使えないからです。

何のために資産運用をするのか?
必要な時にお金を使うためですよね。

認知症になってしまったら、
残念ながらお金を使うことはできません。

せっかく資産を築いたのに、
もったいないですよね。

少しでも認知症を予防したいなら、
いますぐ本書をお読みください。

認知症の症状が出てからでは遅い。
いますぐの対応が必要です。

何もせず認知症になるか?
予防して認知症の可能性を減らすか?

すべてはあなたの行動次第です。

認知症になりたい人なんて、
だれもいないハズです。

前頭葉を鍛えれば、
認知症の可能性を減らせます。

本書に書かれたことを実践し、
前頭葉を鍛えましょう。

認知症にならず老後を迎えれば、
きっと幸せな人生を送れます。

本書のお値段は836円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

不老脳

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学3年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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