はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

流山市はなぜ選ばれ続けるのか 共働き子育て世代が移住し、住民の93%が「住み続けたい」まち

「最近、流山ってよく聞かない?」
「流山に移住する人、増えてるよね?」
「人口、ずっと伸びているらしいよ」

こんな会話、
あなたの周りでも増えていませんか?

人口減少が当たり前の時代に、
なぜ流山が伸び続けるのか。

なぜ流山の名前が、
これほどまでに話題になるのか。

いま多くの自治体が苦戦しています。

「子育て支援を強化します」
「住みやすさNo.1を目指します」

でもどの街も、
似たようなメッセージに見えませんか?

しかし、
選ばれる街と選ばれない街の差は、
広がっているのです。

では、
流山は何が違ったのか?

よく言われるのは、
・TX開通
・都心に近い
・都内より住宅価格が抑えめ

たしかに、
それも理由の一つでしょう。

でもそれだけで、
6年連続人口増加にはならない。

他の街と何が違うのか?

その全貌が描かれているのが、
コチラの本です。

流山市はなぜ選ばれ続けるのか 共働き子育て世代が移住し、住民の93%が「住み続けたい」まち

最大のポイントは、
誰に選ばれたいのかを決めたこと。

流山のターゲットは、
担税力のある共働き子育て世代。

いわゆるDEWKS層です。

DEWKSの暮らしを徹底的に研究し、
悩みを深堀したのです。

・仕事と育児の両立
・教育環境の問題
・住環境への期待

バラマキではなく戦略。
思いつきではなく設計。

流山の人口増加は、
決して偶然ではありません。

マーケティング視点で、
街を経営した結果なのです。

住まい選びのヒントだけでなく、
マーケティングまで学べる一冊です。

移住を考えている方も、
マーケティングに興味がある方も、
ぜひ最後までご覧ください。

これから本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:「誰も知らないまち」から「人口増加率6年連続1位」へ

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.28

・自治体をマーケティング視点で「経営」する

<ポイント>
・共働きのDEWKS層から選ばれるための戦略的なマーケティングを展開
・小さな子どもを持つ共働き世代は、未来の流山市にとって重要なマーケット
・担税力のある共働き世代に選ばれ、彼らの子どもたちもまた将来流山で子育てをしたいと思えるまちをつくる

人口を増やすには、
自然増を待つだけでは足りません。

狙うべきは、
担税力のある共働き世代(DEWKS層)

彼らに選ばれなければ、
人口減少は止まらない。

若い世代に選ばれない街は、
やがて活気を失い財政も苦しくなる。

だからこそ必要なのが、
マーケティング視点ですね。

DEWKS層をどう呼び込むか?

他自治体の成功事例だと、
静岡県長泉町ですね。

子育て支援を強化したり、
三島駅へのアクセスを活かしたり。

・子育てしやすい
・新幹線通勤の利便性が高い

単なるバラマキ政策ではなく、
ターゲットを明確にした戦略。

DEWKS層を取り込めない自治体は、
今後さらに苦しくなりますね。

第2章:こうして流山市は、子育て世代から選ばれるまちになった

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.36

・「保育園へ送迎する」から「駅前に預ける」へ

<ポイント>
①「朝晩の送迎が大変なんです」という市民の声
②駅に近い保育園が定員オーバーが集中し、逆に空きがある園は駅から遠い
③駅前に預けるだけで出勤できる仕組み

①②の問題、
多くの自治体で見られます。

にもかかわらず、
根本的に解決している例は少ない。

共働きで出社する家庭にとって、
自宅/保育園/駅の動線は死活問題なのに。

③流山市の仕組みはシンプルです。

・駅前にステーションを設置
・通勤途中に預ける
・専用バスが各保育園へ送る
・夕方は再びステーションへ戻る
・保護者が迎えに行く

駅に預けるという発想。

これだけで、
共働き家庭の負担は大きく減ります。

私の自治体には、
この仕組みはありませんでした。

0歳児から預け、
毎日お迎えは時間との戦い。

閉園時間ギリギリ。
駅から全力ダッシュ。

これを6年間続けるのは、
正直かなり大変でした。

もしこの仕組みがあったら、
どれだけ心に余裕があったか。

子育て支援と言っても、
補助金やイベントだけでは選ばれません。

日々のリアルな困りごとを、
どこまで解決できるか?

その積み重ねが、
子育て世代の流入につながる。

子育て環境を重視するなら、
このような仕組みがある街は候補ですね。

第3章:流山市はこの変革を実現できたのか

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.170

・ターゲットの明確化とイメージ戦略

<ポイント>
①ターゲットはDEWKS層以外ありえない
②都市イメージの言語化(「都心から一番近い森のまち」)
③世界的に見ても、景観価値と環境価値の高い街は、資産価値も高くなる傾向がある

①はこれまでに触れたので、
割愛します。

②流山市が掲げた
「都心から一番近い森のまち」

これは、
かなり刺さるメッセージですね。

・緑がある街
・自然が残る環境
・公園がありそうなイメージ

頭に想像できるイメージが、
DEWKS層に刺さります。

特に大きな公園は、
想像以上に価値があると思ってます。

子育てを始めて実感しましたが、
・小さいうちは安心して遊ばせられる
・成長すれば子ども同士で遊びに行く
・親はランニングや運動ができる

家族全員にメリットがある。

世界的に見ても、
景観価値・環境価値の高いエリアは
資産価値が上昇しやすい傾向があります。

・自然がある
・子育てしやすそう
・将来も安心できそう

この複合イメージを、
一言で伝えられるかどうか?

それが、
ブランディングですね。

街選びの基準は、
家賃や住宅価格だけではない。

どんな人生を送れるか?

そこから逆算して設計された街が、
選ばれるのです。

第4章:流山市を変革させた市政「経営」

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.175

・最小の費用で、最大の効果を上げる

<ポイント>
①1社から見積→3社以上の見積に変更
②一般競争入札金額を1.5億円以上→130万円以上に変更
③6年間で人件費を10億円削減

①の相見積もり。

民間企業では常識ですが、
1社見積では価格競争が働きません。

②の入札基準見直しも同様です。

随意契約が多ければ、
コストは下がりにくい。

ルールを変えるだけで、
支出構造は大きく変わりますね。

特に興味深いのが③。
単に人数を減らす話ではありません。

・6人→5人だと残業が増える
・6人→4人だとやり方を変える
・結果、残業が減るケースもある

中途半端な削減ではなく、
どこまで踏み込めるか。

これが本当の効率化です。

AI活用が進む今、
人員削減は自治体に限りません。

たとえば、
みずほFGの人員戦略が話題に。

いかにコストを抑え、
効果を最大化するか?

人数が減る時代に生き残るのは、

・AIを使いこなせる
・業務を再設計できる
・ムダを構造から見抜ける

自治体経営の話に見えて、
実は我々にも直結するテーマです。

第5章:これからの流山市と、人口減少時代の地域創生

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.193

・多様な子どもたちが共に学べる場をつくる

<ポイント>
・すべての子どもたちが共に学び合える「インクルーシブ教育」
・「要配慮児童保育コンシェルジュ」制度を新設
・市内2校を「インクルーシブ教育拠点校」として、障害のある子もない子も共に学べる環境づくり

流山市では、
インクルーシブ教育の拠点校を設ける、
取り組みが進められています。

・地域で学び続けられる安心感
・親が仕事を継続できる環境
・子ども同士が自然に学べる機会

長期的に見れば、
地域全体の価値を底上げしますね。

障害のある子の教育環境、
都心から離れるケースも少なくない。

しかし流山は都心から近く、
教育環境の両立が可能な立地です。

障害のある子の教育環境をお探しなら、
流山の取り組みは有力な選択肢ですね。

まとめ

「住みやすい街です」だけでは、
人は動きません。

ターゲットが曖昧なままでは、
メッセージもぼやける。

その結果、
誰の心にも刺さらない。

では、
どうすればいいか?

誰に選ばれるのかを、
先に決めればいい。

流山市が狙ったのは、
担税力のあるDEWKS層です。

そして、
DEWKSの悩みに真正面から向き合った。

象徴的なのが、
駅前送迎保育ステーション。

朝晩の送迎がキツイ、
という死活問題を解決しました。

だから、
DEWKSに支持されたのです。

さらにイメージ戦略。
「都心から一番近い森のまち」

この一言で、
・緑
・安心感
・子どもがのびのび育つ環境

DEWKSに未来の暮らしを想像させる。

そして、
インクルーシブ教育への取り組み

障害のある子もない子も、
ともに学べる環境づくり。

「多様な家族が安心して住める」
というメッセージは心に響く。

なぜ流山は選ばれ続けるのか?

その戦略を解剖したのが
本書です。

住まいを探す人にも、
マーケティングを学ぶ人にもオススメ。

DEWKS層はぜひご覧ください。

本書のお値段は1,540円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

流山市はなぜ選ばれ続けるのか 共働き子育て世代が移住し、住民の93%が「住み続けたい」まち

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学5年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)