(2024/1/6更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
年収1000万世帯と聞いて、
どのような家庭を想像しますか?
超高級マンションに住んでる。
子どもは有名私立に通っている。
贅沢三昧で優雅に暮らしている。
たしかに、
このようなお金持ちは存在します。
しかし、
世帯年収1000万円でありながら、
節約して暮らす家庭もあるのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/04/thomas-park-KYEeuGUkZ54-unsplash-300x200.jpg)
お金持ちの人ほど、
普段は質素に暮らすと言われます。
死ぬまで使いきれないお金があるのに、
派手に使うことを好まない。
これから私がお話しするのは、
そのような人ではありません。
マンションが高すぎて買えない。
子どもは普通の公立に通っている。
節約しないと将来お金に困る。
上記のような、
世帯年収1000万円の話です。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/beanie-2562646_640-300x200.jpg)
なぜ世帯年収1000万円なのに、
裕福ば生活ではないのか?
このような世帯、
実は東京に数多く存在します。
東京で共働きなら、
世帯年収1000万円は普通にいます。
しかし、
住居費/教育費/生活費が高騰し、
皆が思うほど生活が楽ではないです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/10/woman-2003647_640-300x200.jpg)
では、
どうすればいいでしょうか?
東京に住まなければいいのでは?
と思う人もいるでしょう。
しかし仕事の都合上、
東京を離れられない人もいます。
このような現実にお悩みの方に、
おススメなのがコチラの本です。
お金持ちが何言ってるんだ。
甘え過ぎじゃないのか?
努力不足だろ。
…と思う方は、
ココで離脱していただいて結構です。
世帯年収1000万円は、
決してお金持ちではない。
年収500万の共働きなら、
世帯年収1000万円になります。
もしあなたの年収が500万、
夫婦合わせて1000万だとしたら、
本当にお金持ちだと感じますか?
おそらく自分の年収が基準となり、
そうは思えないハズです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/male-7275449_640-300x200.jpg)
東京の住居費/教育費/生活費、
おそらくこの先も上がるでしょう。
不動産価格や教育費、
上がる一方ですよね。
そして昨今の物価高、
止まる気がしないですよね。
世帯年収1000万円であっても、
お金をうまくやり繰りしないと、
裕福な生活は送れないのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/07/dog-1606600_640-300x200.jpg)
東京で生活する際にかかるお金、
本書に詳しく書かれています。
東京はこんなにお金がかかるのか?
と驚くでしょう。
その現実を踏まえたうえで、
お金のやり繰りをどうすればよいか?
もちろん本書に書かれていますので、
すぐにでも実行した方がいいです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/zr-lin-pvt-ylp7hrA-unsplash-225x300.jpg)
東京で暮らすには、
いくつか条件を満たす必要があります。
その条件とは何か?
その条件を満たさない時はどうするか?
本書に書かれていますので、
少しだけ紹介しますね。
本書を読めば、
世帯年収1000万円を確保しつつ、
余裕のある生活を送れます。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/01/dog-2944964_640-300x300.jpg)
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:住居費 不動産高騰で消えた「マイホームの夢」
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・5年間で1.5倍に急騰した不動産価格
<東京の中古マンション平均価格(70㎡あたり。2023年3月以降)>
・東京23区:7000万超
・都心6区(※):1億円
(※)千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区
中古マンションなのに、
なぜ価格がこんなに高いのか?
私が考える理由はコチラです。
①新築マンションが高騰している(資材費、人件費の高騰が主な理由)
②新築マンションを購入できない層が中古マンションに流れ、価格が高騰している
③都内だと70㎡(3LDK)の数が少なく、さらに価格高騰要因となっている
私は2019年に都内で、
中古マンションを購入しました。
当時からすでに上記の状態であり、
なんとか物件を見つけて即購入しました。
ファミリー層観点ですと、
①②も厳しいですが③が本当に厳しい。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/andrea-davis-cYCcdsTeZaA-unsplash-300x200.jpg)
3LDK自体が少ないけれど、
家族構成上どうしても譲れないライン。
私も何か所か見ましたが、
3LDKでも70㎡を切ると本当に狭い。
各部屋も狭くなりますが、
一番困るのは収納スペースです。
子どもが成長すると、
どうしてもモノが増えます。
収納スペースに置けず、
やむなく部屋に出すと余計に狭くなる。
住環境として望ましくですよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/upset-2681502_640-300x200.jpg)
70㎡以上と適性価格を満たすなら、
都内は難しい状況です。
都内に近い郊外で探すしかないけど、
探せばお手頃な場所もあります。
たとえば、
千葉県の流山ですね。
都内までアクセスが良いうえに、
価格は都内よりかなり安い。
コチラは別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/10/jonathon-hoffman-9PckmOUl098-unsplash-1-320x180.jpg)
第2章:教育費 少子化でも過熱する「課金ゲーム」
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「頑張ればなんとかなる」に悩む1000万世帯
<悩む理由>
①地域差の問題
②子どもの意思の問題
③お金の問題
①地域差の問題
私の子どもは小3ですが、
都内公立小でも中学受験は当たり前。
同級生が続々と塾へ通い、
中学受験の準備に入っています。
「どこの塾に行ってるの?」
友達との会話で普通に出るそうです。
仮に公立中学へ進学したとしても、
中学受験組もいるからレベルは高い。
コチラは別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/cdc-GDokEYnOfnE-unsplash-320x180.jpg)
②子どもの意思の問題
「友達が行くから自分も塾に行きたい」
まさに先日、
子どもから言われました。
自分だけが塾に行かないと、
周りに遅れを取るかもしれない。
都内の公立小だと、
コレが現実なんだと実感しました。
コチラも別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/cdc-GDokEYnOfnE-unsplash-320x180.jpg)
③お金の問題
①②に直面した際、
親がまず考えるのは塾代です。
どうにもお金がないなら、
子どもにも説得しやすい。
しかし年収1000万世帯だと、
出せなくはないのが逆にネック。
私も某塾の学費を見ましたが、
月数万円なので出せなくはない。
しかし一度出してしまうと、
夏冬春の講習も別にかかると思いつつ…
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/doubt-2072602_640-300x257.jpg)
でも、
子どもの将来を考えると、
費用対効果の高い投資かなと思いますね。
中学受験の先にあるのは大学受験。
高学歴→大企業入社→高収入の未来。
日本は学歴社会ですし、
教育費以上の高年収が見込めるのも事実。
ただし中学受験をしなくても、
コスパ良く高学歴を目指せる方法もある。
コチラも別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/01/a-263x180.png)
第3章:生活費 見落とされがちな「共働きにかかるコスト」
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・実家に頼れるかどうかは「隠れた格差」
実家の近くに住むかどうかで、
共働きの子育て負担は大きく変わります。
もし保育園や学童に預けられなくても、
実家に子どもを預ける選択肢があります。
気軽に頼めるし、
何より祖父母の愛情も大きい。
都内に実家がある子育て世帯、
間違いなく有利です。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/gianluca-carenza-3z8-HDha8Uw-unsplash-300x200.jpg)
私も子育てしていますが、
都内に実家はありません。
双方の親に頼ることはできず、
すべて自分たちで育児しています。
運よく保育園も学童も行けたけど、
病気等で突発休はどうしても出ます。
私たちが乗り切れているのは、
時間に融通の利く仕事だからです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/telework-5906362_640-200x300.jpg)
都心に住み、
親に頼らず子育てをするなら、
どうすればいいでしょうか?
正直、
会社選びに尽きると考えます。
就職する前に、
このあたりを見極めたいですね。
・子育て世帯の多い会社か?
・突発休が取りやすい会社か?
・片親だけでなく両親がその環境か?
新卒だとその辺はわからず、
入社してから気づくこともありますよね。
その場合は、
子どもを持つ前に転職がオススメです。
私は新卒でブラック企業入社でしたが、
子育ては絶対ムリと思い結婚前に転職。
これくらい先を見据えて、
仕事や家庭を考えた方がいいですね。
第4章:国民的キャラクターで試算する1000万世帯
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「サザエさん」波野家のリアル(ノリスケさん)
サザエさんの舞台は世田谷区、
いまだと超高級住宅地ですよね。
サザエさんの磯野家だと、
実家暮らしで最強すぎる設定です。
なので親戚の波野家、
ノリスケさんの例が参考になります。
妻のタイ子さんは専業主婦、
子どもはイクラちゃん1人の3人家族。
世田谷でマンション暮らしなので、
ちょうどイメージしやすいですよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/jessica-rockowitz-6c4Uhhe68yQ-unsplash-300x200.jpg)
ノリスケさんの年収が1000万、
イクラちゃんが中学受験したらどうか?
結論としては、
何も問題なく老後も生活できる試算です。
家計に余裕がある要素はコチラです。
・ノリスケさんが20代と若く、すでに年収1000万ある
・イクラちゃんが大卒後、20年以上貯蓄を増やす期間がある
・ノリスケさんの定年前に住宅ローンを完済できる
しかし、
タイ子さんが第2子を産み、
第2子も中学受験だと資金不足になる。
タイ子さんが働くなり、
子どもを公立に通わせないと厳しくなる。
一人っ子家庭が増えるのも、
よくわかる内容ですね。
かなり現実に近いシナリオなので、
詳しくは本書をご覧ください。
第5章:お金の育て方
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・家計改善の方法は十人十色
<支出の対策>
・毎月の生活費を数万円単位で減らす
<収入の対策>
・収入を増やす/働き手を増やす
・働く期間を延ばす
<住居費の対策>
・住宅の物件予算を下げる
・住宅ローンの繰り上げ返済/借換
<教育費の対策>
・習い事/塾を減らす
・進学先を私立から国公立へ変更
・大学への通学を自宅外から自宅通学に変更
・奨学金/教育ローンを借りる
・給付型奨学金/特待生を目指す
<ライフイベント支出の対策>
・車の予算を下げる/買い替え頻度を減らす
・旅行の予算を下げる/頻度を減らす
詳細は本書をご覧頂くとして、
一番簡単なのは減らすことです。
支出/住居費/教育費/ライフイベント、
万単位でお金がかかる項目から減らす。
たとえば、
車を手放すのは即効性がある節約。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/mitchell-johnson-nd5oU1Duhf0-unsplash-300x225.jpg)
都内なら車ナシでも生活できます。
今後都内で住宅購入なら、
車ナシで生活できるエリアを選ぶ。
車の有無は大きな差になるので、
持たないに越したことないですね。
収入は簡単に増えないけど、
支出は簡単に減らせます。
ぜひ支出の見直しをしましょう。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:住居費 不動産高騰で消えた「マイホームの夢」
・5年間で1.5倍に急騰した不動産価格
<東京の中古マンション平均価格(70㎡あたり。2023年3月以降)>
・東京23区:7000万超
・都心6区(※):1億円
(※)千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区
①新築マンションが高騰している(資材費、人件費の高騰が主な理由)
②新築マンションを購入できない層が中古マンションに流れ、価格が高騰している
③都内だと70㎡(3LDK)の数が少なく、さらに価格高騰要因となっている
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/10/jonathon-hoffman-9PckmOUl098-unsplash-1-320x180.jpg)
第2章:教育費 少子化でも過熱する「課金ゲーム」
・「頑張ればなんとかなる」に悩む1000万世帯
<悩む理由>
①地域差の問題
②子どもの意思の問題
③お金の問題
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/cdc-GDokEYnOfnE-unsplash-320x180.jpg)
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/01/a-263x180.png)
第3章:生活費 見落とされがちな「共働きにかかるコスト」
・実家に頼れるかどうかは「隠れた格差」
・子育て世帯の多い会社か?
・突発休が取りやすい会社か?
・片親だけでなく両親がその環境か?
第4章:国民的キャラクターで試算する1000万世帯
・「サザエさん」波野家のリアル(ノリスケさん)
・ノリスケさんが20代と若く、すでに年収1000万ある
・イクラちゃんが大卒後、20年以上貯蓄を増やす期間がある
・ノリスケさんの定年前に住宅ローンを完済できる
第5章:お金の育て方
・家計改善の方法は十人十色
<支出の対策>
・毎月の生活費を数万円単位で減らす
<収入の対策>
・収入を増やす/働き手を増やす
・働く期間を延ばす
<住居費の対策>
・住宅の物件予算を下げる
・住宅ローンの繰り上げ返済/借換
<教育費の対策>
・習い事/塾を減らす
・進学先を私立から国公立へ変更
・大学への通学を自宅外から自宅通学に変更
・奨学金/教育ローンを借りる
・給付型奨学金/特待生を目指す
<ライフイベント支出の対策>
・車の予算を下げる/買い替え頻度を減らす
・旅行の予算を下げる/頻度を減らす
まとめ
世帯年収1000万円でも、
余裕のない家庭は多いです。
住居費/教育費/生活費が高騰し、
都内での生活は本当にお金がかかる。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/10/simran-sood-qL0t5zNGFVQ-unsplash-225x300.jpg)
もっと安い地域に引っ越せばいい。
全部公立に通わせればいい。
親に頼ればいい。
と言う人もいるでしょうが、
現実はそう簡単にいかないのです。
引っ越すには転職が必要だけど、
収入が下がるかもしれない。
全部公立に通えればベストだけど、
受からなければ高校から私立になる。
親が近くに住んでいなければ、
そう簡単に頼れない。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/10/guy-2617866_640-300x200.jpg)
では、
どうすればいいでしょうか?
共働きで最大限稼ぎ、
最大限に支出を抑えて生活するしかない。
世帯年収1000万円でも、
けっして裕福ではないですよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/05/cropped-YUUKI150321200I9A4368_TP_V4-300x300.jpg)
・・・ここで終わってしまうと、
ますます少子化になりそうです。
第5章では触れませんでしたが、
実はもう1つ重要な要素があります。
それは、
お金を増やすという育て方です。
最大限の収入を稼ぎ、
最大限の節約で支出を抑え、
残ったお金を投資で増やすのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/08/money-2724241_640-4-300x203.jpg)
投資の方法はいくつかありますが、
個人的にオススメなのは新NISAです。
新NISAのメリット、
コチラです。
・投資枠:①つみたて投資枠と②成長投資枠の2つあり、両方を利用できる
・非課税期間:無制限
・年間投資枠:360万円(①120万円、②240万円)
・生涯投資枠:1800万円(②は1200万円)
・期中での売却:翌年に非課税投資枠(簿価)が復活する
コチラも別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/05/ccf0aa23d5f8da00ef116e4c615372df-305x180.png)
世帯年収1000万円、
共働きならだれでも目指せます。
夫婦正社員で、
年収500万ずつ稼ぐイメージです。
しかし、
お金の使い方/増やし方を考えないと、
決して余裕のある生活はできません。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/07/money-494163_640-300x195.jpg)
どうすれば支出を減らせるか?
どうすればお金をさらに増やせるか?
どうすれば余裕のある生活ができるか?
世帯年収1000万円前後の方は、
本書をいますぐお読みください。
お金がかかる要因は、
住居費/教育費/生活費の高騰です。
お金がかかる要因を理解し、
使い方/増やし方を学ぶとどうなるか?
お金に悩む子育てや老後、
どちらからも解放されますね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/07/girls-914823_640-300x200.jpg)
世帯年収1000万円でカツカツか?
世帯年収1000万円で悠々自適か?
すべてはあなたの行動次第です。
本書でお金のやり繰りを学び、
悠々自適な生活を送りましょう。
本書のお値段は862円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学3年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/07/CD9DAA03-A37E-4B71-9ADC-1C64A9E59AED-300x300.jpg)