(2024/1/6更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
年収1000万世帯と聞いて、
どのような家庭を想像しますか?
超高級マンションに住んでる。
子どもは有名私立に通っている。
贅沢三昧で優雅に暮らしている。
たしかに、
このようなお金持ちは存在します。
しかし、
世帯年収1000万円でありながら、
節約して暮らす家庭もあるのです。
お金持ちの人ほど、
普段は質素に暮らすと言われます。
死ぬまで使いきれないお金があるのに、
派手に使うことを好まない。
これから私がお話しするのは、
そのような人ではありません。
マンションが高すぎて買えない。
子どもは普通の公立に通っている。
節約しないと将来お金に困る。
上記のような、
世帯年収1000万円の話です。
なぜ世帯年収1000万円なのに、
裕福ば生活ではないのか?
このような世帯、
実は東京に数多く存在します。
東京で共働きなら、
世帯年収1000万円は普通にいます。
しかし、
住居費/教育費/生活費が高騰し、
皆が思うほど生活が楽ではないです。
では、
どうすればいいでしょうか?
東京に住まなければいいのでは?
と思う人もいるでしょう。
しかし仕事の都合上、
東京を離れられない人もいます。
このような現実にお悩みの方に、
おススメなのがコチラの本です。
お金持ちが何言ってるんだ。
甘え過ぎじゃないのか?
努力不足だろ。
…と思う方は、
ココで離脱していただいて結構です。
世帯年収1000万円は、
決してお金持ちではない。
年収500万の共働きなら、
世帯年収1000万円になります。
もしあなたの年収が500万、
夫婦合わせて1000万だとしたら、
本当にお金持ちだと感じますか?
おそらく自分の年収が基準となり、
そうは思えないハズです。
東京の住居費/教育費/生活費、
おそらくこの先も上がるでしょう。
不動産価格や教育費、
上がる一方ですよね。
そして昨今の物価高、
止まる気がしないですよね。
世帯年収1000万円であっても、
お金をうまくやり繰りしないと、
裕福な生活は送れないのです。
東京で生活する際にかかるお金、
本書に詳しく書かれています。
東京はこんなにお金がかかるのか?
と驚くでしょう。
その現実を踏まえたうえで、
お金のやり繰りをどうすればよいか?
もちろん本書に書かれていますので、
すぐにでも実行した方がいいです。
東京で暮らすには、
いくつか条件を満たす必要があります。
その条件とは何か?
その条件を満たさない時はどうするか?
本書に書かれていますので、
少しだけ紹介しますね。
本書を読めば、
世帯年収1000万円を確保しつつ、
余裕のある生活を送れます。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:住居費 不動産高騰で消えた「マイホームの夢」
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・5年間で1.5倍に急騰した不動産価格
<東京の中古マンション平均価格(70㎡あたり。2023年3月以降)>
・東京23区:7000万超
・都心6区(※):1億円
(※)千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区
中古マンションなのに、
なぜ価格がこんなに高いのか?
私が考える理由はコチラです。
①新築マンションが高騰している(資材費、人件費の高騰が主な理由)
②新築マンションを購入できない層が中古マンションに流れ、価格が高騰している
③都内だと70㎡(3LDK)の数が少なく、さらに価格高騰要因となっている
私は2019年に都内で、
中古マンションを購入しました。
当時からすでに上記の状態であり、
なんとか物件を見つけて即購入しました。
ファミリー層観点ですと、
①②も厳しいですが③が本当に厳しい。
3LDK自体が少ないけれど、
家族構成上どうしても譲れないライン。
私も何か所か見ましたが、
3LDKでも70㎡を切ると本当に狭い。
各部屋も狭くなりますが、
一番困るのは収納スペースです。
子どもが成長すると、
どうしてもモノが増えます。
収納スペースに置けず、
やむなく部屋に出すと余計に狭くなる。
住環境として望ましくですよね。
70㎡以上と適性価格を満たすなら、
都内は難しい状況です。
都内に近い郊外で探すしかないけど、
探せばお手頃な場所もあります。
たとえば、
千葉県の流山ですね。
都内までアクセスが良いうえに、
価格は都内よりかなり安い。
コチラは別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
第2章:教育費 少子化でも過熱する「課金ゲーム」
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「頑張ればなんとかなる」に悩む1000万世帯
<悩む理由>
①地域差の問題
②子どもの意思の問題
③お金の問題
①地域差の問題
私の子どもは小3ですが、
都内公立小でも中学受験は当たり前。
同級生が続々と塾へ通い、
中学受験の準備に入っています。
「どこの塾に行ってるの?」
友達との会話で普通に出るそうです。
仮に公立中学へ進学したとしても、
中学受験組もいるからレベルは高い。
コチラは別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
②子どもの意思の問題
「友達が行くから自分も塾に行きたい」
まさに先日、
子どもから言われました。
自分だけが塾に行かないと、
周りに遅れを取るかもしれない。
都内の公立小だと、
コレが現実なんだと実感しました。
コチラも別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
③お金の問題
①②に直面した際、
親がまず考えるのは塾代です。
どうにもお金がないなら、
子どもにも説得しやすい。
しかし年収1000万世帯だと、
出せなくはないのが逆にネック。
私も某塾の学費を見ましたが、
月数万円なので出せなくはない。
しかし一度出してしまうと、
夏冬春の講習も別にかかると思いつつ…
でも、
子どもの将来を考えると、
費用対効果の高い投資かなと思いますね。
中学受験の先にあるのは大学受験。
高学歴→大企業入社→高収入の未来。
日本は学歴社会ですし、
教育費以上の高年収が見込めるのも事実。
ただし中学受験をしなくても、
コスパ良く高学歴を目指せる方法もある。
コチラも別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
第3章:生活費 見落とされがちな「共働きにかかるコスト」
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・実家に頼れるかどうかは「隠れた格差」
実家の近くに住むかどうかで、
共働きの子育て負担は大きく変わります。
もし保育園や学童に預けられなくても、
実家に子どもを預ける選択肢があります。
気軽に頼めるし、
何より祖父母の愛情も大きい。
都内に実家がある子育て世帯、
間違いなく有利です。
私も子育てしていますが、
都内に実家はありません。
双方の親に頼ることはできず、
すべて自分たちで育児しています。
運よく保育園も学童も行けたけど、
病気等で突発休はどうしても出ます。
私たちが乗り切れているのは、
時間に融通の利く仕事だからです。
都心に住み、
親に頼らず子育てをするなら、
どうすればいいでしょうか?
正直、
会社選びに尽きると考えます。
就職する前に、
このあたりを見極めたいですね。
・子育て世帯の多い会社か?
・突発休が取りやすい会社か?
・片親だけでなく両親がその環境か?
新卒だとその辺はわからず、
入社してから気づくこともありますよね。
その場合は、
子どもを持つ前に転職がオススメです。
私は新卒でブラック企業入社でしたが、
子育ては絶対ムリと思い結婚前に転職。
これくらい先を見据えて、
仕事や家庭を考えた方がいいですね。
第4章:国民的キャラクターで試算する1000万世帯
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「サザエさん」波野家のリアル(ノリスケさん)
サザエさんの舞台は世田谷区、
いまだと超高級住宅地ですよね。
サザエさんの磯野家だと、
実家暮らしで最強すぎる設定です。
なので親戚の波野家、
ノリスケさんの例が参考になります。
妻のタイ子さんは専業主婦、
子どもはイクラちゃん1人の3人家族。
世田谷でマンション暮らしなので、
ちょうどイメージしやすいですよね。
ノリスケさんの年収が1000万、
イクラちゃんが中学受験したらどうか?
結論としては、
何も問題なく老後も生活できる試算です。
家計に余裕がある要素はコチラです。
・ノリスケさんが20代と若く、すでに年収1000万ある
・イクラちゃんが大卒後、20年以上貯蓄を増やす期間がある
・ノリスケさんの定年前に住宅ローンを完済できる
しかし、
タイ子さんが第2子を産み、
第2子も中学受験だと資金不足になる。
タイ子さんが働くなり、
子どもを公立に通わせないと厳しくなる。
一人っ子家庭が増えるのも、
よくわかる内容ですね。
かなり現実に近いシナリオなので、
詳しくは本書をご覧ください。
第5章:お金の育て方
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・家計改善の方法は十人十色
<支出の対策>
・毎月の生活費を数万円単位で減らす
<収入の対策>
・収入を増やす/働き手を増やす
・働く期間を延ばす
<住居費の対策>
・住宅の物件予算を下げる
・住宅ローンの繰り上げ返済/借換
<教育費の対策>
・習い事/塾を減らす
・進学先を私立から国公立へ変更
・大学への通学を自宅外から自宅通学に変更
・奨学金/教育ローンを借りる
・給付型奨学金/特待生を目指す
<ライフイベント支出の対策>
・車の予算を下げる/買い替え頻度を減らす
・旅行の予算を下げる/頻度を減らす
詳細は本書をご覧頂くとして、
一番簡単なのは減らすことです。
支出/住居費/教育費/ライフイベント、
万単位でお金がかかる項目から減らす。
たとえば、
車を手放すのは即効性がある節約。
都内なら車ナシでも生活できます。
今後都内で住宅購入なら、
車ナシで生活できるエリアを選ぶ。
車の有無は大きな差になるので、
持たないに越したことないですね。
収入は簡単に増えないけど、
支出は簡単に減らせます。
ぜひ支出の見直しをしましょう。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:住居費 不動産高騰で消えた「マイホームの夢」
・5年間で1.5倍に急騰した不動産価格
<東京の中古マンション平均価格(70㎡あたり。2023年3月以降)>
・東京23区:7000万超
・都心6区(※):1億円
(※)千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区
①新築マンションが高騰している(資材費、人件費の高騰が主な理由)
②新築マンションを購入できない層が中古マンションに流れ、価格が高騰している
③都内だと70㎡(3LDK)の数が少なく、さらに価格高騰要因となっている
第2章:教育費 少子化でも過熱する「課金ゲーム」
・「頑張ればなんとかなる」に悩む1000万世帯
<悩む理由>
①地域差の問題
②子どもの意思の問題
③お金の問題
第3章:生活費 見落とされがちな「共働きにかかるコスト」
・実家に頼れるかどうかは「隠れた格差」
・子育て世帯の多い会社か?
・突発休が取りやすい会社か?
・片親だけでなく両親がその環境か?
第4章:国民的キャラクターで試算する1000万世帯
・「サザエさん」波野家のリアル(ノリスケさん)
・ノリスケさんが20代と若く、すでに年収1000万ある
・イクラちゃんが大卒後、20年以上貯蓄を増やす期間がある
・ノリスケさんの定年前に住宅ローンを完済できる
第5章:お金の育て方
・家計改善の方法は十人十色
<支出の対策>
・毎月の生活費を数万円単位で減らす
<収入の対策>
・収入を増やす/働き手を増やす
・働く期間を延ばす
<住居費の対策>
・住宅の物件予算を下げる
・住宅ローンの繰り上げ返済/借換
<教育費の対策>
・習い事/塾を減らす
・進学先を私立から国公立へ変更
・大学への通学を自宅外から自宅通学に変更
・奨学金/教育ローンを借りる
・給付型奨学金/特待生を目指す
<ライフイベント支出の対策>
・車の予算を下げる/買い替え頻度を減らす
・旅行の予算を下げる/頻度を減らす
まとめ
世帯年収1000万円でも、
余裕のない家庭は多いです。
住居費/教育費/生活費が高騰し、
都内での生活は本当にお金がかかる。
もっと安い地域に引っ越せばいい。
全部公立に通わせればいい。
親に頼ればいい。
と言う人もいるでしょうが、
現実はそう簡単にいかないのです。
引っ越すには転職が必要だけど、
収入が下がるかもしれない。
全部公立に通えればベストだけど、
受からなければ高校から私立になる。
親が近くに住んでいなければ、
そう簡単に頼れない。
では、
どうすればいいでしょうか?
共働きで最大限稼ぎ、
最大限に支出を抑えて生活するしかない。
世帯年収1000万円でも、
けっして裕福ではないですよね。
・・・ここで終わってしまうと、
ますます少子化になりそうです。
第5章では触れませんでしたが、
実はもう1つ重要な要素があります。
それは、
お金を増やすという育て方です。
最大限の収入を稼ぎ、
最大限の節約で支出を抑え、
残ったお金を投資で増やすのです。
投資の方法はいくつかありますが、
個人的にオススメなのは新NISAです。
新NISAのメリット、
コチラです。
・投資枠:①つみたて投資枠と②成長投資枠の2つあり、両方を利用できる
・非課税期間:無制限
・年間投資枠:360万円(①120万円、②240万円)
・生涯投資枠:1800万円(②は1200万円)
・期中での売却:翌年に非課税投資枠(簿価)が復活する
コチラも別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
世帯年収1000万円、
共働きならだれでも目指せます。
夫婦正社員で、
年収500万ずつ稼ぐイメージです。
しかし、
お金の使い方/増やし方を考えないと、
決して余裕のある生活はできません。
どうすれば支出を減らせるか?
どうすればお金をさらに増やせるか?
どうすれば余裕のある生活ができるか?
世帯年収1000万円前後の方は、
本書をいますぐお読みください。
お金がかかる要因は、
住居費/教育費/生活費の高騰です。
お金がかかる要因を理解し、
使い方/増やし方を学ぶとどうなるか?
お金に悩む子育てや老後、
どちらからも解放されますね。
世帯年収1000万円でカツカツか?
世帯年収1000万円で悠々自適か?
すべてはあなたの行動次第です。
本書でお金のやり繰りを学び、
悠々自適な生活を送りましょう。
本書のお値段は862円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学3年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)