お金の教育

【大改正でどう変わる? 新NISA 徹底活用術】感想・レビュー


(2024/6/28更新)

はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

大改正でどう変わる? 新NISA 徹底活用術

2024年から、
新しいNISAがスタートします。

新NISA、
一度は目や耳にしたことありますよね。

しかし、
新NISAの詳細を知らず、
あれこれ疑問をお持ち方もいます。

新NISAの疑問

①新NISAはどんな制度なのか?

②新NISAでどのように投資すればよいか?

③現NISAで投資している場合はどうすればいいのか?

NISA自体は、
現在も制度として存在します。

この現NISAに比べて、
新NISAは投資家のメリットが拡大します。

新NISAを知らずに投資するのは、
かなり損しますね。

①~③がわかれば、
新NISAを最大限に活用し、
最大限の投資利益を狙えます。

新NISAの疑問

①新NISAはどんな制度なのか?

②新NISAでどのように投資すればよいか?

③現NISAで投資している場合はどうすればいいのか?

ネットや新聞を見れば、
①~③断片的に紹介された記事はあります。

でも検索が面倒ですよね。

そこでオススメなのが本書です。

大改正でどう変わる? 新NISA 徹底活用術

新NISAに関する本はまだ少なく、
現時点では本書がNo.1ですね。

竹川氏の著書は何冊も読みましたが、
初心者向きでわかりやすいです。

私がインデックス投資を始めたのは、
竹川氏のコチラの著書がきっかけです。

著書に沿って投資した結果、
プロフのような資産を形成しました。

新NISAに関しても、
本書を参考に投資する予定です。

これから本書のレビュー・感想、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:2024年スタートの新しいNISAってどんな制度?

新NISAのポイント、
コチラです。

新NISAのポイント(P.60より抜粋)

・投資枠:①つみたて投資枠と②成長投資枠の2つあり、両方を利用できる
・非課税期間:無制限
・年間投資枠:360万円(①120万円、②240万円)
・生涯投資枠:1800万円(②は1200万円)
・期中での売却:翌年に非課税投資枠(簿価)が復活する

新NISAと比較できるよう、
現NISAを同じように書きました。

現NISAのポイント

・投資枠:①つみたてNISAと②一般NISAの2つがあり、どちらか片方しか利用できない
・非課税期間:①20年②5年
・年間投資枠:①40万円、②120万円
・生涯投資枠:①800万円、②600万円
・期中での売却:翌年に非課税投資枠(簿価)が復活しない

投資枠は拡大し、
非課税期間は無制限になり、
期中売却すれば翌年に投資枠が復活する。

新NISAはメリットだらけ、
投資しない選択肢はないです。

1800万までの投資は新NISAで行い、
生涯非課税で運用し、
投資利益の最大化を目指しましょう。

オトクな活用方法は、
第2章で解説しますね。

第2章:NISAをどう活用すればよいか?

新NISA活用のポイント、
まず投資枠の理解が大切です。

新NISAのポイント(P.60より抜粋)

・投資枠:①つみたて投資枠と②成長投資枠の2つあり、両方を利用できる
・非課税期間:無制限
・年間投資枠:360万円(①120万円、②240万円)
・生涯投資枠:1800万円(②は1200万円)
・期中での売却:翌年に非課税投資枠(簿価)が復活する

生涯投資枠は1800万円、
うち②成長投資枠は1200万円が上限。

では①つみたて投資枠の上限、
いくらでしょうか?

実は1800万円です。

本書のP.67にも書かれてますが、
生涯投資枠の基礎知識はコチラです。

生涯投資枠の基礎知識

①つみたて投資枠としてのみなら、1800万円分を活用できる
②成長投資枠としてなら、1200万円が上限となる(残りの600万円は①つみたて投資枠となる)

若年層は長期投資できますので、
以下のような投資も可能です。

若年層の投資例(P.99)

A.毎月3万円→年間36万円→50年間
B.毎月5万円→年間60万円→30年間
C.毎月10万円→年間120万円→15年間

最初はAから始め、
徐々にBやCへ変更も可能です。

年間120万円を超えない範囲で、
資金に応じて積立額を変えられます。

さすがにAの50年間は長いので、
BやCを目指すのがオススメです。

投資元本が大きいほど、
利益は大きくなります。


もし若年層でない場合、
長期投資が難しいケースもあります。

その場合、
①つみたて投資枠②成長投資枠を、
併用が良いです。

買い方の基本戦略は、
AorBですね。

若年層以外の投資例

A.①で買える投信を②でも買う
B.①で投信、②で個別株を買う

インデックス投資好みならA、
配当株好みならBにですね。

AorBは好みの問題なので、
ご自身の投資戦略に合う方を、
お選びいただくのがよいです。

なお、
生涯投資枠1800万円を使い切ったら、
できる限り売らずに長期運用しましょう。

たとえば投信は長期運用なら、
複利効果の恩恵で利益が膨らみます。

どうしても売りたい時は、
一部に留めるのがオススメです。

結婚・住宅・老後の3大資金とか、
イベントに応じて必要額のみですね。

老後まで1800万運用&利益出てれば、
老後2000万問題で悩まずに済みますね。

第3章:Q&A丸わかり!新しいNISA

著者の投資本の特徴でもありますが、
豊富なQ&Aの章があります。

新NISAに関して
投資家ごとに疑問点は異なりますよね。

さまざまな疑問点に対し、
わかりやすく解説されています。

Qの一覧はコチラなので、
気になる箇所だけ読むのもアリです。

①NISA口座をどうするか

・Q1~Q3:今の口座からの移管
・Q4:年間投資枠の期間
・Q5:課税口座との組み合わせ

②金融機関をどうするか

・Q6~Q7:金融機関の選び方
・Q8~Q10:金融機関の変更

③商品の選び方と活用法

・Q11~Q14:買える商品
・Q15:商品の購入
・Q16:商品の変更
・Q17:積立額の変更
・Q18:投信の繰上償還
・Q19:成長投資枠の利用
・Q20:生涯投資枠
・Q21:デメリット
・Q22:株主優待 

④投資を続ける際の注意点

・Q23~Q24:枠の復活
・Q25~Q26:始める時期
・Q27;現在のNISAの利用
・Q28:現在の特定口座にある商品
・Q29:商品の売却タイミング
・Q30:保有している商品の整理
・Q31:長期保有のポイント
・Q32:商品の相続

第4章:どうなる?これまでのNISA

現NISAと新NISA、
押さえるべきポイントはコチラです。

現NISAと新NISA

2023年までの現NISAと2024年からの新NISAは、別枠で管理される

つまり、
2023年までは現NISAで投資し、
2024年からは新NISAで投資する。

非課税の恩恵を最大限に受けられるので、
最もオトクな投資方法です。

新旧NISAに投資して、
資産を最大限に増やしましょう。

ちなみに、
現NISAは運用期間終了後、
課税口座に移管されます。

課税口座に移管されたら、
新NISAで新たに投資がオススメです。

現NISAで増やしたお金を元手に、
新NISAに投資してさらに増やす。

資金が必要になったら売却すればいいし、
新NISAなら翌年に投資枠が復活します。

新NISAは非常に使い勝手がいいので、
効率よく資産を増やしましょう。

まとめ

各章のポイントをまとめました。

第1章:2024年スタートの新しいNISAってどんな制度?

新NISAのポイント(P.60より抜粋)

・投資枠:①つみたて投資枠と②成長投資枠の2つあり、両方を利用できる
・非課税期間:無制限
・年間投資枠:360万円(①120万円、②240万円)
・生涯投資枠:1800万円(②は1200万円)
・期中での売却:翌年に非課税投資枠(簿価)が復活する

第2章:NISAをどう活用すればよいか?

生涯投資枠の基礎知識

①つみたて投資枠としてのみなら、1800万円分を活用できる
②成長投資枠としてなら、1200万円が上限となる(残りの600万円は①つみたて投資枠となる)

若年層の投資例(P.99)つみたて投資枠のみ

A.毎月3万円→年間36万円→50年間
B.毎月5万円→年間60万円→30年間
C.毎月10万円→年間120万円→15年間

若年層以外の投資例。①つみたて投資枠+②成長投資枠併用

A.①で買える投信を②でも買う
B.①で投信、②で個別株を買う

第3章:Q&A丸わかり!新しいNISA

①NISA口座をどうするか

・Q1~Q3:今の口座からの移管
・Q4:年間投資枠の期間
・Q5:課税口座との組み合わせ

②金融機関をどうするか

・Q6~Q7:金融機関の選び方
・Q8~Q10:金融機関の変更

③商品の選び方と活用法

・Q11~Q14:買える商品
・Q15:商品の購入
・Q16:商品の変更
・Q17:積立額の変更
・Q18:投信の繰上償還
・Q19:成長投資枠の利用
・Q20:生涯投資枠
・Q21:デメリット
・Q22:株主優待 

④投資を続ける際の注意点

・Q23~Q24:枠の復活
・Q25~Q26:始める時期
・Q27;現在のNISAの利用
・Q28:現在の特定口座にある商品
・Q29:商品の売却タイミング
・Q30:保有している商品の整理
・Q31:長期保有のポイント
・Q32:商品の相続

第4章:どうなる?これまでのNISA

現NISAと新NISA

2023年までの現NISAと2024年からの新NISAは、別枠で管理される

結論

新NISAで投資しましょう!

生涯投資枠の1800万円、
使い切るのも最初は大変かもです。

でも、
子育て資金/住宅購入/老後資金、
どれも2000万円以上かかります。

少なくとも、
全員に訪れる老後を見据えたら、
1800万円くらい投資は必須ですね。

以前、
老後資金2000万が騒がれました。

貯金で2000万準備するより、
投資で2000万準備する方がラクです。

一番カンタンなのは、
つみたて投資枠でインデックス投資。

日経平均でもS&P500でもいいけど、
1800万円を長期運用すれば、
2000万円はかなりの確率で狙えます。

投資利益は出やすいし、
利益も非課税です。

2000万円は決して夢じゃない。

2024年から新NISAで投資して、
悠々自適な老後を送りましょう。

もし資金に余裕があれば、
現NISAでも投資がオススメです。

現NISAと新NISAは別枠なので、
今投資すれば非課税の恩恵受けられます。

でも現NISAは2023年で終了、
投資しなければ非課税の恩恵ゼロです。

もったいないですよね。
やらない選択肢がないですよね。

現NISAでも投資するなら、
今すぐ本書読んで投資しましょう。

本書のお値段は1650円、
本書は↓から購入できます。

大改正でどう変わる? 新NISA 徹底活用術

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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