お金の教育

【マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ】感想・レビュー


(2024/1/6更新)

はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ

本書の冒頭(P.2)に、
マーケティングの悩みが書かれています。

マーケティングの悩み

・そもそも何をすればよいのかわからない

・市場調査しても十分に活かしきれない

・販促をしても、売上が上がらない

・いくらマーケティングを学んでも、実際のビジネスではどうしたらいいかわからない

マーケティングの本を読むと、
専門用語や理論がたくさん出てきます。

専門用語や理論を学んだのに、
売上は上がらず悩んだことありませんか?

その原因は、
マーケティングに対する誤解です。

マーケティング=市場調査や販促、
と捉えていると売上はあがらないです。

ではマーケティングとは何か?
本書にその答えが書いてあります。

マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ

マーケティングとは何か?
著者の定義はコチラです。

マーケティングとは何か?(P.47)

・「どんなお客さま(WHO)」に、「どんなプロダクト(WHAT)」を届けて「価値」を作るのかという、「WHOとWHATの組み合わせ」です。

マーケティング=価値作りを重視し、
売上の上げ方が書かれています。

市場調査や販促を重視するより、
価値の追求をする方が、
だれでもカンタンに売上が上がります。

マーケティングでお悩みの方、
本書を読めば価値観変わります。

これから本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:なぜ、多くの人が「マーケティングの樹海」に迷い込んでしまうのか?

第1章のポイントは、
マーケティングとは何か?

マーケティング本に、
いろいろと難しく書かれてますよね。

マーケティングとは何か?
筆者の定義がわかりやすいです。

マーケティングとは何か?(P.47)

・「どんなお客さま(WHO)」に、「どんなプロダクト(WHAT)」を届けて「価値」を作るのかという、「WHOとWHATの組み合わせ」です

たとえば4P戦略(※)とかありますが、
それは手段や方法(HOW)にすぎない。

4P戦略(P.34)

・Product:どんな商品にするか

・Place:どこで売るか、どう売るか

・Promotion:販売促進やPR、広告などをどう展開するか

・Price:価格をいくらにするか

まずはWHOとWHATが大事、
と筆者は述べています。

マーケティングをシンプルに考え、
WHOとWHATを重視する。

シンプルな定義に沿って、
この先を読み進めましょう。

いまより売上が上がります。

第2章:マーケティングとは「価値づくり」

第2章のポイントは、
価値とは何か?

価値とは何か?
筆者の定義がわかりやすいです。

価値とは何か?(P.56~62)

・価値とは「WHO(顧客)」が「WHAT(プロダクト)」に見出した便益と独自性である

・便益とは買う(選ぶ)理由、独自性とは他を買わない(選ばない)理由である

便益や独自性、
お客さまが見出すものです。

買う(選ぶ)、
他を買わない(選ばない)、
お客様の行動ですよね。

商品が売れない理由、
筆者の意見はコチラです。

商品が売れない理由(P.83)

①価値を作り得る便益と独自性を、それを必要とするお客様に伝えきれていない

②自分たちが信じて伝えている便益と独自性に、お客様が価値を感じていない

コチラを見直せば売れるハズです。

マーケティングの見直しと言うと、
難しく考えがちですよね。

もっとシンプルに、
①②の見直しに特化しましょう。

いまより売上が上がります。

第3章:価値は「お客さま」と向き合うことでわかる

第3章のポイントは、
お客さまを理解すること。

お客さまの理解で大切なこと、
筆者は次のように書いています。

お客さまの理解で大切なこと(P.98)

・すべては「たった1人の実際のお客さまを」を理解することから

筆者はN1分析と呼んでますが、
このように理解するそうです。

N1分析(P.99)

・実際に買ってくれたお客さまにインタビューや行動観察をする

・インタビューや行動観察から購買行動の深層心理を理解し、価値のアイデアを見つける

1人が価値を感じれば、
他にも価値を感じる人はいる。

だからN1分析をするそうです。

売上が上がらず悩む人は、
売りっぱなしにしていませんか?

購入してくれたお客さまを分析し、
価値をもっとアピールしましょう。

いまより売上が上がります。

第4章:0から1、1から10、10から1000へ

第4章のポイントは、
売上の構造と拡大方法。

売上を上げるためにすべきこと、
まず売上の構造を知ることです。

売上の構造、
筆者の定義はコチラです。

売上の構造(P.151)

・売上=お客さまの人数×お客さまの平均単価×お客さまの購買頻度

つまり、
人数/平均単価/購買頻度、
どれだけ増やせるかが大事です。

この人数を拡大する順番が、
第4章のタイトルになります。

具体的にはコチラです。

ビジネスの3段階(P.141)

①0→1の段階

②1→10の段階

③10→1000の段階

①で最初の1人を見つけ、
価値(便益と独自性)を分析します。

そして、
①と同じ価値を感じる人がどこにいるか、
見つけるのが②です。

②になると、
①とは異なる新しい価値を見出し、
単価や頻度が上がるお客さまが出ます。

この新しい価値を追求し、
さらに水平拡大するのが③です。

マーケティングというと、
市場分析みたいな印象になりがちです。

でも大事なのはN1分析のような、
お客さまが感じる価値の分析です。

市場分析ではなく、
お客さまの価値分析をするとよいです。

いまより売上が上がります。

N1分析(P.99)

・実際に買ってくれたお客さまにインタビューや行動観察をする

・インタビューや行動観察から購買行動の深層心理を理解し、価値のアイデアを見つける

第5章:マーケティングとブランディング

第5のポイントは、
ブランディングとは何か?

ブランディングとは何か?
筆者の定義がわかりやすいです。

ブランディングとは何か?(P.196)

・忘却離反を防ぐ手段である

お客さまに価値を感じてもらったのに、
なんとなく忘れられて離反する。

離反を防ぐための手段、
筆者はこのように書いています。

離反を防ぐ手段(P.197)

・特徴的なロゴやブランド名を通して、「お客さまが価値を見いだした便益と独自性を覚えてもらい、購入や使用の際に選択肢として真っ先に思い浮かべてもらう

ココで1つ、
筆者が注意事項を書いています。

それは、
便益と独自性に価値がないのに、
ブランディング投資しても意味がない。

お客さまがロゴやブランド名を見て、
価値を思い出さないと意味がないです。

価値を大々的にアピールして、
ロゴやブランドに紐づけて覚えさせる。

コレを意識すれば、
いまより売上が上がります。

第6章:マーケティングで継続的に「価値」を高め続ける

第6章のポイントは、
継続的に価値を生み出すこと。

コレがマーケティングの究極の目的、
と筆者は書いています。

ではどのように生み出すのか?
本書から抜粋します。

継続的に価値を生み出すこと(P.235)

・価値を生みだす可能性のある商品・サービス・体験などのプロダクトを生みだし、それを提供することで、価値を見いだしていただけるお客さまを見つけ出す

・その価値を高め続けることによって継続的な利益をもたらし、それを再投資して新しい価値を創造する。

・このループを作る

マーケティングとは、
売れる仕組みづくりと考えがちです。

でもコレを重視すると、
手段(HOW)の重視になります。

第1章でも紹介しましたが、
重視すべきはWHOとWHATです。

マーケティングとは何か?(P.47)

・「どんなお客さま(WHO)」に、「どんなプロダクト(WHAT)」を届けて「価値」を作るのかという、「WHOとWHATの組み合わせ」です

WHOとWHATを重視すれば、
価値を重視します。

継続的に価値を生み出せれば、
いまより売上が上がります。

まとめ

各章のポイントをまとめました。

第1章:なぜ、多くの人が「マーケティングの樹海」に迷い込んでしまうのか?

マーケティングとは何か?(P.47)

・「どんなお客さま(WHO)」に、「どんなプロダクト(WHAT)」を届けて「価値」を作るのかという、「WHOとWHATの組み合わせ」です

第2章:マーケティングとは「価値づくり」

価値とは何か?(P.56~62)

・価値とは「WHO(顧客)」が「WHAT(プロダクト)」に見出した便益と独自性である

・便益とは買う(選ぶ)理由、独自性とは他を買わない(選ばない)理由である

商品が売れない理由(P.83)

①価値を作り得る便益と独自性を、それを必要とするお客様に伝えきれていない

②自分たちが信じて伝えている便益と独自性に、お客様が価値を感じていない

第3章:価値は「お客さま」と向き合うことでわかる

お客さまの理解で大切なこと(P.98)

・すべては「たった1人の実際のお客さまを」を理解することから

N1分析(P.99)

・実際に買ってくれたお客さまにインタビューや行動観察をする

・インタビューや行動観察から購買行動の深層心理を理解し、価値のアイデアを見つける

第4章:0から1、1から10、10から1000へ

売上の構造(P.151)

・売上=お客さまの人数×お客さまの平均単価×お客さまの購買頻度

ビジネスの3段階(P.141)

①0→1の段階

②1→10の段階

③10→1000の段階

第5章:マーケティングとブランディング

ブランディングとは何か?(P.196)

・忘却離反を防ぐ手段である

離反を防ぐ手段(P.197)

・特徴的なロゴやブランド名を通して、「お客さまが価値を見いだした便益と独自性を覚えてもらい、購入や使用の際に選択肢として真っ先に思い浮かべてもらう

第6章:マーケティングで継続的に「価値」を高め続ける

継続的に価値を生み出すこと(P.235)

・価値を生みだす可能性のある商品・サービス・体験などのプロダクトを生みだし、それを提供することで、価値を見いだしていただけるお客さまを見つけ出す

・その価値を高め続けることによって継続的な利益をもたらし、それを再投資して新しい価値を創造する。

・このループを作る

第1章~第2章で、
マーケティングや価値の定義を、
きちんと理解しましょう。

そのうえで第3章~第6章で、
売上を上げる秘訣を学ぶとよいです。

市場調査や販促より、
お客さま分析が大事だとわかりますよね。

売上が上がらず悩む人は、
お客さまが見出した価値分析しましょう。

便益と独自性がどこにあり、
お客さまが価値を見出したのか?

その価値が他にも感じる人を見つけ、
売るのです。

他の人が新しい価値を見出したら、
それを拡大して売るのです。

こうすれば、
いまより売上は上がります。

難しいマーケティング本を読むより、
本書の方がわかりやすいです。

そして、
だれでもカンタンに実践しやすいです。

N1分析なら、
今すぐできますよね。

だれでもカンタンに実践できるノウハウ、
本書にはたくさん書かれています。

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マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学3年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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