はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『「算数力」は小3までに育てなさい 10年連続、算数オリンピック入賞者を出した塾長が教える』
あなたの子ども、
算数が得意ですか?
昔は得意だったけど、
最近は苦手になってきた。
そんな方もいらっしゃると思います。
なぜ得意だった算数が苦手になるのか?
算数の勉強法に問題があるからです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/04/thomas-park-KYEeuGUkZ54-unsplash-300x200.jpg)
本書の第1章に書かれてますが、
小3までの算数は簡単です。
計算問題がメインだから。
でも小4以降になると、
思考力を問う問題が徐々に出題される。
ここで躓き、
算数が苦手になる子どもが多いのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/03/child-1121178_640-300x225.jpg)
親御さんならわかると思いますが、
仕事に算数力は必須です。
数字が苦手なビジネスパーソン、
仕事で評価されないですよね。
もし子どもがそうなってしまったら、
将来お金を稼ぐのは厳しい。
それでは困りますよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/10/guy-2617866_640-300x200.jpg)
では、
どうすればいいでしょうか?
思考力を問う問題を、
小3以前から学ばせればいい。
でも、
どうやって学ばせればいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
『「算数力」は小3までに育てなさい 10年連続、算数オリンピック入賞者を出した塾長が教える 』
本のタイトル見ただけで、
とんでもない塾の印象を受けますよね。
実際に本書を読みましたが、
幼少期から実践すればだれでもできる。
思考力を問う問題を早めに経験させれば、
徐々にできるようになる。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/07/children-593313_640-300x200.jpg)
私の子ども、
筆者の塾には通っていませんが。
似たような学習法をやっていました。
小1の段階で、
↓の算数ラボをすべてやりました。
算数ラボは思考力を問う問題が豊富。
家庭学習に最適の教材ですね。
<算数ラボ~考える力のトレーニング>
<算数ラボ図形~空間認識力のトレーニング>
この勉強だけで塾には通わず、
小4からSAPIXに入塾しました。
SAPIXで算数のテストも受けてますが、
成績上位5%に入ってます。
直近のテストについては、
別ブログにまとめたのでご覧ください。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/01/student-6972899_640-320x180.jpg)
このように勉強すれば、
算数力はだれでも身につきます。
小4以降に算数が苦手にならないよう、
ぜひ本書をご覧ください。
本書に書かれたことを実践すれば、
ずっと算数が得意科目になります。
思考力を問う問題を難なく解ければ、
中学受験でかなり有利になる。
中学受験で合否の分かれ目になるのは、
ひねった難問が出題される算数です。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/compare-fibre-e5sTz361Jzg-unsplash-300x186.jpg)
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:「算数力」は小学校低学年までに決まる
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・条件反射で解いていると、小4以降で行き詰まる
算数とは、
努力して試行錯誤しないと解けないもの。
と本書に書かれていますが、
その通りですね。
計算問題なら条件反射で解けるけど、
学年が上がると思考力を問う問題が多い。
試行錯誤の例として、
本書の問題がおもしろかったので、
1題だけ紹介します。
・下のたし算の式でカタカナとアルファベットは、どれも1~9までの1けたの数で、同じ文字は同じ数、ちがう文字はちがう数が入ります。
・Eに当てはまる数はいくつですか?
サ+ン+ス+ウ+キ+ッ+ズ+B+E+E=52
SAPIXに通う小4の子どもに、
試しにやらせてみました。
うーんどうやって解くの?
と悩んでましたね。
私はE=9で試してから、
差分がこうだから…、
と試行錯誤して解きました。
解答見てビックリしましたが、
結構単純な解き方なんですね。
頭が柔らかくなる感じでおもしろい!
答えはE=7、
解答は本書でご確認ください。
第2章:「算数力」を育てるための環境づくり
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・意外!漢字が「読める」子は算数力も伸びる
<理由>
・子どもの本に限らず、街中の看板や大人向けの雑誌や本など、世の中のことがわかるようになる
・どんどん本を読み、勝手に知識を吸収していく
・予備知識がたくさんある状態で、いざ学校で習うと、今までの知識とつながり、様々なことが深く理解できる
私の子どもを見てると、
これは実感しますね。
私の子どもは小1の時に、
小6まで漢字ドリルを勉強させました。
ニュースの字幕、
書けないけど読めますね。
毎日NHKニュースを見ているので、
社会の時事ネタも詳しくなります。
もし中学受験をお考えなら、
漢字の先取り学習は効果ありますね。
第3章:「算数力」をぐんぐん伸ばすりんご塾メソッド
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「算数検定」で中毒性を持たせる
<算数検定を受けさせている理由>
①中毒性を持たせるため
②自分の学年の問題の正答率を上げるため
③将来、受ける試験で確実に7割とる練習を積ませるため
①級が上がると喜ぶ中毒性、
よくわかります。
私の子ども、
体操と水泳を習っていますが、
まさに級が上がる仕組みですね。
級を上げるために努力するし、
いいシステムだと思ってます。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/12/swimmers-g248edd0fc_640-300x200.jpg)
②自分の学年だけでなく、
上の学年の知識を教えるそうです。
上の学年の知識まで教えると、
下の学年の問題は正答率が上がる。
下の学年=自分の学年、
つまりテストの正解率が上がる。
先取り学習をやってみると、
その効果を実感できるかもしれません。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/06/child-g4fd76d165_640-300x200.jpg)
③中学受験するなら、
子どもに絶対教えた方がいいです。
学校のテストは100点を狙えるけど、
受験では100点を狙う必要がない。
合格点を超えればいいし、
そもそも100点が狙えるレベルじゃない。
意外と知らずに落ち込む子が多いので、
親御さんはご注意ください。
第4章:「算数力」を育てる声かけ
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・子どもは、自分を「子ども扱いしない」人が好き
本書では、
お金の話が書かれています。
子どもとお金の話をすると、
経済に興味を持つようになります。
ウチは中学生で投資デビューさせるので、
日経平均やドル円を毎日話してます。
経済には数字が付き物。
必然的に算数力も育ちますね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/12/firmbee-com-dAmHWsRYP9c-unsplash-300x199.jpg)
SAPIXのテストでも、
算数の成績はかなりいい。
先日の結果は別記事にまとめたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/01/student-6972899_640-320x180.jpg)
第5章:Q&A 田邊先生教えて!こんなときはどうすれば?
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・Q:家だと解けるのにテストだと間違えます
・A:時間を意識させましょう
やはりそうだよなと思いつつ、
いざやってみると結構難しいです。
早く解くことを意識しすぎて、
逆にケアレスミスをするからです。
家で試したことありますが、
むしろうまくいかずに悩ましい。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/thinking-2681494_640-300x200.jpg)
SAPIXに入塾してから。
テストの点の考え方を教えました。
中学受験を考えると、
必ずしも満点を取る必要はない。
時間が少しかかっても、
わかる問題を確実に解く方がよい。
解けた問題だけ見直しすればいい。
そうすればケアレスミスに気づく。
あくまで個人的な考え方なので、
参考程度に留めてください。
第6章:結局「算数力」がある子がすべてに勝つ
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・算数力があれば困らない!ビジネスシーンで求められるスキル
<スキル>
①情報処理能力
②場合分け
③確率
④基本歴な計算スキル
⑤割合や比率の理解
⑥価格設定と割引計算
⑦データの整理と分析
⑧時間管理とスケジューリング
<例>
①データ抽出/整理/分析
②意思決定/カスタマーサービス/プロセス最適化
③市場調査/リサーチ/リスク評価
④コスト/予算管理
⑤利益率/成長率/市場シェアの理解や比較
⑥価格戦略
⑦数値データの整理/集計
⑧進捗管理/プロジェクトのスケジューリング
ビジネス経験のある大人なら、
どれも経験済でわかりますよね。
親がビジネスで数値を扱うケースを、
実際に見せると子どもは理解しやすい。
たとえば、
①~⑧いずれかの要素が入っている、
Excelを見せると子どもは理解しやすい。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/07/Excel-300x176.png)
特にExcel関数を使って数値を見せ、
仕事で使う例を教えると効果抜群!
私が子どもに教えたら、
自分でExcelに再現してました。
将来の仕事もイメージできるし、
算数がどう役立つかもイメージできる。
ぜひお試しください。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:「算数力」は小学校低学年までに決まる
・条件反射で解いていると、小4以降で行き詰まる
・下のたし算の式でカタカナとアルファベットは、どれも1~9までの1けたの数で、同じ文字は同じ数、ちがう文字はちがう数が入ります。
・Eに当てはまる数はいくつですか?
サ+ン+ス+ウ+キ+ッ+ズ+B+E+E=52
第2章:「算数力」を育てるための環境づくり
・意外!漢字が「読める」子は算数力も伸びる
<理由>
・子どもの本に限らず、街中の看板や大人向けの雑誌や本など、世の中のことがわかるようになる
・どんどん本を読み、勝手に知識を吸収していく
・予備知識がたくさんある状態で、いざ学校で習うと、今までの知識とつながり、様々なことが深く理解できる
第3章:「算数力」をぐんぐん伸ばすりんご塾メソッド
・「算数検定」で中毒性を持たせる
<算数検定を受けさせている理由>
①中毒性を持たせるため
②自分の学年の問題の正答率を上げるため
③将来、受ける試験で確実に7割とる練習を積ませるため
第4章:「算数力」を育てる声かけ
・子どもは、自分を「子ども扱いしない」人が好き
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/01/student-6972899_640-320x180.jpg)
第5章:Q&A 田邊先生教えて!こんなときはどうすれば?
・Q:家だと解けるのにテストだと間違えます
・A:時間を意識させましょう
第6章:結局「算数力」がある子がすべてに勝つ
・算数力があれば困らない!ビジネスシーンで求められるスキル
<スキル>
①情報処理能力
②場合分け
③確率
④基本歴な計算スキル
⑤割合や比率の理解
⑥価格設定と割引計算
⑦データの整理と分析
⑧時間管理とスケジューリング
<例>
①データ抽出/整理/分析
②意思決定/カスタマーサービス/プロセス最適化
③市場調査/リサーチ/リスク評価
④コスト/予算管理
⑤利益率/成長率/市場シェアの理解や比較
⑥価格戦略
⑦数値データの整理/集計
⑧進捗管理/プロジェクトのスケジューリング
まとめ
算数力は人生で必須のスキルですね。
第6章を見れば一目瞭然ですが、
ビジネスで算数力は必須だからです。
算数力がなければビジネスできず、
お金も稼げない。
将来子どもが生活もできなくなるのは、
困りますよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/worried-girl-413690_640-300x200.jpg)
子どもの理解度に応じて、
算数は先取り学習OKだと思ってます。
足し算や引き算がわかってるなら、
掛け算や割り算をさっさと学べばいい。
ビジネスに必要な算数力、
四則計算以外にもたくさんあります。
思考力を問う問題も早く経験させていい。
学校の授業が復習になればちょうどいい。
2回学べば算数力は絶対に上がる。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/smiley-3058591_640-300x200.jpg)
学校の算数に物足りなくなったら、
中学受験の算数を学ぶと良いです。
大人でも悩むような、
思考力を問われる問題が出題されるから。
第1章で紹介した例のような、
少しひねった問題ですね。
中学受験しなくてもよいので、
中学受験用の算数を勉強すると、
算数力は格段に上がりますね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/ben-white-qDY9ahp0Mto-unsplash-300x200.jpg)
ビジネスに必要な算数力。
中学受験に必要な算数力。
コチラの算数力を身につけたい方、
ぜひ本書をご覧ください。
小3までに本書の算数ができれば、
かなりの算数力が身につきます。
ビジネスや中学受験、
どちらも問題なくこなせますね。
算数力を身につけて。
ライバルに差をつけましょう!
本書のお値段は1,760円、
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・「算数力」は小3までに育てなさい 10年連続、算数オリンピック入賞者を出した塾長が教える
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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