家庭の教育

【「算数力」は小3までに育てなさい 10年連続、算数オリンピック入賞者を出した塾長が教える 】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

「算数力」は小3までに育てなさい 10年連続、算数オリンピック入賞者を出した塾長が教える

あなたの子ども、
算数が得意ですか?

昔は得意だったけど、
最近は苦手になってきた。

そんな方もいらっしゃると思います。

なぜ得意だった算数が苦手になるのか?
算数の勉強法に問題があるからです。

本書の第1章に書かれてますが、
小3までの算数は簡単です。

計算問題がメインだから。

でも小4以降になると、
思考力を問う問題が徐々に出題される。

ここで躓き、
算数が苦手になる子どもが多いのです。

親御さんならわかると思いますが、
仕事に算数力は必須です。

数字が苦手なビジネスパーソン、
仕事で評価されないですよね。

もし子どもがそうなってしまったら、
将来お金を稼ぐのは厳しい。

それでは困りますよね。

では、
どうすればいいでしょうか?

思考力を問う問題を、
小3以前から学ばせればいい。

でも、
どうやって学ばせればいいかわからない。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

「算数力」は小3までに育てなさい 10年連続、算数オリンピック入賞者を出した塾長が教える 

本のタイトル見ただけで、
とんでもない塾の印象を受けますよね。

実際に本書を読みましたが、
幼少期から実践すればだれでもできる。

思考力を問う問題を早めに経験させれば、
徐々にできるようになる。

私の子ども、
筆者の塾には通っていませんが。
似たような学習法をやっていました。

小1の段階で、
↓の算数ラボをすべてやりました。

算数ラボは思考力を問う問題が豊富。
家庭学習に最適の教材ですね。

<算数ラボ~考える力のトレーニング>

算数ラボ 考える力のトレーニング10級

算数ラボ 考える力のトレーニング9級

算数ラボ 考える力のトレーニング8級

算数ラボ 考える力のトレーニング7級

算数ラボ 考える力のトレーニング6級

算数ラボ 考える力のトレーニング5級

<算数ラボ図形~空間認識力のトレーニング>

算数ラボ図形~空間認識力のトレーニング10級

算数ラボ図形~空間認識力のトレーニング9級

算数ラボ図形~空間認識力のトレーニング8級

算数ラボ図形~空間認識力のトレーニング7級

算数ラボ図形~空間認識力のトレーニング6級

この勉強だけで塾には通わず、
小4からSAPIXに入塾しました。

SAPIXで算数のテストも受けてますが、
成績上位5%に入ってます。

直近のテストについては、
別ブログにまとめたのでご覧ください。

【SAPIX 5月度復習テスト】4科目テストで成績上位5%に輝く! (2024/6/21更新) はじめまして、はるパパです。 さて先日、SAPIX5月度復習テストがありました。 復習テ...

このように勉強すれば、
算数力はだれでも身につきます。

小4以降に算数が苦手にならないよう、
ぜひ本書をご覧ください。

本書に書かれたことを実践すれば、
ずっと算数が得意科目になります。

思考力を問う問題を難なく解ければ、
中学受験でかなり有利になる。

中学受験で合否の分かれ目になるのは、
ひねった難問が出題される算数です。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:「算数力」は小学校低学年までに決まる

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.30

・条件反射で解いていると、小4以降で行き詰まる

算数とは、
努力して試行錯誤しないと解けないもの。

と本書に書かれていますが、
その通りですね。

計算問題なら条件反射で解けるけど、
学年が上がると思考力を問う問題が多い。

試行錯誤の例として、
本書の問題がおもしろかったので、
1題だけ紹介します。

P.33(例題)

・下のたし算の式でカタカナとアルファベットは、どれも1~9までの1けたの数で、同じ文字は同じ数、ちがう文字はちがう数が入ります。
・Eに当てはまる数はいくつですか?

サ+ン+ス+ウ+キ+ッ+ズ+B+E+E=52

SAPIXに通う小4の子どもに、
試しにやらせてみました。

うーんどうやって解くの?
と悩んでましたね。

私はE=9で試してから、
差分がこうだから…、
と試行錯誤して解きました。

解答見てビックリしましたが、
結構単純な解き方なんですね。

頭が柔らかくなる感じでおもしろい!

答えはE=7、
解答は本書でご確認ください。

第2章:「算数力」を育てるための環境づくり

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.68

・意外!漢字が「読める」子は算数力も伸びる

<理由>
・子どもの本に限らず、街中の看板や大人向けの雑誌や本など、世の中のことがわかるようになる
・どんどん本を読み、勝手に知識を吸収していく
・予備知識がたくさんある状態で、いざ学校で習うと、今までの知識とつながり、様々なことが深く理解できる

私の子どもを見てると、
これは実感しますね。

私の子どもは小1の時に、
小6まで漢字ドリルを勉強させました。

ニュースの字幕、
書けないけど読めますね。

毎日NHKニュースを見ているので、
社会の時事ネタも詳しくなります。

もし中学受験をお考えなら、
漢字の先取り学習は効果ありますね。

第3章:「算数力」をぐんぐん伸ばすりんご塾メソッド

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.106

・「算数検定」で中毒性を持たせる

<算数検定を受けさせている理由>
①中毒性を持たせるため
②自分の学年の問題の正答率を上げるため
③将来、受ける試験で確実に7割とる練習を積ませるため

①級が上がると喜ぶ中毒性、
よくわかります。

私の子ども、
体操と水泳を習っていますが、
まさに級が上がる仕組みですね。

級を上げるために努力するし、
いいシステムだと思ってます。

②自分の学年だけでなく、
上の学年の知識を教えるそうです。

上の学年の知識まで教えると、
下の学年の問題は正答率が上がる。

下の学年=自分の学年、
つまりテストの正解率が上がる。

先取り学習をやってみると、
その効果を実感できるかもしれません。

③中学受験するなら、
子どもに絶対教えた方がいいです。

学校のテストは100点を狙えるけど、
受験では100点を狙う必要がない。

合格点を超えればいいし、
そもそも100点が狙えるレベルじゃない。

意外と知らずに落ち込む子が多いので、
親御さんはご注意ください。

第4章:「算数力」を育てる声かけ

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.132

・子どもは、自分を「子ども扱いしない」人が好き

本書では、
お金の話が書かれています。

子どもとお金の話をすると、
経済に興味を持つようになります。

ウチは中学生で投資デビューさせるので、
日経平均やドル円を毎日話してます。

経済には数字が付き物。
必然的に算数力も育ちますね。

SAPIXのテストでも、
算数の成績はかなりいい。

先日の結果は別記事にまとめたので、
ご興味あればぜひご覧ください。

【SAPIX 5月度復習テスト】4科目テストで成績上位5%に輝く! (2024/6/21更新) はじめまして、はるパパです。 さて先日、SAPIX5月度復習テストがありました。 復習テ...

第5章:Q&A 田邊先生教えて!こんなときはどうすれば?

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.164

・Q:家だと解けるのにテストだと間違えます
・A:時間を意識させましょう

やはりそうだよなと思いつつ、
いざやってみると結構難しいです。

早く解くことを意識しすぎて、
逆にケアレスミスをするからです。

家で試したことありますが、
むしろうまくいかずに悩ましい。

SAPIXに入塾してから。
テストの点の考え方を教えました。

中学受験を考えると、
必ずしも満点を取る必要はない。

時間が少しかかっても、
わかる問題を確実に解く方がよい。

解けた問題だけ見直しすればいい。
そうすればケアレスミスに気づく。

あくまで個人的な考え方なので、
参考程度に留めてください。

第6章:結局「算数力」がある子がすべてに勝つ

第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.187

・算数力があれば困らない!ビジネスシーンで求められるスキル

<スキル>
①情報処理能力
②場合分け
③確率
④基本歴な計算スキル
⑤割合や比率の理解
⑥価格設定と割引計算
⑦データの整理と分析
⑧時間管理とスケジューリング

<例>
①データ抽出/整理/分析
②意思決定/カスタマーサービス/プロセス最適化
③市場調査/リサーチ/リスク評価
④コスト/予算管理
⑤利益率/成長率/市場シェアの理解や比較
⑥価格戦略
⑦数値データの整理/集計
⑧進捗管理/プロジェクトのスケジューリング

ビジネス経験のある大人なら、
どれも経験済でわかりますよね。

親がビジネスで数値を扱うケースを、
実際に見せると子どもは理解しやすい。

たとえば、
①~⑧いずれかの要素が入っている、
Excelを見せると子どもは理解しやすい。

特にExcel関数を使って数値を見せ、
仕事で使う例を教えると効果抜群!

私が子どもに教えたら、
自分でExcelに再現してました。

将来の仕事もイメージできるし、
算数がどう役立つかもイメージできる。

ぜひお試しください。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:「算数力」は小学校低学年までに決まる

P.30

・条件反射で解いていると、小4以降で行き詰まる

P.33(例題)

・下のたし算の式でカタカナとアルファベットは、どれも1~9までの1けたの数で、同じ文字は同じ数、ちがう文字はちがう数が入ります。
・Eに当てはまる数はいくつですか?

サ+ン+ス+ウ+キ+ッ+ズ+B+E+E=52

第2章:「算数力」を育てるための環境づくり

P.68

・意外!漢字が「読める」子は算数力も伸びる

<理由>
・子どもの本に限らず、街中の看板や大人向けの雑誌や本など、世の中のことがわかるようになる
・どんどん本を読み、勝手に知識を吸収していく
・予備知識がたくさんある状態で、いざ学校で習うと、今までの知識とつながり、様々なことが深く理解できる

第3章:「算数力」をぐんぐん伸ばすりんご塾メソッド

P.106

・「算数検定」で中毒性を持たせる

<算数検定を受けさせている理由>
①中毒性を持たせるため
②自分の学年の問題の正答率を上げるため
③将来、受ける試験で確実に7割とる練習を積ませるため

第4章:「算数力」を育てる声かけ

P.132

・子どもは、自分を「子ども扱いしない」人が好き

【SAPIX 5月度復習テスト】4科目テストで成績上位5%に輝く! (2024/6/21更新) はじめまして、はるパパです。 さて先日、SAPIX5月度復習テストがありました。 復習テ...

第5章:Q&A 田邊先生教えて!こんなときはどうすれば?

P.164

・Q:家だと解けるのにテストだと間違えます
・A:時間を意識させましょう

第6章:結局「算数力」がある子がすべてに勝つ

P.187

・算数力があれば困らない!ビジネスシーンで求められるスキル

<スキル>
①情報処理能力
②場合分け
③確率
④基本歴な計算スキル
⑤割合や比率の理解
⑥価格設定と割引計算
⑦データの整理と分析
⑧時間管理とスケジューリング

<例>
①データ抽出/整理/分析
②意思決定/カスタマーサービス/プロセス最適化
③市場調査/リサーチ/リスク評価
④コスト/予算管理
⑤利益率/成長率/市場シェアの理解や比較
⑥価格戦略
⑦数値データの整理/集計
⑧進捗管理/プロジェクトのスケジューリング

まとめ

算数力は人生で必須のスキルですね。

第6章を見れば一目瞭然ですが、
ビジネスで算数力は必須だからです。

算数力がなければビジネスできず、
お金も稼げない。

将来子どもが生活もできなくなるのは、
困りますよね。

子どもの理解度に応じて、
算数は先取り学習OKだと思ってます。

足し算や引き算がわかってるなら、
掛け算や割り算をさっさと学べばいい。

ビジネスに必要な算数力、
四則計算以外にもたくさんあります。

思考力を問う問題も早く経験させていい。

学校の授業が復習になればちょうどいい。
2回学べば算数力は絶対に上がる。

学校の算数に物足りなくなったら、
中学受験の算数を学ぶと良いです。

大人でも悩むような、
思考力を問われる問題が出題されるから。

第1章で紹介した例のような、
少しひねった問題ですね。

中学受験しなくてもよいので、
中学受験用の算数を勉強すると、
算数力は格段に上がりますね。

ビジネスに必要な算数力。
中学受験に必要な算数力。

コチラの算数力を身につけたい方、
ぜひ本書をご覧ください。

小3までに本書の算数ができれば、
かなりの算数力が身につきます。

ビジネスや中学受験、
どちらも問題なくこなせますね。

算数力を身につけて。
ライバルに差をつけましょう!

本書のお値段は1,760円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

「算数力」は小3までに育てなさい 10年連続、算数オリンピック入賞者を出した塾長が教える 

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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