はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
あなたはZ世代をご存じですか?
Z世代とは1997年~2009年生まれ、
現在27歳~15歳の世代です。
すでに上の年齢層は社会に出て、
いずれ社会の中心となる世代です。
つまり、
Z世代がビジネスの中心となり、
消費の中心にもなります。
しかし、
このZ世代にビジネスをするのは、
想像以上に大変です。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/04/thomas-park-KYEeuGUkZ54-unsplash-300x200.jpg)
なぜ大変なのか?
Z世代はモノがあふれ、
デフレの時代を過ごしてきました。
そのような時代、
Z世代は何を基準に買うのか?
ネットを駆使して、
最もコスパの良いモノを買う。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/04/buying-gc271213ab_640-200x300.jpg)
ここで大変なのが、
コスパ基準が人によって違うこと。
大量消費が見込めず、
大ヒットが難しい時代なのです。
このようなZ世代を知らずに、
ビジネスを仕掛けても成功しない。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/01/business-19156_640-200x300.jpg)
では、
どうすればいいでしょうか?
Z世代の特性を知り、
ビジネスを仕掛ければいい。
でも、
どのように学べばいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
本書を読んだZ世代への感想。
良くも悪くもネット世代なので、
閉鎖的な世界観を持つ人が多い。
他人を簡単に信用しないし、
自分を簡単に明かさない。
そんなZ世代にビジネスをしないと、
企業は生き残れないとは何とも厳しい。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/thinking-2681494_640-300x200.jpg)
そこで、
Z世代の特性を知り、
Z世代へのビジネスを考える。
本書はそのヒントが詰まった本です。
一つだけビジネス例を紹介すると、
ガチャビジネスですね。
なぜZ世代がハマるのか?
後ほど紹介しますね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/smiley-3058591_640-300x200.jpg)
このように、
ビジネスチャンスはゼロじゃない。
Z世代だって消費する。
一攫千金を狙うチャンスは十分にある。
Z世代にビジネスをお考えの方、
ぜひ本書をご覧ください。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:Z世代の住処-SNS、学校、友達、若者世代のリアリティ
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・LINEは重い
<例>
①初対面の場合、インスタのアカウントを教え合う
②初対面程度の「友達候補」に、最も重要な連絡先(=LINE)を教えるのはリスキーである
③もっと仲良くなってから、LINEを交換する
この気持ちはよくわかります。
たとえば会社内の連絡手段として、
LINE登録求められると何となく嫌。
プライベートの内容を、
誤って送信した人も見たことあります。
気まずいですよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/01/shocked-3079071_640-300x200.jpg)
ビジネス観点ですと、
LINE公式アカウントとかあるけど、
Z世代には敬遠されるかもしれません。
逆にインスタの方が軽い位置づけなら、
インスタの方がビジネスで使えるかも。
たとえば、
Z世代の下のα世代、
インスタきっかけの消費傾向があります。
インスタでたまたま見た画像を機に、
こんな購買行動をするそうです。
・E:Encounter(魅力的に感じる画像をスマホに保存)
・I:Inspired(改めてスマホを見て、自分の世界観に合っているか確認)
・E:Encourage(信頼できる情報源/友人/インフルエンサー/口コミ等を見て、自分の世界観に合っているか確認)
・E:Event(初回はい店で確認して購入。2回目以降はネットで購入)
・B:Boost up(SNSにアップし、だれかの役に立っていると自己有用感を高める)
詳しくは別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/05/a-1-320x180.png)
第2章:消費の主役・Z世代-経営者化する社会
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・経営者化する人々
<例>
・あたかもわれわれ一人一人が経営者であるかのように、コスパに監視の目を光らせる時代
・若者は自分の「株価」を異常に気にしている(SNSを介して他者の目に怯える)
・コンプラが若者の生活にまで侵食して、張り詰められた社会
おもしろい表現ですが、
的を得ていると思いますね。
若者のコスパ思考、
たしかに経営者の考え方に近い。
昔の若者もお金はなかったけど、
そんな思考なくお金を使ってました。
でも今の若者は経営者の感覚に近く、
コスパが悪ければお金を使わない。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/02/african-668398_640-300x200.jpg)
そこで企業は個々にターゲットを絞り、
あれこれマーケティングを仕掛ける。
AIのオススメがいい例、
個人の趣味嗜好に合わせて案内を変える。
経営者ごとにコスパの基準が違うので、
皆が同じ物を買うケースは少ない。
大ヒット商品が生まれにくい理由、
まさにこれが理由でしょうね。
総じて考えると日本の消費は伸びにくく、
内需頼みの経済成長も難しいかも。
第3章:唯言が駆動する非倫理的ビジネス-開かれたネットワークの閉じられたコミュニティ
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・インターンとガクチカ
<例>
・就活のガクチカのためにインターンをやろうとしている
・そのためにモバイルプランナーをしている
・モバイルプランナーは友達を売らないと成立しないようなもので、強引な取引もあいまって、非倫理的だとされている
ガクチカとは、
学生時代に力を入れてきたこと。
就活の定番の質問であり、
その実績作りでインターンをやる。
その定番なのがモバイルプランナー、
スマホの契約見直しをする仕事です。
モバイルプランナーの実態を読んだけど、
子どもには絶対やらせないですね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/ben-white-qDY9ahp0Mto-unsplash-300x200.jpg)
そもそも学生主体の会社の時点で、
会社自体の信用を疑う。
それをガクチカでアピールされても、
むしろマイナスではないかとさえ思う。
普通のアルバイトの方がマシだし、
勉強は力入れなかった?と思ったりする。
採用する側が学生に怪しさを感じたら、
絶対に採用されない。
子どもにそう教えたいですね。
第4章:劇的な成長神話-モバイルプランナーのアナザーストーリー
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・モバイルプランナーの善悪
<Z世代の考え方>
・自分はやらないと思うけど、別にいいんじゃないか
・自分だったらどうかという答えを後ろに引っ込めるか、自分の考えと分けて答える傾向がある
・良く言えば寛容、悪く言えばどこか他人事
若者が変に大人化している、
という感じですね。
自分に関係ないから無関心。
どこか冷めた目で世間を見ている。
プライベートなことまで、
仕事のような感覚で判断している。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/02/african-668398_640-300x200.jpg)
第2章で触れた、
経営者化している社会の表れなのかも。
人と同じことにあまり価値観がない。
個人重視の時代なのかも。
Z世代へのビジネスのヒントですね。
第5章:決めるブラック、消えない不安-当たりガチャを求めて
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・もっといいのがあるんじゃないか、ガチャ引けば
<例>
・親ガチャ
・配属ガチャ
・婚活ガチャ
親はどうにもならないけど、
配属や婚活は他にいいのがあるかも。
そう考えて行動するZ世代の気持ち、
わからなくはないです。
無理に我慢しても精神的に疲弊するし、
探す余地があるなら探したいし。
理想のガチャを引けるかは不明だけど。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/12/beanie-2562646_640-1-300x200.jpg)
実はこのガチャ、
Z世代のビジネスのヒントになります。
世の中にはいろんなガチャがあり、
そこに課金ビジネスが絡んでます。
ガチャなんてなかなか当たらないのに、
そこには気づいてない。
コスパに厳しければ、
ガチャを引かないのが合理的なのに。
不思議な感じですね。
第6章:不安と唯言のはてに-われわれに何ができるのか
第6章で参考になると思った箇所、
コチラですね。
・われわれは頭が悪い
<PIACC(成人用の知能テスト)の結果>
・約3割の人は小学校5年生程度の文章読解ができない
・ツイッターユーザーの大半が投稿の内容を正しく理解できていない
・メールを読んで電子予約のタスクが完了できる人は1割もいない
X(旧ツイッター)を見てると、
よくわかりますね。
意味不明な投稿が多いし、
意味不明なレスも多い。
明らかに詐欺投稿もあるのに、
気づかず詐欺に遭う若者も多い。
悪いビジネス例だけど、
完全にカモにされてますよね。
詐欺は絶対NGですが、
Z世代の知性(理解力)は参考になる。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:Z世代の住処-SNS、学校、友達、若者世代のリアリティ
・LINEは重い
<例>
①初対面の場合、インスタのアカウントを教え合う
②初対面程度の「友達候補」に、最も重要な連絡先(=LINE)を教えるのはリスキーである
③もっと仲良くなってから、LINEを交換する
・E:Encounter(魅力的に感じる画像をスマホに保存)
・I:Inspired(改めてスマホを見て、自分の世界観に合っているか確認)
・E:Encourage(信頼できる情報源/友人/インフルエンサー/口コミ等を見て、自分の世界観に合っているか確認)
・E:Event(初回はい店で確認して購入。2回目以降はネットで購入)
・B:Boost up(SNSにアップし、だれかの役に立っていると自己有用感を高める)
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/05/a-1-320x180.png)
第2章:消費の主役・Z世代-経営者化する社会
・経営者化する人々
<例>
・あたかもわれわれ一人一人が経営者であるかのように、コスパに監視の目を光らせる時代
・若者は自分の「株価」を異常に気にしている(SNSを介して他者の目に怯える)
・コンプラが若者の生活にまで侵食して、張り詰められた社会
第3章:唯言が駆動する非倫理的ビジネス-開かれたネットワークの閉じられたコミュニティ
・インターンとガクチカ
<例>
・就活のガクチカのためにインターンをやろうとしている
・そのためにモバイルプランナーをしている
・モバイルプランナーは友達を売らないと成立しないようなもので、強引な取引もあいまって、非倫理的だとされている
第4章:劇的な成長神話-モバイルプランナーのアナザーストーリー
・モバイルプランナーの善悪
<Z世代の考え方>
・自分はやらないと思うけど、別にいいんじゃないか
・自分だったらどうかという答えを後ろに引っ込めるか、自分の考えと分けて答える傾向がある
・良く言えば寛容、悪く言えばどこか他人事
第5章:決めるブラック、消えない不安-当たりガチャを求めて
・もっといいのがあるんじゃないか、ガチャ引けば
<例>
・親ガチャ
・配属ガチャ
・婚活ガチャ
第6章:不安と唯言のはてに-われわれに何ができるのか
・われわれは頭が悪い
<PIACC(成人用の知能テスト)の結果>
・約3割の人は小学校5年生程度の文章読解ができない
・ツイッターユーザーの大半が投稿の内容を正しく理解できていない
・メールを読んで電子予約のタスクが完了できる人は1割もいない
まとめ
Z世代が生きる社会、
意外とめんどくさい社会かもしれません。
いきなりLINEつながりはリスキー、
まずはインスタで様子を見る。
SNSで炎上や悪評を恐れ、
他人に目を光らせる。
自分の考えは表に出さず、
表面的な答えしか言わない。
無いものねだりの果てが、
配属ガチャや婚活ガチャ。
何をやるにしても、
昔よりめんどくさいですよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/02/angry-man-274175_640-300x200.jpg)
昔を知らないZ世代にすれば、
これが当たり前なのかもしれません。
Z世代同士なら問題ないでしょうが、
世代が違うと付き合うのが大変。
最初から価値観は違うと思ってるけど、
どこですり合わせるか本当に悩む。
そもそも合うはずがない、
と言ってしまえばそれまでだけど。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/02/mahdi-bafande-qdPLxl-J6l0-unsplash-200x300.jpg)
もしZ世代相手にビジネスするなら、
私はZ世代とまず組む。
Z世代を通じて彼らの志向を学び、
Z世代を通じてビジネスをする。
私の世代の発想では勝負にならない。
でも、
Z世代と組むこと自体が、
相当ハードル高そうな気もする。
もし子どもがいるなら、
子どもと組んでビジネスが一番良いかも。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/12/docusign-V7dZJybxhgc-unsplash-300x200.jpg)
…なんてまとまりのない話になったけど、
本書を読みZ世代のことは少しわかった。
ビジネスでZ世代をターゲットにする方、
ぜひ本書をお買い求めください。
本書を読むと、
コチラのヒント(↓)が得られますね。
Z世代がどんな人種か?
Z世代がどんな志向か?
Z世代がどんな購買行動か?
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/12/brooke-cagle-oTweoxMKdkA-unsplash-200x300.jpg)
良く言えば賢い消費者。
悪く言えばめんどくさい消費者。
Z世代は警戒心が強く、
経営者のように判断も厳しい。
でもそこにビジネスのヒントがある。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/ben-white-qDY9ahp0Mto-unsplash-300x200.jpg)
ガチャビジネスがまさにその例。
配属ガチャなら退職/転職ビジネス。
婚活ガチャならアプリビジネス。
どれも面倒なのに、
ビジネスは成立するという不思議。
決して面倒なのがラクにならないのに。
このようなヒントが本書の中にある。
お宝ビジネスはどこかに眠ってる。
Z世代にビジネスするなら、
いますぐ本書をお買い求めください。
本書のお値段は1,760円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/07/CD9DAA03-A37E-4B71-9ADC-1C64A9E59AED-300x300.jpg)