(2024/6/11更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『勉強できる子が家でしていること 12歳までの家庭教育マニュアル』
あなたの子ども、
家庭学習をしていますか?
学校の宿題ではなく、
それ以外の勉強をしていますか?
家庭学習をしていない子ども、
将来経済的に豊かな生活を送れないかも。
それはなぜか?
教育格差が経済格差を生む時代だから。
たとえば、
富裕層が子どもの教育にお金をかけます。
富裕層の子どもは塾に通い、
塾の宿題を家庭学習しています。
塾に通う子と通わない子の間で、
学力差が開くのは明白。
表立っては皆言わないけど、
日本は学歴社会です。
高学歴ほど大企業に就職しやすく、
高収入を得やすいのが実態です。
だから富裕層の子は塾に通い、
勉強することで高学歴を得て、
経済的に豊かになりやすいのです。
この現実を知らずに勉強しないと、
経済的に豊かになることはない。
それでも昔は普通に生活できたけど、
いまは終身雇用も保証されない時代です。
物価高は止まらず年金だけでは足りない。
もはや普通の生活すら厳しい状況。
自分の子どもに、
こんな将来を送ってほしくないですよね。
では、
どうすればいいでしょうか?
小学生のうちから家庭学習をさせ、
将来経済的に豊かになればいい。
でも、
子どもは家庭で勉強しないし、
どうやらせれば良いかもわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
『勉強できる子が家でしていること 12歳までの家庭教育マニュアル』
本書を読んで感じたのは、
勉強は先行有利であるということ。
つまり、
家庭で先取り学習を行い、
学校が復習になるイメージです。
勉強できる子と言うのは、
周りより一歩先の勉強を常にしている。
同じ勉強を2回しているから、
知識も定着する。
学校のテストでも高得点が取れ、
成績上位層となり高学歴の道が開ける。
高学歴になれば高収入の道が開ける。
まさに教育格差→経済格差を生む例です。
将来豊かな生活を送るためには、
いま勉強しないとダメです。
いま勉強しないと高学歴になれず、
将来安い給料に甘んじることになる。
しかもその給料では、
普通の生活すらままならないかも。
子どもにこうなってほしくない方、
ぜひ本書をご覧ください。
勉強ができる子どもに育て、
将来経済的に豊かな生活をさせましょう。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:私の受験勉強体験(灘校方式)
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「暗記数学」はこうして生まれた
<暗記数学とは>
・いろいろな問題集の解法と答えを覚えること
解法パターンをただ暗記ではなく、
一つずつ理解して暗記する。
とても合理的な勉強法ですね。
パッと見て解法がわからない問題、
いくら時間をかけても解けません。
それならば答えを見て解法を知り、
覚えた方が効率的です。
私も解けない問題は答えを見て、
子どもに解法を教えてます。
たとえばSAPIXの教材、
かなり難しい問題もあります。
子どもがわからない場合、
私が解いて教えます。
私もわからない場合、
答えを見て解法を子どもに教えます。
後日子どもは塾のテストで、
問題を解けるようになりましたね。
わからない問題、
試験でも飛ばすように教えてます。
後で時間が余ったら解けばいいし、
解けなければ試験後に覚えればいい。
受験で満点は不要ですし、
合格点が取れれば全部解けなくてもいい。
わかる問題を確実に解けばいい。
受験とはそんなものだと教えてます。
第2章:家庭こそ教育の最後の砦
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・学校まかせ、塾まかせでは、子どもがつぶれる
以前よりも家庭教育の比重が増した、
と本書に書かれています。
これはその通りですね。
理由は教員の負担軽減です。
教員のブラック残業が問題となり、
仕事量を減らす傾向にあります。
たとえば宿題の丸つけ、
最近は家庭でやりますよね。
昔は教員が丸つけ&指導したけど、
今は家庭でやる時代です。
教員が子どもに関わる時間、
昔より減っています。
授業時間は確保されていても、
個別指導の時間は確実に減っている。
塾で補う家庭もあるけど、
個別指導でも時間に限りはある。
結局のところ、
親が教えるしかないのです。
いかに親が子どもに教えるか、
その時間を確保できるか?
これが教育格差になり、
将来的に経済格差となるでしょう。
子どもの将来を考え、
私は毎日勉強を見ています。
学校や塾のテスト結果も、
毎回見ていますね。
SAPIXテスト結果の振り返り、
ご興味あればぜひご覧ください。
第3章:勉強で身につける頭のよさとは?
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・問題解決能力のある子が頭のよい子
勉強できる子が頭のよい子とは限らない。
その通りですね。
勉強ができる子は、
あらかじめ存在する答えを出すのは得意。
たとえば学校のテスト、
あらかじめ答えが決まっています。
テストでその答えを出せれば点が取れ、
頭のいい子になります。
では、
頭のいい子が社会に出ると、
なぜか仕事のできないことがある。
その理由は、
問題解決能力が低いからです。
仕事の答えはあらかじめ存在せず、
知識から推理し導かなければならない。
たとえば仕事でトラブルが発生した場合、
どこに原因がありどう解決すべきか?
考えなくてはいけない。
答えは一つとは限らず、
問題解決すれば何でも正解となる。
知識や推理力は、
学生時代の勉強で身につきます。
頭がいい子でも問題解決できないと、
社会で評価されずお金は稼げない。
子どもが将来そうならないように、
問題解決能力は磨きましょう。
中学受験だと推理問題を解くのは、
問題解決能力を磨くのにちょうどいい。
第4章:小学校入学前に何を教えるか
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・小学校入学前に勉強の先取りをさせておき、できる気にさせる
勉強は先行逃げ切りが絶対に有利、
と書かれています。
たとえば、
先取り学習で学ぶと、
学校の授業が復習になります。
つまり、
同じことを2回学ぶので、
記憶力がいい子どもは覚えます。
テストでもいい点が取れるので、
自分は勉強ができると自信がつきます。
勉強が楽しくなり、
さらに勉強して学力が上がるのです。
私の子ども、
先取り学習をやってました。
たとえば、
小1で6年分の論理国語をやりました。
学校の国語のテストが簡単に感じられ、
毎回100点近い点数を取りますね。
コチラは別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
第5章:小学校入学後に何を教えるか
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・学校であったことを話させる習慣をつける
急に話をしなくなった時に、
何かあったのか?と察知できる。
本書にこう書かれていますが、
とても大事なことですね。
勉強についていけないのか?
人間関係が嫌になっていないか?
もし問題が発生したら、
早めに対処することが大事です。
これはビジネスでも同じことですが、
子どもは報連相がまだ不十分。
親が気づいてあげましょう。
ちなみに、
学校で学んだことを親に話すのは、
ユダヤ人の家庭教育では一般的です。
ユダヤ人の間では、
これをアスター学習法と言います。
アスター学習法とは何か?
コチラをご覧ください。
<アスター学習法とは>
・Attend:参加する
・Study:学ぶ
・Teach:教える
・Apply:応用する
・Reveiw&Report:復習と報告
<アスター学習法の理論>
・2日経過すると約7割忘れる
・学んだことを2日以内に教えると、約9割記憶する
詳しくは別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
第6章:小学校高学年にどう勉強させるか
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・湯水のように塾にお金を使うなら、親が勉強して教える手も
中学受験勉強ですが、
子どもや塾任せにしない方がいいです。
親が勉強してないのに、
子どもにあれこれ言っても反発するだけ。
そのため、
私は中学受験してないけど、
子どもの勉強を毎日見ています。
子どもがわからない問題は、
実際に私が解いて教えたりします。
親が勉強してから教えると、
子どもは素直に聞きますね。
ちなみに、
私も独自に勉強してます。
たとえば算数、
閃きが勝負の問題も多いです。
子どもは閃かないけど、
大人は閃くことがあります。
なぜなのか?
実は過去の受験勉強が役立ってます。
特に役立つのは中学の数学。
中学の数学知識があれば、
簡単に解ける問題も結構多い。
その最たる例は方程式。
つるかめ算より圧倒的に早い。
子どもに数学の知識を教えると。
その解き方ズルいと言いつつ興味津々。
中学の数学はコチラがわかりやすい。
ご興味あればぜひご覧ください。
他には理科も勉強しました。
私自身が理科嫌いであり、
教えるのに結構苦労したからです。
子どもにも見せたら、
塾のテキストよりわかりやすいと。
理科嫌いの方はぜひご覧ください。
第7章:教科別勉強法(国語、算数、理科、社会、英語)
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・国語が苦手なら、好きな本を読ませよう
<例>
・ストーリーのあるものを読むことだけが読書ではない
・本人が興味があるならば、図鑑や、地図帳や、新聞を読むことだけでも、読解力は鍛えられます
国語の文章題、
大きく分けると説明文と物語文です。
私の子どもの場合、
どちらの長文読解も苦にはしません。
でも小説はあまり読まないし、
図鑑・地図帳・新聞もあまり読まない。
なぜ長文読解が得意なのか?
小1から毎日文章題をやらせていたから。
先ほど論理国語を紹介しましたが、
実は論理エンジンもやってました。
これを毎日やれば、
長文は読めるようになります。
コチラの記事にまとめましたので
国語が苦手な方はぜひご覧ください。
・算数が苦手なら、解答を丸暗記させよう
<例>
・わからない問題は解答を見て、その解法(解答パターン)を丸暗記する
・理屈がわからなくても気にせず、同じような問題を、あと十問ほどすべての解答を見て覚える
・その後、似たような問題を解く
コチラは第1章でも触れた、
暗記数学の理論ですね。
その通りだと思うので、
算数が苦手な子はぜひマネしましょう。
<P167>
・英語が苦手でも、遊び感覚で好きにさせよう
<例>
・幼少期に英語になじめなかったとしても、嫌いにさえならなければ、何かのきっかけで一気に力を伸ばせるようになる
・文法にこだわりすぎないこと
・母国語習得は、基本的に丸覚えが原則
私も子どもに英語を教えました。
一番役に立ったなと思うのが、
2語トレですね。
ネイティブの子どものように、
英語を学ぶのがコンセプト。
たとえば、
use carとはclean roomとか、
まずは2語だけで英語を学ぶ。
徐々に主語や副詞を混ぜて、
3語→4語…と増やしていく。
だれでも簡単に英語を学べます。
英語が苦手な方は参考にしてください。
・テレビ、新聞、マンガなどを活用し、歴史、社会、理科に関心を持たせる
<例>
・覚えた知識だけで勝負できるレベルを超えている
・難関校の場合は、日ごろから新聞を読むなど、「いま起きていること」に興味を持っていないと太刀打ちできない
・社会では統計データをまとめたグラフや表を読み解く力が必要ですし、理科では実験したことを計算によって確かめる作業も多くなる
SAPIXの社会のテストを見ると、
特に実感できます。
時事ネタを知らないと、
解けない問題も出題されます。
問題解けないのは時事ネタの差。
大人なら簡単に解ける問題も多い。
対策は子どもに時事ネタを触れさせる。
ウチの場合は朝晩のNHKニュースです。
新聞を読むよりカンタンです。
コチラにも少し書きましたのでどうぞ。
第8章:子どもに対する褒め方・𠮟り方・諭し方マニュアル
第8章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・子どもの反省度合いを見てから叱る
怒られない子どもが最近増えてます。
先生が怒ると保護者から苦情が入るので、
先生もなかなか難しい。
親が怒るしかないのですが、
最近怒らない親も多い。
自分が怒られて育ってないのか?
怒ることはNGだと思っているのか?
少し極端ですよね。
子どもが悪いことをしたら、
私は怒るべきだと思いますね。
子どもは怒られることで、
良いこと悪いことの区別を学ぶので。
ただし、
過剰に怒るのはNGですね。
十分反省しているのに、
さらに親が怒ると子どもは行き場を失う。
子どもが非行に走りかねない。
それは絶対に避けるべき。
子どもを叱るのは親の役目ですが、
状況判断を適切に行いましょう。
第9章:勉強を効率よくするマニュアル
第9章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・五~十分の音読や計算で脳をウォーミングアップさせる
ウォーミングアップ後に勉強すると、
その後の記憶テストの成績が良くなる。
そんな研究結果があるそうです。
たしかに、
いきなり難しい問題から始めるより、
簡単な問題から始める方が捗る気がする。
私の子どもの場合、
SAPIXの基礎トレが該当しますね。
勉強の順番は子ども任せでしたが、
少し変えてみようかなと思ってます。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:私の受験勉強体験(灘校方式)
・「暗記数学」はこうして生まれた
<暗記数学とは>
・いろいろな問題集の解法と答えを覚えること
第2章:家庭こそ教育の最後の砦
・学校まかせ、塾まかせでは、子どもがつぶれる
第3章:勉強で身につける頭のよさとは?
・問題解決能力のある子が頭のよい子
第4章:小学校入学前に何を教えるか
・小学校入学前に勉強の先取りをさせておき、できる気にさせる
第5章:小学校入学後に何を教えるか
・学校であったことを話させる習慣をつける
<アスター学習法とは>
・Attend:参加する
・Study:学ぶ
・Teach:教える
・Apply:応用する
・Reveiw&Report:復習と報告
<アスター学習法の理論>
・2日経過すると約7割忘れる
・学んだことを2日以内に教えると、約9割記憶する
第6章:小学校高学年にどう勉強させるか
・湯水のように塾にお金を使うなら、親が勉強して教える手も
第7章:教科別勉強法(国語、算数、理科、社会、英語)
・国語が苦手なら、好きな本を読ませよう
<例>
・ストーリーのあるものを読むことだけが読書ではない
・本人が興味があるならば、図鑑や、地図帳や、新聞を読むことだけでも、読解力は鍛えられます
・算数が苦手なら、解答を丸暗記させよう
<例>
・わからない問題は解答を見て、その解法(解答パターン)を丸暗記する
・理屈がわからなくても気にせず、同じような問題を、あと十問ほどすべての解答を見て覚える
・その後、似たような問題を解く
<P167>
・英語が苦手でも、遊び感覚で好きにさせよう
<例>
・幼少期に英語になじめなかったとしても、嫌いにさえならなければ、何かのきっかけで一気に力を伸ばせるようになる
・文法にこだわりすぎないこと
・母国語習得は、基本的に丸覚えが原則
・テレビ、新聞、マンガなどを活用し、歴史、社会、理科に関心を持たせる
<例>
・覚えた知識だけで勝負できるレベルを超えている
・難関校の場合は、日ごろから新聞を読むなど、「いま起きていること」に興味を持っていないと太刀打ちできない
・社会では統計データをまとめたグラフや表を読み解く力が必要ですし、理科では実験したことを計算によって確かめる作業も多くなる
第8章:子どもに対する褒め方・𠮟り方・諭し方マニュアル
・子どもの反省度合いを見てから叱る
第9章:勉強を効率よくするマニュアル
・五~十分の音読や計算で脳をウォーミングアップさせる
まとめ
ざっとまとめると、
小学校入学前後の勉強法はコチラ(↓)
私の子ども、
似たような勉強法をずっとしてきました。
その結果、
SAPIXで成績上位5%をキープしてます。
<小学校入学前>
・先取り学習
<小学校入学後>
・アスター学習法(学校絵学んだことを親に教える)
<小学校高学年>
・国語:好きな本を読ませる
・算数:解答を丸暗記
・英語:遊び感覚で好きにさせる
・理科/社会:テレビ/新聞/漫画などを活用する
1つポイントを挙げるとすれば、
親が子どもの勉強を見ることです。
学校や塾任せは指導に限界あるし、
勉強やらされてる感に子どもは反発する。
親も一緒に勉強し、
子どもにその姿勢を見せることが大事。
子どもの勉強は大変ですが、
私も毎日やってます。
ここまでやれば、
子どもは勉強ができるようになります。
家庭学習も習慣づけられますし、
塾の勉強も当たり前にこなせます。
家で勉強するのが当たり前の子ども、
偏差値の高い大学に進学できますね。
大企業就職→高年収も将来夢じゃない。
教育格差が経済格差を生む時代です。
この現実を知るからこそ、
富裕層は教育にお金をかけるのです。
特に最近の受験業界、
中国人富裕層が目立ちます。
塾の上位クラスに中国人が多い。
日本人とは比べ物にならないほど、
子どもの教育にお金をかける。
中国より日本の方が人口が少なく、
競争が激しくないから。
中国人富裕層の子は優秀だし、
勉強しないと日本人の子は負ける。
そのような危機感を覚えることもあり、
私は子どもに勉強させています。
受験は日本人同士で競う時代じゃない。
外国人と競う時代です。
少子化だから受験は昔よりラク?
実態は違いますね。
受験業界もグローバル化しており、
むしろ昔より競争が激しいかも。
この競争に勝たないと富裕層になれない。
教育格差が経済格差を生む時代なので。
子どもの将来に危機感を覚えた方、
いますぐ本書をお買い求めください。
小学生のうちから勉強できる子になれば、
将来を悲観することはありません。
勉強できる子になれる秘訣、
本書に数多く書かれています。
決して難しいことではない。
本書を実践すればだれでも勉強できる。
将来経済的に豊かな生活を送れるよう、
いま勉強できる子どもに育てましょう。
本書のお値段は1,650円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
・勉強できる子が家でしていること 12歳までの家庭教育マニュアル
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)