お金の教育

【大波乱相場、お金はこうして守れ!】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

大波乱相場、お金はこうして守れ!

最近の日本市場、
株価が冴えないですよね。

日経平均株価、
2月に史上最高値を更新し、
7月には42,000円台までいきました。

ところが8月に大暴落し、
9月現在で36,000円台に甘んじてます。

8月の大暴落を招いたのは、
日銀の利上げです。

でも、
日銀は利上げ姿勢を崩していません。

9月の日銀会合は据え置きでしょうが、
年内にも追加利上げの可能性あり。

株価上昇は見込めないから、
もう売ってしまおうか?

それ、
投資で負けパターンです。

株は安く買って高く売るのが、
投資の鉄則です。

こうしないと利益が出ません。

下落相場で株を売ったら、
損失が出ませんか?

損失が出るとわかっているのに、
売るのはもったいない。

では、
どうすればいいでしょうか?

下落相場→上昇相場に転じ、
株価が回復するのを待てばいい。

でも、
本当に上昇相場は訪れるのか?

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

大波乱相場、お金はこうして守れ!

投資で利益が出ないのはなぜか?
投資期間が短すぎるからです。

たとえば、
日経平均が最高値更新時に買い、
大暴落時に損切りで売るパターンです。

買いも売りも2024年の話ですが、
そもそも投資期間が短すぎる。

株式市場を長期的に見ると、
上昇と下落を繰り返しています。

つまり、
ずっと上昇することもないし、
ずっと下落することもないのです。

そこで、
下落相場時に買い、
上昇相場時に売ればいい。

数年(もしくは数十年)単位で見れば、
双方のタイミングは必ず訪れる。

その時までじっと待てばいい。

投資で利益を出したいなら、
長期の視点を持つことが必要です。

本書を読めば、
大暴落で怖がることもなくなる。

むしろ、
大暴落を喜び買いを入れる。

このような投資行動に変われば、
あなたの資産は自然と増えます。

大暴落を恐れる方は、
ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:すごい株高、その正体は

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.20

・歴史に例のない40年越しの株高

<3つの要因>
①先進国を中心とした世界的なカネのバラマキ
②年金マネーによる、コンスタントな株買い
③大規模な金融緩和

米国株は1966年~1982年まで、
約17年間も株価低迷していました。

「株式の死」という特集が、
雑誌で組まれていたそうです。

しかし、
1982年から現在まで株価は上昇し、
約38倍の株高になっています。

これだけ見ると、
米国株に投資すべきと思いますよね。

しかし、
株価暴落の引き金になりつつある、
と筆者は警鐘しています。

第2章:なぜ、世界の株価は上がり続けているのか?

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.51

・機関投資家は踊りを止められない

音楽が鳴っている間は、
踊り続けなければならない。

機関投資家が投資判断をせず、
ただマーケットについていくだけ。

下手に売って上昇が続いたら、
競争相手に負けてしまう。

だから上昇相場についていく。
世界の株価が上がり続ける理由である。

本書にこう書かれていますが、
興味深い視点ですね。

第3章:この上昇相場、証券マンやマスコミと一緒に踊るな

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.75

・資産づくりの王道は、「安定度が高く再現性ある投資を、マイペースで積み重ねていく」ことだ

第3章では↓に踊らされるな、
と書かれています。

上昇相場の場合、
↓にとっては稼ぎ時だからです。

・証券マン
・金融機関
・マスコミ
・評論家
・株式指南書

資産づくりの王道から見ると、
↑は真逆の動きをすることがある。

企業で働いている以上、
短期で利益を求めがちです。

つまり、
積み重ねの投資ではない。

投資は長期運用が基本だと私も思うので、
↑をあまり信用しない方がいい。

第4章:いまはマネーゲームの最終章

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.87

・金利は高くなって当然

金利は上げ下げがあるのが、
普通ですよね。

リーマンショックのような金融不安時は、
金利を下げて金融緩和を進める。

ここ最近のインフレ時は、
金利を上げて金融引き締めを図る。

このような普通の対応をできるのが、
米国ですね。

ウクライナ戦争後のインフレ時に、
ものすごい勢いで利上げしました。

インフレに歯止めがかかり、
経済が停滞気味になった今、
利下げしようとしています。

ここ最近の米国株、
利下げを見込んで上昇気味です。

このような対応をできなかったのが、
日本ですね。

ウクライナ戦争後のインフレ時も、
ゼロ金利を維持しました。

インフレに歯止めがかからず、
経済が停滞気味になった今、
先日利上げして株価大暴落しました。

日本の金融政策を見ていると、
日本株は最終章に向かってるかも。

第5章:マネーゲームの行き着く先とは

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.114

・すべての株価が暴落するのではない

株式市場が暴落市場になる時、
株価全般が大暴落のように思いがち。

しかし、
人気先行で上がり過ぎた株が、
下がって落ち着いたものである。

と筆者は述べていますが、
その通りですね。

大暴落では人気先行の株と一緒に、
他の株も下落します。

もし狙っていた株があれば、
安値で買えるのでチャンスです。

たとえば、
8月の日本株大暴落の裏で、
逆に買い増しした投資家はいました。

私もその一人です。

大暴落は大バーゲンセール。
これが勝てる投資のコツですね。

第6章:世に一般的な投資は、止めておけ

第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.140

・一般的な投資は、すごく難しい

一般的な投資とは何か?
簡単に言うと短期投資ですね。

株を安く買って高値で売る。
単純なようで難しい。

それはなぜか?

株価が上がるとは限らず、
下落時には損失が出ますよね。

もし株価が上がっても、
利益が少ないと欲が出ます。

そして大勝ちを狙って負ける。
これではギャンブルですよね。

本書にも書かれていますが、
投資の王道は長期運用です。

短期で利益を追い求めず、
長期でじっくり利益を出せばいい。

この感覚で投資しないと、
いつまで経っても勝てないですね。

第7章:資産づくりの投資で守るべきこと

第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.178

・マイペースで、リズムを大事にしよう

暴落時に買いに行くのが、
リズムの起点と書かれています。

第5章でも少し触れましたが、
その通りですね。

ただし、
底値はどこだろう?とか、
まだ下値があるのでは?とか、
考えないことが大事だそうです。

姿勢としては、
マーケットにつがず離れず。

底値なんてだれにもわからない。
暴落したら単純に買えばよいですね。

第8章:これが資産づくりの王道だ

第8章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.186

・「10年で2倍になればいいや」でいこう

短期間で資産を数倍にした、
みたいな話は危険なので要注意。

もし5年で2倍の場合、
年率14.4%の計算になります。

仮に10年で2倍でも、
年率7.2%の計算になります。

投資をやっていればわかりますが、
年率7.2%でも相当難しいです。

なので、
5年で2倍がいかに非現実的なのか、
よくわかりますよね。

もし本当に5年で2倍にするなら、
かなり高リスクな投資が必要です。

もちろん失敗確率も高いので、
オススメしません。

10年で2倍になれば大成功。
このくらいの感覚で投資しましょう。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:すごい株高、その正体は

P.20

・歴史に例のない40年越しの株高

<3つの要因>
①先進国を中心とした世界的なカネのバラマキ
②年金マネーによる、コンスタントな株買い
③大規模な金融緩和

第2章:なぜ、世界の株価は上がり続けているのか?

P.51

・機関投資家は踊りを止められない

第3章:この上昇相場、証券マンやマスコミと一緒に踊るな

P.75

・資産づくりの王道は、「安定度が高く再現性ある投資を、マイペースで積み重ねていく」ことだ

第4章:いまはマネーゲームの最終章

P.87

・金利は高くなって当然

第5章:マネーゲームの行き着く先とは

P.114

・すべての株価が暴落するのではない

第6章:世に一般的な投資は、止めておけ

P.140

・一般的な投資は、すごく難しい

第7章:資産づくりの投資で守るべきこと

P.178

・マイペースで、リズムを大事にしよう

第8章:これが資産づくりの王道だ

P.186

・「10年で2倍になればいいや」でいこう

まとめ

今の米国市場を見ると、
上昇相場ですね。

9月FOMCで利下げが確実視され、
株高期待で先行買いの状況です。

買いが買いを呼ぶ状況。
乗り遅れまいと皆が買う状況。

米国株高はしばらく続くでしょう。

では、
上昇相場に従って買うべきなのか?

残念ながら違います。
買い時は暴落した時です。

8月の日本市場がいい例。

大暴落で皆が慌てて売る中、
安値買いに徹するのが正解です。

安く買って高く売るのが投資の基本。

大暴落は大バーゲンセールであり、
安値買いの大チャンスだったのです。

ここで要注意なのは、
底値で買おうとしないこと。

底値はだれにもわからない。
暴落したら単純に買えばいい。

米国株もたまに暴落するので、
底値を待たず買い時を逃さない。

あとは株価が上がるまで、
長期保有あるのみです。

短期投資に走る投資家、
本当にたくさん見かけます。

8月の大暴落時に大損し、
株式市場を退場した人もいる。

慌てて売らずに回復を待てば、
損失なんて出ないのに。

Xの株クラを見ながら、
そんな意見をポストしてました。

今の日本市場を見ると、
下落相場ですね。

日銀が利上げ姿勢なので、
しばらく上がる気がしない。

下落時に焦って売ったら負け。
逆に買って放置するが勝ち。

本書を読むと、
投資の王道が何たるかが良くわかる。

大暴落が不安だ。
下落相場が不安だ。
でも投資でお金を増やしたい。

このようにお考えの方は、
今すぐ本書をお買い求めください。

短期投資のマインドを変えないと、
投資では勝てない。

長期投資のマインドに変われば、
あなたは勝てる投資家になれる。

そうすれば、
将来悠々自適な生活が待ってます。

世間に惑わされず、
投資で着実に資産を増やしましょう。

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大波乱相場、お金はこうして守れ!

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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