お金の教育

【知らないと大損する! 定年前後のお金の正解 改訂版会社も役所も教えてくれない手取りを増やす50のコツ】感想・レビュー


(2024/1/6更新)

はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

知らないと大損する! 定年前後のお金の正解 改訂版会社も役所も教えてくれない手取りを増やす50のコツ

定年退職して老後を迎える場合、
以下のおトクな方法をご存じですか?

おトクな方法をご存じですか?

・退職金のもらい方
・年金の受給方法
・健康保険料の払い方

もしご存じない場合、
あなたは将来お金で損をします。

退職日の違いで多く税金を払う。
年金を増やせるのにわざわざ低くもらう。
わざわざ高い健康保険料を払う。

お金の知識がないと、
定年前後でいずれも起こりえるのです。

もし気づかなくても、
定年後生活できればよいかもしれません。

しかし生活できなかった場合、
後から気づいてもお金は取り戻せません。

泣き寝入りするしかなく、
老後も働き続けざるを得ないのです。

お金の知識がなく現役時代に損をし、
生活のために老後も働く人がいるのです。

体にガタが来ても、
生活のために鞭打って働く。

そんな老後は嫌ですよね。
絶対に避けてほしい未来です。

ではどのように、
お金の知識を学べばよいでしょうか?

定年前後にご丁寧に教えてくれる人、
残念ながらいないのです。

自分でお金に関する本を買い、
学ぶしかないです。

でも、
どのような本を読めばいいかわからない。

本屋さんに行っても、
お金に関する本はたくさんあります。

その中から探し出すのは、
難しいですよね。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

知らないと大損する! 定年前後のお金の正解 改訂版会社も役所も教えてくれない手取りを増やす50のコツ

定年前に本書を読めば、
損する確率は大幅に減らせます。

しかし、
なるべくなら若いうちから、
本書を読むことをオススメします。

今は終身雇用の時代じゃない。
早期退職もあるうる時代です。

早期退職の可能性も踏まえて、
いまからお金の準備をした方がいいです。

長期投資でお金を増やせるので、
若ければ若いほどよいのです。

もしお金の知識がない中高年が、
早期退職に直面するとどうなるか?

お金に困り、
家を手放したりする結果になるのです。

定年どころか、
今の人生すらままならなくなる。

それは絶対避けたいシナリオですよね。

このブログを読んでくださった方には、
ぜひ幸せな定年を迎えてほしい。

そして、
悠々自適な老後生活を送ってほしい。

そのような明るい未来を迎えるために、
お金の知識を身につけてほしいです。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:「退職金」の手取りを最大化!

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.16

・「割増退職金で早期退職をしてもいいか?」は、こう考える

簡易な試算方法(P.21)

①確実に用意できるお金(退職金、預貯金、相続予定額)

②65歳までの生活費(年金受給前)
 65歳~90歳までの生活費のうち、年金受給で不足する生活費
 その他

②-①がプラスなら、早期退職できる
②-①がマイナスなら、早期退職は要検討

②-①がプラスの状態

早期退職しても、
手元資金で十分生活できる状態です。

年金受給までは手元資金、
年金受給後は年金+手元資金で生活です。

何とも羨ましいですよね。

こうなるためには、
早期退職前の資産形成が必須です。

現役時代から投資して、
資産を計画的に増やす必要がある。

今だと2024年から始まる、
新NISAがオススメですね。

1800万の投資枠があり、
非課税で運用できます。

満額投資できれば、
資産2000万
も夢じゃないです。

新NISAについては、
コチラの本が参考になります。

新NISAで資産形成に興味がある方、
ぜひご覧ください。

【大改正でどう変わる? 新NISA 徹底活用術】感想・レビュー (2024/6/28更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『大改正でどう変わ...

②-①がマイナスの状態

早期退職すると
手元資金で生活できない可能性アリです。

他で稼ぐアテがあるなら、
早期退職しても大丈夫です。

しかし他で稼ぐアテがないなら、
早期退職しない方がいいです。

最近は中高年の転職も増えてますが、
それでも若年層より厳しいです。

給料下がることもありますし、
職場環境が合わないこともある。

もしストレスで病気になった場合、
思わぬ医療費も発生します。

お金に困る生活は嫌ですよね?

割増退職金に目をくらませず、
早期退職は慎重に考えましょう。

第2章:「年金」で絶対損しない!

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.76

・一部だけの繰り下げでリスクヘッジができる

会社員向けの裏ワザですね。

会社員がもらえる年金は2種類あり、
①老齢基礎年金と②老齢厚生年金です。

①②ともに65歳から受給できますが、
このうち①だけを繰り下げます。

①は1年繰り下げるごとに、
年金が8.4%ずつ増えていきます。

繰り下げ最大75歳ですが、
10年繰り下げなので84%増えます。

手元資金に余裕があるならば、
①繰り下げした方がおトクです。

ただし悩ましいのが、
何歳まで生きるかわからないこと。

繰り下げしても病死で早死にすれば、
損をしてしまいます。

もったいないですよね。

年金繰り下げの目安ですが、
たとえば↓が参考になります。

平均寿命と繰り下げの目安

<平均寿命>
・男性:81.64歳
・女性:87.74歳

<繰り下げの目安>
・70歳から繰り下げ受給した場合、65歳から受給より上回るのは82歳時点

繰り下げ年齢から12年経過すると、
それ以降はおトクになります。

年金の繰り下げ受給については、
コチラの本がわかりやすいです。

繰り下げ受給を詳しく知りたい方、
ぜひご覧ください。

【結局、年金は何歳でもらうのが一番トクなのか】感想・レビュー (2024/7/4更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『結局、年金は何歳で...

第3章:働き損にならない「働き方」

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.113

・65歳の誕生日の前々日に辞めるのが最もトクする!

<65歳以上も働き続けたい場合>
①64歳で退職すると、失業手当の対象となる
②65歳で退職すると、高年齢求職者給付金の対象となる

<①②の違い(定年退職の場合)>
①失業手当が最大150日給付
②給付金が最大50日給付

<要注意>
・失業保険の年齢は、誕生日の前日に上がるルールである
・65歳誕生日の前日(64歳)で退職しても、65歳計算となるため、失業手当の対象にならない

失業保険の年齢計算、
意外と盲点ですね。

ココまで厳密に退職日を設定して、
退職する方は少ないかもしれません。

もし失業手当をお考えの方がいれば、
ぜひ参考にしてください。

第4章:「独立」するなら徹底節税!

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.148

・失業手当受給中も扶養に入れる!

<税金上の扶養>
・失業手当はカウントされない

<社会保険の扶養>
・日額5000円以上(60歳未満は3612円以上)は扶養に入れない
・失業手当の給付終了後の見込み収入が扶養のラインを下回っていれば、その時点から不要に入れる

配偶者の扶養に入れるなら、
絶対に入った方がいいです。

税金や社会保険の扶養、
メリットはコチラです。

税金や社会保険の扶養メリット

<税金の扶養>
・扶養者 :所得税や住民税が軽減される
・被扶養者:所得税がかからない

<社会保険の扶養>
・扶養者 :被扶養者分の社会保険料は増えず、家族全体で社会保険料の負担が抑えられる
・被扶養者:健康保険料と国民年金保険料の負担がなくなる

退職後に独立すると、
会社員のように自分で払いがちです。

しかし、
独立直後はそこまで稼げません。

収入ー経費=所得が扶養の範囲内なら、
配偶者の扶養に入った方がおトクです。

税金や社会保険料、
わざわざ多く払いたくないですよね。

扶養に入れないか計算してみましょう。

第5章:「住まい」のお金を最小化

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.177

①住宅ローンが1%程度の低金利ならば、基本的には一括返済する必要がない

②一括返済せずに資金に余力が生まれたら、積み立て投資などの運用に回した方がいい

③積立投資では長期投資で3~4%の利回りが期待できるから、ローンで払う金利以上の利益を生める可能性がある

まさにその通りですね。

③の利益を見込み、
住宅ローンを組む必要のない富裕層が、
わざわざ住宅ローンを組んだりします。

変動型なら住宅ローンは0%台。
③の利益はさらに見込めますよね。

積立投資で長期投資するなら、
新NISAがオススメです。

コチラの記事が参考になりますので、
ぜひご覧ください。

【大改正でどう変わる? 新NISA 徹底活用術】感想・レビュー (2024/6/28更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『大改正でどう変わ...

第6章:「病気」と「介護」に万全の備えを

第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.204

・退職1年目は、会社で入っていた保険の「任意継続」の方がトクなことが多い
・退職2年目は、1年目に収入があまりなければ「国保」に切り替えが有利

退職後の健康保険、
最もオトクなのは家族の扶養に入ること。

詳しくは第4章をご覧ください。

P.204に書かれているのは、
家族の扶養に入れないパターンです。

私の先輩ですが、
「任意継続」と「国保」を試算し、
退職前に比較してました。

その先輩は「国保」を選択しましたが、
理由は保険料が安かったからです。

ちなみに「任意継続」ですが、
今は途中退会できるようになってます。

そのため、
2年目に「国保」切り替えが可能です。

もちろん、
2年目から家族の扶養に入れれば、
その方がおトクです。

保険料払わずに済みますので、
扶養はおトクですよね。

もし1年目を「任意継続」した場合、
必ず2年目をどうするか検討しましょう。

第7章:「遺産相続」は最大の落とし穴

第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.257

・年110万ずつ贈与するなら、孫がオススメ

<理由>
①配偶者や子は法定相続人となるため、死亡日から7年さかのぼっての贈与分は相続対象となる(2024年以降)
②孫は法定相続人とならないため、相続対象外となる

年110万までの贈与は、
贈与税の対象外です。

生前贈与はいいのですが、
①の制度変更を知らない方が多い。

①2023年までは3年でしたが、
2024年以降は7年になります。

つまり、
相続財産が増えることになるので、
相続税を払う可能性も増えます。

しかし、
②孫は法定相続人にならないです。

よって生前贈与分が、
相続税の対象にもならないです。

せっかく配偶者や子に生前贈与しても、
相続税で取られたら嫌ですよね。

祖父母が生前贈与をするなら、
ぜひアドバイスしてみてください。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:「退職金」の手取りを最大化!

P.16

・「割増退職金で早期退職をしてもいいか?」は、こう考える

簡易な試算方法(P.21)

①確実に用意できるお金(退職金、預貯金、相続予定額)

②65歳までの生活費(年金受給前)
 65歳~90歳までの生活費のうち、年金受給で不足する生活費
 その他

②-①がプラスなら、早期退職できる
②-①がマイナスなら、早期退職は要検討

【大改正でどう変わる? 新NISA 徹底活用術】感想・レビュー (2024/6/28更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『大改正でどう変わ...

第2章:「年金」で絶対損しない!

P.76

・一部だけの繰り下げでリスクヘッジができる

平均寿命と繰り下げの目安

<平均寿命>
・男性:81.64歳
・女性:87.74歳

<繰り下げの目安>
・70歳から繰り下げ受給した場合、65歳から受給より上回るのは82歳時点

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第3章:働き損にならない「働き方」

P.113

・65歳の誕生日の前々日に辞めるのが最もトクする!

<65歳以上も働き続けたい場合>
①64歳で退職すると、失業手当の対象となる
②65歳で退職すると、高年齢求職者給付金の対象となる

<①②の違い(定年退職の場合)>
①失業手当が最大150日給付
②給付金が最大50日給付

<要注意>
・失業保険の年齢は、誕生日の前日に上がるルールである
・65歳誕生日の前日(64歳)で退職しても、65歳計算となるため、失業手当の対象にならない

第4章:「独立」するなら徹底節税!

P.148

・失業手当受給中も扶養に入れる!

<税金上の扶養>
・失業手当はカウントされない

<社会保険の扶養>
・日額5000円以上(60歳未満は3612円以上)は扶養に入れない
・失業手当の給付終了後の見込み収入が扶養のラインを下回っていれば、その時点から不要に入れる

税金や社会保険の扶養メリット

<税金の扶養>
・扶養者 :所得税や住民税が軽減される
・被扶養者:所得税がかからない

<社会保険の扶養>
・扶養者 :被扶養者分の社会保険料は増えず、家族全体で社会保険料の負担が抑えられる
・被扶養者:健康保険料と国民年金保険料の負担がなくなる

第5章:「住まい」のお金を最小化

P.177

①住宅ローンが1%程度の低金利ならば、基本的には一括返済する必要がない

②一括返済せずに資金に余力が生まれたら、積み立て投資などの運用に回した方がいい

③積立投資では長期投資で3~4%の利回りが期待できるから、ローンで払う金利以上の利益を生める可能性がある

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第6章:「病気」と「介護」に万全の備えを

P.204

・退職1年目は、会社で入っていた保険の「任意継続」の方がトクなことが多い
・退職2年目は、1年目に収入があまりなければ「国保」に切り替えが有利

第7章:「遺産相続」は最大の落とし穴

P.257

・年110万ずつ贈与するなら、孫がオススメ

<理由>
①配偶者や子は法定相続人となるため、死亡日から7年さかのぼっての贈与分は相続対象となる(2024年以降)
②孫は法定相続人とならないため、相続対象外となる

まとめ

お金の知識、
勉強するほどおトクです。

このようなおトクな知識、
だれも教えてくれないからです。

自分でお金の本を読み、
知識を得た人間だけがトクをする。

お金の世界はシビアなのです。

各章から1つずつ紹介しましたが、
結構長くなってしまいました。

それでも、
今回紹介したのはほんの一部です。

他にもおトクなお金の知識、
本書にたくさん書かれています。

定年までまだ時間があるから大丈夫、
と思う方もいるでしょう。

しかし、
定年前後でお金に余裕を持ちたいなら、
若い頃から投資した方がいいです。

投資で増やしたお金が多いほど、
早期退職勧奨されてもへっちゃらです。

年金を繰り下げ受給して、
生涯年金額を増やすこともできます。

つまり、
人生が豊かになる選択肢が増えるのです。

定年前後でお金が足りないと気づくと、
どうなるか?

定年後も働いて稼がなくてはいけない。

でも、
歳を取れば病気になりがち。

稼ぐどころか医療費がかさんだりする。

ますますお金が足りなくなり、
死ぬまでお金に悩み続けることになる。

そんな人生は嫌ですよね。

本書を読めば、
定年前後のお金の正解がわかります。

本書に書かれていることを実践すれば、
定年前後でお金に悩まず済みます。

悠々自適な老後を送るか?
お金に悩み続ける老後を送るか?

あなたの決断と行動にかかってます。

悠々自適な老後を送るために、
今すぐ本書を購入して学びましょう。

本書のお値段は1,650円、
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知らないと大損する! 定年前後のお金の正解 改訂版会社も役所も教えてくれない手取りを増やす50のコツ

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学3年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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