はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
こちらの本をご紹介します。

中学受験 渋幕の国語徹底攻略【実践編】ー文学史×純文学 集中演習ー

以前ご紹介した本の、
続編です。

【中学受験 渋幕の国語徹底攻略―傾向と解法―】感想・レビュー (2026/8/19更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『中学受験 渋幕の...

今回は、
いよいよ実践編。

前作は傾向と対策が中心でしたが、
本作は問題演習が中心です。

しかも、
テーマは純文学。

1月受験まであと5か月。

渋幕を受験する予定なので、
私もさっそく購入してみました。

実は私、
純文学をほぼ読んだことがありません。

つまり、
親である私自身もほぼ初見。

そこで今回は、

純文学を知らない大人が解いたら、
 どこまで太刀打ちできるのか?」

実際に問題を解いてみて感じたのは、
・文体によっては読みにくい
・難解な語句が続くと苦戦する
・記述の模範解答がかなりハイレベル

特に気になったのが、
文章の読みづらさです。

現代から離れた時代の作品になるほど、
文体も古くなります。

そこに、
あまり使わない難しい言葉が出てくる。

これだけで、
読むハードルが一気に上がります。

しかも、
文章が長い。

さらに、
記述問題の模範解答もなかなかのレベル。

正直、
「小学生がここまで書けるのか?」

と思いました。

部分点は取れそうでも、
模範解答と同じレベルの文章は難しい。

一方で、
選択問題はそこまで難しくない。

5択から正解を選ぶ形式で、
選択肢もそれぞれ2行程度。

もちろん、
本文そのものは難しい。

でも、
誤った選択肢を一つずつ消していくと、
意外と正解が見えてきます。

ここは、
「本文が難しい=問題も難しい」
とは限らないところ。

本文の言葉を使った選択肢もありますが、
選択肢そのものは本文ほど難しくない。

個人的な感覚ではありますが、
古い文体の文章でも、

「まったく太刀打ちできない」
というレベルではありませんでした。

渋幕の国語で重要なのは、
・難しい文章に負けず最後まで読み切る力
・本文から根拠を探し設問に答える力

さらに記述では、
模範解答を書くのではなくても、
必要な要素を押さえて答案を作れるか。

このあたりが、
大きなポイントになりそうです。

本書は、
問題演習が中心。

だからこそ、
実際に問題を解きながら、

・この文章はこう読むのか
・この選択肢はここが違うのか
・この記述にはこの要素が必要なのか

実戦的に学べます。

さらに、
問題を解くだけではありません。

・選択問題の見抜き方
・記述問題の組み立て方

など、
解法テクニックも紹介されています。

特に参考になった解法を中心に、
まとめてみました。

渋幕の国語は、
決して簡単ではありません。

でも、
難しいからといって、
最初から諦める必要もありません。

・難解な文章を読み切る
・設問を正確に読む
・本文から根拠を探す

この力を、
問題演習を通して鍛えていく。

渋幕を受験するご家庭にとって、
本書は実戦的な一冊だと思います。

渋幕の国語対策に悩んでいる方へ、
少しでも参考になれば幸いです。

設問へのアプローチ

国語の問題を解くとき、
なんとなく答えを選んでいませんか?

特に選択問題。
「この2つ、どっちも正解に見える」

そんな経験、
一度はあるのではないでしょうか?

本書では、
設問を解く基本的なアプローチとして、
次の4ステップを紹介しています。

設問へのアプローチ

①傍線部を含む一文の分析+解釈
②設問の要求の確認
③解答根拠の捜索
④解答の核を考える

選択問題でも記述問題でも、
基本的な考え方は同じです。

まず本文を正確に読み、
何を聞かれているのかを確認する。

そのうえで、
答えの根拠を本文から探す。

最後に、
「何を答えればいいのかを整理する。

特に意識したいのが、
③解答根拠の捜索
④解答の核を考える

よくあるのが、
・4択のうち2択まで絞れた
・残った2択がどちらも正解に見える
・なんとなく選んだら不正解だった

というパターン。

でも、
これは偶然ではありません。

正解と区別がつきにくい誤答の選択肢
作問者は意図的に作っています。

つまり、
選択肢を見比べるだけでは、
最後の2択を突破できないことがある。

では、
どうすればよいでしょうか?

選択肢を見る前に、
自分で答えを作ってみる。

これがポイントです。

本文から根拠を探し、
「この設問なら答えはこうなるはずだ」
と自分なりの解答の核を作る。

そのうえで、
選択肢を見る。

そして、
自分の答えと最も合致するものを選ぶ。

この方法なら、
なんとなくこっち?という感覚に頼らず、
本文を根拠に判断できます。

そもそも作問者は、
選択肢を適当に作っているわけではない。

本文中に根拠となる箇所を設定し、
そこから正解の選択肢を作る。

さらに、
正解とはズレた不正解の選択肢を作る。

少しだけのズレが、
受験生を迷わせます。

不正解には、
さまざまなパターンがあります。

だからこそ、
本文から正解を作って選択肢と照合する。

この発想が重要なんですね。

実際に私も問題を解いてみましたが、
選択問題はほぼノーミス。

この解き方を身につければ、
選択問題の正答率も上がりますね。

誤答パターン

国語の選択問題で悩むのが、
「正解が分からない」

実は、
正解の選択肢だけを見ていても、
なかなか答えは見えてきません。

なぜなら、
作問者は正解とは少しだけズレた、
もっともらしい不正解を作るから。

では、
不正解はどのように作られるのか?

本書では、
誤答パターンが9つ紹介されています。

誤答パターン

①反対内容型
→正解とは方向性が正反対

②部分ズレ型
→前半は合っているのに、後半に誤りがある

③論理ズレ型
→選択肢の文章内で、勝手に対比・比較している

④無関係型
→本文の内容とまったく関係がない

⑤引用ズレ型
→本文の語句を使っているものの、設問の内容とはズレている

⑥情報欠落型
→正解と比べると、必要な情報が足りない

⑦言いすぎ型
→本文の内容を過剰に一般化したり、断定したりしている

⑧因果のねじれ型
→原因と結果の関係がズレている

⑨すり抜け型
→そもそも設問に対する答えになっていない

ただし、
これを暗記する必要はありません。

むしろ、
誤答パターンを当てよう、
と考えすぎないほうがいい。

本書の問題では、
5つの選択肢のうち、

・正解は1つ
・不正解は4つ

4つの不正解について解説を読むと、
どのパターンに該当するのかわかります。

つまり、
誤答パターンを当てるのが目的ではない。

目的はあくまで、
正解の選択肢を見抜くこと。

問題を解いて解説を読む。

これを繰り返していくと、
「この選択肢、なんか変だな」

という感覚が、
少しずつ身についてきます。

その中でも、
特に注意したいのが、

②部分ズレ型
⑤引用ズレ型

まずは、
②の部分ズレ型。

これは、
前半が正しい。

だからこそ、
「これが正解だ」とつい思ってしまう。

ところが、
後半を読むと話が変わっている。

前半が正しいことで安心してしまい、
後半まで正しいと思い込んでしまう。

まさに、
作問者が仕掛ける罠。

だから選択肢は、
最後まで読む。

これが大切です。

そして、
もう一つが⑤の引用ズレ型。

こちらも、
かなり厄介です。

本文中に出てきた言葉が、
選択肢にも登場する。

「本文に書いてあった!」
と安心してしまう。

でも、
それだけでは正解とは限りません。

本文の言葉を使っていても、
設問とズレていることがあります。

つまり、
本文の言葉がある=正解ではない。

選択肢を見るときは、
知っている言葉が入っているかではなく、
設問の答えになっているかを確認する。

これだけでも、
引っかけに惑わされにくくなります。

選択問題は、
・正解を探すゲーム
・不正解を見抜くゲーム

正解を見つける力だけでなく、
なぜこの選択肢はダメなのかを考える。

この視点を持って問題演習を続けると、
選択肢を見る目が変わってきます。

基本の記述型

国語の記述問題。

・何を書けばいいのかわからない
・うまく文章にできない

そんな悩みはありませんか?

実は、
選択問題でも記述問題でも、
設問へのアプローチは同じです。

設問へのアプローチ

①傍線部を含む一文の分析+解釈
②設問の要求を確認
③解答根拠を探す
④解答の核を考える

違うのは、
最後のアウトプットです。

選択問題なら、
自分で考えた答えに近い選択肢を選ぶ。

記述問題なら、
自分で考えた答えを文章にする。

記述問題では、
「どう書くか」が重要になります。

そこで役立つのが、
記述の型です。

本書では記述の型として、
次の7つが紹介されています。

基本の記述型

①変化型
→はじめはAだったが、BによってCになった

②対比型
→AはBだが、CはD

③共通点型
→AとBは~という点で同じである

④並列構造型
→Aであり、かつBでもある

⑤因果型
→~だから

⑥心情記述型
→背景+きっかけ+捉え方/思い+感情

⑦表面と内面の対比型
→表面上はAだが、BのためにCという気持ちを隠している

こうした型を持っておくと、
記述問題がかなり書きやすくなります。

たとえば、
・最初はどう書こう?
・理由から書くべき?
・気持ちを先に書く?

文章の組み立てで悩む時間が減ります。

さらに、
・文章がまとまりやすい
・必要な要素を入れやすい
・採点者に意図が伝わりやすい

というメリットもあります。

では、
どうやって使う型を決めるのか?

実は、
設問がヒントを教えてくれます。

たとえば、
「気持ちがどう変化したか答えなさい」

と聞かれたら、
「変化」と書いてあります。

ならば、
①変化型が使えそうですよね。

もちろん、
何でも機械的に当てはまるわけではない。

でも、
「設問の言葉から、記述の型を考える」

という習慣は、
かなり使えると思います。

記述問題で大切なのは、
いきなり文章を書き始めないこと。

まずは、
型を考える。

何を書けばいいのかわからない状態から、
「この型なら書けそう」に変わります。

本書の問題を実際に解いてみると、
「この設問なら、この型だな」

という感覚も、
自然と身についてくるはず。

選択問題だけでなく、
記述問題もしっかり得点源にしたい。

そんな人には、
ぜひ一度チャレンジしてほしい内容です。

まとめ

設問へのアプローチ

設問へのアプローチ

①傍線部を含む一文の分析+解釈
②設問の要求の確認
③解答根拠の捜索
④解答の核を考える

誤答パターン

誤答パターン

①反対内容型
→正解とは方向性が正反対

②部分ズレ型
→前半は合っているのに、後半に誤りがある

③論理ズレ型
→選択肢の文章内で、勝手に対比・比較している

④無関係型
→本文の内容とまったく関係がない

⑤引用ズレ型
→本文の語句を使っているものの、設問の内容とはズレている

⑥情報欠落型
→正解と比べると、必要な情報が足りない

⑦言いすぎ型
→本文の内容を過剰に一般化したり、断定したりしている

⑧因果のねじれ型
→原因と結果の関係がズレている

⑨すり抜け型
→そもそも設問に対する答えになっていない

基本の記述型

基本の記述型

①変化型
→はじめはAだったが、BによってCになった

②対比型
→AはBだが、CはD

③共通点型
→AとBは~という点で同じである

④並列構造型
→Aであり、かつBでもある

⑤因果型
→~だから

⑥心情記述型
→背景+きっかけ+捉え方/思い+感情

⑦表面と内面の対比型
→表面上はAだが、BのためにCという気持ちを隠している

まとめ

実際に問題を解きながら、
改めて感じたのは、

「渋幕の国語は簡単ではない」

・文章は長い
・文体も難しい
・難解な言葉も出てくる

そして記述問題では、
かなり高度な答案が求められる。

でも、
最初から諦める必要はありません。

どう攻略するか?
本書にその攻略法が書かれています。

攻略法の基礎となるのは、
設問へのアプローチ。

設問へのアプローチ

①傍線部を含む一文の分析+解釈
②設問の要求の確認
③解答根拠の捜索
④解答の核を考える

選択問題では、
・本文に戻る
・根拠を探す
・答えを作り選択肢と照合する

選択問題で重要なのが、
誤答の見抜き方。

たとえば、
本文の言葉が入っているから正解、
ではありません。

・部分的に正しい
・本文の言葉を使っている
・でも、設問の要求とはズレている

そんな選択肢が、
受験生を迷わせます。

だからこそ、
なぜこの選択肢は間違いなのかを考える。

正解を探すだけではなく、
不正解を見抜く力も鍛える。

これが、
渋幕の国語攻略では重要だと思います。

そして、
もう一つが記述。

記述問題を見ると、
何を書けばいいの?となりがち。

でも、
いきなり文章を書く必要はありません。

・文章の型を考える
・本文から必要な要素を拾う
・型に当てはめて文章を書く

文章の型を覚えて、
設問に適した型を見抜く。

型さえ間違えずに、
必要な要素を盛り込めれば、
高得点は十分に狙えます。

渋幕の国語は、
・難しい文章を最後まで読み切る
・設問を正確に読む
・本文から根拠を探す

選択問題でも記述問題でも、
アプローチは同じです。

選択問題なら、
選択肢のズレを見抜く。

記述問題なら、
型に沿って文章を組み立てる。

渋幕の国語に慣れるために、
・問題を解く
・解説を読む
・なぜ間違えたのかを分析する

これを愚直にやれば、
自ずと合格に近づきますね。

私自身、
今回本書を初見で解いてみて、

「純文学は小学生に難しいかな」
と感じました。

だからこそ、
今から慣れておく意味があると思います。

渋幕を目指すなら、
国語から逃がれられません。

難しいからこそ、
早めに慣れる。

読みにくいからこそ、
練習する。

迷うからこそ、
解き方を身につける。

1月受験まで、
あと5か月。

ここからの問題演習が、
最後の伸びにつながってくるはずです。

本書は、
まさにそんな実戦力を鍛えるための一冊。

渋幕を受験するご家庭は、
ぜひ一度問題を解いてみてください。

・本番で慌てないために
・難解な文章に負けないために
・1点でも多く得点するために

本書のお値段は1,760円、
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中学受験 渋幕の国語徹底攻略【実践編】ー文学史×純文学 集中演習ー

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学6年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)