(2024/1/6更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
マクロ経済学とかミクロ経済学とか、
一度は耳にしたことありますよね。
しかしコチラの理由で、
経済学の勉強を敬遠していませんか?
・数学が苦手
・経済用語が苦手
・経済学の本が苦手
Twitterの投資垢を見ていると、
経済学を知らない投資家が多いです。
経済学の知識がなくても、
極端な話をすれば投資できます。
しかし、
経済学の知識の差で、
投資成績は大きく変わります。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/04/thomas-park-KYEeuGUkZ54-unsplash-300x200.jpg)
たとえば、
GDPとは何かご存じでしょうか?
GDPとは国内総生産のことですが、
国の経済力を示す目安です。
そしてGDPの増加が経済成長率です。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/11/whiteboard-gad8168413_640-300x200.jpg)
GDPが一番大きい国は米国、
2021年の経済成長率は+5.7%です。
経済力が大きく、
経済成長率が高いのは、
GAFAMのような企業が生む利益です。
GAFAMとは、
IT大手企業の頭文字です。
利益が出れば株価も上がるので、
米国株投資は理に適っているのです。
・Amazon
・Facebook(現Meta)
・Apple
・Microsoft
経済成長率だけを見れば、
米国より大きな国は他にもあります。
経済成長率はあくまで割合なので、
GDPが小さければ高めに出ます。
経済成長率の高さだけに注目し、
新興国に投資しても、
思うような利益は出ません。
国の経済力を考慮し、
投資しないと利益は出ないのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/07/female-1188508_640-300x200.jpg)
このように、
経済学の知識は、
投資にとても役立つのです。
経済学の知識、
経済学の本を読めば学べます。
しかし、
経済学の本は内容が難しく、
読むのも嫌になりますよね。
そこで、
カンタンに学べる本を紹介します。
本書は半分以上が図解なので、
難しい経済用語も絵で理解できます。
数式もほぼ出てこないので、
数学が苦手な方でも学べます。
本書のレビュー・感想を紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてください。
目次
本書の感想・レビュー
もくじだけ見ると、
難しそうに見えるかもしれません。
・Chapter1:日常生活の中での経済学
・Chapter2:企業活動における経済学
・Chapter3:政府の経済政策と経済成長を巡る経済学
・Chapter4:お金と金融を巡る経済学
・Chapter5:貿易を巡る経済学
しかし、
中身は図解が多くて読みやすい本です。
まず最初に図解を読み、
次に文章を読むと理解しやすいです。
経済学の知識が投資にどう役立つのか、
Chapter単位でカンタンに紹介しますね。
Chapter1:日常生活の中での経済学
コチラの3つの関係、
ぜひ学んでほしいです。
・需要
・供給
・価格
投資に関係する例をあげると、
半導体価格ですね。
需要と供給のバランスが崩れ、
半導体価格が乱高下してます。
価格や売上の乱高下と同じように、
半導体の株価も乱高下しています。
半導体株で一喜一憂のツイート見ますが、
需要と供給のバランスの問題ですよね。
いずれバランスが解消されれば、
株価も落ち着くので慌てることないです。
Chapter2:企業活動における経済学
コチラの市場の違い、
ぜひ学んでほしいです。
・独占市場:1つの企業が生産や販売市場を支配している
・寡占市場:少数の企業が生産や販売市場を支配している
投資に関係する例をあげると、
携帯電話会社の寡占市場ですね。
①~③の寡占市場でしたが、
④が新規参入しようとしてます。
①ドコモ
②ソフトバンク
③KDDI
④楽天
携帯電話業界は、
設備投資に膨大な費用がかかります。
だから寡占市場になりますが、
楽天はこの設備投資に苦しんでいます。
そのため赤字が出て株価下落してます。
仮に設備投資が完了しても、
契約者数が増えるかは未知数です。
楽天が携帯電話事業で利益を出すのは、
かなり難しいです。
Chapter3:政府の経済政策と経済成長を巡る経済学
冒頭で触れたGDP、
ぜひ学んでほしいです。
ただしGDPは少し説明不足なので、
補足しますね。
日本のGDPの構成要素、
主にコチラの4点です。
①個人消費
②政府消費
③設備投資
④公共投資
その中でも①が約50%を占めます。
つまりGDPを伸ばすには、
①個人消費の伸びが必須です。
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しかし日本はデフレが続き、
個人消費は伸び悩んでいました。
最近は急激なインフレのため、
個人消費は伸び悩んでいます。
GDPが伸びず、
経済成長もしていないので、
日本に投資マネーが集まりにくいです。
どの国に投資するか決める際、
GDPは重要な指標になります。
Chapter4:お金と金融を巡る経済学
日本銀行の3つの金融政策、
ぜひ学んでほしいです。
①政策金利操作
②法定準備率操作
③公開市場操作
日銀の政策で最も注目されているのが、
①ゼロ金利政策です。
金利を0%台付近まで下げ、
新規貸し出しや設備投資を促し、
景気回復を図りました。
世界でも同じような政策が取られ、
世界は景気回復しました。
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しかし日本は、
新規貸し出しや設備投資が増えず、
景気回復に至っていません。
投資マネー、
日本より海外を選びますよね。
どの国に投資するか決める際、
金利も重要な指標になります。
Chapter5:貿易を巡る経済学
円安と円高、
ぜひ学んでほしいです。
1ドル150円台まで円高進行し、
2022/11/21時点で140円台です。
円安に進むと、
輸出企業の売上が上がるから、
景気回復すると思っていませんか?
残念ながら、
円安は景気回復につながらないです。
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Chapter3で書いた、
GDPの内訳を思い出してください。
GDPの半分を占めるのは、
個人消費でしたよね。
円安で輸入物価が上昇すると、
個人消費は落ち込みます。
円安がGDP増につながらなければ、
株価も伸びないのです。
まとめ
経済学の知識、
投資にとても役立ちます。
経済学の知識が根拠となり、
投資するorしないの判断ができます。
根拠ない投資を心がけるだけでも、
成功確率はグッとあがります。
経済学をあまりご存じない方、
この機会にぜひ学びましょう。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/06/reading-925589_640-300x200.jpg)
経済学を学ぶなら、
コチラの本がオススメです。
図解が半分以上を占めるので、
だれでもカンタンに理解できます。
本書を読めば、
経済ニュースもスッと頭に入ります。
本書を読めば、
経済記事もスッと頭に入ります。
経済ニュースや経済記事を読みこなし、
投資根拠を見つけて投資しましょう。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/11/austin-distel-EMPZ7yRZoGw-unsplash-300x200.jpg)
本書を読んでみましたが、
1時間少々で読み終わりました。
タイパにこだわるなら、
図解だけ読むのもアリです。
詳しく知りたい方は、
さらに説明文も読むと理解が深まります。
タイパ向きの本、
よく考えたらコスパもいいですね。
本書のお値段は1,430円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学2年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/07/CD9DAA03-A37E-4B71-9ADC-1C64A9E59AED-300x300.jpg)