お金の教育

【デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか】感想・レビュー


(2024/1/6更新)

はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか

「残業が多くて困っている」
「仕事と家庭の両立ができない」
「どうすれば時間を作れるかわからない」

コチラは共働き子育て世帯に、
多い悩みです。

どうにも仕事が終わらず、
家事育児が疎かになってしまう。

でも家事育児に時間を取られると、
今度は仕事の時間がなくなる。

何とかしたいけれど、
どうにもならず困りますよね。

どうすればいいでしょうか?

仕事を効率よく終わらせて、
残業ナシで帰宅するしかない。

そうは言っても仕事が終わらないから、
お悩みなのですよね。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか

デンマーク人は4時に帰宅するそうです。

4時退社ではなく、
4時帰宅なのが驚きです。

「日本で4時帰宅なんてムリ!」
と思う方もいるでしょう。

本書で参考にすべきなのは、
4時帰宅ではないのでご安心ください。

私が本書を読もうと思ったのは、
コチラが理由です。

本書を読もうと思った理由

・効率的な仕事をするために、どのような工夫をしているか?
・4時帰宅で本当に仕事の成果が出るのか?
・4時に終わらない仕事は、一切やらないのか?

4時帰宅ができるデンマークの働き方、
日本にないモノがきっとあるハズ。

少しでも取り入れられれば、
仕事は早く終わるハズ。

日本で4時帰宅はムリでも、
残業ゼロで退社できるハズ。

こんな観点で本書をご覧頂くと、
きっと参考にある箇所があります。

それを自分の仕事に取り入れれば、
仕事と家庭の両立を目指せます。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:なぜ今、北欧のデンマークが世界から注目されるのか?

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.40

・古いシステムを切り捨てる大胆さ

行政からの案内、
デンマークはオンラインで届くそうです。

他の案内も基本はオンラインなので、
郵便ポストを見に行く習慣がないとか。

オンラインの方が迅速に届くし、
郵便代の費用もかからないですよね。

メリットが多いのはわかるけど、
日本ではおそらく難しいでしょう。

私の仕事例を書きますね。

お客様への案内(郵便物)、
オンライン化を検討したことあります。

しかし、
ネット環境のないお客様がいるから、
郵便物は必須と言われました。

オンラインと郵便物、
2つのシステム併存は逆にコスト高。

だから結局、
オンライン化を断念したことあります。

これってまさに、
古いシステムを捨てられない例です。

古いシステムを捨てられないと、
維持にムダな費用がかかるだけです。

ムダな費用を負担するために、
お客様に費用負担を求めるのは本末転倒。

もしシステムに関わる仕事をしていれば、
ぜひバッサリ捨てる発想をしましょう。

会社とお客様双方にとって、
コストメリットがありますね。

第2章:真の「タイパ」−人生を存分に楽しむ「限りある時間」の創り方

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.113

・午後4時までに終わらなかった仕事は夜片づける

デンマーク人の仕事、
全員が4時までに終わるわけではない。

仕事の進捗に関係なく4時に帰宅し、
家事や育児をやるそうです。

家事や育児が終わってから、
夜や早朝に残った仕事をするそうです。

もちろん仕事が終わっていれば。
家で仕事しなくていい。

仕事と家庭の両立を考えた場合、
とても合理的なシステムですよね。

4時に帰宅なら、
子どものお迎えに間に合います。

でも日本は夜や早朝に仕事すると、
深夜残業の問題もあるので難しい。

では日本の場合、
どうすればいいでしょうか?

仕事に追われず時間を確保するため、
①~③を考えると良いです。

①仕事を無くせないか?
②仕事を減らせないか?
③仕事を変えられないか?

いかに残業を減らし、
残業をなくせるかがポイントです。

詳しくは別の記事にまとめたので、
ご興味あればぜひご覧ください。

【仕事に追われず自分の時間を確保する】感想・レビュー (2024/4/10更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『仕事に追われず自...

第3章:生産性を生む「人間関係」−信頼ベースで任せる、任される

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.163

・承認や確認そのものは、仕事の本質でない

上司が部下を細かく管理するのを、
マイクロマネジメントと言います。

日本では報連相の文化があり、
マイクロマネジメントになりがちです。

しかし、
マイクロマネジメントの根底には、
相手への不信があります。

不信を信頼に変えるために、
細かな報連相が必要になる。

このやり方は良くない、
と本書に書かれています。

デンマークでは日本と逆で、
マクロマネジメントでやるそうです。

つまり、
上司にいちいち報連相せず、
自分たちで判断して仕事を進める。

報連相の時間が省け、
仕事が早く終わるそうです。

部下に判断を任せる以上、
失敗することもある。

でも失敗を許容する文化なので、
マクロマネジメントが成り立つのです。

マクロマネジメントの考え方自体、
私は賛成です。

しかし、
日本でマクロマネジメントをやるには、
いくつか注意が必要ですね。

まず失敗に寛容な文化ではないので、
その文化を変える必要があります。

たとえば、
部下が失敗しても𠮟責しないとか。

さらに気をつけたいのは、
丸投げですね。

丸投げする上司、
部下から信頼されるわけがないです。

きちんと仕事内容を理解し、
部下に進め方を任せましょう。

マクロマネジメントを導入する際、
誤解のないようご注意ください。

第4章:国際競争力を育む社会の「仕組み」−転職前提のキャリア形成

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.239

・転職をポジティブに考える社会

数年ごとに転職する人の方が、
デンマークでは評価されるそうです。

柔軟に新しいことに挑戦できる人、
と評価されるからです。

逆に長年転職しないと、
評価が下がるそうです。

変化を受け入れられない人、
と評価されてしまうとか。

日本も転職が増えてきたけど、
まだ生え抜き重視ですよね。

転職しない方が、
会社に忠誠心があると評価される。

そもそも中高年になると、
会社が転職者を受け入れたがらない。

転職=裏切りと考える人もいるし、
日本は忠誠心が強すぎる気がします。

個人的には、
転職をポジティブに考えてます。

私はブラック企業→ホワイト企業に、
転職経験があります。

人生が180度変わるくらい、
転職してよかったと思ってます。

私の転職に関しては、
別の記事にまとめました。

転職で悩んでいる方は、
ぜひご覧ください。

https://children-money-education.com/black_company/

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:なぜ今、北欧のデンマークが世界から注目されるのか?

P.40

・古いシステムを切り捨てる大胆さ

第2章:真の「タイパ」−人生を存分に楽しむ「限りある時間」の創り方

P.113

・午後4時までに終わらなかった仕事は夜片づける

【仕事に追われず自分の時間を確保する】感想・レビュー (2024/4/10更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『仕事に追われず自...

第3章:生産性を生む「人間関係」−信頼ベースで任せる、任される

P.163

・承認や確認そのものは、仕事の本質でない

第4章:国際競争力を育む社会の「仕組み」−転職前提のキャリア形成

P.239

・転職をポジティブに考える社会

https://children-money-education.com/black_company/

まとめ

日本でも4時帰宅は実現するか?
おそらく難しいでしょう。

4時帰宅をするには、
働き方を根本から変える必要がある。

でも、
日本人は保守的な性格で、
大胆な変化を嫌う人が多い。

さらに、
長時間労働を美徳とする文化、
いまでも残っています。

Z世代が働き方改革を訴えても、
社会の仕組みは簡単に変わらない。

では、
日本でどうすればいいでしょうか?

仕事と家庭を両立したい人は、
このような会社で働くのがオススメです。

仕事と家庭の両立にオススメの会社

・テレワークを認めている新興企業
・自由な働き方が実現できる外資系企業

4時に帰宅できなくても、
テレワークならあまり関係ないです。

一時的に抜けることもできるし、
通勤時間を自由に使えるのは大きい。

また、
外資系企業はデンマーク程ではないけど、
ワークライフバランス重視の会社は多い。

伝統的な日系企業では、
仕事と家庭の両立は難しいのが現実です。

他には自分でできる工夫として、
本書の内容を仕事に取り入れると良い。

4時帰宅は難しくても、
仕事の効率は上がります。

残業ナシで帰宅できれば、
仕事と家庭の両立も実現しやすい。

今回は各章から1つずつ紹介しましたが、
他にも役立つ知識が書かれています。

「残業が多くて困っている」
「仕事と家庭の両立ができない」
「どうすれば時間を作れるかわからない」

このようなお悩みをお持ちの方、
いますぐ本書を購入してください。

デンマークの時短術を学び、
取り入れられるものはマネてみる。

そうすれば仕事が効率化され、
残業ナシで帰宅して家事育児ができる。

まさにワークライフバランスであり、
心身ともに充実した人生を送れますよね。

残業ナシで幸せな人生を送るか?
残業続きで疲弊した人生を送るか?

すべてはあなたの行動次第です。

残業ばかりしていたら、
心身ともにボロボロになります。

仕事と家庭の両立なんて、
夢のまた夢の話になってしまいます。

そんな人生から脱するために、
いますぐ本書をお読みください。

デンマークの仕事術を学び、
ぜひ自分の仕事に取り入れましょう。

本書に書かれたことを実践すれば、
仕事と家庭の両立はできます。

心身ともに充実した人生を送れるので、
ぜひお買い求めください。

本書のお値段は990円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学3年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)

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