はじめまして、はるパパです。

「算数さえ何とかなれば…」

夏期講習から帰宅した子どもが、
ため息をつきながら言いました。

国語/理科/社会は悪くない。

それなのに、
算数のデイリーチェックが伸びない。

その結果、
総合点も伸びず、
クラス昇降まで影響してしまう。

SAPIXの夏期講習の仕組みについては、
こちらのブログをご覧ください。

【SAPIX】夏期講習、想像以上に過酷だった…小6受験生のリアルな1日 はじめまして、はるパパです。 さて、小6の夏期講習が始まりました。 暑い中、SAPIXへ通う日々。 そして塾がない日...

話を聞くと、
・算数のデイリーチェックで点が取れない
・これが原因で総合点も伸び悩む
・算数さえ良ければ周りに負けないのに

そんな思いを抱えていました。

たしかに、
算数デイリーチェックは200点満点。

一方で、
1日の総得点は4科目合計で1100点です。

算数で失点しても、
他の科目で取り返せばいいのでは?

大人ならそう考えます。

でも実際には、
そう簡単ではありません。

・クラス昇降もある
・周りの点数も気になる

だから焦り、
さらにミスが増える。

この悪循環に入ってしまうと、
算数そのものが苦手になってしまう。

だからこそ、
やり方を見直す必要があると思いました。

そこで、
私は子どもに話したのは、

・普段の学習の考え方
・デイリーチェックでの時間配分
・中学受験全体を見据えた戦略

すると翌日、
算数のデイリーチェックの点数は、
すぐに改善しました。

もちろん、
最上位層にはまだ届きません。

でも、
目指すべき相手はトップ層ではない。

受験は、
満点を取る戦いではなく、
合格点を取り切る戦い。

最上位層に勝たなくても、
合格はできる。

この考え方に変えただけで、
子どもの表情もずいぶん変わりました。

この記事では、
わが家で実際に話した内容をまとめています。

・SAPIXの夏期講習で算数に苦戦している方
・デイリーチェックの点数が伸びず悩んでいる方
・中学受験で算数との向き合い方を見直したい方

そんなご家庭のヒントになれば嬉しいです。

満点を狙うな

算数デイリーチェックを見て思うのは、
「そもそも満点は難しくない?」

なぜか?
・大問は8~9題あるのに制限時間は25分
・処理量が多く、最後まで解き切るのが難しい
・1問あたり10~20点と配点が大きい

つまり、
速さと正確さの両方が求められます。

満点を狙いすぎると、
・急ぐ
・焦る
・時間が足りない

途中で頭がパニックになり、
本来できる問題まで落としてしまう。

これが一番もったいない。

では、
なぜ満点を狙いにいくのでしょうか?

理由は3つ。
①満点を取る子がいる
②通算1100点のうち200点を占める重要科目
③ここで失点すると取り返せない気がする

たしかに、
その気持ちはよく分かります。

でも、
冷静に考えてみるとどうでしょう?

①満点を取る子はいます。

ただし、
そんな子はほんの一握り。

理数系が飛び抜けて得意な子であり、
誰もが同じではない。

ウチも、
算数が突出したタイプではありません。

だからこそ、
理数系トップ層と同じ戦い方は難しい。

無理に背伸びをして自滅するより、
今の実力で勝てる戦い方をすべき。

個人的には、
150点を狙うくらいで良いと思ってます。

もちろん、
150点では不安になる気持ちもわかる。

でも、
入試を見据えると話は変わります。

多くの中学の合格最低点は、
おおむね6~7割。

仮に算数が200点中150点だったとしても、
残り3科目でカバーできれば問題ない。

実際、
他の3科目で大崩れはほとんどありません。

だから算数だけは、
150点取れれば十分と割り切る。

・その方が焦らない
・ミスも減る

結果として、
トータルでは点数が伸びる気がします。

受験は、
合格最低点を超えればOK。

だからこそ、
自分の実力を基準に戦略を立てる。

その冷静さが、
最後に大きな差になると私は思っています。

解く問題を絞れ

では、
どうやって150点を取りにいくのか?

答えはシンプルです。
全部解こうとしないこと。

ヒントは、
デイリーチェックの特徴にあります。

・大問は8~9題あるのに制限時間は25分
・処理量が多く、最後まで解き切るのは難しい
・1問あたり10~20点と配点が大きい

だからこそ、
最初の数十秒が勝負。

問題をパッと見て、
処理量が少ない問題から解く。

これだけで、
得点効率は大きく変わります。

なぜなら、
処理量が多い問題は時間がかかる割に、
必ず解けるとは限らないからです。

たとえば、
①20点だけど処理量が多い問題
②10点だけど処理量が少ない問題

もし①に10分かけるなら、
その時間で②を2問解けるかもしれません。

結果はどちらも20点。

それなら、
短時間で確実に取れる20点を狙う方が合理的。

しかも、
20点問題は難易度も高いことが多い。

・時間は奪われる
・正解できる保証もない

一方で、
10点問題は短時間で解けるものが多く、
正答率も上げやすい。

まずは、
確実に取れる点を積み重ねる。

難しい問題は、
最後に時間が余ったら挑戦する。

それで十分です。

20点にこだわりすぎると、
本来取れるはずだった10点まで落とす。

それでは、
あまりにももったいない。

処理量の少ない問題には、
別のメリットもあります。

それは、
ミスが減ること。

わが家で多い失点は、
・計算ミス
・書き損じ
・条件の見落とし

解ける問題なのに落としてしまう。
これが一番痛い失点です。

こうしたミスは、
処理量が多い問題ほど起こりやすい。

・頭も疲れる
・時間にも追われる
・焦りも出る

だからミスが増える。

先に処理量の少ない問題で。
確実に得点を積み重ねる方がいい。

全部解き終えて時間が残ったら、
難しい問題に挑戦する。

もし最後まで終わらなくても、
それは仕方ありません。

その代わり、
速度を少し落としてでも丁寧に解く。

その方が、
正解できる確率は高くなります。

受験は、
すべての問題を解く競技ではありません。

限られた時間で、
最も多くの点を取る勝負です。

だからこそ、
取る問題を見極める。

その戦略こそが、
安定して点数を積み上げる一番の近道です。

解けなかった問題を分析しろ

仮に、
150点取れたとします。

裏を返せば、
50点は落としたことになります。

では、
その50点はなぜ落としたのか?

ここを分析しなければ、
次のテストで点数は伸びません。

まず確認したいのは、
・解いたけど間違えたのか?
・最後まで解けなかったのか?

この2つは、
原因も対策もまったく違います。

解いたのに間違えたなら、
そこには必ず原因があります。

たとえば、
・計算ミス
・書き損じ
・条件の見落とし

わが家も、
この3つが失点の大半を占めています。

できたはずなのに落とした問題。
これほどもったいない失点はありません。

だからこそ、
毎回原因を書き出してみる。

そして、
同じミスを繰り返さない工夫を考える。

この積み重ねだけでも、
正答率は着実に上がっていきます。

では、
最後まで解けなかった問題はどうでしょう。

これも、
さらに2つに分けて考えます。

・時間切れで解けなかった
・時間があっても解けなかった

まず、
時間切れだった問題。

この場合は、
解けた問題を分析します。

・もっと速く解ける方法はなかったか?
・もっとシンプルな考え方はなかったか?

解説を読むと、
「この解き方ならもっと早く終わったな」

そう思うことは少なくありません。

一方、
時間があっても解けなかった問題。

これは、
捨て問題と割り切っていい。

実際の中学入試でも、
全員が解けないような問題はあります。

他の問題を確実に取れば、
合格最低点を超えられるようになっている。

だから、
デイリーチェックでも同じ。

・その場では無理に粘らない
・まずは取れる問題を取り切る

そして、
解けなかった問題は自宅で復習する。

今は解けなくても、
次に解けるようになれば十分です。

毎回この視点で分析を続ければ、
失点は少しずつ減っていきます。

まとめ

・満点を取らなきゃ
・周りに負けたくない
・クラスが下がるりたくない

そんな気持ちが強くなるほど、
頭はパニックになります。

・焦る
・ミスをする
・自信を失う

この流れに入ってしまうと、
本来持っている力まで出せなくなります。

だからこそ、
大切なのは考え方です。

・満点ではなく合格点を取りにいく
・全部ではなく取れる問題を確実に取る
・解けなかった問題は捨てる

たったこれだけ。

でも、
この割り切りは子どもには難しい。

テストは100点を目指すモノ。
純粋にそう思ってるから。

SAPIXの夏期講習、
算数のデイリーチェックが毎日あります。

200点満点だけど、
時間と問題数から見てかなり難しい。

「150点を目指せばいい」

そう伝えた翌日。
デイリーチェックの点数も改善しました。

もちろん、
・一日で算数が得意になったわけではない
・最上位層に勝てるようになったわけでもない

でも、
それで十分。

受験は、
日本一を決める大会ではありません。

受験は、
合格最低点を超えれば勝ちなのです。

だから、
・周りと比べすぎなくていい
・満点を追いかけすぎなくていい

今の自分が取れる点数を、
確実に積み重ねる。

それが、
一番強い戦い方だと思っています。

そして、
もう一つ。

算数のデイリーチェックは、
結果を見るテストではないと思ってます。

あくまで、
課題を見つけるテストです。

・計算ミスだったのか?
・時間が足りなかったのか?
・解法を知らなかったのか?

原因がわかれば、
次は改善できます。

毎回少しずつ修正する。
その積み重ねが受験で大きな差になります。

もし今、
お子さんが算数で苦しんでいるなら。

もし今、
このままで大丈夫?と不安になっているなら。

まずは、
満点を目指すことをやめてみてください。

クラスの昇降なんて、
気にしなくていい。

最終的に目指すのは、
あくまで合格点ですよね。

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学6年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)