家庭の教育

【夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド

高校3年生のご家庭は、
もう進路を決めていますか?

①就職
②大学に進学
③短大/専門学校に進学

③の場合、
将来の夢を叶えるため、
進路を選ぶケースがあると思います。

夢を追う進路選択、
かなり危険なので要注意です。

なぜ危険なのか?
その夢が
叶うとは限らないから。

もちろん、
全員の夢が叶うことは現実的にない。

でも、
大半の人の夢が叶わないとしたら、
進路選択自体が無意味になってしまう。

後ほど紹介しますが、
たとえば声優の専門学校。

声優になれる確率は決して高くない、
と現役の声優が言っています。

このような現実を知らないと、
せっかく進学しても無駄になってしまう。

では、
どうすればいいでしょうか?

夢への進路選択の実態を調べ、
もっと現実的な進路選択をすればいい。

でも、
どのように調べればいいかわからない。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド

もし夢があったとしても、
大学進学が一番ベストな進路ですね。

たとえば、
大学には声優サークルがある。

もし声優になれなくても、
大卒で就職の選択肢が残る。

この方が現実的ですし、
親子ともに将来安心できますよね。

本書を読むとよくわかりますので、
進路を決める前にぜひご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:高校生が知らないと損する進路と夢の関係

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.38

・エヴァ声優「学校に行く時点で無理」

<ポイント>
・声優の専門学校に行けば何とかなるんでしょ、と思っている段階でもうダメ
・声優はなりたい人がなる仕事ではなく、選ばれた人がなる仕事
・1学年になりたいという人が数万人いても、その中の1番とか2番になれる要素がないとなれない。それが「選ばれる」ということ

声優の専門学校の例ですが、
かなり強烈ですよね。

ポイント部分、
エヴァの声優さんがインタビューで、
実際に語った内容の抜粋です。

声優業界を知っているからこそ、
厳しい意見ではあります。

でも、
現実を知る良い機会だと思います。

このような現実を知らず、
夢を追いかけ入学したらどうなるか?

インタビューを見る限り、
大多数が夢を叶えられずに終わる。

それなら、
別の進路を考えた方が現実的ですし、
他の分野で成功する確率も高い。

夢を追いかける進路が本当に良いのか?

子どもの進路相談の際、
現実的な判断をした方がいいですね。

第2章:夢以外で進路が選べる 普通の高校生が知ると得する進路の教養

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.84

・大卒総合職は実績不要の見込み採用

<ポイント>
・圧倒的多数の大学生は、企業が求めるスキルなど持っていません
・インターンシップは、実施企業側もスキルを身に付けてもらうというより、広報の機会としてとらえていることが大半
・学生本人と企業、双方がうまくマッチするかどうか、その確認作業が面接

大卒の就職は、
新卒一括採用が大半です。

具体的には、
毎年企業が学生を面接し、
大量に採用するのです。

その面接で見ているのは、
学生のポテンシャルです。

面接で重視する上位項目、
コチラと書かれています。

面接で重視する上位項目

・人柄
・自社への熱意
・今後の可能性

よく見るとお分かりの通り、
スキルはどこにも入っていません。

学生のポテンシャルを見て、
自社との相性を見ています。

しかも、
今は少子化で企業も人手不足です。

若さが武器になり、
何社も内定が出る学生も大量にいる。

特に夢やスキルがなくても、
大卒なら就職しやすい
のでオススメです

第3章:お金の面から進路を考える

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.124

・大卒対高卒 生涯賃金はどう違う?

<生涯賃金(2022年時点)>
・大卒:男性=2憶4,740万円、女性=1億9,800万円
・高卒:男性=2憶300万円、女性=1億4,920万円

生涯賃金を考えたら、
絶対に大卒の方がお得です。

大卒と高卒の生涯賃金、
4,000万円~5,000万円くらい違う。

ちなみに、
大学の学費はコチラです。

生涯賃金と差し引いても、
大卒の方が絶対にお得ですよね。

大学の学費(4年間)

・国公立;約245万円
・私立 :約469万円

私は子どもにこの話をして、
必ず大学進学するように言ってます。

4,000万円~5,000万円、
簡単に稼げる額じゃないです。

4,000万円~5,000万円を投資すれば、
さらにお金を増やすチャンスがある。

大学進学しないデメリットが大きすぎる。
そのように伝えています。

第4章:知ると得する大学オープンキャンパスと入試動向

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.184

・行くと得するプログラム

<オープンキャンパスで参加した方がいいプログラム>
①入試解説講座
②模擬面接
③学部・学科の概要説明
④模擬授業
⑤キャリアセンター・就職課による就職状況の説明
⑥体験型プログラム

イマドキだなぁと思ったのが、
②模擬面接ですね。

昨今の大学受験、
総合型選抜や学校推薦選抜型の方が、
一般入試より多数を占める状況です。

総合型選抜や学校推薦選抜型では、
面接の実施が一般的です。

大学教授の模擬面接なので、
本番さながらの雰囲気が体験できる。

しかもフィードバックまである。
最近の子どもは恵まれてますよね。

大学進学の可能性が広がるので、
プログラムは参加した方がお得ですね。

第5章:知らないとしんどい大学入試の変化

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.218

・「E判定で人生オワタ」のウソ

<河合塾の判定割合>
①E判定は「下から20%」ではない
②「E判定がつく志願者は全体の60%」と公表している
③早い段階でD・E判定の志望大学を諦めるのはもったいない

E判定=①と誤解している人、
多いのではないでしょうか?

判定基準を見ればわかるように、
全体の半分以上がE判定です。

部活を引退する3年生の夏以降、
受験勉強に専念すると成績が上がる。

これを現役曲線と言うそうです。

特に公立高校の3年生の場合、
夏の時点でまだ全部習っていない。

私立の中高一貫校の場合、
高2の時点で高3まで終わっています。

双方の学生が模試を受けたら、
中高一貫校の方が有利に決まってる。

しかも浪人生も混ざれば、
公立の現役生はますます不利になる。

受験勉強に専念する夏以降が勝負。
慌てず受験勉強に励みましょう。

第6章:知ると得する短大・専門学校進学

第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.285

・国公立大に編入可能な短大

<公立短大で編入実績が特に高い大学>
・大月短期大学(山梨)
・三重短期大学
・大分県立美術文化短期大学
・山形県立米沢女子短期大学
・会津大学短期大学部(福島)

<私立短大で文系の国公立大学編入がトップ>
・新島学園短期大学(群馬)

<私立短大で理系の国公立大学編入がトップ>
・産業技術短期大学(兵庫)

短大を卒業後、
国公立大学の3年生に編入できます。

今回ご紹介したのは、
国公立大学への編入です。

他には系列大学へ編入できる短大も、
本書に掲載されています。

短大進学→4年制大学に編入し、
卒業すれば大卒
なれる。

生涯賃金で大卒が有利なのは、
第3章に書いた通りです。

短大から4年制大学への編入、
詳しくは本書をご覧ください。

第7章:成績が普通でも明暗分かれる高卒就職

第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.308

・地味に広がる高卒就職サイトを使う

<高卒就職情報サイト>
ジョブドラフトNavi
アッテミー
ハリケンナビ
高卒JobNavi

<メリット>
・地域外の企業についても検索可能である
・地域内でも全国区企業の支店・工場進出に伴う求人情報が充実している
・給料や福利厚生などの条件を比較検討できる

高卒就職は1人1社制であり、
基本的に1社しか受けられません。

でも、
最近は上記の就職情報サイトがあり、
いろいろと調べることが可能です。

せっかく就職したのに企業風土が合わず、
退職したくないですよね。

詳細は上記のリンクからご覧ください。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:高校生が知らないと損する進路と夢の関係

P.38

・エヴァ声優「学校に行く時点で無理」

<ポイント>
・声優の専門学校に行けば何とかなるんでしょ、と思っている段階でもうダメ
・声優はなりたい人がなる仕事ではなく、選ばれた人がなる仕事
・1学年になりたいという人が数万人いても、その中の1番とか2番になれる要素がないとなれない。それが「選ばれる」ということ

第2章:夢以外で進路が選べる 普通の高校生が知ると得する進路の教養

P.84

・大卒総合職は実績不要の見込み採用

<ポイント>
・圧倒的多数の大学生は、企業が求めるスキルなど持っていません
・インターンシップは、実施企業側もスキルを身に付けてもらうというより、広報の機会としてとらえていることが大半
・学生本人と企業、双方がうまくマッチするかどうか、その確認作業が面接

面接で重視する上位項目

・人柄
・自社への熱意
・今後の可能性

第3章:お金の面から進路を考える

P.124

・大卒対高卒 生涯賃金はどう違う?

<生涯賃金(2022年時点)>
・大卒:男性=2憶4,740万円、女性=1億9,800万円
・高卒:男性=2憶300万円、女性=1億4,920万円

大学の学費(4年間)

・国公立;約245万円
・私立 :約469万円

第4章:知ると得する大学オープンキャンパスと入試動向

P.184

・行くと得するプログラム

<オープンキャンパスで参加した方がいいプログラム>
①入試解説講座
②模擬面接
③学部・学科の概要説明
④模擬授業
⑤キャリアセンター・就職課による就職状況の説明
⑥体験型プログラム

第5章:知らないとしんどい大学入試の変化

P.218

・「E判定で人生オワタ」のウソ

<河合塾の判定割合>
①E判定は「下から20%」ではない
②「E判定がつく志願者は全体の60%」と公表している
③早い段階でD・E判定の志望大学を諦めるのはもったいない

第6章:知ると得する短大・専門学校進学

P.285

・国公立大に編入可能な短大

<公立短大で編入実績が特に高い大学>
・大月短期大学(山梨)
・三重短期大学
・大分県立美術文化短期大学
・山形県立米沢女子短期大学
・会津大学短期大学部(福島)

<私立短大で文系の国公立大学編入がトップ>
・新島学園短期大学(群馬)

<私立短大で理系の国公立大学編入がトップ>
・産業技術短期大学(兵庫)

第7章:成績が普通でも明暗分かれる高卒就職

P.308

・地味に広がる高卒就職サイトを使う

<高卒就職情報サイト>
ジョブドラフトNavi
アッテミー
ハリケンナビ
高卒JobNavi

<メリット>
・地域外の企業についても検索可能である
・地域内でも全国区企業の支店・工場進出に伴う求人情報が充実している
・給料や福利厚生などの条件を比較検討できる

まとめ

夢も金もない高校生の進路、
大学進学がオススメですね。

大卒で就職活動なら、
ポテンシャル採用なのでスキル不要。

高卒より大卒の方が、
生涯賃金が4,000~5,000万円高い。

大学の学費が奨学金だったとしても、
その額は数百万程度。

どう考えても、
大学進学がお得ですよね。

昔に比べれば、
大学進学しやすい環境です。

少子化が進んでますし、
大学側も学生確保に四苦八苦。

総合型選抜や学校推薦選抜型が、
半分以上を占めるのを見ればわかる。

両選抜は面接が基本ですが、
最近は模擬面接をする大学もある。

オープンキャンパスで実施らしいので、
志望大学の情報は必ず調べた方がお得。

もし一般受験で目指す場合、
模擬試験の判定にご注意ください。

たとえば河合塾のE判定、
全体の60%を占めています。

下位20%ではないので、
志望校を諦めるのはまだ早い。

現役生は3年の夏以降に、
成績が急上昇する現役曲線がある。

粘り強く受験勉強して、
ぜひ大学進学を目指してほしいです。

ここまでは大学進学メインですが、
本書は短大/高卒も書かれてます。

これが他の本にはない特色で、
とても参考になりますね。

4年制大学に編入実績のある短大とか、
高卒の就職情報サイトとか、
皆さんが知らない情報が満載です。

進路に悩む高校生のご家庭は、
いますぐ本書をご覧ください。

3年生の秋になると、
進路を決める必要があります。

個人的には大学進学がオススメだけど、
個々の事情で別の道を選ぶケースもある。

どのような進路を選択したとしても、
自分にとって何が一番お得な進路なのか?

夢を追うのもいいけど、
現実的な進路は何か?

本書を読めば、
高校3年生はベストな進路を選択できる。

その結果、
将来路頭に迷うことなく、
自立した生活を送れるようになる。

親子にとって、
望ましい未来ですよね。

進路選択誤り、
不幸な人生を送らないよう、
今すぐ本書をお買い求めください。

本書のお値段は1,595円、
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夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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