家庭の教育

【塾へ行かなくても得点力がぐ~んと上がる!ふくしま式で身につく!国語読解力】感想・レビュー


(2024/9/17更新)

はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

塾へ行かなくても得点力がぐ~んと上がる!ふくしま式で身につく!国語読解力

国語をどう教えればよいか?
とても悩んでいます。

先日SAPIXのテストで、
国語の点数が過去一番悪かったです。

先日のテストについては、
コチラの記事をご覧ください。

【SAPIX 夏期講習マンスリー確認テスト】成績上位5%に返り咲き!でも国語は大失敗? はじめまして、はるパパです。 さて、8/27のテスト結果が発表されました。 今回は夏期講習からの出題です。前回大失敗した算...

問題文を読み、
選択問題で正解を選び、
記述問題で文章を書く。

言ってしまえばこれだけですが、
これがとても難しい。

問題文が読めても、
選択問題で間違った選択肢を選ぶ。

記述問題で答えを書いても、
全然点数がもらえない。

こうすれば解ける/点が取れる、
というものが存在しない。

だから親も教えようがなく、
どうすればいいか困ってしまう。

読書をすれば国語はできるようになる、
ってよく聞くけど本当でしょうか?

そう言われて私も読書したけど、
国語の点数は全然伸びませんでした。

読書意外に勉強しようがないし、
結局はセンスなのかな?

こんな状態で大学受験でしたが。
国語は本当に苦手だった。

国語を克服できなかった結果、
大学受験で全敗というハメに。。

子どもの受験結果、
こうなってほしくないですよね。

では、
どうすればいいでしょうか?

国語のテストで点が伸びる方法、
今から学んで子どもに教えればいい。

でも、
その方法がわからないから困ってる。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

塾へ行かなくても得点力がぐ~んと上がる!ふくしま式で身につく!国語読解力

選択問題ってこう解くのか。
記述問題ってこう書くのか。

このような疑問に、
わかりやすく丁寧に答えてます。

内容も小学生向きなので、
中学受験勉強にちょうど良いです。

私の子ども、
10月にSAPIXのテストがあります。

それまでに本書を読み聞かせ、
テストを受けさせようと思ってます。

センスに頼らず、
明確なやり方に基づいて解けば、
今より点数が上がるハズです。

国語の点数が伸び悩んでいる方は、
ぜひ本書をご覧ください。

本書に書かれている秘訣、
これから少しだけ紹介しますね。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の感想になれば幸いです。

序章:テストの点を上げるには、どこから手をつければいい?

序章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.33

・試験で求められる読解力とは何か?

<文章読解で求められているもの>
①受信した内容を自分の頭の中で整理する
②採点者に伝わりやすい形に再度整理して発信する

言われてみればその通りですが、
今まで気づかなかったです。

記述問題に当てはめて考えると、
わかりやすいです。

文章内容を整理し、
採点者に伝わりやすいように書く。

採点者が見てわからない記述では、
点数取れないですよね。

私の子どもが記述で点が取れないのも、
まさにこれが理由ですね。

①頭の中で整理せず、
文章の記述をそのまま抜き出して書く。

②文章を読んでいない私がパッと見た時、
意味不明な記述になっている。

文章読解で求められている①と②、
ここを改善しないと点数は伸びない。

SAPIXのBテキストは記述が多いので、
ここを意識して今後勉強に取り組みます。

第1章:文章を作るのが苦手な子にどうアドバイスする?

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.84

・記述が苦手な子に共通する「ててて文」

<ポイント>
・読み手に対する意識が薄い
・多くの読み手は通常、好意的ではありません
・「て」を使うことにはいつも注意を払う

「て」が多く使われる文章を、
筆者は「ててて文」と呼んでいます。

「て」を多用した結果、
文章が長くなり読みにくくなります。

本書の例文がわかりやすいので、
〇と×をご覧ください。

例文

<×>
思い通りに試合で勝ててうれしくて、あいさつをする前についガッツポーズをしてしまって後からコーチに注意された。

<〇>
思い通りに試合で勝つことができたため、うれしくなり、あいさつをする前についガッツポーズをしてしまった。そのせいで、後からコーチに注意された。

×は「て」が繰り返されており、
読みにくい文章です。

〇は「て」が繰り返されず、
読みやすい文章です。

〇のポイントは、
原因と結果という関係を意識して、
書かれた文章であるということです。

原因と結果を理解して書いてますよ、
と読み手にアピールした文章なのです。

当然ながら、
〇の点数は高くなります。

「ててて文」に限らず、
私の子どもは文章が長くなりがちです。

原稿用紙に書いた読書感想文を見ると、
1文で5行書いたりしてます。

明らかに長すぎるので短く切り、
文と文を接続詞で繋げと教えてます。

SAPIXの記述問題の模範解答を見ると、
割と長い1文の模範解答があり、
この影響なのかなと思ったりします。

でもSAPIXの模範解答は、
因果関係や対比が綺麗に書かれてます。

子どもの文章とは雲泥の差がある。

因果関係や型を意識するのはいいけど、
文章の読みやすさも意識してほしい。

本書の例を参考に、
今後も記述問題を添削します。

第2章:子どもの「書く力」を伸ばす10の習慣

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.123

・まずは「二文」で完結させる

<二文の型>
①言いかえる力
②くらべる力
③たどる力

<例>
①A。つまり、B。
 B。たとえば、A。
②A。それに対して、B。
③A。だから、B。
 B。なぜなら、A。

接続後を制する者は文章を制する、
と本書に書かれています。

接続語を自由自在に使えれば、
長い文章を短く区切れますよね。

長い文章より短い文章の方が、
読み手が読みやすくなる。

印象が良くなり、
記述の点数もあがりますね。

接続語にはもう1つポイントがあり、
前後の文章関係が明確になることです。

文章の基本は接続語前後の2文です。

時数の多い問題文は、
その前後にあれこれ肉付けされただけ。

つまり、
接続詞前後の2文が理解できれば、
問題文を理解できるのです。

二文で書く訓練が、
長文読解力の基礎にもなる。

二文で書く訓練、
ぜひ参考にしてみてください。

第3章:読解力がない子にどうアドバイスする?

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.176

・「選択式問題」で高得点を取る鉄則

<ポイント>
・選択肢は「本文の言いかえ」である
・多くの子どもが犯してしまうミスは、「選択肢同士をくらべて」選んでしまう
・「選択肢と本文をくらべて」選ぶ

4つのうち2つまで絞り込めるけど、
あと1つでミスをする。

本書にも書かれていますし、
私の子どもにも見られるミスです。

前回のSAPIX国語のテスト、
これが原因で選択問題を落としてる。

前回のSAPIX国語テストについては、
コチラの記事をご覧ください。

【SAPIX 夏期講習マンスリー確認テスト】成績上位5%に返り咲き!でも国語は大失敗? はじめまして、はるパパです。 さて、8/27のテスト結果が発表されました。 今回は夏期講習からの出題です。前回大失敗した算...

2つから正解を選択するコツは何か?
それは「パーツで言いかえる」こと。

本書の例がわかりやすいので、
コチラをご覧ください。

パーツで言いかえる例

<問題>
・筆者の主張として最もふさわしいものを一つ選びなさい

<選択肢>
ア.言葉と、それに似た他の言葉との間には必然的なつながりはないということ
イ.言葉と、その言葉が意味する内容との間には、絶対的な関係はないということ

<パーツで分ける>

ア.言葉と、
イ.言葉と、

ア.それに似た他の言葉との間には
イ.その言葉が意味する内容との間には

ア.必然的なつながりはないということ
イ.絶対的な関係はないということ

紛らわしい選択肢アとイを、
①~③のパーツに分けました。

①と③は本文と同内容なので、
②の部分が選択のポイントになる。

本文は長いので割愛しますが、
「あかね色」というイメージと、
それが指す色のイメージが書かれてます。

後半部分に注目すると、
ア.それに似た他の言葉ではなく、
イ.その言葉が意味する内容である。

だから、
正解はイとなります。

選択肢は本文の言いかえである。

選択問題が出題されたら、
パーツに分解して問題文と比べる。

こうすれば、
正解に辿り着けます。

私も初めて知ったので、
子どもに教えてみます。

第4章:子どもの「読み解く力」を伸ばす10の習慣

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.199

・「隠れた接続語」にマークさせる

<隠れた接続語>
①抽象化「~という/~といった/~などの/~などといった」
②対比「~ではなく/~ではない」
③まとめ「~のだ/~のである/~のです」
④因果関係「~わけだ/~わけである/~わけです」

<例>
①少子化という問題。
②今必要なのは、慎重さではなく実行力だ。
③リーダーのひとことで、皆の混乱が収まった。鶴の一声というわけだ。
④都会の夜空に星がたくさん見えた。停電で、街中が暗くなったのである。

文中・文末の接続語には、
ヒントがいっぱいある。

本書にそう書かれていますが、
これは盲点でしたね。

文中・文末の接続語に注目すると、
たしかに文章を理解しやすいです。

ちなみに、
③は多用されるケースがあるらしい。

その場合、
段落末にあるケースに限定して、
注目すると良いそうです。

接続後を制する者は文章を制する。
文中・文末の接続語も制しましょう。

第5章:「語彙の豊かな子」の親がしている5つの習慣

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.241

・言葉の「ニュアンス」、どう伝える?

<ポイント>
・プラスの意味で使うのか、マイナスの意味合いで使うのか?
・幅広くどんなことにも使えるのか、人間の行動・心情に関する場面でしか使われないのか?
・ひとつ似たような例文を作らせて理解度をチェックする

国語の勉強をしていると、
言葉の意味を聞かれませんか?

わからない言葉を見ると、
私は子どもによく聞かれます。

ニュアンスで理解していると、
なかなか説明しにくい
ものです。

私はネットで調べて教えますが、
例文までは教えてなかったですね。

本書におもしろい例があるので、
抜粋します。

「けりをつける」という言葉、
終わらせるという意味です。

でも、
「朝食にけりをつける」という文、
ニュアンスがおかしいですよね。

「けりをつける」という言葉、
長く続きなかなか終わらないことを、
もういい加減終わらせる時に使います。

たとえば、
「部屋の大掃除を3時間やってるから、
そろそろけりをつけよう」ですね。

そして、
実際に例文を子どもに作らせると、
ニュアンスまで理解できるそうです。

今後は言葉の意味を教えた後に、
例文を作らせてみようと思います。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

序章:テストの点を上げるには、どこから手をつければいい?

P.33

・試験で求められる読解力とは何か?

<文章読解で求められているもの>
①受信した内容を自分の頭の中で整理する
②採点者に伝わりやすい形に再度整理して発信する

第1章:文章を作るのが苦手な子にどうアドバイスする?

P.84

・記述が苦手な子に共通する「ててて文」

<ポイント>
・読み手に対する意識が薄い
・多くの読み手は通常、好意的ではありません
・「て」を使うことにはいつも注意を払う

例文

<×>
思い通りに試合で勝ててうれしくて、あいさつをする前についガッツポーズをしてしまって後からコーチに注意された。

<〇>
思い通りに試合で勝つことができたため、うれしくなり、あいさつをする前についガッツポーズをしてしまった。そのせいで、後からコーチに注意された。

第2章:子どもの「書く力」を伸ばす10の習慣

P.123

・まずは「二文」で完結させる

<二文の型>
①言いかえる力
②くらべる力
③たどる力

<例>
①A。つまり、B。
 B。たとえば、A。
②A。それに対して、B。
③A。だから、B。
 B。なぜなら、A。

第3章:読解力がない子にどうアドバイスする?

P.176

・「選択式問題」で高得点を取る鉄則

<ポイント>
・選択肢は「本文の言いかえ」である
・多くの子どもが犯してしまうミスは、「選択肢同士をくらべて」選んでしまう
・「選択肢と本文をくらべて」選ぶ

【SAPIX 夏期講習マンスリー確認テスト】成績上位5%に返り咲き!でも国語は大失敗? はじめまして、はるパパです。 さて、8/27のテスト結果が発表されました。 今回は夏期講習からの出題です。前回大失敗した算...
パーツで言いかえる例

<問題>
・筆者の主張として最もふさわしいものを一つ選びなさい

<選択肢>
ア.言葉と、それに似た他の言葉との間には必然的なつながりはないということ
イ.言葉と、その言葉が意味する内容との間には、絶対的な関係はないということ

<パーツで分ける>

ア.言葉と、
イ.言葉と、

ア.それに似た他の言葉との間には
イ.その言葉が意味する内容との間には

ア.必然的なつながりはないということ
イ.絶対的な関係はないということ

第4章:子どもの「読み解く力」を伸ばす10の習慣

P.199

・「隠れた接続語」にマークさせる

<隠れた接続語>
①抽象化「~という/~といった/~などの/~などといった」
②対比「~ではなく/~ではない」
③まとめ「~のだ/~のである/~のです」
④因果関係「~わけだ/~わけである/~わけです」

<例>
①少子化という問題。
②今必要なのは、慎重さではなく実行力だ。
③リーダーのひとことで、皆の混乱が収まった。鶴の一声というわけだ。
④都会の夜空に星がたくさん見えた。停電で、街中が暗くなったのである。

第5章:「語彙の豊かな子」の親がしている5つの習慣

P.241

・言葉の「ニュアンス」、どう伝える?

<ポイント>
・プラスの意味で使うのか、マイナスの意味合いで使うのか?
・幅広くどんなことにも使えるのか、人間の行動・心情に関する場面でしか使われないのか?
・ひとつ似たような例文を作らせて理解度をチェックする

まとめ

試験で求められる読解力とは何か?

ただ文章を読み、
理解するだけは不十分です。

文章を読んで内容を整理し、
採点者に伝わりやすい発信力が必要です。

文章内容を整理するためには、
まず接続詞に注目するとよいです。

接続詞前後の2文は、
文章内容を整理している箇所が多い。

たとえば、
言い換え/対比/因果関係等ですね。

接続詞前後の2文が理解できないと、
文章内容を整理できないのです。

なお、
本書では文頭の接続詞以外に、
文中/文末の接続詞も書かれてます。

文中/文末にも接続詞があり、
前後関係がわかると文章を理解しやすい。

学校や塾ではあまり教わらないので、
知る人ぞ知る穴場かも。

文章内容が整理できれば、
あとは採点者にわかりやすい発信を、
心がけるのみです。

具体的に言うと、
記述問題の解答ですね。

短い文で書き、
接続詞でつなげるのがポイント。

使う接続詞によって、
言い換え/対比/因果関係等を、
採点者にわかりやすく伝えられる。

採点者は決して好意的ではない。
少しでもわかりにければ減点となる。

記述は配点が大きいので、
ここで高得点ならライバルと差がつく。

つまり、
合格に近づくってことですね。

記述で高得点を取れるようになれば、
選択問題も間違えないでしょう。

選択問題は本文の言いかえにすぎない。

文章内容が整理できていれば、
選択肢と本文を比較して〇×判定できる。

ここまでくれば、
国語でかなりの高得点が狙えますね。

子どもの国語の点数を伸ばしたい方、
いますぐ本書をご覧ください。

国語の得点アップにつながる秘訣、
本書に数多く書かれています。

今回ご紹介したのはほんの一部。
他にも点数アップの秘訣がいっぱい。

親が子どもに国語を教えるのは、
難しいですよね。

国語は問題文を理解し、
選択問題で間違えずに選択し、
記述問題で満点の解答を書く必要がある。

算数のような公式はないし、
理科/社会のような知識の暗記でもない。

こうすれば点が取れる、
というのがわかりにくいですよね。

でも、
本書に書かれていることを実践すれば、
国語の点数は伸びますね。

接続詞は知っていても、
文章内容の整理に役立てたり、
記述のキーにするって知らないですよね?

国語の問題の解き方、
親は習っているようで習っていない。

そこで、
本書で親が学び子に教えると良いです。

これ知ってたら、
子どもの頃に国語でもっと点取れたな、
って正直思いますね。

親はもう過去に戻れないけど、
子は国語で高得点を取るチャンスがある。

子どもの国語の点数を伸ばしたければ、
いますぐ本書をお買い求めください。

本書のお値段は1,760円、
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塾へ行かなくても得点力がぐ~んと上がる!ふくしま式で身につく!国語読解力

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)

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