【スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える 子どもの算数力の育て方】感想・レビュー

はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える 子どもの算数力の育て方』
中学受験の塾に通ってるけど、
算数の成績が伸びない。
宿題もやっているし、
間違いの解き直しもしている。
それでも、
点数が安定しない。
そんな経験はありませんか?

子どもは努力しているのに、
結果が出ない。
「自分は算数が苦手」と思い込み、
やる気を失う。
「もっとやらせなきゃ」と親は焦り、
さらに負荷をかける。
まさに悪循環。
ウチは理系じゃないし、
算数はムリなのか?

いいえ、
そんなことありません。
算数力の育て方を知れば、
子どもは伸びます。
算数力の育て方、
コチラの本に書かれています。
『スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える 子どもの算数力の育て方』
私が本書を購入したのは、
子どもの算数力を伸ばしたいから。
SAPIXで決して、
成績が悪い方ではないです。
でも、
上には上がいる。
周りの成績が凄すぎて、
自分の成績が霞んでしまう。
少し落ち込んでたので、
何とかしたいと思って購入。

中学受験の算数は、
・スピードも必要
・思考力も必要
・暗記も必要
どれか一つでは戦えない。
全部いる。
でも、
そう簡単には全部できない。
焦って勉強しても、
努力が空回りするだけ。

では、
どうすればいいのか?
算数力を伸ばす指針を学び、
それを徹底すること。
・スピードは追いすぎない
・図形や数の感覚は体験で補う
・暗記は最小限に絞り、思考につなげる
こんな感じで、
計画的にバランスよく伸ばす。

私も最初は、
完全に迷っていました。
計算を速くさせるべきか?
じっくり考えさせるべきか?
解法を覚えさせるべきか?
ひらめきを待つべきか?
上手くいかなかったこと、
何度もあります。
・計算が遅くて時間切れ
・図形がイメージできずに失点
・こんなに勉強してるのに伸びない

でも、
算数力を伸ばす指針を知れば、
一時的にできなくても焦らなくなる。
今はできなくても、
いずれ伸びる。
実際、
テストの点数が伸びた時に、
実感しましたね。
算数はセンスじゃない。
再現できる育て方がある。
その具体的な指針を教えてくれるのが、
今回紹介する一冊です。
算数このままで大丈夫?
と感じているなら。
ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:「算数好き」をつくる!家でできる声かけと環境つくり
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「スピード重視」は算数の「好き」を摘みとる危険がある
<ポイント>
・受験や社会生活でも計算の速さはある一定まで必要だったとしても、考え方やうまいやり方を見つけることのほうが、合格や解決法の発見に役立つ
・算数のスピード競争は、時間によるプレッシャーによりストレスを招き、脳のワーキングメモリに負担をかけてしまう
・速く正答を出すことを求めるのではなく、多様な考え方や表現の方法を大事にすることが、長い目で見て学力も意欲も伸ばす
これは正論です。
間違いない。
でも、
中学受験の算数を見ると…
「それだけじゃ戦えない」
と感じるのも事実です。

なぜなら、
中学受験の算数は、
時間との勝負だから。
問題数が多いうえに、
制限時間はシビア。
つまり、
時間内に解けなければ点にならない。
実際、
中学受験で最も差がつくのは算数。
さらに、
算数の配点が高い学校も多い。
算数好きにさせるだけでなく、
スピードを鍛えるの大事。
このバランスがとにかく難しい。

では、
どうすればいいでしょうか?
私が意識しているのは、
ちょうどいいゴール設定です。
たとえば、
テストを時間ギリギリで解けるか?
これ以上のスピードは、
正直いらないと思ってます。
無理に速くすると、
計算ミスが増えるから。
でも、
時間内に終わらないスピードでは、
本番でハンデになる。
だから、
ギリギリ間に合うスピードで、
算数の成績を安定させる。

この状態の再現性が高まれば、
スピードは自然に上がる。
無理に急がせなくても、
慣れが自然に引き上げてくれる。
だからこそ、
・スピードは無視しない
・でも追いすぎない
中学受験の算数は、
本当に難しい。
第2章:数字センスを伸ばす!日常で自然に身につく数字メソッド
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・数字センスと計算表の暗記、算数の力を伸ばすのはどっち?
<ポイント>
・一度覚えた算数の知識や、同じ問題の解き方に縛られず、その場で数字を組み替え、別の角度から答えを導き出す力が、数字センスである
・暗記やドリルだけでは、算数の力は伸びない
・成績の低い子どもほど「暗記」を重視して学んでおり、逆に成績の高い子どもたちは、数学の大きな考え方や概念の繋がりに注目して学んでいる
これも正論です。
でも…
中学受験の現場にいると、
またしても同じ結論にぶつかる。
「それだけじゃ足りない」

数字センス。
たしかに強い。
たとえば、
難関校の計算問題。
正攻法でゴリゴリ計算すれば、
一応は解ける。
でも、
時間が足りない。
できる子は、
「ラクできないか?」を探す。
一瞬で、
計算を処理に変える。
この積み重ねが、
算数力の差になる。

じゃあ、
暗記はいらないのか?
そんなことない。
SAPIXで実際に言われた暗記がコレ。
・3.14×1〜10
・11〜20の2乗
・100までの素数
頻出なので、
ここで時間を使うのはもったいない。
こういう暗記は必要です。

さて、
私はもう1つ必要だと思う暗記がある。
それは何か?
解法パターンの暗記。
解法がわからないと、
数字センスも発揮できない。
・解き方を知らない問題
・見たこともないパターン
ここで止まる子は、
数字センス以前の問題。
何もないところから、
ひらめきはそう簡単に生まれない。

だからこそ必要なのが、
最低限の解法のインストール。
・基本的な解法パターン
・頻出の数の性質
・よく出る計算の形
これを知っているから、
応用問題が解ける。
応用問題を見たらこう考える。
「どの解法パターンを使うか?」
これが見つかるようになれば、
あとは自然と解けます。
第3章:図形センスを引き出す!空間認知の力を遊びで育てる
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・4つの図形スキル
<4つの図形スキル>
①内在的×静的:そのものの全体や部分の形や向き、大きさなど
②内在的×動的:そのものの形や向きに変化を加えたらどうなるか
③外在的×静的:2つのものの距離や方向性など
④外在的×動的:複数のものを配置したときに、視点を転換するとどう見えるかなど
まずは①②。
単体のモノを理解する力。
たとえば、
・見て分かる(①)
・動かしてイメージできる(②)
本書を読むと、
6〜8歳で伸びる領域。
この時期に、
・折り紙
・積み木
こういう遊びをやっている子は、
あとで効いてくる。

ウチはあまりやらなかったので、
図形問題で苦労しました。
・展開図がわからない
・断面図がイメージできない
頭の中でイメージできず、
問題が解けない。
そこでやったのが、
・サイコロキャラメルの箱を切る
・豆腐を実際に切る
一度でも体験すると、
頭の中で再現できるようになる。
もし苦手なら、
・触る
・切る
・動かす
これだけで、
図形の理解度が上がりますね。

次に③④。
複数のモノを扱う力。
たとえば、
・地図で位置関係をつかむ(③)
・視点を変えて考える(④)
本書を読むと、
8〜10歳で伸びる領域。
でも、
最近の子どもほど苦手かも。

地図を読まなくても、
スマホでナビ案内。
とても便利だけど、
考える機会が奪われている。
ウチもまさにこれ。
スマホでナビ検索できなければ、
目的地に辿り着けない。

だからこそ思うのは、
スマホを持つ前が勝負。
・地図を見て考える
・自分でルートを想像する
この経験を、
どれだけ積めるか。
ここで差がつく。
図形のスキルは、
机上の勉強だけでは伸びません。
手を動かした子が、
最後に勝つ。
図形が苦手かどうか。
それはセンスじゃない。
経験の差ですね。
第4章:できたら定着させる!ドリル学習の新常識
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・記憶を固定化するための3つのキーポイント
<3つのキーポイント>
①睡眠
②リトリーバル
③スペーシング
①睡眠
・寝ている間も脳は働いている
・記憶の整理は“睡眠中”に行われる
・海馬→大脳皮質へと情報が移され、長期記憶になる
睡眠は軽視されがちですが、
かなり重要です。
というか、
最重要と言ってもいいレベル。
でも、
中学受験界隈を見ていると、
ここが崩れている家庭は多い。

塾から帰ってきて、
そこから深夜まで勉強。
あるいは、
朝早く起きて勉強。
一見、
頑張っているように見える。
でも実態は、
睡眠不足の状態で勉強しても、
頭に入らない。
どれだけインプットしても、
睡眠が削られれば定着しない。

我が家では、
睡眠を最優先にしています。
塾がある日は、
帰宅後は基本的に勉強しない。
さらに、
無理な早起きもさせない。
起床は、
登校の1時間前くらい。
結果として、
毎日8時間以上の睡眠を確保。
10代に必要と言われるラインは、
きっちり守っています。
コチラの本に書かれていますので、
ご興味あればぜひご覧ください。
②リトリーバル
・リトリーバル=一度覚えたことを「思い出す」行為
・思い出すたびに記憶は再強化される(再書き込み)
・短期記憶→長期記憶に変える“最強の学習法”
これを知っているかどうかで、
成績が大きく変わります。
どれだけ覚えても、
テストで出てこなければ0点。
逆に、
思い出せれば点になる。
・テキストを何度も読む
・ノートをきれいにまとめる
・解説を見てわかった気になる
勉強をやった感はあるけど、
点にはつながりにくい。
なぜか?
思い出す練習をしていないから。

実は似たような勉強法、
我が家でもやっています。
白紙を用意し、
何も見ずにゼロから書き出す。
「あれ?覚えたはずなのに…」
意外と書けないものです。
この積み重ねが、
テストでの再現力を作ります。
こちらは、
アクティブリコールと言う勉強法です。
↓に詳しく書かれていますので、
ご興味あればぜひご覧ください。
③スペーシング
・あえて「間を空けて」思い出す
・連続復習より、時間を空けた復習の方が定着する
・一度手放すことで、脳が整理・再構築する
スペーシングの考えは、
知らなかったですね。
勉強でありがちなのは、
・その日に何度も解き直す
・できるまで繰り返す
・その場で完璧にする
効率が良さそうに見えて、
実はそうでもない。
一度忘れたときに引き戻すことで、
記憶は強くなる。
・あえて離す
・あえて忘れる
・もう一度引き出す
この流れが、
長期記憶を作る。

実はこれ、
塾のカリキュラムにも組み込まれる。
たとえば、
SAPIXのマンスリー復習テスト。
直近1ヶ月の内容が、
まとめて出題される。
最大1ヶ月前の内容まで出るので、
間隔としてはちょうど良い。

ただし、
現実は甘くない一面もある。
たとえば、
SAPIXの宿題。
量が多すぎて、
間を空ける余裕がない。
塾の翌日から着手しないと、
普通に終わらない。
特に算数。
宿題量が最も多い。
本当は、
2〜3日寝かせてから解きたい。
でも、
そんな余裕はない。
コチラの記事に書いたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
第5章:算数×プログラミング 論理と思考の架け橋
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・プログラミング思考で学ぶ-分解・パターン化・抽象化・アルゴリズム
<ポイント>
・分解:難しい問題を小さく分ける
・パターン化:共通点を見つけて使い回す
・抽象化:本質だけを抜き出す
・アルゴリズム:解き方を手順化する
プログラミング思考が算数に効く。
まさにその通りですね。
ポイントに書いた通り、
算数とプログラミングは似てる。
最近はプログラミング教室も増え、
習う子も多い。
論理的に考える力が鍛えられるし、
やって損はない。

ただし。
プログラミングは必須ではない。
我が家はやっていません。
それでも、
中学受験の算数は普通に解けます。
成績も特に問題ない。
つまり、
あれば有利くらいの立ち位置。

むしろ、
中学受験だと計算力の方が重要。
習い事だと、
・公文
・そろばん
この2つを習っている子は、
効果抜群。
なぜか。
計算速度が段違いに早くなるから。
中学受験の算数は、
時間との戦い。
計算が速いだけで、
思考問題に時間を使える。
この差が、
そのまま得点差になる。
そして最終的に、
合否を分ける。

SAPIXの上位クラスだと、
公文/算盤経験者が多いです。
でもウチは、
公文もそろばんも未経験。
だからこそ、
最初はかなり苦戦しました。
・計算が遅い
・問題数をこなせない
・点数が伸びない
そうは言っても、
いまさらどちらも習えない。
その代わりにやったのが、
計算の工夫を徹底的に学ぶこと。
このような本を読み、
なんとかカバーしてきました。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:「算数好き」をつくる!家でできる声かけと環境つくり
・「スピード重視」は算数の「好き」を摘みとる危険がある
<ポイント>
・受験や社会生活でも計算の速さはある一定まで必要だったとしても、考え方やうまいやり方を見つけることのほうが、合格や解決法の発見に役立つ
・算数のスピード競争は、時間によるプレッシャーによりストレスを招き、脳のワーキングメモリに負担をかけてしまう
・速く正答を出すことを求めるのではなく、多様な考え方や表現の方法を大事にすることが、長い目で見て学力も意欲も伸ばす
第2章:数字センスを伸ばす!日常で自然に身につく数字メソッド
・数字センスと計算表の暗記、算数の力を伸ばすのはどっち?
<ポイント>
・一度覚えた算数の知識や、同じ問題の解き方に縛られず、その場で数字を組み替え、別の角度から答えを導き出す力が、数字センスである
・暗記やドリルだけでは、算数の力は伸びない
・成績の低い子どもほど「暗記」を重視して学んでおり、逆に成績の高い子どもたちは、数学の大きな考え方や概念の繋がりに注目して学んでいる
第3章:図形センスを引き出す!空間認知の力を遊びで育てる
・4つの図形スキル
<4つの図形スキル>
①内在的×静的:そのものの全体や部分の形や向き、大きさなど
②内在的×動的:そのものの形や向きに変化を加えたらどうなるか
③外在的×静的:2つのものの距離や方向性など
④外在的×動的:複数のものを配置したときに、視点を転換するとどう見えるかなど
第4章:できたら定着させる!ドリル学習の新常識
・記憶を固定化するための3つのキーポイント
<3つのキーポイント>
①睡眠
②リトリーバル
③スペーシング
①睡眠
・寝ている間も脳は働いている
・記憶の整理は“睡眠中”に行われる
・海馬→大脳皮質へと情報が移され、長期記憶になる
②リトリーバル
・リトリーバル=一度覚えたことを「思い出す」行為
・思い出すたびに記憶は再強化される(再書き込み)
・短期記憶→長期記憶に変える“最強の学習法”
③スペーシング
・あえて「間を空けて」思い出す
・連続復習より、時間を空けた復習の方が定着する
・一度手放すことで、脳が整理・再構築する
第5章:算数×プログラミング 論理と思考の架け橋
・プログラミング思考で学ぶ-分解・パターン化・抽象化・アルゴリズム
<ポイント>
・分解:難しい問題を小さく分ける
・パターン化:共通点を見つけて使い回す
・抽象化:本質だけを抜き出す
・アルゴリズム:解き方を手順化する
まとめ
中学受験の算数を見据えると、
・スピードも大事
・思考力も大事
・暗記も必要
全部正しいけど、
全部兼ね備えるのは大変。
でも、
算数力を上げないと、
中学受験の壁を超えられない。
だから、
・とりあえず演習量を増やす
・とりあえず解説を読む
・とりあえず回数をこなす
結果、
頑張ってるのに伸びない状態に。

算数力を伸ばすには、
どうすればいいか?
本書がそのヒントになります。
闇雲に勉強すればいいわけじゃない。
育て方の指針を定めて、
子どもと向き合うべき。
・どこまでスピードを求めるのか
・どの解法を覚えるのか
・どこで考えさせるのか
この指針がズレると、
努力は簡単に空回りします。
逆に言えば、
ここがハマれば一気に伸びる。
つまり、
算数はセンスじゃない。

再現性の高い育て方の指針を知り、
それを実行できるかどうか。
その指針を学べるのが、
本書です、
「こうすれば伸びる」を、
具体的に教えてくれる。
そして、
家庭で再現できる形で教えてくれる。
もし今、
・算数の伸ばし方に迷っている
・頑張っているのに結果が出ない
・このままでいいのか不安
そう感じているなら、
一度この本を読んでみてください。
算数は、
育て方で決まる。
本書のお値段は1,694円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
・スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える 子どもの算数力の育て方
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学5年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)



