(2024/1/5更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
子どもにこのような言葉、
言ったことありますか?
「100点取るなんて偉いね」
「大丈夫!あなたならできる」
「ちゃんと片付けなさい」
「遊んでないで早く宿題しなさい」
上記はいずれも、
本書の冒頭に書かれている言葉です。
そして、
子どもの脳をダメにする可能性がある、
と書かれているのです。
なぜ子どもの脳をダメにするのか?
否定的な言葉は、
子どもの脳にネガティブな刺激となり、
大きなストレスを抱えてしまうからです。
ちょっと待った!
↓が否定的なのはわかる。
「ちゃんと片付けなさい」
「遊んでないで早く宿題しなさい」
でも、
↓は肯定的じゃないの?
「100点取るなんて偉いね」
「大丈夫!あなたならできる」
実は、
裏を返すと否定的になるそうです。
「100点以外は取るのはダメ」
「失敗した時に絶望させてしまう」
では、
どうすればいいでしょうか?
上記のような否定的な言葉を、
言わなければよい。
でも、
裏返すと否定的に捉えられるなら、
何を言えばいいかわからない。
そんな親御さんにオススメなのが、
コチラの本です。
本書を読んでみましたが、
私も言ってはいけない言葉を言ってますね。
言ってはいけない言葉が×、
言って良い言葉が〇と書かれています。
こんな言葉もダメなのか。
こんな言い方なら良いのか。
結構気づかされることが多かったです。
おそらく皆さんも本書を読めば、
大きな気づきが得られます。
✕や〇の言葉が、
子どもにどのような影響を与えるのか?
特に✕の言葉は、
子どもの将来に大きな支障が出ます。
✕の言葉を浴びせ続けられると、
将来子どもは社会生活を送れないです。
ひきこもり等を発症してしまったら、
親は困りますよね。
子どもへの言葉を学び、
子どもの脳を順調に成長させましょう。
そうすれば、
将来子どもは社会生活を送れます。
親御さんも子育てが終わり、
ホッと一息つけますよね。
そこから先は、
親御さん自信の人生を謳歌しましょう。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:子どもの「自律」を奪う言葉
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
✕「100点取るなんて偉いね!本当にうれしいよ」
〇「成長したねえ!」
これは意外でしたね。
もし子どもがテストで100点取ったら、
✕の言葉を普通に言いそうですよね。
なぜ子どもの「自律」を奪うのか?
ほめ言葉は子どもを縛る言葉、
と本書に書かれています。
100点でほめると、
100点がほめの基準となるそうです。
もし100点を取れないと、
ほめてもらえず不安になるそうです。
「成長したねえ」と言う言葉、
どんな効果があるでしょうか?
子どもの中で過去と比較して、
成長した部分をほめるのがポイント。
昔はできなかったことが、
いまはできるようになる。
日々学校で学んでいれば、
子どもは自然と成長しますよね。
過去の自分との比較、
実は別の本にも書かれています。
中学受験で成功する子と失敗する子、
以下の特徴があるそうです。
中学受験に関係なく、
子育てで大事なことだと思いますね。
<垂直に比べる>
・自分の過去と現在を比べること
<水平に比べる>
・自分と他人を比べること
中学/高校/大学と進学すれば、
テストで100点なんて難しくなる一方。
テストで100点取れなくても、
過去の自分より成長していればOK。
詳しくは別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
第2章:子どもの「自信」を奪う言葉
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
✕:「この学校なら偏差値的にちょうどいい」
〇:「行きたいなら頑張りなさい。でも不合格になることもあるよ」
✕は絶対、
言ってはいけない言葉です。
受験して不合格だった場合、
子どもは自信をなくします。
そして、
親に不信感を持つようになります。
実は、
✕自身が私の実体験でもあります。
高校受験の際、
経済的事情で公立に行かせたい親。
私が本来行きたかった高校ではなく、
偏差値下げて受験した高校。
合格して3年間通いましたが、
いまでも心残りですね。
この経験もあり、
子どもには〇を伝えるようにしてます。
行きたい私立があるなら受験すればいい。
特にないなら公立に進学すればいい。
もちろん不合格の件も伝えてます。
私が大学受験で全滅し、
浪人した経験はわかりやすい例です。
それでも行きたい大学を貫き、
1年後合格した大学生活は最高でした。
子どもには行きたい学校に行ってほしい。
親はサポートするのみですね。
第3章:子どもの「考える力」を奪う言葉
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
✕:「(「塾をやめたいという子どもに」)もう少しだけ頑張ってみなさい」
〇:「へえ、やめたいんだ」
✕はつい言いたくなりますよね。
勉強が止まってしまうし、
いままでの塾代もムダになりますよね。
なぜ✕を言ってはいけないのか?
本書によると、
子どもが不安でいっぱいになり、
爆発すると不幸な結果を招くからです。
引きこもり等になってしまったら、
困りますよね?
そんな時は〇のように、
いったん受け止めるのが大切だそうです。
そのうえで、
考える材料を与えるとよいそうです。
本書に書かれた例によると、
学校に行きたくない子どもに対して、
1日だけズル休みさせ親の会社に行く。
会社に行っても暇なので、
学校に行く方がマシと考え登校再開。
学校や塾に関係なく、
習い事でも同じケースはありますよね。
やめたいと言ったら、
いったんやめさせてもOKですね。
塾や習い事って強制じゃないし、
やめても何の問題もない。
実は、
学校も強制じゃないです。
義務教育とは親が子どもに、
教育を受けさせなくてはいけないもの。
つまり、
学校に行かせる義務じゃない。
学校以外で学んでもOK。
いまは通信教育も充実してますし。
子どもが何かやめたいと言った場合、
まずは受け止めましょう。
そして、
子どもに考える機会を与えましょう。
その結果どうしてもやめるなら、
受け入れましょう。
子どもは納得しますし、
その後の人生スッキリ過ごせますね。
第4章:子どもの「社会性」を奪う言葉
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
✕:「大人の世界は、もっと大変なんだから」
〇:「どんなことが大変なのか教えて」
✕を言ってはいけない理由、
大人と子どもの世界は違うからです。
子どもが大変なのは、
子どもの世界での話です。
大人の世界での大変さが、
解決策になるわけがないですよね。
〇のように、
まずは子どもの話を聞きましょう。
そして、
子ども時代の経験を踏まえて、
親が語りかけると良いそうです。
そうすると、
子どもの不安は消えていきます。
なお、
本書にも書かれていますが、
親が仕事の話をするのはOKです。
ただし、
過剰に語らないようと、
注意書きもされています。
あまり伝えすぎると、
将来に夢や希望を持てなくなります。
いずれは現実を知るでしょうが、
子どもには早すぎる話もありますよね。
たとえば私の場合、
小学校の勉強が仕事でどう役立つか、
子どもへ具体的に説明しています。
レポート書くのに作文力が必要とか。
予算/実績管理に計算力が必要とか。
子どもにとって勉強は大変ですが、
学ぶキッカケになればと思ってます。
コチラは別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
第5章:子どもの「脳」をダメにする言葉
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
✕:「ボーっとしてる暇があったら、勉強しなさい!」
〇:「(30分くらい見守ってから)どう?一緒にゲームでもする?」
×がなぜいけないのか?
ボーっとしてる間も、
子どもの脳は働いているからです。
具体的には前頭葉が働いており、
脳科学的に↓が証明されているそうです。
・今まで蓄積した情報や記憶を前頭葉で交錯させつつ創造的なことを考え出そうとしている
・前頭葉は毎日同じ刺激を受けるより、多種多様な刺激を受けた方がよりよく育つ
子どもがボーっとしているのは、
創造的思考の最中と本書に書かれてます。
子どもの邪魔をしないよう、
親は要注意ですね。
ちなみに、
前頭葉には不安を鎮める働きもあります。
ランニングすると不安抑制につながるのは、
前頭葉が要因のようです。
別の脳科学の本に書かれていますが、
脳科学は子育てに役立つ情報が多いです。
別記事にまとめましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:子どもの「自律」を奪う言葉
✕「100点取るなんて偉いね!本当にうれしいよ」
〇「成長したねえ!」
<垂直に比べる>
・自分の過去と現在を比べること
<水平に比べる>
・自分と他人を比べること
第2章:子どもの「自信」を奪う言葉
✕:「この学校なら偏差値的にちょうどいい」
〇:「行きたいなら頑張りなさい。でも不合格になることもあるよ」
第3章:子どもの「考える力」を奪う言葉
✕:「(「塾をやめたいという子どもに」)もう少しだけ頑張ってみなさい」
〇:「へえ、やめたいんだ」
第4章:子どもの「社会性」を奪う言葉
✕:「大人の世界は、もっと大変なんだから」
〇:「どんなことが大変なのか教えて」
第5章:子どもの「脳」をダメにする言葉
✕:「ボーっとしてる暇があったら、勉強しなさい!」
〇:「(30分くらい見守ってから)どう?一緒にゲームでもする?」
・今まで蓄積した情報や記憶を前頭葉で交錯させつつ創造的なことを考え出そうとしている
・前頭葉は毎日同じ刺激を受けるより、多種多様な刺激を受けた方がよりよく育つ
まとめ
子どもの脳をダメにする一言、
参考になりましたか?
✕で書いた言葉、
つい言ってしまったことあると思います。
でも✕の言葉を言ってしまうと、
自律・自信・考える力・社会性、
すこしずつダメになっていきます。
自律・自信・考える力・社会性、
いずれも社会生活に必要ですよね。
もし、
これらを身につけずに育ち、
子どもが社会に出たらどうなるか?
社会生活でつまづき立ち直れず、
ひきこもりになるでしょう。
親はいつまでも子どもの面倒を見れない。
親の死後に子どもはどうなるか?
考えたくない未来ですよね。
✕の言葉、
本書で他にも数多く紹介されています。
子どもの脳の成長を妨げないよう、
今すぐ本書をお読みください。
本書に書かれている言葉を実践すれば、
子どもの脳は育ちます。
子どもは将来、
立派に社会生活を送れるようになります。
✕の言葉で子どもの脳をダメにするか?
〇の言葉で子どもの脳を成長させるか?
子どもの将来、
すべては親御さんの子育て次第です。
本書を読んで〇の言葉を投げかけ、
子どもの成長を促しましょう。
子どもが立派に社会生活できれば、
親の仕事は一段落です。
子育てを終えたら、
親は悠々自適な人生を送りましょう。
本書のお値段は990円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学3年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)