(2024/8/9更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
子どもの中学受験勉強、
親御さんはどのくらい関わってますか?
毎日何かしら関わっていますよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/12/national-cancer-institute-xDSD3Vmzh70-unsplash-300x220.jpg)
では、
どのくらい子どもに寄り添ってますか?
勉強計画を立てている。
横に座って勉強を見ている。
親子で一緒に問題を解いている。
正直に言うと、
子がダメになる典型的なパターンです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/04/thomas-park-KYEeuGUkZ54-unsplash-300x200.jpg)
「子どもが最初から1人で、
勉強なんてできるわけないでしょ」
と思うのはその通りです。
だから最初は親の手助けが必要です。
でも、
子どもに少しづつ任せないと、
子どもが自立できなくなります。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/09/college-student-g8c945c69b_640-300x200.jpg)
親がいないと何もできない子になる。
それで将来やっていけると思いますか?
親が生きているうちはまだしも、
親が死んだら子は生きていけなくなる。
それでは困りますよね?
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/10/woman-2003647_640-1-300x200.jpg)
では、
どうすればいいでしょうか?
最初は親が勉強を見つつも、
徐々に子どもへ任せればいい。
でも、
子どもの将来は大丈夫なの?
中学受験がうまくいかなかったら、
子どもの人生はどうなるの?
そのような不安を感じる方には、
コチラの本がオススメです。
親が中学受験に熱を入れすぎて、
疲弊する子どもの姿が書かれています。
親が熱中しすぎると、
子どもに際限なく勉強させる。
親がいつも側にいれば、
子どもだってストレス感じますよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/02/couple-2206294_640-300x235.jpg)
中学受験勉強自体は否定しないけど、
勉強を徐々に子どもへ任せることが必要。
将来の自立を見据えた目的でもあり、
子どものストレス対策でもある。
過剰なプレッシャーを与えないよう、
親が学び親が制御しないと子は壊れる。
中学受験で子どもを壊したくない方は、
ぜひ本書をご覧ください。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/smiley-3058591_640-300x200.jpg)
それでは本書の感想・レビュー、
部と具で紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:受験で壊れる子どもたち
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・受験で失敗しても人生終わりじゃない
<例>
①全落だったとしても、当たり前ですが人生終わりではありません
②人生で待ち受けている幾多の失敗の練習に過ぎない
③受験の失敗くらいであなたの価値は変わらない
中学受験で第1志望に合格できるのは、
3人に1人と言われています。
つまり、
2人は落ちてしまう世界なのです。
そもそも厳しい世界なので、
全落ちもあると構えておく必要がある。
もしそうなった場合に備え、
①~③の心構えが親には必要です。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/02/jerzy-4272539_640-300x200.jpg)
個人的な考えですが、
受験の本番は大学受験だと思ってます。
ただし、
大学受験で全落ちでも人生終わりません。
なぜなら、
私は大学受験全落ちを経験したけど、
別に人生終わってないからです。
ちなみに、
私は就職試験でも相当数落ちてます。
それでも何とか就職して稼ぎ、
投資で資産増やして生活できてます。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/02/mahdi-bafande-qdPLxl-J6l0-unsplash-200x300.jpg)
そんな経験もあってか、
私は子どもの失敗に寛容です。
正確に言うと、
どこかで失敗するだろうし、
失敗するなら早い方がいいと思ってる。
たとえば先日、
SAPIXのテストで子どもが失敗しました。
逆に小4のタイミングで良かった、
くらいにしか思わなかったですね。
コチラのブログに書きましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/01/student-6972899_640-320x180.jpg)
第2章:脳の育ちには順番がある
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「こころの脳」が育たない中学受験とは
<要注意>
・中学受験と脳育ては相反するものになってしまう
・受験を通して論理的な問題を解くことは、ある意味で前頭葉を育てる
・実生活において思考や感情を整理し、コントロールできるようになるかというと、心もとないでしょう
典型的なパターンは、
仕事ができない高学歴の人です。
正解がある勉強は得意でも、
正解のない仕事はできない。
仕事がうまくいかず、
感情をコントロールできず、
社会で挫折感を味わうのです。
もし引きこもりになってしまうと、
その先の人生は相当厳しくなります。
子どもにこうなってほしくないですよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/worried-girl-413690_640-300x200.jpg)
思考や感情のコントロール、
社会生活においてとても大事です。
勉強と違い、
社会は自分の思い通りにならないから。
その現実を理解し、
適度に折り合わないと生活できない。
受験勉強では身につかないけど、
社会生活を送るうえで絶対必要な能力。
頭でっかちな子どもにならないよう、
実生活でさまざまな経験をさせましょう。
第3章:家庭でしかできない脳育て
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・読書感想文は書けなくてもいい?
別に問題ない、
というのが筆者の意見です。
私も同感ですね。
読書感想文が書けないと、
将来仕事で困ることはないから。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/business-1839191_640-300x201.jpg)
逆に書けないと将来困る文章、
筆者が2つ紹介しています。
お礼と謝罪の文章です。
特に謝罪文は必須ですね。
謝罪文を見れば、
その会社のレベルがよくわかるから。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/ben-white-qDY9ahp0Mto-unsplash-300x200.jpg)
たとえば、
会社で不祥事が発生したとします。
その際に世間が注目するのは、
会社のニュースリリースです。
きちんとした謝罪文であれば、
会社の評価は上がったりします。
いい加減な謝罪文であれば、
会社の評価は地に落ちます。
不祥事が起きたのはどうしようもない。
その後の対応を世間は見ているのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2024/02/model-2911332_640-300x200.jpg)
文章は書けば書くほど上手くなる。
文章が下手なのは書かないからです。
子どもが文章を書く訓練をするなら、
記述問題がちょうどいいです。
最初は意味不明な文章でも、
徐々に型を覚えてうまくなります。
文章力は将来必要なスキルだし、
どんな仕事にも役立つスキルです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/08/wordpress-923188_640-1-300x200.jpg)
ちなみに、
国語の記述問題で高得点を取るコツ、
コチラです。
いままで配点の半分以下だったのに、
満点を狙える得点にまで上がりました。
子どもが記述問題を苦にしている場合、
ぜひ参考にしてみてください。
①模範解答をそっくりそのまま書き写して、見比べる
②記述は「出来事・事実+気持ち」のセットで書く
③問題の題材となる文章を読んでいない人が、記述の回答だけ読んでも、意味がわかるように書く
第4章:子育てのゴールはどこにあるか
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・学歴よりも対人力とレジリエンス
①ありがとう
②助けて
①②を言える人が、
最終的に成功すると書かれています。
①が言える人は対人力があり、
②が言える人はレジリエンスがあるから。
自分が万能でないと知るからこそ、
他人に①②の言葉が出てくる。
その結果、
チームで成果を出せるのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/telework-5906362_640-200x300.jpg)
これを子どもに理解させる場合、
親が万能でないと教えると良いそうです。
子どもに感謝したり、
子どもに助けを求めてみる。
そうすると、
子どもの自己肯定感が高まり、
親がピンチの時に助けてくれる。
それが他人とのやり取りに活きる。
これも大切な教育ですよね。
子どもに社会で成功してほしいのは、
親ならだれもが願うこと。
「ありがとう」と「助けて」
ぜひ家庭で意識してみてください。
第5章:中学受験の「成功」「残念」のリアル
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・自分で考える力を養っているか
これは重要ですね。
子育てのゴールは子どもの自立なので。
親は子の面倒をいつまでも見られない。
自立できないと将来生活できない。
だから、
自分で考える力を養うのは、
子どもの頃から必要です。
自分で考える力、
いずれ大学受験で必要となります。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/11/thinking-2681494_640-300x200.jpg)
最近の大学受験は、
約6割が総合型選抜枠のようです。
総合型選抜で強く問われるのは、
大学で何を学びたいのかを示すこと。
偏差値が高いという理由だけで、
受験しても通らない入試なのです。
親世代が意識を変えないと、
子どもの進路に悪影響を与えてしまう。
ぜひ親に読んでほしい箇所ですね。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:受験で壊れる子どもたち
・受験で失敗しても人生終わりじゃない
<例>
①全落だったとしても、当たり前ですが人生終わりではありません
②人生で待ち受けている幾多の失敗の練習に過ぎない
③受験の失敗くらいであなたの価値は変わらない
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/01/student-6972899_640-320x180.jpg)
第2章:脳の育ちには順番がある
・「こころの脳」が育たない中学受験とは
<要注意>
・中学受験と脳育ては相反するものになってしまう
・受験を通して論理的な問題を解くことは、ある意味で前頭葉を育てる
・実生活において思考や感情を整理し、コントロールできるようになるかというと、心もとないでしょう
第3章:家庭でしかできない脳育て
・読書感想文は書けなくてもいい?
①模範解答をそっくりそのまま書き写して、見比べる
②記述は「出来事・事実+気持ち」のセットで書く
③問題の題材となる文章を読んでいない人が、記述の回答だけ読んでも、意味がわかるように書く
第4章:子育てのゴールはどこにあるか
・学歴よりも対人力とレジリエンス
第5章:中学受験の「成功」「残念」のリアル
・自分で考える力を養っているか
まとめ
中学受験をお考えの親御さんに、
ぜひ読んで頂きたい一冊ですね。
中学受験に熱を入れすぎると、
子どもが壊れるから。
第1志望に合格は3人に1人の世界。
全落ちだってありえる世界。
受験で失敗しても人生終わらない。
受験前から親が教えないと、
子どもはプレッシャーで壊れます。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/06/ben-hershey-dZJSSrmWKLk-unsplash-300x188.jpg)
仮に中学受験に合格しても、
壊れる子どもはいます。
頭の脳だけを鍛えすぎて、
心の脳を鍛えなかったケースです。
思考や感情をコントロールできず、
学校生活が難しくなる。
そのまま大人になると、
社会生活も難しくなる。
そして自立できない大人になる。
これでは困りますよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/12/beanie-2562646_640-1-300x200.jpg)
中学受験塾に通って勉強し、
頭脳を鍛えることには反対しません。
しかし、
学校生活や社会生活を通じて、
心の成長もしてほしい。
特に対人コミュニケーション力。
これを鍛えないと将来厳しい。
頭脳だけ鍛えても将来壁にぶつかり、
乗り越えられないのが目に見えている。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/06/children-g83d04d9ea_640-300x200.jpg)
私が本書を購入したのは、
自分が毒親になりたくないから。
一歩間違えれば、
私も過剰な教育パパになってしまう。
良かれと思って子どもに接しても、
子どもの成長の阻害要因になりかねない。
自分への戒めを込める意味で本書を読み、
一歩踏みとどまるようにしてます。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/girl-1641215_640-300x200-1.jpg)
中学受験にハマりそうな親御さんは、
今すぐ本書をお読みください。
親がハマりすぎると、
子どもが不幸になりかねない。
自分は大丈夫、
と思う人ほど危険信号です。
子どもにゆとりを持って接し、
中学受験をサポートしましょう。
そうすれば、
子どもは立派な大人に成長し、
自立した生活を送れるでしょう。
中学受験で子どもを壊したくない方は、
いますぐ本書をお買い求めください。
本書のお値段は924円、
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お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/07/CD9DAA03-A37E-4B71-9ADC-1C64A9E59AED-300x300.jpg)