はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『ドイツ人のすごい働き方 日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密』
ワークライフバランス、
実現できていますか?
仕事が終わらず、
家事/育児の時間が取れない。
仕事と家事/育児の両立に、
悩む方は多いですよね。
子どもが成長すれば、
育児の負担は減ります。
しかし、
育児の代わりに別の負担が増えるのを、
意外とご存じない方が多いです。
何の負担が増えるのか?
それは教育です。
都内は教育熱心なご家庭が多く、
中学受験予定の方も多いです。
ここでネックになるのが、
子どもの勉強を見る時間です。
中学受験の場合、
塾に通うことが多いです。
その宿題量が半端じゃなく、
特にSAPIXは宿題が多いことで有名。
私も当初答え合わせをやっていたけど、
とても全部はムリ!
…と悲鳴を上げた記事は、
コチラをご覧ください。
答え合わせですが、
すべてを子どもに任せるのは難しい。
たとえば、
国語の記述問題がその最たる例です。
何が間違っているのか?
どのポイントが足りないのか?
子どもが解答例を見て理解するのは、
かなり難しいです。
どうしても親が教えないといけない。
でも時間がなければ教えられない。
その結果、
中学受験の結果に悪影響が出る。
これでは困りますよね。
では、
どうすればいいでしょうか?
ワークライフバランスを実現し、
教育の時間を確保すればよい。
でも、
どうやって実現すればいいのか?
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
『ドイツ人のすごい働き方 日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密』
ワークライフバランスを実現するには、
仕事のやり方を変える必要がある。
仕事が早く終われば、
早く家事に取りかかれます。
その結果、
教育の時間も確保できるのです。
仕事のやり方を変えるなら、
ドイツの働き方が参考になります。
労働は罰というキリスト教の考えが、
ドイツにはあります。
そのためドイツでは、
定時に帰る習慣が根づいてます。
決して仕事量が少ないのではなく、
仕事の生産性を高める努力をしている。
その結果、
定時に帰って家事/育児をこなしている。
つまり、
ワークライフバランスを実現しています。
日本はキリスト教じゃないし、
ワークライフバランスの理解も低い。
ワークライフバランスの実現は、
夢物語では?と思う人もいるでしょう。
しかし、
本書を読み進めていくと気づきます。
ドイツの仕事の進め方、
日本でも応用できるということに。
これから少しだけ紹介しますので、
ぜひご覧ください。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
序章:ドイツ企業の1日
序章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・ランチの後は散歩でリフレッシュ
<散歩の効果>
・散歩は脳をリフレッシュさせる
・自然の中で過ごす時間が脳の働きを活性化させると、科学的にも証明されている
・午後の中だるみや眠気を吹き飛ばし、仕事の効率を高める
ランチ後の散歩、
日本でもできますね。
都会には意外と公園ありますし、
テレワークなら自宅周辺を散歩する。
午後の仕事で頭がぼーっとする方は、
ぜひお試しください。
ちなみにウォーキングですが、
脳だけでなく健康維持に不可欠です。
その理由はコチラ(↓)
・運動不足のリスク増加
・体重増加の可能性
・メンタルヘルスの悪化の可能性
・代謝の低下
・長時間座りっぱなしの影響
・血行不良のリスク
・免疫力の低下
・慢性疲労の増加
高齢者が歩けなくなると、
急激に健康悪化する理由はまさに↑。
高齢者が寝たきりになると回復は難しい。
だから普段からウォーキングは必須。
運動と脳の関係、
別記事でまとめました。
ご興味あればぜひご覧ください。
第1章:抜群の生産性を生む ドイツ社会の仕組み
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・できることなら「仕事はしたくない」
<日本人とまったく違う労働感>
・仕事と私生活のバランスを大事にしている
・労働は罰というキリスト教的な価値観がある
・労働者と資本家の対立が高まったタイミングで社会保障制度が急速に充実した
日本もドイツも、
勤勉さは共通のようです。
日本人が欧州で働くなら、
ドイツが一番合いそうな気はします。
それを痛切に感じるのが、
日本人サッカー選手の欧州移籍。
欧州各国に移籍するけど、
日本人が活躍する印象が強いのが、
ドイツのブンデスリーグです。
サッカーに規律を求めるスタイルが、
日本人に合うと聞いたことあります。
勤勉さは共通でも、
細かな点はやはり違うようです。
仕事と私生活のバランス、
日本だと仕事優先の感覚は根強い。
その差が生まれる要因は、
キリスト教によるところが大きい。
私はキリスト教信者ではないけど、
仕事と私生活のバランス感覚はドイツ派。
日本社会ももう少しドイツ寄りになると、
生活の質が向上すると思いますね。
第2章:無理せず成果が出る「ドイツ式働き方」
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・あえて時間制限をして頭の回転数を上げる
<実例>
・タイマーを25分にセットする
・タイマーがなったら5分の短い休憩をとる
<5分の休憩例>
・オフィスの窓から外を眺める
・お気に入りの楽曲を一曲聞く
・目を閉じて簡単な瞑想を行う
25分というのが絶妙ですね。
30分の方が切りの良い感じがするけど、
5分休憩を考慮すれば25分が合理的。
今まで試したことないけど、
集中したい方にはオススメですね。
このサイクルで仕事が終われば、
仕事の生産性向上につながります。
定時で帰れるようになり、
家庭での時間確保ができますね。
第3章:メンバーの能力を引き出す「ドイツ式マネジメント」
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・バックアップシステムが業務の属人化を防ぐ
<日本でもすぐにできる取り組み>
①タスクの「見える化」
②タスクの「分類」
③タスクのバックアッププランを検討する
<取り組み例>
①メンバーが抱えている業務の「棚卸し」をしてみる
②書き出したタスクを「緊急度」「重要度」「個人依存度」で分類する
③「緊急度」「重要度」が高く、なおかつ「個人依存度」が高いタスクについて、その個人が不在の場合のバックアッププランを上司やチームメンバーと相談する
業務の属人化、
過去に何度も見たことあります。
その人しか業務がわからないのに、
急病等で休むと周りが慌てふためく。
その人が出社するまでわからず、
業務が止まったりする。
ドイツでは3週間休暇が普通だけど、
日本だと業務が回らないかも。
では、
属人化を防ぐにはどうすればいいか?
上記に取り組みを書きましたが、
そう簡単にうまくはいかない。
プランだけ立てても、
実際に業務をやってみないと、
わからないことも多いからです。
属人化を防ぐ究極の方法、
それは全員が長期休暇を取ること。
全員がいつどのくらい不在になるか、
あらかじめわかれば絶対に準備する。
不在になる1か月前から、
代わりの人に業務をやってもらい、
不明点があればすぐに解消させる。
このような態勢を構築するには、
もちろん上司の理解も必要です。
組織で取り組まないと難しいのが現実。
もし難しければ転職するしかないです。
第4章:ドイツ式×日本 ハイブリッドワークスタイルのススメ
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・出世は目指さず、個を磨く「自分ブランド化」計画
<市場価値のある専門性を持つビジネスパーソンの分類>
・I型:狭い範囲での深い知識を持ち、その分野で高度な専門性を発揮する
・T型:ひとつの分野での深い専門知識(縦の棒)をベースに、他分野にわたる幅広い知識(横の棒)を併せ持つ
・V型:ひとつの分野における深い専門知識と、その分野に接続する他分野に関する理解も兼ね備えている
<ドイツスタイルの特徴>
・I型人材の育成に重点を置く
・専門性とプロフェッショナリズムを重視
・職業教育と実践的な訓練に重きを置く職業観
ドイツスタイルを見ると、
スペシャリスト志向ですよね。
専門性を深く追求することが、
自分ブランド化につながる。
そして、
転職の際の武器となる。
逆に日本を見ると、
ゼネラリスト志向ですよね。
よく言えば何でもできるけど、
似たような人材が増える。
専門性があるわけではなく、
社内でしか通用しないスキルも多い。
そのため、
転職の際に武器となるスキルが乏しい。
専門性を磨きつつ、
転職するにはどうすればいいか?
ポータブルスキルを磨きましょう、
と本書に書かれています。
ポータブルスキルとは、
他社に持ち運びできるスキル。
例えばコチラ(↓)
日本でも転職の際に役立つので、
ぜひ参考にしてみてください。
・コミュニケーションスキル
・リーダーシップ
・問題解決能力
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
序章:ドイツ企業の1日
・ランチの後は散歩でリフレッシュ
<散歩の効果>
・散歩は脳をリフレッシュさせる
・自然の中で過ごす時間が脳の働きを活性化させると、科学的にも証明されている
・午後の中だるみや眠気を吹き飛ばし、仕事の効率を高める
・運動不足のリスク増加
・体重増加の可能性
・メンタルヘルスの悪化の可能性
・代謝の低下
・長時間座りっぱなしの影響
・血行不良のリスク
・免疫力の低下
・慢性疲労の増加
第1章:抜群の生産性を生む ドイツ社会の仕組み
・できることなら「仕事はしたくない」
<日本人とまったく違う労働感>
・仕事と私生活のバランスを大事にしている
・労働は罰というキリスト教的な価値観がある
・労働者と資本家の対立が高まったタイミングで社会保障制度が急速に充実した
第2章:無理せず成果が出る「ドイツ式働き方」
・あえて時間制限をして頭の回転数を上げる
<実例>
・タイマーを25分にセットする
・タイマーがなったら5分の短い休憩をとる
<5分の休憩例>
・オフィスの窓から外を眺める
・お気に入りの楽曲を一曲聞く
・目を閉じて簡単な瞑想を行う
第3章:メンバーの能力を引き出す「ドイツ式マネジメント」
・バックアップシステムが業務の属人化を防ぐ
<日本でもすぐにできる取り組み>
①タスクの「見える化」
②タスクの「分類」
③タスクのバックアッププランを検討する
<取り組み例>
①メンバーが抱えている業務の「棚卸し」をしてみる
②書き出したタスクを「緊急度」「重要度」「個人依存度」で分類する
③「緊急度」「重要度」が高く、なおかつ「個人依存度」が高いタスクについて、その個人が不在の場合のバックアッププランを上司やチームメンバーと相談する
第4章:ドイツ式×日本 ハイブリッドワークスタイルのススメ
・出世は目指さず、個を磨く「自分ブランド化」計画
<市場価値のある専門性を持つビジネスパーソンの分類>
・I型:狭い範囲での深い知識を持ち、その分野で高度な専門性を発揮する
・T型:ひとつの分野での深い専門知識(縦の棒)をベースに、他分野にわたる幅広い知識(横の棒)を併せ持つ
・V型:ひとつの分野における深い専門知識と、その分野に接続する他分野に関する理解も兼ね備えている
<ドイツスタイルの特徴>
・I型人材の育成に重点を置く
・専門性とプロフェッショナリズムを重視
・職業教育と実践的な訓練に重きを置く職業観
・コミュニケーションスキル
・リーダーシップ
・問題解決能力
まとめ
ワークライフバランスを実現するなら、
ドイツの働き方は参考になります。
仕事の生産性を上げるために、
ランチ後はあえて散歩する。
一見すると時間のムダに思えるけど、
脳がリフレッシュされて活性化します。
その結果、
午後の仕事の生産性が向上し、
結果として1日の成果も上がるのです。
また、
仕事中に生産性を上げるために、
タイマーであえて時間制限をする。
25分以内に終わるよう頭を回転させ、
5分休憩してまた繰り返す。
5分の休憩も時間のムダに思えるけど、
先ほどと同じで脳が活性化する。
結果として、
1日の仕事の成果は上がるのです。
仕事の成果が上がれば、
残業せず帰宅し心身ともに健康となる。
さらに、
長期休暇でよりリフレッシュできる。
ワークライフバランスを目指すのは、
いいことづくめですよね。
もちろん個人の事情だけで、
ワークライフバランスの実現は難しい。
会社に所属していれば、
どうしても会社の制約を受ける。
特に業務が属人化してしまうと、
なかなか実現は難しい。
業務の属人化については、
個人で努力できる範囲もあるけど、
どうしても会社の対応が必要です。
そこは上司をうまく使い、
業務の属人化を防ぐ方策を立てましょう。
上司をうまく使いこなすのも、
ワークライフバランスには必要です。
もし今の会社で実現が難しければ、
思い切って転職しましょう。
専門性+ポータブルスキルを磨けば、
日本でも転職可能です。
ワークライフバランス実現のために、
ドイツの働き方をぜ参考にしてください。
今回ご紹介したのはほんの一部です。
他にも参考になるドイツの働き方、
本書にたくさん書かれています。
ワークライフバランスは、
ただ願っているだけでは実現しません。
会社が変わるのを待っているだけでも、
なかなか実現しません。
ワークライフバランスの秘訣を学び、
自分で実践して初めて実現に近づく。
ワークライフバランスが実現できれば、
心身ともに健康的な生活を送れます。
仕事をしながら、
家事/育児の両立ももちろん可能です。
私も子育てしていますが、
17時以降は基本的に仕事していません。
小4なので育児の時間が減った分、
逆に教育へ時間を使っています。
ワークライフバランスが実現できれば、
中学受験もサポートできますね。
ワークライフバランスを実現したい。
心身ともに健康的な生活を送りたい。
仕事以外に時間を使いたい。
このようにお考えの方は、
いますぐ本書をお買い求めください。
本書のお値段は1,650円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
・ドイツ人のすごい働き方 日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)