はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
個別株投資をする前に、
決算書を読んでいますか?
単語の意味がよくわからない。
数字の意味もよくわからない。
別に読まなくても投資できる。
…という人をたまに見かけるけど、
それじゃ投資で損しますね。。

他人にお金を貸す場面、
想像してください。
相手の素性を知らずに、
お金貸しますか?
相手がお金に困っていて、
借りに来たらお金を貸しますか?
普通は貸さないですよね。
返ってこないかもしれないですから。

投資だって同じことです。
投資先の企業をまったく知らず、
もし資金繰りに悩む企業に投資したら?
株価が急落し、
最悪の場合は紙くずになる。
それでは困りますよね?

では、
どうすればいいでしょうか?
決算書を読めるようになり、
↓を踏まえて投資判断すればいい。
どれほど健全か?
将来も利益を出し続けられそうか?
倒産のリスクはないか?
でも、
どうすれば決算書を読めるようになるの?
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
決算書の基本は以下の3つ。
①損益計算書
②貸借対照表
③キャッシュ・フロー計算書
本書の第5章まで読めば、
①~③は読めるようになります。
そして↓を判定し、
投資すべきかどうか判断できます。
どれほど健全か?
将来も利益を出し続けられそうか?
倒産のリスクはないか?

決算書を読めると、
自分のキャリアにも役立ちます。
勤務先/転職先の財務状況を把握すれば、
より安定したキャリアを選択できます。
勤務先や転職先の資金繰りが悪化し、
倒産したら困りますよね。
決算書が読めれば、
リスクを事前に察知できます。

個別株投資前に企業分析をしたい人。
キャリア形成で企業分析をしたい人。
ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:「数字で企業を見る」と本当の姿が見えてくる
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「数字に強いだけで高く評価される」6つのメリット
<6つのメリット>
1.決算書を見て会社の経済活動がわかる
2.利害関係者とのコミュニケーションツールである決算書を活用できるようになる
3.より良いビジネス戦略を立てられるようになる
4.投資先の企業が本当に健全であるかを判断し、賢い投資判断によりムダなリスクを減らすことができるようになる
5.キャリアアップにつながる
6.自分自身の投資や財務状態もきちんと管理できるようになる
4と6、
投資につながる考えですね。
個別株投資をするなら、
決算書を見ないで判断はありえない。
投資先の財務状況がヤバければ、
投資先で利益が出るハズない。
むしろ損失となり、
最悪の場合は0円になる。

投資とは別の観点だと、
5ですね。
たとえば勤務先の決算を見て、
財務状況がヤバければ転職を検討。
転職先に応募する前に、
転職先の財務状況を確認。
せっかく転職したのに、
財務悪化で倒産は困りますよね。
決算書を読めると、
さまざまなリスクを回避できます。
本書を通じて、
ぜひ読めるようになりましょう。
第2章:「3つの地図」と「6つの部屋」でイメージしよう
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
<・「5つの利益」で会社の実力と内情が見えてくる
<5つの利益>
①売上総利益(粗利)
②営業利益
③経常利益
④税引前当期純利益
⑤当期純利益
<詳細>
①売上-原価(ex 仕入れ/製造費用)
②①-販管費(ex 人件費/広告費/家賃)
③②-営業活動以外の収益/費用(ex 受取利息/支払利息)
④③-当別利益/損失(ex 固定資産の売却益/災害費用)
⑤④-税金
最終的には⑤黒字が重要だけど、
①~④もよく見た方がいい。
たとえば、
①~③が赤字でも、
④~⑤が黒字になることも。
④本業は赤字だけど、
固定資産売却で黒字になるとか。
このような会社に投資したら、
倒産の可能性があるので危険。
投資で損失を出さないよう、
必ず①~⑤全部見ましょう。
第3章:損益計算書-会社の「経営成績」がわかる
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「損益計算書」を読み解く4つのステップ
<4つのステップ>
①3つの部屋(売上・費用・利益)の金額を確認
②売上金額から事業規模を把握する
③売上高は変化を見る
④利益率を見る
損益計算書の場合、
収益の中に売上が含まれます。
この売上が③毎年伸びているか、
必ず確認した方がいいです。
売上が伸びないことには、
会社は存続できないからです。

売上と併せて確認したいのが、
利益です。
売上が大きくても費用も大きければ、
④利益率は小さいです。
利益が小さいと、
会社が先細りする可能性もある。
そのような会社に投資しても、
利益は長続きしない。
売上と利益の伸び、
投資前に必ず確認しましょう。
第4章:貸借対照表-会社の「財政状態」がわかる
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「貸借対照表」を読み解く3つのステップ
<3つのステップ>
①お金の出どころ、運用状況を確認
②流動か固定か-資産構成を見る
③負債は返済期日で分類される2つを確認
私が重視しているのは③、
その中でも流動負債ですね。
決算日から1年以内に、
返済期日が到来するのが流動負債。
つまり、
いますぐ返済する必要があるのが、
流動負債だからです。

貸借対照表には、
流動資産という項目があります。
これは現金等の資産ですが、
流動資産>流動負債かを確認します。
↑は1年以内の返済に、
手元の現金等で対応できる状況です。
もしこれが逆(<)だと、
1年以内の返済が危ぶまれて危険。
このような会社に投資しないよう、
流動資産と流動負債は必ず見ましょう。
第5章:キャッシュ・フロー計算書-会社の「お金の動き」がわかる
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・キャッシュ・フローでわかる「4つの財務パターン」
パターン①:安定
営業C/F(+)、投資C/F(-)、財務C/F(-)
安定した会社なので、
投資しても問題ないです。
営業C/Fがプラスなのは、
本業で稼げているから。
投資C/Fがマイナスなのは、
将来のために投資してるから。
財務C/Fがマイナスなのは、
借入の返済をしているから。
まさに理想的な経営状態ですね。
②積極投資:
・営業C/F(+)、投資C/F(-)、財務C/F(+)
積極投資の会社なので、
投資しても問題ないです。
営業C/Fと投資C/Fは、
①と同じ状況。
財務C/Fがプラスなのは、
投資用の資金調達をしているから。
さらなる成長が見込めますね。
③資金繰り改善
・営業C/F(+)、投資C/F(+)、財務C/F(-)
資金繰り改善中の会社なので、
投資は慎重になった方が良い。
営業C/Fと財務C/Fは、
①と同じ状況。
投資C/Fがプラスなのは、
資産を切り売りしている可能性あり。
その資金で借金返済しているから、
財務C/Fがマイナスなのかも。
投資C/Fがマイナスになれば、
そこが買い時ですね。
④倒産の危険性
・営業C/F(-)、投資C/F(+)、財務C/F(+)
倒産の危険性があり、
投資しない方がいいですね。
本業で稼げていないので、
営業C/Fはマイナス。
でも財務C/Fはプラスだから、
借入は増えている。
だから資産切り売りしていて、
投資C/Fがプラスなのかも。
営業C/Fがマイナスな会社、
投資しない方が賢明ですね。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:「数字で企業を見る」と本当の姿が見えてくる
・「数字に強いだけで高く評価される」6つのメリット
<6つのメリット>
1.決算書を見て会社の経済活動がわかる
2.利害関係者とのコミュニケーションツールである決算書を活用できるようになる
3.より良いビジネス戦略を立てられるようになる
4.投資先の企業が本当に健全であるかを判断し、賢い投資判断によりムダなリスクを減らすことができるようになる
5.キャリアアップにつながる
6.自分自身の投資や財務状態もきちんと管理できるようになる
第2章:「3つの地図」と「6つの部屋」でイメージしよう
<・「5つの利益」で会社の実力と内情が見えてくる
<5つの利益>
①売上総利益(粗利)
②営業利益
③経常利益
④税引前当期純利益
⑤当期純利益
<詳細>
①売上-原価(ex 仕入れ/製造費用)
②①-販管費(ex 人件費/広告費/家賃)
③②-営業活動以外の収益/費用(ex 受取利息/支払利息)
④③-当別利益/損失(ex 固定資産の売却益/災害費用)
⑤④-税金
第3章:損益計算書-会社の「経営成績」がわかる
・「損益計算書」を読み解く4つのステップ
<4つのステップ>
①3つの部屋(売上・費用・利益)の金額を確認
②売上金額から事業規模を把握する
③売上高は変化を見る
④利益率を見る
第4章:貸借対照表-会社の「財政状態」がわかる
・「貸借対照表」を読み解く3つのステップ
<3つのステップ>
①お金の出どころ、運用状況を確認
②流動か固定か-資産構成を見る
③負債は返済期日で分類される2つを確認
第5章:キャッシュ・フロー計算書-会社の「お金の動き」がわかる
・キャッシュ・フローでわかる「4つの財務パターン」
営業C/F(+)、投資C/F(-)、財務C/F(-)
・営業C/F(+)、投資C/F(-)、財務C/F(+)
・営業C/F(+)、投資C/F(+)、財務C/F(-)
・営業C/F(-)、投資C/F(+)、財務C/F(+)
まとめ
企業の姿は、
決算書の数字に表れます。
投資して問題ないのか?
投資したら利益が出そうなのか?
個別株投資をするなら、
決算書を見るのは当たり前です。
危ない会社に投資して、
お金を失いたくないですよね。

決算書の基本は以下の3つ。
①損益計算書
②貸借対照表
③キャッシュ・フロー計算書
①損益計算書で重要なのは、
5つの利益です。
5つの利益を見ることで、
本業や一時的な利益の有無が見える。
本業が赤字でも資産売却で黒字なら、
利益が出るけど要注意。
成長が見込めないですよね。
5つの利益を総合的に見ることで、
個別株投資の利益も変わります。

②貸借対照表で真っ先に見るべきは、
流動負債と流動資産の関係です。
1年以内の返済義務に対して、
手元資金で対応できるかどうか?
もし流動負債が上回るなら、
倒産リスクがある。
個別株投資をしないように、
ご注意ください。

③キャッシュ・フロー計算書では、
3つの±が重要です。
・営業C/F
・投資C/F
・財務C/F
特に営業C/Fがマイナスなのは、
本業で稼げていない証拠。
将来性が怪しいので、
個別株投資は避けた方がいい。

これ以外にも見るべき箇所はあり、
本書に書かれています、
決算書の読み方を学び、
決算書から投資判断をすれば、
投資で大きな失敗確率は減ります。
必ず儲かる投資はないけど、
失敗を減らせば成功確率は上がる。
投資とはそういうものです。

決算書を読めることは、
投資の武器であり防具でもあります。
数字の良い会社を見抜いて投資し、
数字の悪い会社を見抜いて投資しない。
決算書から企業を分析できれば、
投資利益も自然と上がりますね。
個別株投資をやりたいけど、
決算書が読めない人がいれば、
投資前に必ず本書をお買い求めください。
本書のお値段は990円、
本書コチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学5年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
