はじめまして、はるパパです。

さて、
夏の甲子園が始まりましたね。

高校球児にとって、
夢の舞台。

そして、
甲子園が盛り上がるにつれて、
注目されるのが進路です。

・プロ野球へ進む
・大学へ進む
・社会人野球へ進む

昔なら、
甲子園で活躍した有望選手が、
そのままプロへ進むケースが多かった。

ところが最近は、
少し様子が変わってきた印象です。

ドラフト1位候補でも、
大学へ進学する。

そんな選択が、
珍しくなくなってきました。

親の立場から見ると、
合理的な選択だと思うんですよね。

なぜか?

まず、
高卒1年目からプロで活躍する難易度が、
高くなっているから。

プロ野球のレベルは、
年々上がっています。

投手なら、
速いボールを投げるだけでは足りない。

150キロ前後の速球に加えて、
複数の変化球を操る。

さらに、
打者との駆け引きや制球力も求められる。

打者も同じです。

高校まで使っていた金属バットから、
プロでは木製バットへ。

しかも、
相手は日本トップクラスの投手です。

高校で突出した成績を残しても、
プロで通用するとは限りません。

もちろん、
高卒1年目から活躍する選手もいます。

ただ、
それは一部の選手。

だからこそ、
親としては考えてしまいます。

「18歳でプロに行かせて、
もし数年で戦力外になったら?」

これは、
かなり大きなリスクです。

そして、
お金の問題。

プロ野球選手と聞くと、
高収入をイメージします。

でも、
全員が億を稼ぐわけではありません。

活躍できなければ年俸は上がらず、
数年で戦力外になる可能性もある。

そうなれば、
20代で次の仕事を探すことになります。

ただし、
必ずしも安泰とはいえません。

それなら、
大学に進学した方がいいのでは?

と考える親が増えるのも、
自然な流れです。

大学へ進めば、
プロを目指しながら、
学歴というカードを持てます。

プロになれなくても、
一般企業への就職を目指せる。

つまり、
プロになれなかったら終わりではない。

これが、
大学進学の大きな魅力です。

もちろん、
高卒でプロへ進み大金を稼ぐ、
そんなルートもあります。

問題は、
その確率とその先まで考えているか?

たとえば、
ウチの子どもはバスケをやっています。

現時点では、
プロを目指せるレベルではありません。

仮にプロのレベルまで成長しても、
私はかなり慎重に考えます。

Bリーグでプロになること自体は、
もちろん素晴らしいこと。

でも、
プロになれる=人生が安泰ではない。

NBAとなれば話は別だけど、
これはあまりにも狭き門です。

親としては、
・子どもの才能を伸ばすこと
・その才能だけに人生を賭けないこと

この両方が大切だと思っています。

子どもの夢を否定する必要はありません。

でも同時に、
・もし夢がかなわなかったら?
・そのときどんな道が残っている?

ここまで一緒に考えるのも、
親の役目なのではないでしょうか。

18歳の選択が、
その後の人生を決めるわけではない。

・夢を見る
・現実を見る
・その先の人生まで考える

この3つをセットで考えたい。

今回は、
子どものスポーツ進路について、
親目線で考えてみました。

プロになることがゴールではない。

その先に、
どんな人生を歩めるのか。

皆様の参考になれば幸いです。

高卒選手の4年後の年俸

プロ野球選手になれるなら、
大学なんて進学しなくていい。

でも、
親の立場で考えるとどうでしょう?

4年後にどれくらい稼げるのか?
冷静に考えておきたいところです。

以下は、
AIで調べた内容をもとにしています。

2022年に高卒でプロ入りした選手は、
・支配下指名:16名
・育成指名:19名
・合計:35名

育成指名が、
半分以上を占めています。

そして、
育成選手の契約時の条件はコチラ。

・支度金:300万円
・年俸:230万円(最低保証)

育成選手の場合、
支配下登録されないまま3年経過すると、
自由契約となります。

もちろん、
その後に育成再契約となる選手もいます。

一方で、
プロ野球を離れる選手もいる。

もし自分の子どもだったら、
どう伝えるでしょうか?

・育成指名ならプロに行くな
・大学でプレーしてから支配下登録を狙え

支配下登録の確率や金銭を踏まえると、
育成契約はデメリットが多すぎる。

一方、
2022年に支配下登録で入団した選手、
2026年の年俸を調べてみました。

・平均:約900万円
・中央値:約550万円

ここで大事なのは、
平均より中央値を見ること。

一部の高年俸選手が入ると、
平均値は一気に上がります。

真ん中の選手を見ると、
現実的な水準が見えてきます。

そして、
もう一つ考えたいのが期間。

プロ野球選手は、
会社員のように定年まで働けません。

活躍できれば、
20代でも大きな収入を得られる。

一方で、
数年で戦力外になる可能性もある。

つまり、
年収だけではなく、
生涯収入で考える必要があります。

支配下選手には、
数千万円から億単位になるケースもある。

ただし、
現実的な話をすれば確率が低い。

だからこそ、
大学進学を選択肢に入れるのも、
よくわかります。

大卒のメリット

大学のメリットは、
就職という選択肢を残せることです。

プロ野球選手になれなかったとしても、
一般企業に新卒で就職できます。

もちろん、
高卒でも就職はできます。

ただ、
大卒の方が初任給や昇給など、
圧倒的に有利です。

つまり、
大学進学は保険という意味合いも強い。

夢を追いながら、
もう一つの道も残しておく。

これは、
かなり大きなメリットです。

そして最近、
高校からプロに行かない人が増えてます。

ドラフト1位級と評価される高校生でも、
大学進学を選ぶケースがある。

なぜなのか?

大学へ進学すれば、
卒業後の進路を広げられるからです。

特に、
有名大学は大きな意味を持ちます。

日本は学歴社会ではない、
という意見もある。

しかし、
就職市場を見れば、
大学名が無関係とは言い切れません。

有名大学には、
大企業を含めた求人が集まります。

つまり、
・野球を続ける
・大学へ進む
・就職の選択肢を広げる

ここが、
大学進学の大きな魅力です。

たとえば、
東京六大学への進学を考えてみます。

東大にはスポーツ推薦がありませんが、
・慶應
・早稲田
・明治
・立教
・法政

そこで大学野球を続ける。

そして卒業後、
一般企業に就職する。

このルートなら、
人生の選択肢はかなり広がります。

AIで試算してみると、

・東京六大学クラスの大学を卒業
・大企業に就職
・生涯収入が3.5億円~4.5億円程度

プロになれなかった場合でも、
次の道を選べる。

これが大きい。

大学へ進学して、
野球を続けながら選択肢を増やす。

・プロになれればプロへ
・プロなれなければ就職へ

この二段構えがあることは、
親子にとって安心材料です。

夢を追いながら、
人生の選択肢も増やす。

それが大学進学の、
大きなメリットですね。

米国留学

最近増えているのが、
米国大学への野球留学です。

目指すのは、
もちろんメジャーリーグ。

米国の大学で野球を続けながら、
MLBドラフトを狙う。

でも、
その道はかなり険しい。

というより、
想像以上に過酷です。

まず、
野球だけやっていればいいわけではない。

米国の大学では、
学業もしっかり求められます。

一定の成績を維持できなければ、
試合に出られない。

場合によっては、
練習にも参加できない。

しかも、
勉強をクリアしただけでは終わりません。

大学野球で結果を残す。

そして、
MLBのスカウトから評価される。

ここまでやって、
ようやくドラフトが見えてきます。

そして、
仮にドラフト指名されたとしても、
そこからが本当の勝負です。

MLBでは、
新人選手がマイナーからスタートします。

マイナー時代の収入は、
日本円にすると年間200万円前後。

日本の育成選手と、
それほど変わらない水準です。

そこから結果を出して、
メジャーへ昇格する。

ここで初めて、
年俸が大きく跳ね上がります。

メジャーリーガーになれば、
日本円で1億円を超える年俸になる。

ただし、
そこまで到達する選手はごく一部。

最初からメジャーを目指すなら、
NPBを経由した方が現実的なのでは?

という考え方もできます。

・日本でプロ野球選手になる
・NPBで結果を出す
・メジャーへ移籍する

このルートも、
十分に魅力的です。

では、
米国大学へ進んで、
もしメジャーに上がれなかったら?

実は、
米国大学を卒業した経験は、
就職という面でも武器になります。

たとえば、
・米国大学で学業を修めた
・英語でコミュニケーションできる
・競争の激しい環境で野球を続けた

こうした経験は、
企業から見ても評価されます。

これまでは、
日本企業への就職が中心でした。

でも、
これからは違うかもしれない。

・米国でそのまま就職する
・米国でキャリアを積む
・そのまま米国で暮らす

そんな選択肢も、
少しずつ現実味を帯びてくるでしょう。

特に、
日米の賃金水準には大きな差があります。

米国で働くことも視野に入れる、
という考え方もできます。

ただし、
ここで勘違いしてはいけません。

米国留学は、
華やかな海外生活ではありません。

生半可な気持ちでは、
かなり厳しいでしょう。

それでも、
・本気でメジャーを目指したい
・海外で挑戦したい
・将来は米国で働くことも考えたい

という強い意志があるなら、
非常に面白い選択肢です。

まとめ

・高卒でプロ野球を目指す道
・大学へ進学してプロを目指す道
・米国大学からメジャーを目指す道

どの道が正解なのか?

実は、
そんな単純な話ではありません。

高卒でプロへ行けば、
18歳からプロの世界で勝負できる。

大学へ進めば、
4年間で野球の実力を伸ばしながら、
学歴というカードも手にできる。

米国へ行けば、
野球だけでなく、
英語や海外で生きる力も身につけられる。

それぞれにメリットがあります。

だからこそ大切なのは、
「もしプロになれなかったら?」

ここまで考えておくことでは、
ないでしょうか。

プロ野球選手は、
誰でもなれるわけではありません。

プロになったからといって、
長く続けられる保証もありません。

年俸だけを見るのではなく、
数年先まで考える必要があります。

たとえば、
大学進学なら、

・野球を続ける
・プロを目指す
・プロになれなければ就職する

という二段構えができます。

親からすると、
かなり大きな安心材料です。

夢を諦めるのではありません。
夢を追いながら別の道も残しておく。

このような選択肢が、
重要なのではないでしょうか。

・才能を伸ばそう
・でも才能だけに人生を賭けないように

子どもの夢を否定する必要はありません。

「本気で目指してみたら?」
と背中を押したい気持ちはわかる。

ただし同時に、
「もしダメだったらどうする?」

これを一緒に考えておく。
それが親にできることなのだと思います。

人生は、
18歳で決まりません。

・高校でプロに行くのも人生
・大学へ進むのも人生
・米国へ挑戦するのも人生

そして、
途中で夢を変えるのも人生です。

大切なのは、
選択肢を一つに絞りすぎないこと。

・夢
・現実
・その先

この3つをセットで考える。

子どもの進路を考えるうえで、
この視点を大切にしたいですね。

・甲子園に出る
・ドラフト1位になる
・メジャーリーガーになる

すべては人生の一部です。

その先に、
どんな人生を歩んでいくのか。

そこまで考えてこそ、
本当の意味での進路ではないでしょうか。

子どもの夢を応援しつつも、
夢かなわずのときの道も考えておく。

それこそが、
親にできるサポートだと思っています。

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学6年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)