家庭の教育

【「受験で勝てる子」の育て方】感想・レビュー


(2024/10/13更新)

はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

「受験で勝てる子」の育て方

中学受験の勉強、
あなたはどのくらい関わってますか?

子どもの勉強に深く関わり、
教えている親御さんもいるでしょう。

私も子どもの勉強を毎日見ており、
深く関わっている方かもしれません。

しかし親が過干渉だと、
子どもは受験で負けてしまいます。

親が必死に教えているのになぜ?
親が教えた方が成績伸びるのでは?

そう思う親御さんもいるでしょうが、
残念ながら逆効果になることも。

子どもの立場で考えてみてください。

学校で6時間学び、
帰宅後すぐに塾へ行って3時間学ぶ。

体力的にも精神的にも疲弊してるのに、
親からあれこれ言われたらどう思うか?

勉強が嫌になりますよね。
受験で良い結果を望めるハズがない。

では、
どうすればいいでしょうか?

親が過干渉にならぬよう、
あれこれ言わない方がいい。

でも、
中学受験を子ども1人で乗り切れるとは、
到底思えないですよね。

子どもとの関わり方に悩む親御さんに、
オススメなのがコチラの本です。

「受験で勝てる子」の育て方

本書を読むと、
理想的な親の関わり方がわかります。

勉強は子ども1人で自走できるように、
関わりを徐々に減らすのが理想です。

親の関わりで重要なのは、
勉強面よりも精神面です。

小4から3年間受験勉強をすると、
必ずどこかで躓くタイミングが来る。

本書にはその躓く例が書かれているので、
事前に対策ができます。

子どもが精神的に安定し、
自信を持って受験に臨むようにサポート。

これが受験で勝てる子の育て方です。
これから少しだけ紹介しますね。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:忙しい親が子の中学受験を考え始めたら、最初に知っておきたい5つのこと

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.18

・令和時代の中学受験

<近年の入試傾向>
①全体的に必要とされる知識が以前よりも易しくなっている
②うちの学校はこういう学習意欲や姿勢を持った子に来てほしいという「求める生徒像」を明確に打ち出すような問題へと変わりつつある
③欲しいのは自分の頭を使って考えてきた子である

①は意外でしたね。

SAPIXの問題を見ていると、
小学生でこんな知識も必要なの?
と思うような難しい知識もあります。

ならば中学受験は平易化したのか?
と言われてると違いますね。

②③中学受験の過去問を見ると、
よくわかります。

知識の詰め込みで対応できない問題、
実際に出題されています。

たとえば、
↓渋幕の問題わかりますか?

渋幕の過去問

・ランドセルが普及した理由を安全性の面から回答用紙の枠内で答えなさい

知識の詰め込みでは解けず、
時事問題に詳しくないと解けない。

つまり、
社会情勢に関心のある子どもに、
来てほしいというメッセージです。

このような過去問、
別記事にまとめました。

もしご興味あればぜひご覧ください。

【超難関中学のおもしろすぎる入試問題】感想・レビュー (2024/9/17更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『超難関中学のおも...

第2章:3年間の中学受験ロードマップを知ろう

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.64~80

・小3から直前期までのロードマップ

<ロードマップ>
①4年生は「学習習慣」と「基礎固め」
②5年生は事前の対策で乗り越える
③6年生は得点力を高める勉強に集中する

<注意事項>
①4年生は勉強をやらせ過ぎない
②先を見越した準備で焦らない
③合格までの長い道のりをイメージできるかが成功の秘訣

①4年生の勉強のやりすぎ、
なぜ要注意なのか?

大量学習による好成績キープ、
5年生になると通用しないから。

4年生は基礎作りのカリキュラム、
大量学習すれば点を取れるそうです。

しかし、
②5年生は授業が応用に切り替わり、
4年生のやり方が通用しなくなる。

5年生の授業内容、
入試に出題される単元が目白押し。

たとえば、
割合や比のような抽象的な概念、
理解できず躓く子も出るそうです。

でも事前に知っておけば、
割り算の復習等で備えられます。

もし子どもが4年生の場合、
5年生での躓きを想定すると
よいです

③6年生は社会を除き、
これまでの総復習になるそうです。

そして秋以降、
過去問の演習へ移っていく。

秋時点で過去問を解いても、
おそらく合格点には達しない。

しかし、
合否判定のテストが悪くても、
↓の理解があれば慌てることないです。

3ヶ月前の合否判定

・3ヶ月前の合否判定は40%くらいがちょうどいい

<理由>
・3ヶ月前に第一志望の合格率が80%など、あまり高い値が出てしまうと、子どもはどうしても慢心してしまう
・入試3ヶ月前にピークが来ても意味がない

詳しくは別記事にまとめたので、
ご興味あればぜひご覧ください。

【中学受験 大逆転の志望校選びと過去問対策 令和最新版】感想・レビュー (2024/8/30更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『中学受験 大逆転...

第3章:目指せ「受験で勝てる子」!成功へと導く「親メンタル」

第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.116

・受験に強い子の特徴

<特徴>
①基礎学力がある
②学習習慣が身に付いている
③自分に自信がある

③親の適切な関わりが、
必要になるそうです。

親が教育熱心で過干渉だと、
子は自信が持てなくなるからです。

親にあれこれ言われると、
勉強に嫌気がさして自信もなくなる。

言いたくなる気持ちはわかりますが、
過干渉にならぬようご注意ください。

第4章:小3秋~小6前半で失速しない「家庭学習」のコツ

第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.160~180

・科目別に親が押さえておきたい「ここだけポイント」

<ポイント>
・国語:国語力は家庭の会話で伸びていく
・算数:納得して理解できていれば、何度も解く必要はない
・理科:理科は暗記科目という思い込みを捨てる
・社会:社会の学習=日々の暮らしそのもの

国語:国語力は家庭の会話で伸びていく

家庭の会話で国語力が伸びるのは、
本書の例がわかりやすいです。

子どもの会話を聞くと、
見た事柄をそのまま話すので、
前後の因果関係が不明瞭なことがある。

たとえば、
学校での喧嘩が例示されてますが、
原因の説明がなく背景がわからない。

このような会話から、
原因を聞くような会話に発展すると、
子どもは因果関係を覚えます。

これは結構使えるテクだと思うので、
ぜひご活用ください。

算数:納得して理解できていれば、何度も解く必要はない

算数は基礎力が大切ですが、
何度も解く必要はないです。

それよりも納得感の方が大事で、
納得するために考える癖がつく。

これが思考力の源泉となり、
思考力を問う問題で活きてきます。

思考力を問う問題が出題された場合、
↓を意識するのが大切だそうです。

思考力を問う問題で意識すること

・仮定:今、わかっていることは何か?
・結論:何を聞かれているのか?

問題文から条件を読み取り、
解き方を仮定して試行錯誤し、
結論に辿りつく。

思考力を問う算数、
あれこれ考えないと正解を導けない。

基礎力を養う勉強をする際、
機械的に解くのではなく、
途中式を大切にしましょう。

理科:理科は暗記科目という思い込みを捨てる

4年生の理科を見ていると、
知識を問う問題が多いです。

植物やら天体やら、
昔習ったことを思い出します。

しかし、
5年生の理科になると、
思考力を問う問題が出ます。

てこやバネ、食塩水など、
急に難しく感じるようです。

理科は自然現象や日常生活と、
密接に関係しているモノが多いです。

経験すればするほど、
納得して理解も深まります。

でもすべてを経験するのは、
無理ですよね。

そんな方には、
コチラの本がオススメです。

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中高の範囲も含まれてますが、
各単元がわかりやすく書かれてます。

テキストを読むよりも、
図で学んだほうが理解も深まります。

理科が苦手な方はぜひご覧ください。

社会:社会の学習=日々の暮らしそのもの

社会の入試問題を見ると、
時事ネタが多いです。

世の中の出来事に興味あるか?
を問われているようです。

ウチでは朝晩にNHKニュースを見て、
時事ネタを語るようにしています。

地理・歴史・公民の知識を覚えつつ、
ニュースも欠かさず見た方が良いです。

第5章:小6後半戦、志望校の選び方&対策

第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.206

・失敗しない併願校の選び方

<選び方>
①その学校はわが子に本当に合っているか?
②入試傾向が第1志望に近いか?
③受験日時のスケジュールが合っているか?

①その学校はわが子に本当に合っているか?

学校説明会や文化祭に子どもと行き、
実際に見るのが一番良いです。

でも予約はすぐ埋まってしまうし、
なかなか全部行くのは難しいですよね。

そのような方には、
コチラの本がオススメです。

志望校を選ぶポイントや、
有名校の校風/理念がわかります。

ご興味あればぜひご覧ください。

【中学受験で大好きな学校に入ろう】感想・レビュー (2024/6/30更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『中学受験で大好き...

②入試傾向が第1志望に近いか?

第1志望と入試傾向が似ている学校を、
併願校で選ぶのが鉄則のようです。

入試傾向がバラバラだと、
対策するのが大変だからです。

入試傾向ごとの学校分類、
本書のP.212~213に書かれています。

細かく調べる時間のない方は、
ぜひ本書でご確認ください。

③受験日時のスケジュールは大丈夫か?

2/1から入試が本格化しますが、
同日の午前午後に2校受験も可能です。

ただし、
体力のある子でないと厳しいそうです。

また、
午後は持ち偏差値より低い学校を受験し、
必ず合格を手に入れる配慮も必要。

本書に受験スケジュール例があるので、
ぜひ参考にしてみてください。

第6章:忙しい親の受験の悩みに答える20の金言

第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.253

Q:記述が多い学校の過去問。対策のコツは?
A:記述採点と対策は、家庭だけでは難しい。塾にお願いして

記述式の採点、
親がやるのは難しいと感じますね。

私も子どもの宿題で採点しますが、
何が正解なのかよくわからない。

他のパパ友にも聞きましたが、
家庭教師を頼む人が多かったです。

無理に親が対応せず、
専門家に頼った方がいいですね。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:忙しい親が子の中学受験を考え始めたら、最初に知っておきたい5つのこと

P.18

・令和時代の中学受験

<近年の入試傾向>
①全体的に必要とされる知識が以前よりも易しくなっている
②うちの学校はこういう学習意欲や姿勢を持った子に来てほしいという「求める生徒像」を明確に打ち出すような問題へと変わりつつある
③欲しいのは自分の頭を使って考えてきた子である

渋幕の過去問

・ランドセルが普及した理由を安全性の面から回答用紙の枠内で答えなさい

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第2章:3年間の中学受験ロードマップを知ろう

P.64~80

・小3から直前期までのロードマップ

<ロードマップ>
①4年生は「学習習慣」と「基礎固め」
②5年生は事前の対策で乗り越える
③6年生は得点力を高める勉強に集中する

<注意事項>
①4年生は勉強をやらせ過ぎない
②先を見越した準備で焦らない
③合格までの長い道のりをイメージできるかが成功の秘訣

3ヶ月前の合否判定

・3ヶ月前の合否判定は40%くらいがちょうどいい

<理由>
・3ヶ月前に第一志望の合格率が80%など、あまり高い値が出てしまうと、子どもはどうしても慢心してしまう
・入試3ヶ月前にピークが来ても意味がない

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第3章:目指せ「受験で勝てる子」!成功へと導く「親メンタル」

P.116

・受験に強い子の特徴

<特徴>
①基礎学力がある
②学習習慣が身に付いている
③自分に自信がある

第4章:小3秋~小6前半で失速しない「家庭学習」のコツ

P.160~180

・科目別に親が押さえておきたい「ここだけポイント」

<ポイント>
・国語:国語力は家庭の会話で伸びていく
・算数:納得して理解できていれば、何度も解く必要はない
・理科:理科は暗記科目という思い込みを捨てる
・社会:社会の学習=日々の暮らしそのもの

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第5章:小6後半戦、志望校の選び方&対策

P.206

・失敗しない併願校の選び方

<選び方>
①その学校はわが子に本当に合っているか?
②入試傾向が第1志望に近いか?
③受験日時のスケジュールが合っているか?

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第6章:忙しい親の受験の悩みに答える20の金言

P.253

Q:記述が多い学校の過去問。対策のコツは?
A:記述採点と対策は、家庭だけでは難しい。塾にお願いして

まとめ

令和の中学受験、
思考力を問う問題が増えています。

それは、
中学側の求める生徒像でもある。

単純に知識詰め込みの子ではなく、
物事を考えられる子が求められている。

思考力は一朝一夕では身につかない。
3年間かけてじっくり養います。

4年生で基礎を固め、
5年生で応用力を身につけ、
6年生で受験対策を行う感じです。

自信をもって受験に臨めるよう、
親はそのサポートを行う。

日々の勉強から志望校選びまで、
あれこれやることは多いです。

共働き家庭で忙しい場合は、
家庭教師等のプロに頼むのも選択肢。

私が本書を購入した理由、
それは親のかかわり方を知るため。

私も妻も中学受験経験がなく、
何をどうすればいいか手探り状態。

過干渉は良くないと思いつつも、
子ども1人では限界があるのも事実。

どのくらい関わればよいのか?
それが知りたかったです。

本書を読んで感じたのは、
親のサポートは日々あっていい。

ただし、
勉強面でのサポートより、
精神面でのサポートの方が重要。

受験勉強の3年間で、
躓かない子はいないそうです。

この先この辺りで躓くかも?
と本書を読んで学べたのは大きい。

小4基礎→小5応用の転換期とか、
小6秋の志望校の合否判定とか。

躓くポイントが予測できれば、
事前に対処も考えられますよね。

これから中学受験をお考えの方。
ぜひ本書をご覧ください。

第1志望に受かる子は、
3人に1人の世界なのが中学受験。

ただでさえ厳しい中学受験なのに、
子どもが受験勉強で躓き、
自信を失ったまま臨んだらどうなるか?

おそらく厳しい結果が待っている。
その時子どもは深く傷つくかもしれない。

それでは困りますよね。

子どもが躓いたら親がサポートし、
自信を取り戻させる。

そして受験に臨み、
見事に合格を勝ち取ってほしい。

子ども1人で中学受験は厳しすぎる。
親子で臨むのが中学受験です。

親のサポートをどうすればいいか?
お悩みの方はいますぐお買い求めください。

本書のお値段は1870円、
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「受験で勝てる子」の育て方

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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