(2024/1/5更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『高学歴難民』
首都圏の中学受験者数、
2023年に過去最多を更新しました。
なぜ、
中学受験が増えているのか?
キレイごとを抜きに話せば、
大学受験が有利だからです。
偏差値の高い大学へ進学させ、
高学歴をひっさげて大企業に就職する。
そうすると、
経済的に豊かな生活ができると、
親自身が身をもって経験しているから。
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この考え方自体、
私は特に何も否定しません。
しかし、
大事な前提が1つ抜けています。
子どもが大企業に就職し、
うまくやっていければの話なのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/surprised-3355958_640-300x200.jpg)
大学院に進学したり、
海外留学したりする子どももいます。
他には士業を目指して勉強し、
受験する子どももいます。
無事に就職できたり、
士業で稼げれば特に問題ないです。
しかし、
残念ながら夢がかなわず、
企業に就職できない子どももいます。
これが、
高学歴難民と言われるものです。
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高学歴難民になると、
どうなるでしょうか?
ニートになって、
親の脛をかじり続ける人もいます。
一番最悪のケースは、
人生に絶望し犯罪を犯す人もいます。
こんなハズじゃなかった、
と嘆いても抜け出すのは難しい。
高学歴難民の現実を知るなら、
コチラの本がオススメです。
『高学歴難民』
極端な難民例も出てきますが、
コレも現実です。
せっかく子どもが高学歴になっても、
人生の選択を誤ると難民になります。
そして、
いまは順風満帆な人生を送っている、
高学歴の親御さんにも当てはまります。
本書に出てくる高学歴難民、
どこで人生の選択を誤ったのか?
本書を読むとよくわかります。
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高学歴難民にならないためには、
どうすればいいでしょうか?
学校の勉強も大切ですが、
もっと社会勉強をした方がいいです。
高学歴だけでは、
世の中をうまく渡っていけない。
社会の現実を知り、
現実に合わせた将来設計が必要です。
高学歴の人は頭がいいので、
きっとできるハズです。
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私も周りから高学歴と言われ、
順風満帆な生活を送っています。
しかしいつ何時、
高学歴難民になるかもしれない。
そして私の子ども、
高学歴難民になるかもしれない。
子どもに関しては、
高学歴になるかはわかりませんが。。
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本書に興味を持つ方、
おそらく高額歴の方だと思います。
もし順風満帆な人生を送っていても、
ぜひ本書を読みください。
人生の選択を誤らず、
そのまま幸せな人生を送ってほしい。
そして、
お子様も同じような人生を送ってほしい。
そう願うばかりです。
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それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
第1章:博士課程難民
難民例が極端すぎますね。
セックスワークとか、
ギャルから博士課程とか。
この例から学べる考察も少なく、
正直役に立たない。
なので、
私の考えを書きますね。
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日本で就職するなら、
博士課程はあまりオススメしないです。
企業が求める人材は、
学卒レベルで十分だからです。
企業は高学歴を求めるけど、
高学歴過ぎても扱いに困るのです。
企業の管理職自体が、
そこまで優秀じゃないし使いこなせない。
博士でないとできない仕事や、
博士に任せたい仕事がそこまでない。
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博士を活かせない企業がおかしい、
と思うかもしれませんよね。
でも、
コレが現実です。
この現実を知らないと、
それこそ難民になる可能性あります。
けっして博士課程を否定しませんが、
厳しい現実は知っていた方がいいです。
第2章:法曹難民
法曹難民の例を見て思うのが、
受験回数と就職ですね。
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まず回数ですが、
何回試験に落ちたら諦めるか?
本書では三振、
3回失敗し難民化した例が書かれてます。
いまは5回まで受験できるそうですが、
正直2回が限度かなという気がします。
新たな道への出発が遅れるので、
見切りは早い方がいいです。
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もし3回以上受験するなら、
どこかに就職して空き時間に勉強ですね。
勉強に専念したい気持ちはわかるけど、
失敗した時のリスクが高すぎる。
普通の就職すらもできず、
普通の生活すらもできなくなる。
これが法曹難民となるので、
絶対に避けるべき人生ですね。
第3章:海外留学帰国難民
第1章の博士課程難民に似てますね。
海外留学=高学歴過ぎて、
企業が扱いに困る感じです。
外資系企業なら需要あるのでは?
と思う人もいるかもしれませんね。
意外とそうではないので、
注意が必要です。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/04/thomas-park-KYEeuGUkZ54-unsplash-300x200.jpg)
外資系企業で求めているのは、
英語力です。
たとえば、
海外在住経験があり英語ができれば、
日本の大学卒でも構わないのです。
わかりやすいのが、
TOEIC何点以上とかです。
海外留学経験がなくても、
テストの点が取れていればよいのです。
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もし海外留学するなら、
日本の大学に在学中の短期間でしょうね。
たとえば1年休学して海外留学し、
日本の大学を卒業しつつ就職する。
このような友人をたくさん見ましたが、
あまり難民化していないですね。
日本での就職を考えるなら、
日本の現実を見据えた留学がベストです。
第4章:難民生活を支える「家族の告白」
家族が難民をずっと支援するのは、
逆効果ですね。
就職せず、
ニート化してしまうからです。
親の支援or配偶者の支援、
どちらも同じ結果になります。
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ココで重要かなと思うのが、
高収入を求めないことです。
高学歴=高収入に縛られ、
選択肢を狭めるとますます就職できない。
本人も高学歴なので、
プライドはあるのはわかるけど。
収入については上を見たらキリがない。
他人と比較しても意味がない。
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生活できるレベルの収入ならOKと、
割り切ることも大事です。
割り切りが難しいのも事実ですが、
ニートから抜け出すのは本当に難しい。
ニートの現実を知り、
ここに落ちない努力の方がよほど大切。
難民にならなければ何でもOK。
考え方を極論まで振り切るのも大事です。
第5章:高学歴難民が孤立する構造
落ちるに落ちられない。
上がるに上がれない。
この言葉が印象的でした。
学生時代はうまくいったから、
高学歴になれた。
自分の努力次第で、
高学歴を手に入れられた。
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でも、
社会に出るとうまくいかない。
高学歴なのに、
なぜ社会で評価されないのか?
高学歴なのに、
なぜ人生がうまくいかないのか?
人生で落ちぶれたくないけど、
上がれもせずに絶望する。
高学歴難民の心境、
こんな感じなのかもしれません。
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なぜこうなってしまうのか?
学生時代に勉強しすぎて、
社会の現実を学んでないかと。
たとえば部活やアルバイトで、
理不尽な経験が少ないとか。
理不尽さを肯定しませんが、
現実には理不尽がたくさんある。
その中でどう生きていくか?
考える機会が少ないように思えます。
まとめ
なぜ高学歴難民が生まれるのか?
まず思ったのは、
日本の社会事情を知らなすぎること。
博士に求められる仕事はあまりない。
海外経験ではなく英語力があればよい。
コレを知っていれば、
博士課程や海外留学に進まず、
普通に高学歴人材で就職できたのに。
海外での就職は別ですが、
日本での就職はそこまで求められてない。
そういう意味では、
もっと社会勉強をした方がいいです。
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次に思ったのは、
セカンドプランを考えていないこと。
法曹になれなかった場合、
どのように生活していくのか?
就職しながら勉強する道もある。
もし法曹になれなくても生活できる。
司法試験は失敗リスクが高いのに、
セカンドプランなしで勉強専念は無謀。
すべてがうまくいくとは限らず、
人生設計をもっと考えた方がいいです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/06/yosep-surahman-zcb1Peosu3M-unsplash-1-300x200.jpg)
家族が支援するのは、
大学までがベストでしょうね。
もし大学院に行きたいなら、
一度社会人になってからでもできます。
新卒で就職しないと、
就職の道が狭くなり生活に四苦八苦する。
それは絶対避けなければならない。
親も子どもに教えた方がいいです。
このような対策をすれば、
高学歴難民になる確率は防げます。
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もちろん普通に就職しても、
会社が合わずに辞めるケースはある。
そんな時はすぐに、
転職した方がいいです。
無職期間を作れば作るほど、
ますます就職が難しくなります。
絶対にニートは避けた方がいいです。
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人生で判断を誤ると、
高学歴難民になる可能性はあります。
あなた自身が高学歴である場合も、
子どもが高学歴である場合も同じです。
高学歴難民になってしまうと、
抜け出すのはなかなか難しいです。
本書には極端な例が書かれてますが、
高学歴難民の実態がよくわかります。
本書を読めば、
こうなりたくないと思えるハズです。
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高学歴の方は自分への戒めとして、
本書をお読みになると良いです。
極端な難民例から学べるのは、
どこで人生の選択を誤ったかです。
いわゆる失敗学の観点で、
本書はオススメです。
人生勝ち組の高学歴の親御さん、
そしてお子様はぜひ一度ご覧ください。
本書のお値段は990円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学3年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/07/CD9DAA03-A37E-4B71-9ADC-1C64A9E59AED-300x300.jpg)