はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
子どもの学力、
だれでも最初は伸びます。
子どもは自然と、
読み書きできるようになりますよね。
でも、
ある時を境に、
学力が伸び悩むことがあります。
学力が伸び悩むのは、
どんな時なのでしょうか?
それは、
教科書や授業の語彙が、
理解できなくなった時です。
学年が上がれば、
学習内容は難しくなります。
教科書や授業の語彙も、
徐々に難しくなります。
その語彙が理解できなくなると、
子どもは勉強の手を止めてしまう。
つまり、
学力の伸びが止まってしまうのです。
では、
どうすればいいでしょうか?
子どもに語彙力を、
身につけさせれば良いです。
でも、
どうやって身につけさせれば良いか、
わからないですよね。
そんな親御さんにオススメなのが、
コチラの本です。
難しい文章の本、
途中でやめたことありませんか?
読みにくい。
読んでいて疲れる。
もう読むのやめた。
この本を教科書に置き換えると、
どうでしょうか?
教科書読むのをやめたら、
学習はそこで止まりますよね。
学力もそこで止まり、
上がるハズがないです。
難しい教科書を読む力。
難しい授業についていく力。
それが語彙力であり、
語彙力の差が学力差につながるのです。
語彙力を身につける方法、
本書を読めばわかります。
本書に書かれたことを実践すれば、
子どもは語彙力も学力も伸びます。
子どもの学力を伸ばしたい方、
ぜひ本書をご覧ください。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
PART1 語彙力はなぜ大事なのか?
PART1で参考になると思った箇所、
コチラです。
第1章:語彙力はすべての基礎である
・語彙力を付ける≠ぼんやりした理解や意味の丸暗記
・語彙力を付ける=意味を自分で説明できるくらいにしっかりと理解すること
第2章:実は日本語をみんな知らない
・簡単な言葉の意味を、しっかりと根本から理解すること
・そして、それを土台にして、難しい言葉を理解していくこと
語彙力を身につけないと、
学力は向上しないです。
中学→高校→大学へ進学すると、
教科書や授業で使われる語彙は、
徐々に難しくなります。
その語彙が理解できなければ、
学力はそこで止まってしまいますよね。
語彙力は学力の基礎なのです。
では語彙力を、
どのように身につければよいでしょうか?
一番のオススメは読書ですが、
読書しない子もいますよね?
その場合は、
毎日文章題を解かせると良いです。
学年が上がると語彙も難しくなり、
調べていくうちに自然と覚えます。
詳しくはコチラの記事に書きましたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
PART2 5教科それぞれの重要語彙
PART2で参考になると思った箇所、
コチラです。
第3章 数字の理解に欠かせない言葉
・因数と約数を理解する
<違い>
・因数:その数が起こるもと
・約数:ある数を割り切れる数のこと
<例>
・12=3×4(3と4が因数)
・12=1,2,3,4,6,12で割り切れる(=約数)
第4章 理科の「ことわり」を言葉から知る
・「蒸発」と「沸騰」の差
<違い>
・気化:物質が、液体または固体から気体に変わる現象
・蒸発:液体または固体がその表面において気化する現象
・沸騰:液体を熱した時、その蒸気圧が液体の表面にかかる圧力よりも大きくなると、内部から気化が生じる現象
<例>
・気化:気体になる
・蒸発:表面から気化する
・沸騰:ぼこぼこと液体の内側から気化する
第5章 社会は用語を一つずつ理解しよう
・「食料」と「食糧」の使い分け
<違い>
・食糧:主食の食べ物
・食料:それ以外の普通に料理に使うような食べ物
<例>
・食糧:お米、小麦などの主食
・食料:お肉、魚、野菜、果物などの主食以外
第6章 英語の語彙力=暗記した単語数?
・英語は接頭語で推測できる
<接頭語の例>
・in~:中に
・ex~:外に
<単語の例>
・include:含む
・exclude:除外する
本書を読んだときに、
その違いがパッと思いつかなかった例。
それが第3章~第5章の例です。
感覚的に違いはわかるけど、
ハッキリと説明できない。
このような語彙力を身につけると、
学力は向上しますね。
数学のテストで、
因数or約数を間違えず回答できます。
理科のテストで、
気化/蒸発/沸騰の違いを回答できます。
社会のテストで、
食糧問題の記述式でも回答できます。
子どもに身につけてほしい知識ですよね。
また、
英単語を覚えるなら、
接頭語を覚えた方が効率良いです。
第6章のincludeとexclude、
接頭語を学んで一緒に覚えた方が、
効率良いですよね。
バラバラに覚えても、
単語の意味を忘れがちです。
英単語は語彙力に直結するので、
ぜひ学習の際に参考にしてください。
PART3 実践問題で語彙力を鍛えよう
PART3で参考になると思った箇所、
コチラです。
第7章 日本語⇔英語の両面から学ぶ
・和英辞典と国語辞典を両方使おう!
<例>
・徒労を英語で言うと「waste」
・wasteの意味:浪費、無駄(=徒労のイメージがより広がり、具体的にイメージできる)
第8章 共通テストの新傾向問題に備える
・古語は語彙力の源泉?!
<例>
・心:感情と人の考えを司っている身体の器官
<解釈>
・心という架空の器官で、「人の考え方・考えていること・思考」または「その人が知っていること・習得していること・知識」なども含めて管理している
<古文単語>
・心憎し
・心有り
・心得
・心劣り
・心付き無し
・心許なし
このような勉強法なら、
たしかに語彙力は増える気がします。
かつて英単語や古文単語を覚える際、
単語帳でバラバラに覚えました。
しかし、
時間が経つと忘れてしまいますよね。
言葉は単独で覚えるより、
何かと結びつけた方が覚えやすい。
子どもに単語を覚えさせる際、
ぜひ参考にしてください。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
PART1 語彙力はなぜ大事なのか?
第1章:語彙力はすべての基礎である
・語彙力を付ける≠ぼんやりした理解や意味の丸暗記
・語彙力を付ける=意味を自分で説明できるくらいにしっかりと理解すること
第2章:実は日本語をみんな知らない
・簡単な言葉の意味を、しっかりと根本から理解すること
・そして、それを土台にして、難しい言葉を理解していくこと
PART2 5教科それぞれの重要語彙
第3章 数字の理解に欠かせない言葉
・因数と約数を理解する
<違い>
・因数:その数が起こるもと
・約数:ある数を割り切れる数のこと
<例>
・12=3×4(3と4が因数)
・12=1,2,3,4,6,12で割り切れる(=約数)
第4章 理科の「ことわり」を言葉から知る
・「蒸発」と「沸騰」の差
<違い>
・気化:物質が、液体または固体から気体に変わる現象
・蒸発:液体または固体がその表面において気化する現象
・沸騰:液体を熱した時、その蒸気圧が液体の表面にかかる圧力よりも大きくなると、内部から気化が生じる現象
<例>
・気化:気体になる
・蒸発:表面から気化する
・沸騰:ぼこぼこと液体の内側から気化する
第5章 社会は用語を一つずつ理解しよう
・「食料」と「食糧」の使い分け
<違い>
・食糧:主食の食べ物
・食料:それ以外の普通に料理に使うような食べ物
<例>
・食糧:お米、小麦などの主食
・食料:お肉、魚、野菜、果物などの主食以外
第6章 英語の語彙力=暗記した単語数?
・英語は接頭語で推測できる
<接頭語の例>
・in~:中に
・ex~:外に
<単語の例>
・include:含む
・exclude:除外する
PART3 実践問題で語彙力を鍛えよう
第7章 日本語⇔英語の両面から学ぶ
・和英辞典と国語辞典を両方使おう!
<例>
・徒労を英語で言うと「waste」
・wasteの意味:浪費、無駄(=徒労のイメージがより広がり、具体的にイメージできる)
第8章 共通テストの新傾向問題に備える
・古語は語彙力の源泉?!
<例>
・心:感情と人の考えを司っている身体の器官
<解釈>
・心という架空の器官で、「人の考え方・考えていること・思考」または「その人が知っていること・習得していること・知識」なども含めて管理している
<古文単語>
・心憎し
・心有り
・心得
・心劣り
・心付き無し
・心許なし
まとめ
学力を上げるなら、
語彙力を鍛えないとダメですね。
教科書や授業の語彙が理解できないと、
学力は向上しないからです。
中学→高校→大学へ進むにつれて、
語彙はどんどん難しくなります。
話している意味がわからない。
書いている意味がわからない。
勉強が止まる要因となり、
学力が上がらない要因にもなります。
これは国語に限らず、
全教科で言えることです。
日本の学校で学ぶ場合、
日本語で書かれた教科書を使い、
先生は日本語で授業を行います。
数学、理科、社会だけでなく、
英語の授業も日本語で説明しますよね。
日本語の意味がわからなければ、
国語以外の教科だってできるわけがない。
子どもの主要5科目の学力が伸びないと、
親御さんは困りますよね。
学力の源泉となる語彙力、
普段から身につけさせましょう。
一番良いのは読書ですが、
毎日文章題を解くのもアリです。
とにかく文章に触れ、
わからない単語は調べて覚える。
この積み重ねが、
語彙力アップの秘訣です。
ただし、
わからない単語を都度調べ、
都度覚えていくのは非効率的です。
PART3で紹介した通り、
何か関連付けて覚えると良いです。
1つの言葉の意味を深く知り、
派生する言葉を一緒に学ぶイメージ。
子どもの語彙力は爆発的に増え、
学力も飛躍的に向上しますね。
語彙力は馬鹿にできない。
語彙力は学力の源泉なんだな。
本書を読み、
改めてそう実感しました。
子どもの学力を向上させたい方、
ぜひ本書をお読みください。
まだ小学生だから大丈夫、
と侮るなかれ。
残念ながら、
小学生から差は出始めています。
いろいろな子どもと接すると、
語彙力の差を感じることがあります。
よくそんな言葉知ってるなという子、
見るたびに優秀さを感じますね。
大人へ成長するにつれて、
語彙力の差はさらに拡大します。
これが学力差となり、
簡単には埋まらないさとなります。
語彙力を重視して学力を伸ばすか?
語彙力を重視せず学力が伸び悩むか?
すべては親御さんの教育次第です。
ココまでお読みくださった方なら、
もちろん前者ですよね。
語彙力を増やし、
ぜひ子どもの学力を上げましょう。
学力が上がれば、
難関大学への進学も夢ではない。
その先の就職活動で、
大企業への就職も夢ではない。
きっと明るい未来を過ごせますね。
子どもに語彙力を身につけさせるため、
まずは本書をご覧ください。
本書のお値段は924円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学3年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)