家庭の教育

【公立中高一貫校 受検を考え始めたら親子で取り組む20のワーク】感想・レビュー


はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

公立中高一貫校 受検を考え始めたら親子で取り組む20のワーク

本書のタイトル、
受験ではなく受検になってますよね。

なぜでしょうか?

公立の中高一貫校の場合、
試験ではなく適性検査を受けるからです。

制度上、
試験を実施できないのです。

適性検査と聞くと、
就職活動を思い出しますよね。

似たような質問にひたすら答える。
これが親のイメージする適性検査。

しかし、
公立の中高一貫校の適性検査、
就職活動のそれとは全然別物です。

就職の適性検査なら、
何の対策もせずともその場で対応できる。

でも、
公立の中高一貫校では、
何の対策もしなければ当日撃沈します。

適性検査の出題例をご覧ください。

何の対策もせず、
↓の問題に答えられますか?

おそらくパニックになり、
何も書けずに終わりますよね。

P.18

・適性検査の出題例

<広島県:広島叡智学園中学校>
より良い未来のために、20年後に必要な職業TOP3は何だと考えますか?

では、
どうすればいいでしょうか?

公立の中高一貫校の適性検査を知り、
事前に対策すればいい。

でも、
何をどう対策すればいいかわからない。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

公立中高一貫校 受検を考え始めたら親子で取り組む20のワーク

適性検査はどういうものか?
どのような対策をすればよいか?

本書を読むとよくわかります。

私が本書を購入したのは、
公立の中高一貫校の入試を知るためです。

公立と私立では問題が全然違い、
勉強法が違うと聞いたので。

実際に問題を見て思ったのが、
私立用の勉強では公立は難しい。

SAPIXのテキストも私立向けだし、
公立受けるなら別の対策が必要ですね。

詳しくはこの後書きますね。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

1章:受検対策スタート期

1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.21

・ワーク①:適性検査を体感しよう!

P.17

・適性検査の出題例

<東京都:小石川中等教育学校>
電子書籍のなかでも、特にコミックの販売額が増えているのはなぜか?
あなたが思いついた理由と、それが正しいかを確かめる方法を書きなさい。

私立中学の入試問題と、
全然違うのがよくわかります。

私立中学の入試問題は、
答えがあるので答えを導けばよい。

しかし公立中学の場合は、
答えがないので答えを導けない。

自分で答えを考え、
その答えを論理的に説明する感じ。

論理的思考力が問われますよね。

私の子ども、
SAPIXに通っています。

SAPIXのテキストや試験を見ると、
問題形式が私立向けですね。

子どもに公立中学の問題を見せても、
おそらく論じられない。

公立中学を受験するなら、
公立に強い塾で学ばないと厳しそう。

東京だと↓の塾が有名ですね。

都立一貫校対策の塾

<都立一貫校対策の塾>
①ena
②E-Style

<都立一貫校対策の塾の特徴>
①P.190:100本ほどの作文演習や思考力型の計算ドリル
②P.172:討論形式の授業

コチラの本に詳しく書かれてますので、
ご興味あればぜひご覧ください。

【中学受験 やってはいけない塾選び】感想・レビュー (2024/9/28更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『中学受験 やって...

2章:受検対策本格期

2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

算数(P.86~88)

・未知の問題にも活かせる3つの考え方

<3つの考え方>
STEP1:数字をデータにする
STEP2:判断軸を決めて仮説を立てる
STEP3:条件を満たしているか検討する

問題文の数字をデータ化し、
仮説を立てて検証しながら解く。

親の方が仕事でイメージしやすそう。
いわゆるデータ分析ですね。

たとえば、
売上データ分析→仮説→検証で、
売上増につながる施策を考える感じ。

一見すると、
子どもには難しそうに思えます。

でも、
データ分析はだれでもできます。

親が子どもの頃、
データ分析は習ってないけど、
仕事を通じて覚えましたよね。

親と子の差は経験値の差。
子も訓練すればだれでもできる。

データ分析→仮説→検証を教わり、
問題演習すればできますね。

理科(P.90~91)

・見たこともやったこともない実験の問題を、どう対策する?

<出題意図>
・「これまで身に付けてきた知識をみる」のではなく、「知識や経験をもとに、どう課題を解決するかをみる」

算数と似ていますが、
仮説と検証ですね。

実験したことないテーマに対し、
自分の知識内で仮説を立て検証する。

私立中学用の理科の勉強では、
太刀打ちできないでしょうね。

SAPIXのテキストとを見ていると、
知識を問う問題が多いので。

公立に強い塾で学び、
仮説→検証の問題演習が必要ですね。

国語(P.96)

・「言葉と表現のレンズ」を体験しよう!

私立中学の国語とは、
全然違う問題が出題されてますね。

たとえば、
広告→意図や効果を考えさせる問題。

発信者のメッセージが意図であり、
受信者が感じるのが効果である。

ビジネス経験のある親の方が、
解けそうですね。

先ほど算数でも触れましたが、
慣れればだれでもできそうですね。

親だって子どもの頃、
広告の意図や効果なんて習ってない。

でも仕事を通じて覚えましたよね。
経験さえ積めばだれでもわかる。

街中の広告を見ながら、
親子の会話でも訓練できそうですね。

社会(P.99)

・資料読解で有効な「課題解決のレンズ」(社会分野メイン)

公立中学の社会の問題、
資料読解が多いそうです。

社会問題の課題を見つけ、
解決策を提案するイメージに近い。

ニュースや新聞等を見て、
社会問題を自分なりに考えると、
良い訓練になるかもしれませんね。

ニュースや新聞を見るのは、
私立中学の勉強にも役立ちます。

いわゆる時事問題に強くなれるので、
毎日見るのがオススメですね。

3章:受検のその後

3章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.196

・公立中高一貫校の受検は、大学入試改革の先取り

大学入試例

<東北大学 教育学部>
児童館ボランティアとして、以下の小学4年生の児童からの相談にアドバイスしなさい。
相談内容:夏休みの図画工作で、学校の先生から「自由に描いてね」と言われたが何をどう描いていいかわからない

<慶應義塾大学 環境情報学部・総合政策学部>
過去に出題した当学部の小論文および数学の問題を数年掲載する。(本書では省略)それらは、どのような「受験生の知的能力」を測ろうとしているか?

たしかに公立の入試に近い。
正解のない問題を解くイメージ。

このような問題は、
年内実施の試験(↓)で出題されます。

・学校推薦型選抜
・総合型選抜

昔の大学入試というと、
センター試験や一般試験。

知識を問う問題が多かったけど、
いまは思考力や表現力を問う感じかな。

個人的には、
いい傾向だと思ってます。

社会に出て仕事をすれば、
正解のない問題の解決力が必要になる。

教育の段階で訓練しておくのは、
将来につながるのでいいことですね。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

1章:受検対策スタート期

P.21

・ワーク①:適性検査を体感しよう!

P.17

・適性検査の出題例

<東京都:小石川中等教育学校>
電子書籍のなかでも、特にコミックの販売額が増えているのはなぜか?
あなたが思いついた理由と、それが正しいかを確かめる方法を書きなさい。

【中学受験 やってはいけない塾選び】感想・レビュー (2024/9/28更新) はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『中学受験 やって...

2章:受検対策本格期

算数(P.86~88)

・未知の問題にも活かせる3つの考え方

<3つの考え方>
STEP1:数字をデータにする
STEP2:判断軸を決めて仮説を立てる
STEP3:条件を満たしているか検討する

理科(P.90~91)

・見たこともやったこともない実験の問題を、どう対策する?

<出題意図>
・「これまで身に付けてきた知識をみる」のではなく、「知識や経験をもとに、どう課題を解決するかをみる」

国語(P.96)

・「言葉と表現のレンズ」を体験しよう!

社会(P.99)

・資料読解で有効な「課題解決のレンズ」(社会分野メイン)

3章:受検のその後

P.196

・公立中高一貫校の受検は、大学入試改革の先取り

大学入試例

<東北大学 教育学部>
児童館ボランティアとして、以下の小学4年生の児童からの相談にアドバイスしなさい。
相談内容:夏休みの図画工作で、学校の先生から「自由に描いてね」と言われたが何をどう描いていいかわからない

<慶應義塾大学 環境情報学部・総合政策学部>
過去に出題した当学部の小論文および数学の問題を数年掲載する。(本書では省略)それらは、どのような「受験生の知的能力」を測ろうとしているか?

まとめ

公立中高一貫校の受験を考えるなら、
本書を読むのがオススメです

公立の入試問題がいかに私立と違うか?
よくわかるからです。

たとえば、
私立の入試問題は正解のある問題です。

正解を導くには、
知識や公式等を覚えないと対応できない。

その一方、
公立の入試問題は正解のない問題です。

算数や理科は、
問題から仮説を立てて検証する力が必要。

国語や社会は、
問題から課題を見つけ解決する力が必要。

私立の入試問題とは、
傾向と対策がまったく違うのです。

公立の受験勉強のメリットは、
将来の仕事につながるスキルが身につく。

仮説→検証とか課題→解決とか、
仕事に必要なスキルです。

仕事の答えに正解はない。
社会人は日々試行錯誤してますよね。

公立の受験勉強のデメリットは、
私立の受験と両立しにくい。

私立でも入試で、
適性検査を取り入れる学校はあります。

しかし、
公立の試験に不合格だった場合、
地元の公立に進学する子が多いそうです。

つまり、
併願しにくいのがデメリットですね。

公立の中高一貫校に進学したい。
もしダメなら地元の公立に進学する。

そのような進路方針であれば、
公立の中高一貫校の受験はオススメです。

公立の中高一貫校を受験するなら、
いますぐ本書をご覧ください。

本書にはQRコードがありますが、
読みとさらに細かな資料をもらえます。

PPTのスライド数は多いですが、
1枚1枚はとてもわかりやすいです。

かなり細かな情報もあり、
他では手に入らない貴重な情報が満載。

本書で適性検査の対策を取れば、
きっと合格に近づくでしょう。

公立の中高一貫校を受験する方は、
いますぐ本書をお買い求めください。

本書のお値段は1,760円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

公立中高一貫校 受検を考え始めたら親子で取り組む20のワーク

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学4年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)

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