はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『公立中高一貫校 受検を考え始めたら親子で取り組む20のワーク』
本書のタイトル、
受験ではなく受検になってますよね。
なぜでしょうか?
公立の中高一貫校の場合、
試験ではなく適性検査を受けるからです。
制度上、
試験を実施できないのです。
適性検査と聞くと、
就職活動を思い出しますよね。
似たような質問にひたすら答える。
これが親のイメージする適性検査。
しかし、
公立の中高一貫校の適性検査、
就職活動のそれとは全然別物です。
就職の適性検査なら、
何の対策もせずともその場で対応できる。
でも、
公立の中高一貫校では、
何の対策もしなければ当日撃沈します。
適性検査の出題例をご覧ください。
何の対策もせず、
↓の問題に答えられますか?
おそらくパニックになり、
何も書けずに終わりますよね。
・適性検査の出題例
<広島県:広島叡智学園中学校>
より良い未来のために、20年後に必要な職業TOP3は何だと考えますか?
では、
どうすればいいでしょうか?
公立の中高一貫校の適性検査を知り、
事前に対策すればいい。
でも、
何をどう対策すればいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
『公立中高一貫校 受検を考え始めたら親子で取り組む20のワーク』
適性検査はどういうものか?
どのような対策をすればよいか?
本書を読むとよくわかります。
私が本書を購入したのは、
公立の中高一貫校の入試を知るためです。
公立と私立では問題が全然違い、
勉強法が違うと聞いたので。
実際に問題を見て思ったのが、
私立用の勉強では公立は難しい。
SAPIXのテキストも私立向けだし、
公立受けるなら別の対策が必要ですね。
詳しくはこの後書きますね。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
1章:受検対策スタート期
1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・ワーク①:適性検査を体感しよう!
・適性検査の出題例
<東京都:小石川中等教育学校>
電子書籍のなかでも、特にコミックの販売額が増えているのはなぜか?
あなたが思いついた理由と、それが正しいかを確かめる方法を書きなさい。
私立中学の入試問題と、
全然違うのがよくわかります。
私立中学の入試問題は、
答えがあるので答えを導けばよい。
しかし公立中学の場合は、
答えがないので答えを導けない。
自分で答えを考え、
その答えを論理的に説明する感じ。
論理的思考力が問われますよね。
私の子ども、
SAPIXに通っています。
SAPIXのテキストや試験を見ると、
問題形式が私立向けですね。
子どもに公立中学の問題を見せても、
おそらく論じられない。
公立中学を受験するなら、
公立に強い塾で学ばないと厳しそう。
東京だと↓の塾が有名ですね。
<都立一貫校対策の塾>
①ena
②E-Style
<都立一貫校対策の塾の特徴>
①P.190:100本ほどの作文演習や思考力型の計算ドリル
②P.172:討論形式の授業
コチラの本に詳しく書かれてますので、
ご興味あればぜひご覧ください。
2章:受検対策本格期
2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・未知の問題にも活かせる3つの考え方
<3つの考え方>
STEP1:数字をデータにする
STEP2:判断軸を決めて仮説を立てる
STEP3:条件を満たしているか検討する
問題文の数字をデータ化し、
仮説を立てて検証しながら解く。
親の方が仕事でイメージしやすそう。
いわゆるデータ分析ですね。
たとえば、
売上データ分析→仮説→検証で、
売上増につながる施策を考える感じ。
一見すると、
子どもには難しそうに思えます。
でも、
データ分析はだれでもできます。
親が子どもの頃、
データ分析は習ってないけど、
仕事を通じて覚えましたよね。
親と子の差は経験値の差。
子も訓練すればだれでもできる。
データ分析→仮説→検証を教わり、
問題演習すればできますね。
・見たこともやったこともない実験の問題を、どう対策する?
<出題意図>
・「これまで身に付けてきた知識をみる」のではなく、「知識や経験をもとに、どう課題を解決するかをみる」
算数と似ていますが、
仮説と検証ですね。
実験したことないテーマに対し、
自分の知識内で仮説を立て検証する。
私立中学用の理科の勉強では、
太刀打ちできないでしょうね。
SAPIXのテキストとを見ていると、
知識を問う問題が多いので。
公立に強い塾で学び、
仮説→検証の問題演習が必要ですね。
・「言葉と表現のレンズ」を体験しよう!
私立中学の国語とは、
全然違う問題が出題されてますね。
たとえば、
広告→意図や効果を考えさせる問題。
発信者のメッセージが意図であり、
受信者が感じるのが効果である。
ビジネス経験のある親の方が、
解けそうですね。
先ほど算数でも触れましたが、
慣れればだれでもできそうですね。
親だって子どもの頃、
広告の意図や効果なんて習ってない。
でも仕事を通じて覚えましたよね。
経験さえ積めばだれでもわかる。
街中の広告を見ながら、
親子の会話でも訓練できそうですね。
・資料読解で有効な「課題解決のレンズ」(社会分野メイン)
公立中学の社会の問題、
資料読解が多いそうです。
社会問題の課題を見つけ、
解決策を提案するイメージに近い。
ニュースや新聞等を見て、
社会問題を自分なりに考えると、
良い訓練になるかもしれませんね。
ニュースや新聞を見るのは、
私立中学の勉強にも役立ちます。
いわゆる時事問題に強くなれるので、
毎日見るのがオススメですね。
3章:受検のその後
3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・公立中高一貫校の受検は、大学入試改革の先取り
<東北大学 教育学部>
児童館ボランティアとして、以下の小学4年生の児童からの相談にアドバイスしなさい。
相談内容:夏休みの図画工作で、学校の先生から「自由に描いてね」と言われたが何をどう描いていいかわからない
<慶應義塾大学 環境情報学部・総合政策学部>
過去に出題した当学部の小論文および数学の問題を数年掲載する。(本書では省略)それらは、どのような「受験生の知的能力」を測ろうとしているか?
たしかに公立の入試に近い。
正解のない問題を解くイメージ。
このような問題は、
年内実施の試験(↓)で出題されます。
・学校推薦型選抜
・総合型選抜
昔の大学入試というと、
センター試験や一般試験。
知識を問う問題が多かったけど、
いまは思考力や表現力を問う感じかな。
個人的には、
いい傾向だと思ってます。
社会に出て仕事をすれば、
正解のない問題の解決力が必要になる。
教育の段階で訓練しておくのは、
将来につながるのでいいことですね。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
1章:受検対策スタート期
・ワーク①:適性検査を体感しよう!
・適性検査の出題例
<東京都:小石川中等教育学校>
電子書籍のなかでも、特にコミックの販売額が増えているのはなぜか?
あなたが思いついた理由と、それが正しいかを確かめる方法を書きなさい。
2章:受検対策本格期
・未知の問題にも活かせる3つの考え方
<3つの考え方>
STEP1:数字をデータにする
STEP2:判断軸を決めて仮説を立てる
STEP3:条件を満たしているか検討する
・見たこともやったこともない実験の問題を、どう対策する?
<出題意図>
・「これまで身に付けてきた知識をみる」のではなく、「知識や経験をもとに、どう課題を解決するかをみる」
・「言葉と表現のレンズ」を体験しよう!
・資料読解で有効な「課題解決のレンズ」(社会分野メイン)
3章:受検のその後
・公立中高一貫校の受検は、大学入試改革の先取り
<東北大学 教育学部>
児童館ボランティアとして、以下の小学4年生の児童からの相談にアドバイスしなさい。
相談内容:夏休みの図画工作で、学校の先生から「自由に描いてね」と言われたが何をどう描いていいかわからない
<慶應義塾大学 環境情報学部・総合政策学部>
過去に出題した当学部の小論文および数学の問題を数年掲載する。(本書では省略)それらは、どのような「受験生の知的能力」を測ろうとしているか?
まとめ
公立中高一貫校の受験を考えるなら、
本書を読むのがオススメです
公立の入試問題がいかに私立と違うか?
よくわかるからです。
たとえば、
私立の入試問題は正解のある問題です。
正解を導くには、
知識や公式等を覚えないと対応できない。
その一方、
公立の入試問題は正解のない問題です。
算数や理科は、
問題から仮説を立てて検証する力が必要。
国語や社会は、
問題から課題を見つけ解決する力が必要。
私立の入試問題とは、
傾向と対策がまったく違うのです。
公立の受験勉強のメリットは、
将来の仕事につながるスキルが身につく。
仮説→検証とか課題→解決とか、
仕事に必要なスキルです。
仕事の答えに正解はない。
社会人は日々試行錯誤してますよね。
公立の受験勉強のデメリットは、
私立の受験と両立しにくい。
私立でも入試で、
適性検査を取り入れる学校はあります。
しかし、
公立の試験に不合格だった場合、
地元の公立に進学する子が多いそうです。
つまり、
併願しにくいのがデメリットですね。
公立の中高一貫校に進学したい。
もしダメなら地元の公立に進学する。
そのような進路方針であれば、
公立の中高一貫校の受験はオススメです。
公立の中高一貫校を受験するなら、
いますぐ本書をご覧ください。
本書にはQRコードがありますが、
読みとさらに細かな資料をもらえます。
PPTのスライド数は多いですが、
1枚1枚はとてもわかりやすいです。
かなり細かな情報もあり、
他では手に入らない貴重な情報が満載。
本書で適性検査の対策を取れば、
きっと合格に近づくでしょう。
公立の中高一貫校を受験する方は、
いますぐ本書をお買い求めください。
本書のお値段は1,760円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
・公立中高一貫校 受検を考え始めたら親子で取り組む20のワーク
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)