家庭の教育

【勉強にかかるお金図鑑: 幼稚園から大学まで】感想・レビュー


はにめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

勉強にかかるお金図鑑: 幼稚園から大学まで

「このまま高校受験でいいのか?」
「やっぱり中学受験させるべき?」

子どもの教育方針を考える中で、
一度は悩んだことがありませんか?

進学ルートは1つではありません。

中学受験or高校受験。
公立or私立。
中高一貫校or中高別。

選択肢が多いと、
余計に迷いますよね。

教育費用は年々上昇しています。

無計画に進学先を選ぶと、
家計は圧迫されるばかりです。

それどころか、
お金をかけたのに結果が伴わないことも。

安ければいいわけでもないし、
ますます迷いますよね。

では、
どう判断すればよいでしょうか?

↓を総合的に判断して決めればいい。

判断材料の例

・本人がどの時点で受験に向き合えるか?
・どこにお金をかけるべきか?
・どのルートが大学受験で有利なのか?

でも、
もう少し詳しく知りたいですよね。

そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。

勉強にかかるお金図鑑: 幼稚園から大学まで

幼稚園から大学までのルートの中で、
何にどれくらいお金がかかるのか?

どのような進路戦略が考えられるか?
わかりやすく解説しています。

中学受験or高校受験?
私立or公立?
指定校推薦or一般受験?

それぞれの選択肢が、
教育費と将来にどう影響するか?

親として「これが知りたかった!」、
という情報がぎっしり詰まっています。

実は私自身も、
この問題で悩みました。

中学受験は不要と考えていたけど、
子どもが塾に通いたいと言い出して。

本人にやる気があるのに、
親がやらなせないのもどうなのか?

私自身が中学受験未経験なので、
中学受験の良さがよくわからない。

お金もかかるしなぁ。

いまはSAPIXに通ってるけど、
この先どうなるんだろう?

本書を読んで参考になったのは、
似たようなモデルケースですね。

このルートで進むと、
将来このような大学を目指せるのか。

それなら中学受験も悪くないかな、
と思いましたね。

教育でお悩みの方は、
ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。

皆様の参考になれば幸いです。

第1章:結局どっちがいいの!?幼稚園から大学入学まで勉強ルートとお金の徹底比較

第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。

未就学児・小学生 どっちがいいの!?

P.38

・中学受験vs高校受験

<ポイント>
①中学受験:小学校の内容に加え、適性を試す独自の問題が多く、教材費や塾費用は少し高くなる
②高校受験:中学までの学習内容を振り返る機会があり、進路決定を見据えたマイルストーンとして活用できる
③本人が前向きなのであれば、中学受験を考えてもよい

子どもの勉強を見て感じるのは、
中学受験は③次第であること。

本人にやる気がないなら、
中学受験は止めた方がいいです。

勉強やテストが苦痛でしかなく、
塾費用もムダになるだけ。

ウチもSAPIXに通っているけど、
中学受験をしなくても別に構わない。

↓のような人、
子どもの学校で実際にいますね。

難関高に入学した話も、
たくさん聞きます。

勉強する習慣が身につけばいいかな、
って思ってます。

私立中学へ進学しないケース

・中学受験勉強をするが、公立中学進学→高校受験の人もいる
・中学受験勉強をしていた分、公立中学でトップの成績を維持しやすい
・私立中学に進学するも合わず、公立中学に転校→高校受験の人もいる

中学生 どっちがいいの!?

P.54

・中高一貫校vs中学校・高校別

<中高一貫校>
・中高のカリキュラムが連動しているため、効率的に大学受験対策ができる
・安定した環境で計画的な学習ができる人や、効率的な学びを重視する人に向いている

<中学別・高校別>
・教育内容の連携や高校内容の先取りが難しく、大学受験対策の時間が取れないことがある
・環境の変化に適応できる人や、自分の興味が明確で、授業外でも授業時間を確保できる人に向いている

大学受験を見据えると、
中高一貫校の方が有利ですね。

高2までに高3の学習を終え、
高3は受験対策に充てられるので。

私の大学時代を振り返っても、
現役は中高一貫出身が多かった。

高校別から大学進学なら、
指定校推薦狙いが良いかも。

指定校推薦なら学習進度は関係なく、
定期テストで頑張ればいいので。

ただし内申点が必要になるので、
学校や先生次第ではあるけど。

志望校の指定校推薦がないケースもあり、
万人向きではないですね。

高校生・それ以降 どっちがいいの!?

P.80

・公立高校vs私立高校

<ポイント>
・公立高校は費用が安く経済的負担が軽い一方、大学受験に向けた手厚い指導が受けられると限らない
・私立高校は学費こそ高額なものの、大学受験に向けたサポート体制が充実している
・学習環境や受験指導の体制といった面では、私立高校に一日の長がある

大学受験を見据えたら、
私立高校一択でしょうね。

ただし、
経済的に問題ないという条件付き。

私立高校無償化といっても、
全部が無償化ではないので要注意。

公立高校からでも大学は目指せるけど、
私立より不利は否めない。

受験戦略と努力がかなり必要なので、
不安なら私立の方がオススメですね。

第2章:大学生が語る幼稚園から大学入学まで勉強のルートとお金の実例22

第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。

P.132

・Case3:「中学受験は楽しかった」文武両道で登壇進学を果たす秘訣は?

22個のエピソードの中で、
Case3が子どもの参考になりそう。

小学校の過ごし方や、
中学校以降の生活が似てるから。

Case3と子どもの共通点、
コチラです。

Case3と子どもとの共通点

①小学校の簡単すぎる勉強に飽き飽きしている
②「塾に行きたい」と言ってSAPIXに入塾
③中学校で部活に打ち込みたい

①家庭でよく言ってるし、
②急に言い出してSAPIXに入塾したし。

③中学でバスケをやりたいから、
部活日数が少ない学校は嫌とも言う。

Case3の例を見ると、
部活に支障ない範囲で勉強してますね。

部活中の成績も良く、
引退後に海城中でトップ10入り。

最後は東大進学!
そこまで似るとは思えないけど。

文武両道を目指してほしいのは、
社会人になった時に成功しやすいから。

運動が苦手だと、
メンタルが鍛えられない。

頭は良いけどメンタルが弱く、
会社でうまくいかない人を何度も見た。

そうなってほしくないので、
文武両道で鍛えてほしいですね。

まとめ

各章で参考になると思った箇所、
まとめました。

第1章:結局どっちがいいの!?幼稚園から大学入学まで勉強ルートとお金の徹底比較

未就学児・小学生 どっちがいいの!?

P.38

・中学受験vs高校受験

<ポイント>
①中学受験:小学校の内容に加え、適性を試す独自の問題が多く、教材費や塾費用は少し高くなる
②高校受験:中学までの学習内容を振り返る機会があり、進路決定を見据えたマイルストーンとして活用できる
③本人が前向きなのであれば、中学受験を考えてもよい

私立中学へ進学しないケース

・中学受験勉強をするが、公立中学進学→高校受験の人もいる
・中学受験勉強をしていた分、公立中学でトップの成績を維持しやすい
・私立中学に進学するも合わず、公立中学に転校→高校受験の人もいる

中学生 どっちがいいの!?

P.54

・中高一貫校vs中学校・高校別

<中高一貫校>
・中高のカリキュラムが連動しているため、効率的に大学受験対策ができる
・安定した環境で計画的な学習ができる人や、効率的な学びを重視する人に向いている

<中学別・高校別>
・教育内容の連携や高校内容の先取りが難しく、大学受験対策の時間が取れないことがある
・環境の変化に適応できる人や、自分の興味が明確で、授業外でも授業時間を確保できる人に向いている

高校生・それ以降 どっちがいいの!?

P.80

・公立高校vs私立高校

<ポイント>
・公立高校は費用が安く経済的負担が軽い一方、大学受験に向けた手厚い指導が受けられると限らない
・私立高校は学費こそ高額なものの、大学受験に向けたサポート体制が充実している
・学習環境や受験指導の体制といった面では、私立高校に一日の長がある

第2章:大学生が語る幼稚園から大学入学まで勉強のルートとお金の実例22

P.132

・Case3:「中学受験は楽しかった」文武両道で登壇進学を果たす秘訣は?

Case3と子どもとの共通点

①小学校の簡単すぎる勉強に飽き飽きしている
②「塾に行きたい」と言ってSAPIXに入塾
③中学校で部活に打ち込みたい

まとめ

幼稚園から大学まで、
教育ルートと費用を振り返ります。

中学受験vs高校受験、
子ども次第ですね。

本人にやる気があるなら中学受験、
ないなら高校受験。

中学受験は小学校以上の学習が求められ、
塾代など費用もかかるので。

高校受験は中学校の学習内容を活かし、
進路を再検討する機会にもなる。

中学受験vs高校受験、
どちらかオススメということはない。

中高一貫校vs中学校・高別校、
大学受験の観点で中高一貫校が有利。

高2までに高校範囲を終え、
高3は受験対策に集中できる。

指定校推薦を狙うなら、
高校からの進学でも十分対応できる。

高校受験→大学一般受験のルートは、
自分から勉強できる子でないと厳しい。

大学受験の観点なら、
中高一貫校への進学がオススメ。

公立高校vs私立高校、
大学受験の観点で私立校が有利。

私立は受験サポートが充実しており、
圧倒的に私立が勝る。

私立無償化の流れもあり、
私立はますます人気になる。

ただし全部が無償化ではないので、
安易に進学しないようご注意ください。

大学受験の観点なら、
私立高校への進学がオススメ。

まとめると、
私立中高一貫校が大学合格への近道。

難関大への合格実績も多いし、
学校/友人等の環境も抜群。

ただし、
中高一貫校で勉強漬けが良いか?
と聞かれれば答えはNoですね。

学力+メンタルを鍛えないと、
社会人になった後が不安。

メンタルの弱さで社会で活躍できず、
ドロップアウトする人も多い。

部活はメンタルを鍛えられるので、
文武両道で学生生活を送ってほしい。

教育ルートは何通りもあるけど、
最後は大学受験に行きつきます。

何のために大学受験するのか?

難関大→大企業への就職狙いは、
教育熱心なご家庭ほど否定できない。

なぜなら、
親自身がそのルートを辿り、
経済的に成功したから。

大企業が高年収なのは有名だけど、
大企業に入るには難関大の学歴が必要。

残念ながら学歴フィルターはある。
教育熱心な親自身もよく知っている。

さらに、
最近では大学別に、
生涯年収の差まで議論されている。

同じ大卒でも、
難関大であるほど生涯年収が高い傾向に。

そのようなデータがある以上、
学歴社会を恨んでも仕方ないのです。

だから現実に沿って、
高学歴を目指すことは全然悪くない。

高学歴のルートはいくつもある。
本書を読むとよくわかります。

自分の子どもに合うルートはどれか?
どうすれば高学歴を得られるのか?

知りたい方は、
いますぐ本書をお買い求めください。

教育にお金をかけるのは、
悪いことじゃない。

でも、
子どもに合わなければムダになる。

子どもに合う教育ルートを見つけ、
そこにお金をかけましょう。

そうすれば、
子どもは将来経済的に成功するでしょう。

本書のお値段は1,980円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

勉強にかかるお金図鑑: 幼稚園から大学まで

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学5年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
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