(2024/6/14更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
中学受験の親御さんは、
家庭で算数を教えていますか?
中学受験の算数、
かなり難しい問題もあります。
子どもがわからない問題、
全部を塾の先生に教えてもらうのは、
さすがに無理があります。
どうしても親が教える時は来るのです。
解答を見て理解できれば、
親が子どもに教えられます。
しかし、
親が算数を苦手な場合、
解答を理解できず教えられない。
子どもの算数の成績は上がらず、
中学受験の苦手科目になってしまう。
これは絶対に避けたいですよね。
では、
どうすればいいでしょうか?
親が算数を勉強して、
苦手意識を克服する必要がある。
でも、
何を勉強すればいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
親が昔に習った中学数学の問題、
本書にたくさん書かれています。
なぜ中学数学を勉強なの?
中学受験の算数を勉強ではないの?
そう思う方もいるでしょう。
中学受験の問題を見ると、
算数ではなく数学?の問題もある。
たとえば、
素因数分解の問題がありました。
懐かしさを感じつつ、
素因数分解が中学受験で出るのか、
と思いましたね。
方程式のような問題もあるし、
算数の範囲を超えてる気がします。
中学受験で算数を教えるなら、
中学数学の知識があると教えやすいです。
もし答えがわからなくても、
解答を見れば数学の知識を思い出し、
理解できるようになる。
子どもに教えられるので、
子どもの算数力も伸びます。
子どもは算数が得意になり、
中学受験で得点源になるでしょう。
きっと志望校合格に近づきますね。
中学数学を学び直したい方、
ぜひ本書をご覧ください。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:数と計算
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・次の無限小数△を分数に直せ
△=0.036036036036……
このような無限小数、
必ず分数に直せるそうです。
就活の適性検査で頻出のようですが、
私は見たことなくわからず…
解答はコチラになります。
1000倍→引き算→割り算ですね。
<解答>
①1000×△=36.036036036036……
② △= 0.036036036036……
①-②をやると、
999×△=36
△=36/999=4/111
皆さんは解けましたか?
倍数は無限小数次第ですが、
こんな解き方を習った記憶ない…
無限小数を子どもが習ったら、
ぜひチャレンジさせてみてください。
第2章:量および比と割合
第2章で参考になると持った箇所、
コチラです。
10%の食塩水300gに4%の食塩水を加えて7%の食塩水を作りたい。
4%の食塩水を何g加えると良いだろうか?
食塩水の問題、
昔はよく解きましたね。
得意だったハズなのに、
今やると全然解けないです。
解答はコチラです。
思ったより単純でした。
なぜ解けなかったのか不思議…
<解答>
加える4%の食塩水を△gとする。
10%の食塩水300gに含まれる食塩の量=300×0.1=30g
4%の食塩水△gに含まれる食塩の量=△×0.04g
作りたい食塩水の濃度は7%なので、
↓の分数×100%=7となる。
分子(食塩の量) :30+△×0.04
分母(食塩水の量):300+△
よって、加える4%の食塩水△g=300g
さて、
もう1問の例を出しますね。
商品を値引き率10%で売っても、利益率が26%になるようにしたい。
定価は原価の何%増しに設定すればよいか?
原価/定価/利益等の問題、
子どもの頃は苦手でしたね。
ビジネス経験のある今なら、
簡単に解けるだろう。
と思ってやってみたけど、
今でもわからない…
解答はコチラです。
式はシンプルだけど思いつかない。
定価を△円、原価を□円とする。
△-△×0.1=□+□×0.26
△=□×1.4
よって、定価△は原価□の40%増しに設定すればよい。
大人になると、
解答見てから理屈で理解しますね。
じつはこのやり方、
中学受験算数でも応用できます。
コチラの本に、
暗記数学として紹介されています。
暗記数学とは、
わからない問題の解法や答えを暗記する。
そして類似問題を数問解くと、
解法を覚えて算数の成績が上がる。
詳しくは別ブログにまとめたので、
算数苦手な方はぜひご覧ください。
第3章:図形
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
机の平らな面の上に正方形ABCDが描かれている。
その正方形と同じサイズの正方形を一つの面とする立方体のサイコロがある。
そのサイコロの底面が、正方形ABCDの上にぴったり重なるような置き方は、全部で何通りあるか?
6通りではないので、
ご注意ください。
私の子どもにやらせたら、
普通に解けましたね。
小学生でもわかる問題なので、
ぜひご家庭でお試しください。
解答はコチラです。
間違ったらサイコロを机に置き、
横に回転させるとわかりやすいです。
たとえば、サイコロの1の目がある面を下にして、正方形ABCDの上にぴったり乗せる場合の置き方は4通りである。
それは、どの面でも言えることなので、4×6=24通り。
第4章:場合の数と確率・統計
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
<P.345>
AとBはグーまたはパーしか出さなじゃんけんを繰り返す。
そして毎回、次のような得点を与えるものとする。
AとBどちらもグーを確率1/3で出すとき、このゲームの有利・不利を論ぜよ。
・A=グー、B=グー → A=4点、B=0点
・A=グー、B=パー → A=0点、B=2点
・A=パー、B=グー → A=0点、B=2点
・A=パー、B=パー → A=1点、B=0点
これは期待値の問題ですが、
全然わからなかったですね…
解答はコチラですが、
パーの確率がポイントですね。
グーとパーしかなく、
グーが1/3ならパーは2/3になる。
これを理解してから、
解法を暗算数学のように覚えた方が、
大人はわかりやすいかもしれませんね。
<解答>
1回のじゃんけんにおけるA,Bの得点期待値をそれぞれα、βとする。
α=4×(Aがグーの確率)×(Bがグーの確率)+1×(Aがパーの確率)×(Bがパーの確率)
=4×1/3×1/3+1×(1-1/3)×(1-1/3)
=8/9
β=2×(Aがグーの確率)×(Bがパーの確率)+2×(Aがパーの確率)×(Bがグーの確率)
=2×1/3×(1-1/3)+2×(1-1/3)×1/3
=8/9
よって、互角である。
第5章:論理
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・次の各文の否定文を述べよ。
①次回の会議が25日に行われるならば、その会議にA氏は出席する。
②自然数(正の整数)nは、3と5の両方の倍数である。
③自然数nは、3または5の倍数である。
これ意外と難しいです。
解答はコチラですが、
私はまさかの全問不正解…
p⇒qとか否定文とか、
昔習った気がするけど忘れてる。
p⇒qの否定文の考え方、
コチラの記事がわかりやすいです。
①次回の会議が25日に行われ、かつその会議にA氏は出席しない。
②自然数nは、3の倍数でないか、または5の倍数でない。
③自然数nは3の倍数でもなく、5の倍数でもない。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:数と計算
・次の無限小数△を分数に直せ
△=0.036036036036……
<解答>
①1000×△=36.036036036036……
② △= 0.036036036036……
①-②をやると、
999×△=36
△=36/999=4/111
第2章:量および比と割合
10%の食塩水300gに4%の食塩水を加えて7%の食塩水を作りたい。
4%の食塩水を何g加えると良いだろうか?
<解答>
加える4%の食塩水を△gとする。
10%の食塩水300gに含まれる食塩の量=300×0.1=30g
4%の食塩水△gに含まれる食塩の量=△×0.04g
作りたい食塩水の濃度は7%なので、
↓の分数×100%=7となる。
分子(食塩の量) :30+△×0.04
分母(食塩水の量):300+△
よって、加える4%の食塩水△g=300g
商品を値引き率10%で売っても、利益率が26%になるようにしたい。
定価は原価の何%増しに設定すればよいか?
定価を△円、原価を□円とする。
△-△×0.1=□+□×0.26
△=□×1.4
よって、定価△は原価□の40%増しに設定すればよい。
第3章:図形
机の平らな面の上に正方形ABCDが描かれている。
その正方形と同じサイズの正方形を一つの面とする立方体のサイコロがある。
そのサイコロの底面が、正方形ABCDの上にぴったり重なるような置き方は、全部で何通りあるか?
たとえば、サイコロの1の目がある面を下にして、正方形ABCDの上にぴったり乗せる場合の置き方は4通りである。
それは、どの面でも言えることなので、4×6=24通り。
第4章:場合の数と確率・統計
AとBはグーまたはパーしか出さなじゃんけんを繰り返す。
そして毎回、次のような得点を与えるものとする。
AとBどちらもグーを確率1/3で出すとき、このゲームの有利・不利を論ぜよ。
・A=グー、B=グー → A=4点、B=0点
・A=グー、B=パー → A=0点、B=2点
・A=パー、B=グー → A=0点、B=2点
・A=パー、B=パー → A=1点、B=0点
<解答>
1回のじゃんけんにおけるA,Bの得点期待値をそれぞれα、βとする。
α=4×(Aがグーの確率)×(Bがグーの確率)+1×(Aがパーの確率)×(Bがパーの確率)
=4×1/3×1/3+1×(1-1/3)×(1-1/3)
=8/9
β=2×(Aがグーの確率)×(Bがパーの確率)+2×(Aがパーの確率)×(Bがグーの確率)
=2×1/3×(1-1/3)+2×(1-1/3)×1/3
=8/9
よって、互角である。
第5章:論理
・次の各文の否定文を述べよ。
①次回の会議が25日に行われるならば、その会議にA氏は出席する。
②自然数(正の整数)nは、3と5の両方の倍数である。
③自然数nは、3または5の倍数である。
①次回の会議が25日に行われ、かつその会議にA氏は出席しない。
②自然数nは、3の倍数でないか、または5の倍数でない。
③自然数nは3の倍数でもなく、5の倍数でもない。
まとめ
各章から例題を引用しましたが、
全部解けましたか?
私は第3章以外、
全部解けませんでした。
中学/高校は数学得意だったのに、
悲惨な結果でしたね。
本書を購入したのは、
子どもの中学受験勉強がきっかけ。
中学受験の算数、
結構難しい問題が多いです。
でも何となく解けるのは、
中学数学の知識があるからです。
先ほどの例題は解けなかったけど、
他の問題はある程度解けました。
本書の問題に比べたら、
中学受験の算数は簡単です。
家庭学習で親が算数を教えるのに、
本書はちょうどいい訓練になりますね。
子どもが中学受験予定の方。
子どもに算数を教える方。
子どもの算数の成績を伸ばしたい方。
ぜひ本書をお買い求めください。
昔はできたのに、
忘れている箇所はあると思います。
でも解答を見れば、
またできるようになります。
その知識をもとに、
家庭学習で算数を教えましょう。
親が教えれば、
子どもは算数が得意になります。
子どもの特性を知り、
一番わかりやすく教えられるのは、
親しかいないからです。
私も子どもに毎日算数を教え、
子どもは算数が得意になりました。
SAPIXでは成績上位5%をキープ、
算数が得点源になっています。
ちなみに、
解答を見ながら教えても大丈夫です。
親だって全問出来るわけじゃない。
解答を見て解説できればOK。
解説できるかどうかは、
親の算数力次第です。
本書を読んで昔を思い出せば、
中学受験の算数の解答は理解できます。
子どもに算数を教えた結果、
算数の成績はきっと伸びますね。
子どもが中学受験予定の方。
子どもに算数を教える方。
子どもの算数の成績を伸ばしたい方。
いますぐ本書をお買い求めください。
本書のお値段は1,320円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)