【仕事に「生きがい」はいりません 30年の調査データが明かすZ世代のリアル】感想・レビュー

はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『仕事に「生きがい」はいりません 30年の調査データが明かすZ世代のリアル』
「どうも話が噛み合わない」
「昔はこれくらい普通だったのに」
職場で若手と接していて、
こう感じたことはありませんか?
仕事に情熱を持ち、
部下を引っ張る上司像が通用しない。
活気のある職場づくりを目指しても、
若者はそれを望んでいない。
上司が頑張れば頑張るほど、
部下は離れていくばかり。。

なぜか?
いまの若者は冷めてるから。
若者にそのつもりはなくても、
上の世代からはそう見える。
「なぜやる気を見せないのか?」
「なぜ成長を望まないのか?」
管理職は1人で悩み続け、
自分だけが疲弊する結果に。
これでは困りますよね。

では、
どうすればいいでしょうか?
若者の価値観を理解し、
折り合いのつけ方を学べばいい。
でも、
どうやって学ぶの?
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
『仕事に「生きがい」はいりません 30年の調査データが明かすZ世代のリアル』
仕事のやりがいが後退したのはなぜか?
努力を不公平と捉えるのはなぜか?
上司に情熱を求めないのはなぜか?
データと事例から、
その背景が詳しく書かれています。
若者の価値観がどこにあり、
若者とどう接すれば良いか?
若者の価値観を理解すれば、
職場であれこれ悩まずにすむ。

さらに、
若者の親世代にも役立つ一冊です。
子どもの価値観を理解すれば、
コミュニケーションがうまくいく。
良好な親子関係に役立つので、
ぜひご覧ください。

では本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
- 1 第1章:「職場」の溝-「仕事に情熱を持つ上司が理想」は1割以下
- 2 第2章:「就活」の溝-企業も無視できない、最強メンターと化した親
- 3 第3章:「成長」の溝-「楽するために就職したわけじゃない」かつての若者たち
- 4 第4章:「生きがい」の溝-若者の間できえゆく仕事のやりがい
- 5 第5章:「努力」の溝-「がんばれば報われる」が死語になった世界
- 6 第6章:「コミュニケーション」の溝-飲み会から見る世代ギャップ
- 7 第7章:「消費」の溝-プレゼントは異性より同性同士で
- 8 第8章:「承認欲求」の溝-若者の間で高まる「拒否回避欲求」
- 9 第9章:「恋愛」の溝-社内恋愛はもう過去の遺物?
- 10 第10章:「社会貢献」の溝-”エコ意識の高い若者”という虚像
- 11 第11章:「信用」の溝-隣人すら信じない現代の若者たち
- 12 まとめ
- 12.1 第1章:「職場」の溝-「仕事に情熱を持つ上司が理想」は1割以下
- 12.2 第2章:「就活」の溝-企業も無視できない、最強メンターと化した親
- 12.3 第3章:「成長」の溝-「楽するために就職したわけじゃない」かつての若者たち
- 12.4 第4章:「生きがい」の溝-若者の間できえゆく仕事のやりがい
- 12.5 第5章:「努力」の溝-「がんばれば報われる」が死語になった世界
- 12.6 第6章:「コミュニケーション」の溝-飲み会から見る世代ギャップ
- 12.7 第7章:「消費」の溝-プレゼントは異性より同性同士で
- 12.8 第8章:「承認欲求」の溝-若者の間で高まる「拒否回避欲求」
- 12.9 第9章:「恋愛」の溝-社内恋愛はもう過去の遺物?
- 12.10 第10章:「社会貢献」の溝-”エコ意識の高い若者”という虚像
- 12.11 第11章:「信用」の溝-隣人すら信じない現代の若者たち
- 12.12 まとめ
第1章:「職場」の溝-「仕事に情熱を持つ上司が理想」は1割以下
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「活気がある職場」は求めない
<ポイント>
・今の若者の大半は、上司に情熱やリーダーシップを求めていない
・むしろ、そんなものがあったら、自分も仕事を頑張ることを求められてしまう
・個性を尊重し、つまりはありのままを受け入れて、偉いと褒めてくれる職場と上司が理想なのだ
若者の上司にあたる世代は、
就職氷河期ですね。
まだコンプラ意識も薄く、
ブラックな職場が蔓延していた時代。
そこを乗り越えた上司からすると、
部下のマネジメントは大変ですね。
自分が部下の時代と、
まったく真逆の指導が必要なので。

この価値観を受け入れられないなら、
管理職を降りる方がラクかも。
価値観のズレに悩み続けるより、
そこから脱した方がストレスにならない。
あまり情熱がなく、
少し冷めているくらいの人間の方が、
むしろ管理職向きなのかもしれません。
上司には厳しい時代ですが、
これも時代の変化ですね。
第2章:「就活」の溝-企業も無視できない、最強メンターと化した親
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・あらゆる相談をカバーするメンター・ペアレンツ
<ポイント>
①かつてであれば、父親に比べて大学受験や資格受験を経験していなかったり、就労経験が少なかったりと、社会から遠く、ロールモデルや人生のアドバイザーとしての役割を担いづらい母親が多かった
②現在では、母親が父親と同じように学歴社会を歩み、社会の中で実績を積んできている
③母親が様々な経験をしているからこそ、具体的かつ説得力のあるアドバイスができる
子どもがまず相談するのは、
母親ですね。
これは自分の経験もそうだし、
自分の子どもを見ても同じです。
母親の方が身近な存在なのか?
父親より相談しやすい雰囲気はある。

私の世代の母親は、
専業主婦やパートが多かったです。
だから自分が就職活動をしていた時、
たしかに母親には相談しなかった。
でもいまは②③の母親が多いので、
気兼ねなく相談できる。
母親に反対される企業に、
子どもが押し切って就職は難しい。
母親に選ばれる企業でないと、
内定が出ても辞退されるでしょうね。
第3章:「成長」の溝-「楽するために就職したわけじゃない」かつての若者たち
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・昔と今の若者の明確な違いとは
<ポイント>
・例:「2年半は自分探し」…(だから)「何でもやる」
・前半部のコメント(考え)は、今の多くの若者たちと大差ない
・今の若者たちの多くはこの「後半部」がないのだ
昔の若者は仕事に対する熱意を表現し、
実際に行動していたそうです。
でもいまの若者は、
実際に行動しない。
流れのままに生きていく、
そんな感じでしょうか。

いまの若者を見ていて思うのは、
昔よりおとなしい子が増えたこと。
尖った人材が減り、
無難な人材が増えた感じ。
尖った人材でないと、
大胆な発想や行動をしない。
それが会社の成長力につながるけど、
いまの若手に期待するのは難しいかも。
第4章:「生きがい」の溝-若者の間できえゆく仕事のやりがい
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・一人負け状態の「仕事のやりがい」
<ポイント>
・仕事の「気楽さ」と「やりがいや責任」を比べると、「気楽さ」が勝つ傾向が強まっている
・「給料」と「仕事の面白さ」を比べると、「気楽さ」が勝つ傾向が強まっている
・良い給料は欲しいし、気楽さも捨てがたい。その2つが担保されるなら、仕事のやりがいや面白さは不要です
いいとこ取りじゃないか、
と思うかもしれませんよね。
これが若者の実態。
管理職には厳しい時代です。
仕事もやるけど、
仕事優先という考えはない。

若者を見ていて思うのが、
貪欲さが薄れていることです。
昔は貪欲に働き、
1円でも多く稼ぎたい人が多かった。
でもいまはスマートに働き、
それなりに稼ぎたい人が増えてます。
新卒の給料も上がってるし、
嫌なら転職も簡単にできる時代。
歯を食いしばって頑張る時代じゃない。
こればかりは仕方ないですね。
第5章:「努力」の溝-「がんばれば報われる」が死語になった世界
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・努力できる人はその時点で恵まれている人
<ポイント>
①努力を公平なものと考えず、そしてそのことを理不尽だと捉えず、普通に受け入れている若者たちが、今の
Z世代だ
②そもそも努力できる環境にある人とそうではない人がいて、その環境差こそがガチャだからだ
③どれだけ良い環境を与えてもらえるかで、その後の伸びが全く異なるのは、紛れもない事実だ
②③その通りですね。
お金持ちの子どもほど、
良い環境を与えられて伸びもスゴイ。
一流の先生やコーチに教わる方が、
子どもは確実に伸びます。
子どもの努力だけでは、
どうにも埋まらないのです。

私がこれを実感したのは、
大学の時です。
周りは私立中高一貫の子ばかりでした。
育ってきた環境や親の教育が違いすぎて、
いくら努力してもその差は埋められない。
親は「努力が足りない」と言うけど、
環境の差だと何回言っても通じず。。
努力=同じ環境ではない。
この現実を知らないと、
Z世代の価値観を理解できないですね。
第6章:「コミュニケーション」の溝-飲み会から見る世代ギャップ
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・飲み会の場で本音で話したいとは思ってない
<ポイント>
①仮に若手との飲み会で成立したとしても、残念ながら若手が本音を話してくれる可能性は低そうだ
②「先輩や上司と本音で話したい」と回答したZ世代は34.4%しかいない
③上司との飲み会をめんどくさいと思うのは、実はZより上の世代
②③を見ると、
幅広い世代で飲み会が敬遠されてます。
お金は使うし気も使うし、
本音を言えば後で何があるかわからない。
酔ってトラブルが発生すれば、
後で訴えられかねない。
会社の飲み会なんて、
リスクしかないと感じますね。
無理に行く必要ないし、
個人的には不要だと思います。
第7章:「消費」の溝-プレゼントは異性より同性同士で
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・今の若者は「”欲しい”離れ」状態
<ポイント>
①懐事情はそんなに悪くなさそうな一方で、今の若者はそもそも「欲しい」という感情が生まれにくくなっている
②「家にはものがあふれている」という若者は特に女性で多く、1994年に42.3%だったのが2024年にはなんと56.3%まで上昇している
③若者にとって見本となるのは、あくまで「横」の世界。具体的には、同世代かつ自分と近しい生き方をしている人たちが、自分のそれと大きく乖離していないかが重要になる
いまの若者が欲しがらないのは、
恵まれてるからですね。
1人っ子も多いから、
祖父母や親からモノが与えられる。
欲しいものは何でも手に入る状態。
昔より明らかに裕福ですよね。

③はいまも昔も、
変わらない気がします。
私の子どもも、
友達のスマホを見て欲しがります。
いまの時代、
スマホがあれば何でもできます。
若者は物欲が薄れてるのではなく、
スマホで満たされてるだけかも。
第8章:「承認欲求」の溝-若者の間で高まる「拒否回避欲求」
第8章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「承認欲求」×「拒否回避欲求」で見る若者の4つのタイプ
<4つのタイプ>
①41.0%:悩ましいいい子症候群タイプ
②25.1%:徹底的にリスクを回避:安全タイプ
③24.6%:我が道を行く職人タイプ
④9.3%:リスクを取る自己実現タイプ
<詳細>
①場違いなことをして変な奴と思われたくはないけど、褒められたい
②承認欲求が低く、拒否回避欲求が強い
③別に認められなくてもいいし、特に拒否されるのが怖いわけでもない
④認められるのは嬉しい。だからといって誰かから「変なの」と思われても別にどうってことない
①が最も多いのは、
悩ましい問題ですね。
無難な子が多すぎて、
これでは会社も成長しない。
その次に多いのが、
②というのも悩ましい。
日本の経済が伸び悩むのも、
なんとなくわかりますね。

これと逆なのが、
米国ですね。
④の人材が多く、
失敗してもマイナス評価にならない。
リスクを取る人が多いからこそ、
世界を席巻するハイテク企業が生まれる。
④の人材が活かされる未来、
日本では想像しにくいですね。
第9章:「恋愛」の溝-社内恋愛はもう過去の遺物?
第9章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・恋愛離れの正体は”友達以上恋人未満”離れ
<ポイント>
・友人として交際している異性がいる率が大幅に減少している
・男性では1987年段階では23.6%もいたのに、2021年は4.7%と大幅減少している
・女性でも25.4%から6.0%までほぼ同様に減少している
これは衝撃的な数字ですね。
ほぼ異性の友人がいない、
と言っても過言ではないですよね。
これでは恋愛も結婚も難しく、
少子化が進むのもわかる気がします。

少し話は逸れますが、
私は子どもに共学進学を進めてます。
別学に行ってしまうと、
異性の友人ができないから。
異性との接し方を忘れてしまい、
大学に入ってから苦労する。
そんな友人を何人も見てきたので、
そうなってほしくない。
第10章:「社会貢献」の溝-”エコ意識の高い若者”という虚像
第10章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・日本のごみの量は減っている
<ポイント>
・ごみの削減のようなお金のかからないことには真面目に取り組むものの、環境に良いなら割高でも買う、不便も我慢できる、というレベルになるとそこは消極的というような心理が垣間見られる
お金に関して、
若者はシビアだと感じますね。
昔の若者のような、
物欲を感じない。
かといって、
エコにお金もかけない。
個人主義?個性?
お金のかけ方が昔と違う。
社会の関心より、
個人の関心が勝る時代なのかも。
第11章:「信用」の溝-隣人すら信じない現代の若者たち
第11章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・隣人を信用しない日本人
<ポイント>
①「A:家族」については、どの国も95%以上の人が「信用する」と回答している
②「B:隣人」については、比較対象とした国の中で日本が最も低い。ロシアよりも低い
③「C:個人的な知り合い」「D:初対面の人」「E:自分とは異なる宗教の人」「F:自分とは異なる国籍の人」、日本の信用しない割合はいずれも高い
②ロシアより低いのは、
衝撃ですよね。
家族以外を信じる若者は少ない。
何となくわかります。
会社での関わりだけでなく、
地域での関わりも減ってますよね。
若者の使用を得ようなんて、
思わない方が良いのかも。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:「職場」の溝-「仕事に情熱を持つ上司が理想」は1割以下
・「活気がある職場」は求めない
<ポイント>
・今の若者の大半は、上司に情熱やリーダーシップを求めていない
・むしろ、そんなものがあったら、自分も仕事を頑張ることを求められてしまう
・個性を尊重し、つまりはありのままを受け入れて、偉いと褒めてくれる職場と上司が理想なのだ
第2章:「就活」の溝-企業も無視できない、最強メンターと化した親
・あらゆる相談をカバーするメンター・ペアレンツ
<ポイント>
①かつてであれば、父親に比べて大学受験や資格受験を経験していなかったり、就労経験が少なかったりと、社会から遠く、ロールモデルや人生のアドバイザーとしての役割を担いづらい母親が多かった
②現在では、母親が父親と同じように学歴社会を歩み、社会の中で実績を積んできている
③母親が様々な経験をしているからこそ、具体的かつ説得力のあるアドバイスができる
第3章:「成長」の溝-「楽するために就職したわけじゃない」かつての若者たち
・昔と今の若者の明確な違いとは
<ポイント>
・例:「2年半は自分探し」…(だから)「何でもやる」
・前半部のコメント(考え)は、今の多くの若者たちと大差ない
・今の若者たちの多くはこの「後半部」がないのだ
第4章:「生きがい」の溝-若者の間できえゆく仕事のやりがい
・一人負け状態の「仕事のやりがい」
<ポイント>
・仕事の「気楽さ」と「やりがいや責任」を比べると、「気楽さ」が勝つ傾向が強まっている
・「給料」と「仕事の面白さ」を比べると、「気楽さ」が勝つ傾向が強まっている
・良い給料は欲しいし、気楽さも捨てがたい。その2つが担保されるなら、仕事のやりがいや面白さは不要です
第5章:「努力」の溝-「がんばれば報われる」が死語になった世界
・努力できる人はその時点で恵まれている人
<ポイント>
①努力を公平なものと考えず、そしてそのことを理不尽だと捉えず、普通に受け入れている若者たちが、今の
Z世代だ
②そもそも努力できる環境にある人とそうではない人がいて、その環境差こそがガチャだからだ
③どれだけ良い環境を与えてもらえるかで、その後の伸びが全く異なるのは、紛れもない事実だ
第6章:「コミュニケーション」の溝-飲み会から見る世代ギャップ
・飲み会の場で本音で話したいとは思ってない
<ポイント>
①仮に若手との飲み会で成立したとしても、残念ながら若手が本音を話してくれる可能性は低そうだ
②「先輩や上司と本音で話したい」と回答したZ世代は34.4%しかいない
③上司との飲み会をめんどくさいと思うのは、実はZより上の世代
第7章:「消費」の溝-プレゼントは異性より同性同士で
・今の若者は「”欲しい”離れ」状態
<ポイント>
①懐事情はそんなに悪くなさそうな一方で、今の若者はそもそも「欲しい」という感情が生まれにくくなっている
②「家にはものがあふれている」という若者は特に女性で多く、1994年に42.3%だったのが2024年にはなんと56.3%まで上昇している
③若者にとって見本となるのは、あくまで「横」の世界。具体的には、同世代かつ自分と近しい生き方をしている人たちが、自分のそれと大きく乖離していないかが重要になる
第8章:「承認欲求」の溝-若者の間で高まる「拒否回避欲求」
・「承認欲求」×「拒否回避欲求」で見る若者の4つのタイプ
<4つのタイプ>
①41.0%:悩ましいいい子症候群タイプ
②25.1%:徹底的にリスクを回避:安全タイプ
③24.6%:我が道を行く職人タイプ
④9.3%:リスクを取る自己実現タイプ
<詳細>
①場違いなことをして変な奴と思われたくはないけど、褒められたい
②承認欲求が低く、拒否回避欲求が強い
③別に認められなくてもいいし、特に拒否されるのが怖いわけでもない
④認められるのは嬉しい。だからといって誰かから「変なの」と思われても別にどうってことない
第9章:「恋愛」の溝-社内恋愛はもう過去の遺物?
・恋愛離れの正体は”友達以上恋人未満”離れ
<ポイント>
・友人として交際している異性がいる率が大幅に減少している
・男性では1987年段階では23.6%もいたのに、2021年は4.7%と大幅減少している
・女性でも25.4%から6.0%までほぼ同様に減少している
第10章:「社会貢献」の溝-”エコ意識の高い若者”という虚像
・日本のごみの量は減っている
<ポイント>
・ごみの削減のようなお金のかからないことには真面目に取り組むものの、環境に良いなら割高でも買う、不便も我慢できる、というレベルになるとそこは消極的というような心理が垣間見られる
第11章:「信用」の溝-隣人すら信じない現代の若者たち
・隣人を信用しない日本人
<ポイント>
①「A:家族」については、どの国も95%以上の人が「信用する」と回答している
②「B:隣人」については、比較対象とした国の中で日本が最も低い。ロシアよりも低い
③「C:個人的な知り合い」「D:初対面の人」「E:自分とは異なる宗教の人」「F:自分とは異なる国籍の人」、日本の信用しない割合はいずれも高い
まとめ
いまの若者を見ていると、
全体的に冷めた感じですよね。
若者は画期的な職場を求めず、
ありのままの自分を受け入れてほしい。
何でもやるという行動力は薄れ、
無難で流れに身を任せる姿勢が目立つ。
やりがいや責任より気楽さが優先され、
給料と負担のバランスが取れれば十分。

職場以外でも、
若者の冷めた感じが見られます。
頑張れば報われるという発想は後退し、
努力できる環境自体が不平等という認識。
恋愛/社会貢献/他者への信用についても、
個人重視や慎重志向が際立つ。
管理者や親世代は違和感を覚えても、
これがZ世代の価値観なのです。

このような価値観の違い、
Z世代に限らずどの世代でもあります。
自分を振り返ってみてください。
親世代と価値観が合いましたか?
そんな人はほぼいないハズ。
つまり、
いつの時代でも価値観のズレはあり、
折り合いをつけてやってきた。
Z世代の価値観を理解するのは、
特別な事ではないのです。

Z世代の親世代や管理職の方は、
いますぐ本書をお買い求めください。
本書を読めば、
価値観の違いを埋められます。
Z世代の価値観を否定せず、
うまく落としどころを見つける。
そうすれば、
Z世代ともスムーズに交流できますね。
本書のお値段は1,100円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
・仕事に「生きがい」はいりません 30年の調査データが明かすZ世代のリアル
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学5年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)



