はじめまして、はるパパです。
さて先日紹介した、
アクティブリコールを試してみました。
アクティブリコールについては、
コチラの記事をご覧ください。
簡単に説明すると、
学んだことを思い出す勉強法です。
アクティブリコールを試したのは、
歴史の勉強です。
11/3にサピックスオープンがあり、
歴史が出題された場合の対策として。
直近2回のマンスリーテスト、
社会の成績があまり良くなかったです。
小5の後期から歴史が始まり、
覚えることもいっぱいあります。
テストに出題されても対応できるよう、
いままで習った範囲の復習を兼ねて。
実はサピックスオープンで、
歴史は出題されなかったそうです。。
せっかく勉強したのに、
とも思うけどムダにはならない。
11/12には、
マンスリーテストが控えています。
ここでは歴史が確実に出題されるので、
いま感触を掴んでおいて損はない。

実際にやってみて、
いろいろと気づいた点があります。
そして、
歴史以外の勉強にも応用できそう、
という感触も掴みました。
11/12のマンスリーテストに向けて、
テスト勉強に取り入れようかと計画中。
これで社会の成績が伸びて、
自信を取り戻せると良いけど。

というわけで、
アクティブリコールを活用した、
歴史の学習例を紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
歴史の学習
SAPIXのテキスト学習が中心ですが、
それ以外にコチラの本を読んでます。
まだ安土桃山までしか習ってないので、
本書でいうと上巻のみですね。
子どもは上巻を読破し、
下巻も読み始めています。
SAPIXだと、
時代ごとにテキストが別々になる。
一時代を学ぶにはベストだけど、
時代を跨ぐ学習には不向きな気がします。
本書なら奈良時代→平安時代のように、
時代の流れを続きで読めます。
時代が変わる前後に何が起きたのか?
権力は誰に移ったのか?
その後どうなったか?
小学生向けに書かれた本なので、
とても読みやすくてわかりやすいです。
対話形式でアクティブリコール(歴史編)
歴史で学んだことを思い出せるか?
アクティブリコールを試しました。
コチラの本(↓)では、
白紙に書き出す方法が紹介されています。
でも子どもに紹介したところ、
「会話形式でやってみたい」とのこと。
別に白紙じゃないとダメでもないので、
対話形式を試すことに。
各時代の歴史をざっくり振り返りつつ、
随所にいろいろと問題を出してみました。
問題は↓の記事に書いた内容から、
中心人物や出来事を中心に出題。
旧石器~安土桃山まで出題するけど、
果たしてどこまで答えられるか?
アクティブリコールの効果(歴史編)
旧石器~安土桃山まで、
大まかな流れは理解してましたね。
時代が変わる前後に何が起きたのか?
権力は誰に移ったのか?
その後どうなったか?
どの時代であっても、
↑は得意げに説明してくれました。
歴史が苦手ではなさそうなので、
一安心。

やってみて感じたのは、
あやふやな箇所に自分で気づけること。
たとえばコチラ(↓)
キーワードはなんとなく思い出せても、
説明自体は正しくないですよね。
もし記述問題が出題されたら、
得点にならないでしょう。
このような曖昧な箇所に気づけるのは、
アクティブリコールの効果かも。
Q:十七条憲法はなぜ豪族向けに出された?
A:豪族が政治をしていたから(正しくは豪族同士の争いで世の中が不安定だったから)
他に感じたのは、
思い出せない項目に気づけたこと。
たとえば、
思い出せなかった例はコチラ(↓)
いずれも私が出題した内容ではなく、
子どもが説明する中で気づいた箇所です。
暗記した時点では覚えていても、
時間が経過すると忘れるのが人間。
SAPIXのテキストを見たり、
私の記事を見たりして確認してましたね。
・漢字:聖徳太子(「たい」は太いだっけ?)
・年号:室町時代(いつから始まったっけ?)
・出来事:元寇(弘安の役と…もう一つ何だっけ?)
今後の学習にどう活かすか?(4科目編)
アクティブリコール向きの教科は、
理科と社会かなと思いますね。
両科目とも暗記項目が多く、
思い出す学習法は向いている気がします。
SAPIXの勉強で活用するなら、
こんな感じが良いかと。
これが完璧にできれば、
理科と社会は高得点が狙えそう。
①SAPIXから帰宅後:夕食を取りながら、その日の授業内容を親に説明する
②マンスリーテスト前:テスト範囲を勉強したら、出題範囲で学んだ内容を親に説明する
③サピックスオープン前:今まで習った単元を洗い出し、その単元で学んだ内容を親に説明する
国語の場合は、
四字熟語/慣用句等なら活用できそう。
これも暗記項目に近いので、
②③の勉強法が活かせる気がします。
ただし文章題には不向きだと思うので、
A,Bテキストで学んだ方が良いですね。

算数の場合は、
あまり活かせない気がします。
算数に暗記項目はあまりなく、
問題演習をこなした方が効果アリ。
SAPIXは算数の宿題が多く、
こなすだけでも精一杯。
逆に言うと全部こなせれば、
相応の算数力は身につきますね。
まとめ
子どもの歴史の勉強で、
アクティブリコールをやってみました。
子どもの希望で、
白紙書き出しではなく対話形式で。

思い出せない項目にも気づけたけど、
曖昧な項目に気づけたのも良かったです。
キーワードは理解していても、
曖昧な理解のため正しく説明できない。
もし記述問題が出たら、
間違いなく正解できないでしょうね。
思い出せない以外の項目も露になり、
やってみて良かった。

アクティブリコールに向いているのは、
理科や社会ですね。
いずれも暗記要素が多いので。
国語の四字熟語や慣用句等も、
同じく活用できそう。
SAPIXの勉強で活かすなら、
コチラのやり方が有効かもしれない。
①SAPIXから帰宅後:夕食を取りながら、その日の授業内容を親に説明する
②マンスリーテスト前:テスト範囲を勉強したら、出題範囲で学んだ内容を親に説明する
③サピックスオープン前:今まで習った単元を洗い出し、その単元で学んだ内容を親に説明する
一方で、
不向きな科目も見えました。
国語の読解問題や算数全般。
いわゆる暗記科目ではないので。
どちらもSAPIXの問題演習を、
きちんとやった方が効果ありそう。

11/3のサピックスオープンでは、
残念ながら歴史は出題されず。
アクティブリコールの効果がわかるのは、
11/12のマンスリーテストかな。
出題範囲が決まっているので、
理科/社会で試してみます。
特に2回連続でうまくいかなかった社会、
以前の高得点に戻れるか?
また後日書きますね。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学5年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)




