(2024/1/5更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『中学受験の成功は幼児期・低学年がカギ!「自走できる子」の育て方』
子どもが小学校低学年になると、
中学受験の話が出るようになります。
たとえば、
このような会話ですね。
・周りの子は中学受験するのかな?
・自分の子に中学受験をさせようかな?
・中学受験ならどの塾に通わせようかな?
私の子どもは小3ですが、
小1や小2で塾通いの子もいます。
正直思うのは、
そんなに早く塾行く必要ある?
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/06/man-g7e2d4d2a8_640-200x300.jpg)
中学受験の本を読むと、
本格的な受験勉強が始まるのは、
小5からです。
塾に慣れる意味で、
小4から入塾ならまだわかります。
でも、
それ以前は早すぎですよね。
さまざまな考えがあるとは思うけど、
塾代がもったいない気がするのです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/07/kenny-eliason-dDvrIJbSCkg-unsplash-300x200.jpg)
小3以前で塾通いさせるのは、
勉強習慣を身につける目的がある。
コチラは別の本に書かれていました。
勉強習慣をつけるのが目的なら、
家庭学習で十分ではないだろうか?
そうは言っても、
家庭学習で十分なのか、
何かしら判断材料が欲しいですよね。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
『中学受験の成功は幼児期・低学年がカギ!「自走できる子」の育て方』
本書のタイトル、
前半部分にご注目ください。
中学受験の成功は幼児期・低学年がカギ!
つまり、
中学受験を見据え、
低学年までにどんな教育をすればよいか?
家庭で十分にできる低学年までの教育、
本書にたくさん書かれています。
コチラを読めば、
小4以降に入塾でも十分間に合います。
塾の費用、
安いに越したことないですよね?
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/07/woman-gd9e56c688_640-300x200.jpg)
これから本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:忙しい親こそ「正しい逆算」で受験に備える
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
①②ともにc)が土台となり、
b)→a)の順に積み重なるそうです。
・自分から勉強する子=自走できる子になるために必要な2つの柱
①中学受験に必要な学力・能力の柱
a)受験勉強
b)基礎学力(読み・書き・計算)
c)身体感覚、生活知識
②学びに向かう力の柱
a)自ら学ぼうとする力
b)ちょっと我慢する力、集中力
c)なごやかな親子関係
まず①ですが、
c)は幼児期、b)は低学年で、
身につけると良いそうです。
私の子どもは毎日家庭学習してますが、
国語と算数は必ずやらせてます。
受験勉強だけでなく、
将来仕事でも活かせるスキルだからです。
b)が疎かだと、
将来仕事で能力を発揮できず、
お金をたくさん稼ぐのは難しい。
音読、漢字ドリル、計算ドリル等、
低学年はしっかり勉強させましょう。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/06/kids-gab5416961_640-300x200.jpg)
次に②ですが、
ちょっと我慢する力はかなり重要です。
うまくいかない時に、
粘り強く最後まで頑張れるか。
受験勉強だけでなく、
将来仕事にも絶対必要です。
でも、
子どもに我慢は難しいのでは?
どうやって身につけさせればいいの?
と疑問に思う方は、
次の第2章をご覧ください。
第2章:受験成功のカギは「自走できる子」
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・少しずつ我慢する練習
ステップ①:決められたことが実行できる
ステップ②:自分でやることを決めることができる
ステップ③:自分で決めたことをより工夫することができる
①ですが、
子どもに役割を与えるといいそうです。
たとえば、
お手伝いとかですね。
私の子どもは毎日お手伝いしてますが、
習慣化されてやるようになりますね。
もともと家庭の教育方針として、
お手伝いでお小遣いの額を決めてます。
お金の教育目的ですが、
我慢の練習になるなら一石二鳥ですね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/07/venus-major-NDdeOoTtxY0-unsplash-300x200.jpg)
②ですが、
子ども自身が決めるのがポイントです。
たとえば、
勉強の中身や順番等ですね。
私の子どもは、
家庭学習の教材を渡すと、
自分で順番決めてやりますね。
自分で決めたことだから、
ちゃんとやってくれればOKです。
少し自主性が芽生えた気がしますね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/06/cdc-GDokEYnOfnE-unsplash-1-300x200.jpg)
③ですが、
②をより工夫するには、
2段階あるかなと思いますね。
まずは、
子どもに自分で考えさせる。
子どもが考えられないなら、
親がアドバイスする。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/08/girl-1641215_640-1-300x200.jpg)
たとえば、
②の家庭学習ですが、
予定通りに進まないこともあります。
集中力が続かないなら、
適度に休憩しながらやればいい。
このように、
ステップを踏んで、
我慢する練習をしましょう。
少しずつ粘り強さを覚え、
受験勉強や仕事に活かせますね。
第3章:「自走できる子」の親が家庭でやっていること
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「身体感覚」は五感を使った経験で培われる
子どもは自分の身体感覚を頼りに、
物事を考えるそうです。
私もその通りだなと思うのが、
たとえば単位の勉強ですね。
1000mlは何kgか?
単位の変換で覚えるより、
感覚で覚えた方が忘れないです。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/07/heart-g8846818bf_640-300x149.jpg)
500mlのペットボトルを両手に持ち、
コレが1kgと覚えると忘れないです。
1Lのペットボトルを持てば、
500ml2本分の感覚がわかり、
1kgであることを忘れないです。
このように、
身体感覚で覚えると、
子どもの学力は向上します。
ご家庭でカンタンにできますので、
ぜひ実践してみください。
第4章:中学受験に必要な「学力の土台作り」-言葉・計算編-
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・小学校入学までに「10の補数」を理解する
10の補数を理解することは、
算数が得意or不得意の分岐点だそうです。
10の補数とは、
たとえば16=10+6という感覚です。
この感覚が身につくと、
計算は圧倒的に早くなります。
+10、-10、×10、÷10。
計算がカンタンですよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/07/calculator-gdb30c3b58_640-300x177.jpg)
私は子どもと一緒に、
10パズルで遊んだりします。
4桁の数字を1桁ずつ見なし、
自由に四則演算で10にする。
切符世代の親御さんなら、
一度はやったことありますよね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/07/ticket-gd360c0053_640-300x300.jpg)
たとえば「4635」、
(5-4)+(6+3)=10です。
10の感覚を身につければ、
計算力は確実に上がります。
受験勉強や仕事で役立つスキル。
ぜひ身につけてください。
第5章:中学受験に必要な「学力の土台作り」-実体験・学習習慣編-
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・低学年の宿題は「何をやるか」よりも「どのようにやるか」の方が重要
<チェック例>
①問題文をちゃんと読んでいるか
②丁寧な字が書けているか
特に①、
子どもの宿題の丸つけをすれば、
すぐにわかりますね。
問題文を正しく読んでいないケース、
たくさんありますよね。
たとえば国語の問題で、
正しく「ない」答えを選ばず、
正しい答えだと思い込んでしまう。
他には算数の問題で、
単位を変換しなくてはいけないのに、
変換せずに答えてしまう。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2022/07/female-1188508_640-300x200.jpg)
国語以外の問題を解く時、
結局は国語力がないと読めないし、
正しい答えも書けない。
国語力は受験だけでなく、
将来仕事にも必須のスキルです。
国語力を疎かにすると、
受験も仕事もうまくいかない。
親御さんなら実体験でわかるはず。
必ずチェックしましょう。
第6章:低学年の時期こそ親ができる受験の下準備を
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・中学受験をするメリット、デメリット
<メリット>
①学習の習慣が身に付く
②多くの知識を得ることができる
③考える力がつく
④高校受験をしなくていい
⑤大学受験に有利なカリキュラムで学習できる
<デメリット>
①やり方を間違えると、学習の習慣を壊す
②やり方を間違えると、知識は増えても使えない
③やり方を間違えると、やる気力を失う
④やり方を間違えると、考える力がつかない
⑤やり方を間違えると、勉強嫌いになる
⑥やり方を間違えると、親子の関係が悪くなる
メリットは中学受験に合格前提で、
本書は書かれています。
でも実は、
不合格で公立中学に進学しても、
メリットはとても大きいです。
なぜなら、
公立中学で成績上位層になれるから。
中学受験経験者と未経験者、
公立中学で成績を競ったらどうなるか?
中学受験のメリットを見れば、
圧倒的に受験組が有利なのです。
子どもの教育を考えると、
中学受験勉強は悪くないな、
と個人的には思いますね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/07/child-ge21e2cc0c_640-300x200.jpg)
デメリットは、
本書に書かれている通りです。
入学後に成績下位となり、
精神面の影響が大きい点ですね。
進学校に入学すると、
周りの学力も高いので、
思うような成績は取れないです。
メンタル力の強化も大事ですが、
メンタルケアの方が大事です。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/07/mental-health-g0580bfcd2_640-300x200.jpg)
もしメンタルに自信がなければ、
ムリに進学しないのもアリですね。
進学校でメンタルをやられ、
潰れた親戚を何人も見ました。
その後の人生にも影響しますので、
親子でしっかり話した方がよいです。
第7章:忙しい親の受験の悩みに堪える16の金言
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
Q:各塾が主催している無料模試は受けた方がいい?
A:中学受験を考えているなら、何回か受けてテストに慣れておきましょう
おもしろいなと思ったのが、
学校と学校外のテストの違い。
学校のテストはカラー印刷1枚、
問題の下に解答欄があります。
でも学校外のテストでは、
問題用紙と回答用紙が別々です。
学校のテスト感覚で、
問題用紙に回答を書く子どもが、
毎年必ずいるそうです。
形式の違いに戸惑い、
本来の学力が発揮できないのは、
もったいないですよね。
意外な盲点ですが、
覚えておきたいところです。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:忙しい親こそ「正しい逆算」で受験に備える
・自分から勉強する子=自走できる子になるために必要な2つの柱
①中学受験に必要な学力・能力の柱
a)受験勉強
b)基礎学力(読み・書き・計算)
c)身体感覚、生活知識
②学びに向かう力の柱
a)自ら学ぼうとする力
b)ちょっと我慢する力、集中力
c)なごやかな親子関係
第2章:受験成功のカギは「自走できる子」
・少しずつ我慢する練習
ステップ①:決められたことが実行できる
ステップ②:自分でやることを決めることができる
ステップ③:自分で決めたことをより工夫することができる
第3章:「自走できる子」の親が家庭でやっていること
・「身体感覚」は五感を使った経験で培われる
第4章:中学受験に必要な「学力の土台作り」-言葉・計算編-
・小学校入学までに「10の補数」を理解する
第5章:中学受験に必要な「学力の土台作り」-実体験・学習習慣編-
・低学年の宿題は「何をやるか」よりも「どのようにやるか」の方が重要
<チェック例>
①問題文をちゃんと読んでいるか
②丁寧な字が書けているか
第6章:低学年の時期こそ親ができる受験の下準備を
・中学受験をするメリット、デメリット
<メリット>
①学習の習慣が身に付く
②多くの知識を得ることができる
③考える力がつく
④高校受験をしなくていい
⑤大学受験に有利なカリキュラムで学習できる
<デメリット>
①やり方を間違えると、学習の習慣を壊す
②やり方を間違えると、知識は増えても使えない
③やり方を間違えると、やる気力を失う
④やり方を間違えると、考える力がつかない
⑤やり方を間違えると、勉強嫌いになる
⑥やり方を間違えると、親子の関係が悪くなる
第7章:忙しい親の受験の悩みに堪える16の金言
Q:各塾が主催している無料模試は受けた方がいい?
A:中学受験を考えているなら、何回か受けてテストに慣れておきましょう
まとめ
低学年までにやった方がいい教育、
一部を紹介しました。
家庭学習でも十分にできると、
気づきますよね。
むしろ、
塾ではできないことを、
低学年までに取り組んだ方がいいです。
たとえば幼児期は、
身体感覚を養ったり、
我慢することを覚えたりですね。
低学年は、
問題文をちゃんと読んだり、
10の補数を覚えたりですね。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/07/family-geffc7dd50_640-300x240.jpg)
第1章でも書きましたが、
低学年までは学力より、
土台作りを優先した方が良いです。
土台がしっかりしていれば、
高学年で自分から勉強する子、
つまり自走できる子に育ちます。
このような自走できる子が、
中学受験で結果を出せる子です。
慌てて塾に入れる必要はない。
まずは土台作りから始めましょう。
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2023/07/medieval-castle-g713530e41_640-300x225.jpg)
本書で紹介したのは、
ほんの一部です。
他にも低学年までに役立つ教育、
数多く紹介されています。
低学年の親御さんで、
中学受験をお考えの方は、
今すぐ本書をお読みください。
低学年から塾に入れる前に、
やるべきことがわかります。
塾代を考えたら、
本書のお値段の方が、
圧倒的にコスパ良いです。
本書のお値段は1870円、
本書はコチラから購入できます。
・中学受験の成功は幼児期・低学年がカギ!「自走できる子」の育て方
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学3年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
![](https://children-money-education.com/wp-content/uploads/2021/07/CD9DAA03-A37E-4B71-9ADC-1C64A9E59AED-300x300.jpg)