はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
若者の購買行動、
あなたはご興味ありますか?
若者と言ってもさまざまですが、
特にα世代の購買行動です。
α世代とは2010年以降に生まれた世代、
まだ中学生以下の世代です。
若者すぎて興味がない。
購買と言ってもたいしたことない。
こんな風に思うかもしれませんが、
商機を逃してビジネスが頭打ちになる。
まだ中学生以下のα世代、
いずれ若者の中心となります。
高校生→大学生→社会人と成長すると、
購買額も増えていきます。
何より見逃せないのが、
その影響力です。
気になる商品があれば、
SNSに気兼ねなくアップします。
もしバズれば一気に利益が出る。
この商機を見逃すのは、
ビジネス上考えられないですよね。
では、
どうすればいいでしょうか?
α世代の購買行動を学び、
マーケティングを実践すればいい。
でも、
どうやって学べばいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
子どもの購買行動、
私の頃と全然違いますね。
昔は皆同じものを欲しがり、
買ってました。
たとえばテレビCMを見て、
発売初日に一斉にゲームを買う。
皆で同じゲームをやり、
学校で話題になったものです。
でも最近の子どもは、
そもそもテレビを見ない。
当然テレビCMも見ないから、
皆が同じものを欲しがらない。
子どもが見るのは動画であり、
AIがオススメしたものを欲しがる。
人によって見る動画は別々、
AIのオススメも別々です。
そのため、
買う商品も個々人で別々になる。
昔のような大ヒット商品、
最近減ってますよね。
でも、
大までいかなくてもヒット商品、
あれこれ出ています。
選択肢があふれる今の時代、
どのようにヒット商品が生まれるのか?
本書を読むと、
α世代の心理や購買行動がよくわかり、
ヒット商品のヒントが見えてきます。
α世代の購買行動にご興味あれば、
ぜひ本書をご覧ください。
本書を読めばα世代の心をつかみ、
ヒット商品を生み利益を得られますね。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:α世代って何者?
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・α世代(2010~2024年生まれ)5つの特性
<5つの特性>
①AIとの親和性が高い
②リアルとバーチャルの境目なく生活する
③世界を描き出すクリエーター
④答えありきで考える
⑤社会問題を解決する成果思考
<具体例>
①AIのお勧め情報を抵抗なく受け入れる
②インターネット上の仮想空間が自分の生活圏の一部
③理想とする世界をまずは仮想空間上に描き、現実の世界に再現する逆の発想
④最短経路で答えを知りたい
⑤みんなにとってより良いこと、社会的に正しいことが正解
α世代へのマーケティング、
親世代とは別次元の発想が必要です。
SNSで何かしら見た後に表示される、
①オススメに何の違和感もない。
②③マイクラに慣れ親しみ、
仮想空間という意識すらない。
④調べずともAIがすぐ答えを出し、
⑤社会的に正しいことが正解。
リアルとかけ離れた世界観ですよね。
①~⑤のキーになるのが、
AIですね。
AIを使うのが当たり前なので、
AIの出す答えをそのまま信じる。
私はAIの答えに懐疑的だけど、
α世代にその感覚はない。
α世代のマーケティングを考える際に、
AIありきで考えないと選ばれない。
AIの代表例と言えばChatGPT、
無料でだれでも使えます。
AIを実感するなら、
まずはChatGPTがオススメです。
必ずしも正確な答えではないけど、
今後精度が上がれば生活必需品となる。
AIがいまより当たり前となる。
いまのスマホが当たり前のように。
ChatGPTは別記事にまとめたので、
ご興味あればぜひご覧ください。
ちなみに、
αより前の世代の特徴、
P.27にこう書かれています。
自分がどの世代に当たるのか?
次世代とどう違うのか?
ぜひご覧ください。
・消費意欲が旺盛
・ブランド品を好む
・競争意識が高い
・他人と違うことを求める
・子どものころはテレビ、成人後にインターネット
・デジタルネーティブ
・モノよりコト消費
・ブランド品よりもユニークなもの
・コミュニティーに所属し仲間意識が強い
・コスパ重視
・子どものころからインターネット
・SNSネーティブ
・イベント体験に時間とお金を使う
・オンラインで仲間とつながる
・タイパ重視
・生まれた時からインターネット
第2章:データで見るα世代
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・α世代の4つの消費クラスター
<4つの消費クラスター>
①27%:テレビ番組好きっ子
②29%:テレビで動画っ子
③12%:ゲーム好きっ子
④31%:将来投資っ子
<消費意識>
①新商品よりも今使っている物を買いたい継続購入意向が強い
②今使っている物よりも新商品を買いたい
③衝動買い傾向がある。毎日の生活を充実させて楽しむことに力を入れたい
④衝動買いをしないようにしている
上記は5400人を対象にした、
著者のインターネット調査の分析です。
テレビを見る子どもでも、
①番組②動画で購入商品の傾向は違う。
③は何となくイメージ通りだけど、
割合は思ったより少ない。
逆に④が一番多く、
昔よりも堅実な子が増えている印象。
マーケティングで考えるなら、
新商品は①テレビCMより②動画広告。
③オンラインゲーム上で、
新商品の広告も有力な選択かもしれない。
④堅実な子どもには、
金融教育関連の広告が効果あるかも。
④テレビ・動画・ゲーム時間は短いけど、
親が教育熱心なので親に訴求が有効かも。
若者向けにマーケティングを考えるなら、
P.76~81はとても参考になりますね。
第3章:Z世代とα世代の違い
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・Z世代とα世代の違い
<Z世代>
・貢献志向が強い(社会の役に立ちたい)
・AIには不安があり、ロボティクスで生活が便利になることには懐疑的
・リアルとバーチャル空間を区別している
・ヒューマン思考(ロボットと対話することには違和感があり、顔の見える人からの情報を信頼したい)
<α世代>
・成果思考が強い(しっかりと答えを出したい)
・AIやロボティクスは課題解決のために自分が使いこなせるツールだと認識している
・リアルとバーチャル空間の境目を意識していない
・ヒューマニティー思考(人間味を感じられれば、相手がロボットでも対話できる)
Z世代とα世代でも、
AIに対する感覚は違いますね。
AIはここ数年急速に発達した技術。
Z世代になじみがなく仕方ないかも。
α世代の感覚を見ていると、
リアルの重要性は薄れていくでしょう。
むしろリアルが敬遠されるかも。
人間とのやり取りは何かと煩わしいので。
最近の商品やサービス、
リアルが減りつつありますよね。
たとえば食事の注文。
タブレット形式が増えてます、
人件費削減というお店の要素以外に、
気軽さというお客様の要素もある。
対面の注文だと、
時間がかかるし煩わしさも感じる。
このような発想で、
商品やサービスにAIを組み込まないと、
α世代に選ばれないでしょうね。
第4章:2030年代、消費とマーケティングはどう変わる?
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・SNS時代の新・購買モデル「EIEEB」とは
<EIEEB>
・E:Encounter(思いがけない出会い)
・I:Inspired(世界観に共感し自分ごと化する)
・E:Encourage(購買の不安を解消し自分の背中を押す)
・E:Event(購買はイベント!ときめく買い方で)
・B:Boost up(みんなもやってみて!ときめきを高め合う)
EIEEBが提唱される前、
旧来の購買モデルが主流でした。
・AIDMA:注意→関心→欲求→記憶→行動
・AISAS:注意→関心→検索→行動→共有
旧来の購買モデル、
注意&関心をいかに引くかがポイント。
企業側が広告を展開し、
顧客の注意&関心を引き購買行動を促す。
広告効果が一番大きいのは、
テレビCMです。
テレビの視聴率が落ちたと言われても、
テレビCMに勝る広告はないです。
テレビCMは広告料が高いため、
大企業が有利となります。
しかし、
α世代の購買モデルは違うそうです。
EIEEBの例、
P.209~214にこう書かれています。
・E:Encounter(魅力的に感じる画像をスマホに保存)
・I:Inspired(改めてスマホを見て、自分の世界観に合っているか確認)
・E:Encourage(信頼できる情報源/友人/インフルエンサー/口コミ等を見て、自分の世界観に合っているか確認)
・E:Event(初回はい店で確認して購入。2回目以降はネットで購入)
・B:Boost up(SNSにアップし、だれかの役に立っていると自己有用感を高める)
広告はあまり出てきません。
画像が起点になっているのを見ると、
インスタが流行るのもよくわかる。
画像でときめきを感じさせないと、
その先の購買行動につながらない。
α世代にマーケテイングするなら、
インスタは必須ですね。
第5章:マーケターは”プラスサム”な社会を作るエッセンシャルワーカー
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・2030年代のビジネス機会
<ビジネス機会>
①コミュニティーの居心地の良さをサポートするビジネス
②情報の信用性を担保するビジネス
③熱量をマネタイズするビジネス
<具体例>
①界隈のプラットフォーム提供や運営サポート
②界隈でリーダーシップを持っている企業や、信ぴょう性のある報道を行っているメディア会社
③界隈に集まる人が、応援する対象に資金援助
キーワードは界隈です。
ネット用語で言う界隈とは、
属性や特定のジャンルや業界を指します。
コミュニティーとの違いは、
所属意識の差かなと感じます。
コミュニティーは所属意識が強いけど、
界隈は所属せず周りにいる感じ。
でも興味関心はあるので、
界隈の情報を見て購買行動を起こす。
たとえば、
Xの株クラがわかりやすいです。
投資家の界隈であり、
私も界隈の投資情報を見ています。
怪しい情報から役立つ情報まで、
日々あれこれ飛び交ってます。
株クラでの情報をもとに、
投資したこともありますね。
投資も一種の購買行動ですよね。
界隈を見続けると、
ビジネスチャンスがあるかも。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:α世代って何者?
・α世代(2010~2024年生まれ)5つの特性
<5つの特性>
①AIとの親和性が高い
②リアルとバーチャルの境目なく生活する
③世界を描き出すクリエーター
④答えありきで考える
⑤社会問題を解決する成果思考
<具体例>
①AIのお勧め情報を抵抗なく受け入れる
②インターネット上の仮想空間が自分の生活圏の一部
③理想とする世界をまずは仮想空間上に描き、現実の世界に再現する逆の発想
④最短経路で答えを知りたい
⑤みんなにとってより良いこと、社会的に正しいことが正解
・消費意欲が旺盛
・ブランド品を好む
・競争意識が高い
・他人と違うことを求める
・子どものころはテレビ、成人後にインターネット
・デジタルネーティブ
・モノよりコト消費
・ブランド品よりもユニークなもの
・コミュニティーに所属し仲間意識が強い
・コスパ重視
・子どものころからインターネット
・SNSネーティブ
・イベント体験に時間とお金を使う
・オンラインで仲間とつながる
・タイパ重視
・生まれた時からインターネット
第2章:データで見るα世代
・α世代の4つの消費クラスター
<4つの消費クラスター>
①27%:テレビ番組好きっ子
②29%:テレビで動画っ子
③12%:ゲーム好きっ子
④31%:将来投資っ子
<消費意識>
①新商品よりも今使っている物を買いたい継続購入意向が強い
②今使っている物よりも新商品を買いたい
③衝動買い傾向がある。毎日の生活を充実させて楽しむことに力を入れたい
④衝動買いをしないようにしている
第3章:Z世代とα世代の違い
・Z世代とα世代の違い
<Z世代>
・貢献志向が強い(社会の役に立ちたい)
・AIには不安があり、ロボティクスで生活が便利になることには懐疑的
・リアルとバーチャル空間を区別している
・ヒューマン思考(ロボットと対話することには違和感があり、顔の見える人からの情報を信頼したい)
<α世代>
・成果思考が強い(しっかりと答えを出したい)
・AIやロボティクスは課題解決のために自分が使いこなせるツールだと認識している
・リアルとバーチャル空間の境目を意識していない
・ヒューマニティー思考(人間味を感じられれば、相手がロボットでも対話できる)
第4章:2030年代、消費とマーケティングはどう変わる?
・SNS時代の新・購買モデル「EIEEB」とは
<EIEEB>
・E:Encounter(思いがけない出会い)
・I:Inspired(世界観に共感し自分ごと化する)
・E:Encourage(購買の不安を解消し自分の背中を押す)
・E:Event(購買はイベント!ときめく買い方で)
・B:Boost up(みんなもやってみて!ときめきを高め合う)
・AIDMA:注意→関心→欲求→記憶→行動
・AISAS:注意→関心→検索→行動→共有
・E:Encounter(魅力的に感じる画像をスマホに保存)
・I:Inspired(改めてスマホを見て、自分の世界観に合っているか確認)
・E:Encourage(信頼できる情報源/友人/インフルエンサー/口コミ等を見て、自分の世界観に合っているか確認)
・E:Event(初回はい店で確認して購入。2回目以降はネットで購入)
・B:Boost up(SNSにアップし、だれかの役に立っていると自己有用感を高める)
第5章:マーケターは”プラスサム”な社会を作るエッセンシャルワーカー
・2030年代のビジネス機会
<ビジネス機会>
①コミュニティーの居心地の良さをサポートするビジネス
②情報の信用性を担保するビジネス
③熱量をマネタイズするビジネス
<具体例>
①界隈のプラットフォーム提供や運営サポート
②界隈でリーダーシップを持っている企業や、信ぴょう性のある報道を行っているメディア会社
③界隈に集まる人が、応援する対象に資金援助
まとめ
2010年以降に生まれたα世代、
一言で言うとAI世代ですね。
AIが当たり前すぎて、
存在すら意識しない感じ。
AIは身近な存在。
リアルとバーチャルの区別もない。
リアル重視の価値観、
α世代に通用するわけがない。
α世代に商売するなら、
自分の価値観を変えないといけない。
α世代の購買行動、
従来の発想とまるで異なります。
広告で注意/関心を引き、
購買行動を促すのが従来の考え方。
しかし、
α世代は自分の世界観と合わないと、
購買の候補にすら選ばれない。
広告ありきのマーケティングでは、
もう通用しなくなる。
α世代について、
今回ご紹介したのはほんの一部です。
α世代の特徴や購買行動、
他にも数多く書かれています。
α世代を知れば知るほど、
従来のマーケティングが通用しない、
と実感できます。
消費者のアップデートに合わせて、
マーケターのアップデートも必要。
本書を読めば、
α世代のマーケティング理論を学べます、
その理論をビジネスに生かし、
商売していかないといずれ行き詰まる。
α世代がビジネスのターゲットならば、
いますぐ本書でその理論を学びましょう。
まだそこまで知られていない最新理論。
いまなら先行者利益を獲得できますね。
ライバルが参入する前に、
ビジネスでα世代を取り込みましょう。
本書のお値段は1,980円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)