(2024/2/22更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
住宅選びの際、
皆さんはどこを重視しますか?
人それぞれでしょうが、
間取りは絶対重視しますよね。
特に注文住宅であれば、
理想を間取りを設計しがちです。
でも間取りばかり重視すると、
住みにくい住宅になるかもしれません。
なぜ間取りばかり重視すると、
住みにくい家になるのか?
収納を犠牲にしがちだからです。
いざモノが収納できなくなると、
理想の間取りに置くハメに。
移動がしにくくなり、
理想の間取りではなくなってしまう。
買ってから後悔したくないですよね。
では、
どうすればいいでしょうか?
住宅選びで失敗しがちな箇所、
購入前に学べばいい。
でも、
どうやって学べばいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
先ほど収納の問題を紹介しましたが、
もう一つ大事なのは動線です。
理想の間取りを追求するあまり、
動線が複雑になると住みにくいです。
あちこち往復するような造りだと、
高齢になった時にとても困るのです。
移動自体が大変ですし、
リフォームするにも資金の問題が出る。
気づいたときには、
もう取り返しがつかないのです。
このように、
さまざまな家の間取りの問題点、
本書に数多く登場します。
どのような間取りが問題なのか?
どうすれば快適な住まいになるのか?
本書を読むとよくわかります。
これから住宅を購入される方は、
購入前に必ずお読みください。
私の実体験も踏まえ、
失敗しない住宅の間取りを書きます。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章 なぜ間取りの印象と実際の暮らしは違うのか?
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・動線を説明する住宅会社は3割
動線とは何か?
建物内を人が移動する経路を、
線で表したものです。
住宅購入の際、
動線を考えない人が多いです。
本書にも書かれていますが、
動線を考えるのは必須ですね。
なぜ導動線が重要なのか?
動線が長いor複雑な場合、
住みにくい家になるからです。
たとえば、
帰宅→就寝までの動線を考えます。
①玄関:帰宅
②部屋:荷物を置く
③キッチン:夕食の準備
④リビング:夕食
⑤風呂場:お風呂
⑥洗面所:歯を磨く
⑦トイレ:用を足す
⑧寝室:寝る
もし2階建ての場合、
1階と2階を往復しませんか?
もし平屋やマンションの場合、
行ったり来たりしませんか?
動線が複雑だと、
住むうちに煩わしくなるのです。
高齢になると、
2階に行くのも厳しくなります、
自分の親世代を見ていて思うのが、
2階建てでも1階でしか生活しないこと。
2階の昇降はかなり負担だし、
転倒から寝たきり生活になる人も多い。
現在や将来の生活を見越して、
単純な動線の家が望ましいです。
意外と見落としがちなポイント、
ぜひ参考にしてください。
第2章 間取りで暮らしを理解する方法
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「間取りで暮らす」4ステップ
<4ステップ>
①家具・家電・モノを間取りに配置する
②一日を5分割してシミュレーション
③自宅と比較する
④子供の成長や家族の変化を織り込む
①家具・家電・モノを間取りに配置する
・通路幅は、60cm(推奨70cm以上)を確保する
・ソファは、テレビから270cm(推奨300cm以上)程度離す
・ドアが「家具・家電・モノ」にぶつからないか
配置のポイントは、
スペース確保だと思いますね。
通路幅が狭いと人だけでなく、
洗濯物や買い物袋等もぶつかります。
ソファとテレビの間隔が狭いと、
圧迫感があります。
ドアがぶつかるようだと、
モノを運ぶときに不便です。
内見時は広く感じたのに、
住んでみたら意外と狭く感じる。
この原因は、
配置ポイントのチェック漏れです。
家具・家電・モノを配置した時、
どれだけスペースを確保できるか?
住んでから狭さに嫌気が差しても、
もう手遅れです。
物件選びや設計の際、
ぜひチェックしてください。
②一日を5分割してシミュレーション
・帰宅:冬の雨天に子連れで買い物して買える
・洗濯:朝の選択を地獄にしないために
・料理:セパレートキッチンは要注意
・生活:今の習慣やルールを適用できるか
・出宅:リビング階で準備が整うのが理想
一軒家よりマンションの方が、
5分割の要素を満たすことが多いです。
マンションは基本的に平屋ですし、
コンパクトな造りが多いからです。
つまり、
一軒家より動線が少ないので、
生活していてとてもラクなのです。
一軒家だと2階建てが多く、
都内だと3階建ても珍しくないです。
洗濯や掃除で階を跨ぐのは、
高齢になると大変です。
シンクとコンロが別々だと、
往復が意外と面倒だったりします。
子育て中の動線も大事だけど、
高齢を見据えた動線も大事です。
これから住宅購入する際、
ぜひ参考にしてください。
③自宅と比較する
今の自宅と新居の比較ポイント、
間取りと動線ですね。
今より狭い間取りや複雑な動線は、
正直オススメしない物件です。
望ましい間取りと動線、
①②で書いた通りです。
せっかく新居を構えるなら、
住んだ後に後悔したくないですよね。
間取りと動線のポイント、
ぜひ参考にしてください。
④子供の成長や家族の変化を織り込む
子どもの成長は見据えて、
間取りは考えた方がいいですね。
同居中は子ども部屋を確保し、
独立後は帰省時の部屋になるでしょう。
子どもが家庭を持ち帰省した場合、
宿泊できるスペースはあるか?
将来的なことまで考えておくと、
イザという時に困らないです。
ぜひ参考にしてください。
第3章 家事時短できない日本の間取り
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・家事時短できる間取りの5原則
<5原則>
①動線は最短にこだわる
②メインストリートを設定する
③収納と動線はトレードオフ
④動線に2つ以上の目的を持たせる
⑤ながらで時間を有効活用する
②と③は特に重要ですね。
たとえば②、
Aの部屋を経由しないと、
Bの部屋にたどり着けないのはNGです。
Aの部屋主は、
Bの部屋主が通るたびに気になり、
ストレスなります。
どこの部屋でも、
廊下からダイレクトに行ける設計が、
望ましいです。
また③は、
バランスが大事だと思いますね。
動線となる通路は必須ですが、
収納を減らしすぎるのはNGです。
子どもが成長するとモノは増え、
収納できないと部屋に置くことに。
つまり、
動線となるはずの通路が狭くなり、
生活しにくい住居となるのです。
モノは必要最低限にするにしても、
最低限の収納スペースは必要です。
家族人数や間取りにもよるので、
住宅選びの際にご注意ください。
第4章 子育てで不機嫌になる間取り
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「親(私たち)が機嫌よく過ごせる」間取りにする
家や子育て(共有環境)が子どもの能力、
あまり影響を与えないそうです。
親が不機嫌なまま子育てする方が、
子どもにとって迷惑と書かれてます。
不機嫌な親の元で育つと、
子どもは独立後に帰省しなくなる。
親戚や近所でよく聞く光景、
あなたも目にしたことありませんか?
あまり望ましい形ではないので、
ぜひご注意ください。
第5章 セックスレスになる間取り
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・セックスレスにならない間取り5つのポイント
<5つのポイント>
①主寝室の音が漏れないようにする
②水廻りへの動線を最短にする
③収納量を確保する
④睡眠の質を高める
⑤家事や育児を協力しやすくする
①が最大のポイントですね。
部屋の音が漏れない造りは、
プライバシーの観点で重要です。
最近は住宅価格を抑えるために、
薄い壁の住宅も増えています。
音漏れは夫婦だけでなく、
思春期の子どもも嫌がるもの。
防音にはこだわった方がいいので、
ぜひ参考にしてください。
第6章 人生100年時代に対応できない間取り
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・売却しやすいという視点を持つ
なぜ住宅購入なのに売却を見据えるか?
終の棲家とは限らないからです。
高齢になれば施設入居もあるし、
子どもの家に同居することもある。
終の棲家にならない場合、
売却できないと家族に迷惑がかかる。
もし売却できなければどうなるか?
空き家問題で家族が困るだけ。
将来の売却を見据え、
凝り過ぎた間取りは控えましょう。
第7章 流行りだけど(取り扱い注意)な間取り
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・まだある!間違うと暮らしにくい人気間取り
<例>
・ダウンリビング-動かせないソファ
・小上がり和室-用途によっては使いにくい
・スキップフロア-主要な動線はスキップしない
・ボルダリング・雲梯-近くに割れるものは置かない
・テレワーク用の書斎-リビングから離れた位置に
最初の2点に共通するのは、
段差です。
高齢になると、
段差はとても危険です。
転倒リスクが高く、
骨折から寝たきりになりやすい。
どんなに気をつけても、
躓くことはありますよね。
わざわざ段差をつける間取り、
オススメしないのでご注意ください。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章 なぜ間取りの印象と実際の暮らしは違うのか?
・動線を説明する住宅会社は3割
①玄関:帰宅
②部屋:荷物を置く
③キッチン:夕食の準備
④リビング:夕食
⑤風呂場:お風呂
⑥洗面所:歯を磨く
⑦トイレ:用を足す
⑧寝室:寝る
第2章 間取りで暮らしを理解する方法
・「間取りで暮らす」4ステップ
<4ステップ>
①家具・家電・モノを間取りに配置する
②一日を5分割してシミュレーション
③自宅と比較する
④子供の成長や家族の変化を織り込む
・通路幅は、60cm(推奨70cm以上)を確保する
・ソファは、テレビから270cm(推奨300cm以上)程度離す
・ドアが「家具・家電・モノ」にぶつからないか
・帰宅:冬の雨天に子連れで買い物して買える
・洗濯:朝の選択を地獄にしないために
・料理:セパレートキッチンは要注意
・生活:今の習慣やルールを適用できるか
・出宅:リビング階で準備が整うのが理想
第3章 家事時短できない日本の間取り
・家事時短できる間取りの5原則
<5原則>
①動線は最短にこだわる
②メインストリートを設定する
③収納と動線はトレードオフ
④動線に2つ以上の目的を持たせる
⑤ながらで時間を有効活用する
第4章 子育てで不機嫌になる間取り
・「親(私たち)が機嫌よく過ごせる」間取りにする
第5章 セックスレスになる間取り
・セックスレスにならない間取り5つのポイント
<5つのポイント>
①主寝室の音が漏れないようにする
②水廻りへの動線を最短にする
③収納量を確保する
④睡眠の質を高める
⑤家事や育児を協力しやすくする
第6章 人生100年時代に対応できない間取り
・売却しやすいという視点を持つ
第7章 流行りだけど(取り扱い注意)な間取り
・まだある!間違うと暮らしにくい人気間取り
<例>
・ダウンリビング-動かせないソファ
・小上がり和室-用途によっては使いにくい
・スキップフロア-主要な動線はスキップしない
・ボルダリング・雲梯-近くに割れるものは置かない
・テレワーク用の書斎-リビングから離れた位置に
まとめ
住宅購入の際、
間取りを気にしない人はいないです。
しかし、
動線を気にしない人はいます。
動線が複雑だと、
生活しにくい家になりがちです。
何回も往復が必要な造り。
階段の昇降が頻繁に発生する造り。
家族のプライバシーを無視した造り。
最初は気にならなくても、
歳を重ねると気になるものです。
しかし、
気になってからではもう遅い。
リフォームするにしても、
多額のお金がかかりますよね。
動線はかなり重要なので、
絶対に重視しましょう。
ただし、
動線を重視し過ぎると、
収納を軽視しがちなのでご注意。
新居で生活を始めると、
モノはどうしても増えます。
生活に伴うモノ。
子どもの成長に伴うモノ。
自分の高齢に伴うモノ。
モノを収納するスペースがないと、
動線も家も狭くて住みにくい。
動線と収納は表裏一体なので、
ぜひバランスを重視しましょう。
住宅は人生で一番高い買い物です。
間取りだけを重視して、
動線や収納を軽視するとどうなるか?
とにかく住みにくいのです。
でもリフォームは高額だし、
すべて思い通りにリフォームもできない。
このような住宅に一生住むのは、
絶対避けたいですよね。
快適な住宅を手に入れたいなら、
ぜひ本書を読みください。
住宅購入後ではもう遅い。
住宅購入前の今しか検討の時間はない。
本書を読まず住宅購入して後悔するか?
本書を読んで住宅購入して満足するか?
すべてはあなたの判断と行動次第です。
住宅は数千万単位の買い物です。
失敗は許されないハズです。
これから住宅を購入する方は、
必ず本書をお読みください。
失敗しがちな住宅のポイント、
本書に数多く書かれています。
本書を読んで、
後悔しない住宅選びをしてください。
本書のお値段は1,034円、
本書はコチラから購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学3年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)