はじめまして、はるパパです。
さて先日、
両国中の授業公開を見学しました。
両国中は都立中高一貫校。
東東京に位置するので割と近い。
小石川中も先日訪問したけど、
同じ都立中高一貫でもどう違うか?
文化祭ではなかったけど、
雰囲気を知る良い機会かなと思いました。

実は、
授業公開を見学するのは初めてです。
妻と子どもは他校で見学済だけど、
私は人数の都合で行けず。
甥っ子の夏休みの宿題を見て、
中学高校の現状は何となく知ってます。
中学ならまだわかるけど、
高校は徐々にわからなくなる。

ましてレベルの高い両国だと、
授業の難易度はどんなレベルなのか?
高3だけは見学NGでしたが、
高2の授業見学はあまりない。
小5には厳しいと思うけど、
大学受験をするならいずれは学ぶ範囲。
わからなくて当然。
これも良い経験になると思ってます。

というわけで、
両国の授業公開に感想を書きます。
小石川との違いも、
少しだけ書いておきました。
皆様の参考になれば幸いです。
学校
①アクセス
JR錦糸町駅から徒歩5分。
とても近いですね。
自転車も置いてあったけど、
1~3年で置き場所が別々でした。
中学は自転車通学できす、
高校のみ自転車通学できるそうです。
自転車の台数を見ると、
近隣の生徒が多いような気がしますね。
②校舎/グラウンド
中学と高校で同じ校舎でした。
私立は別棟が多いので新鮮な感じ。
都立なので私立よりは古いけど、
校舎は割と広いと感じましたね。
教室も広く感じたし、
クーラーもものすごく効いてました。
元は両国高校のみだったので、
高校仕様の設計が広さの理由かも。

グラウンドも広くてビックリしました。
土のグラウンドだったけど、
近隣の公立中より広い。
小石川と比べても両国の方が広い。
体育の授業公開を見たけど、
グラウンドが余るくらいでしたね。
③制服
中学/高校ともに制服でしたね。
まだ夏服だったけど、
女子でスラックスの生徒もいました。
ちなみに小石川は、
高校になると制服がなかったです。
同じ都立中高一貫でも、
学校によって違うみたいですね。
授業公開
①中学編
中1の授業公開を見た時、
「これ習ったよ」と言われました。
数学の作図や社会の歴史、
SAPIXで習ったそうです。
受験勉強が中1でも役立つんだなぁ、
と実感しましたね。
中1の学習内容くらいなら、
小6でも理解できると思いますね。

さすがに中2/中3の授業になると、
理解できない内容も多かったみたいです。
特に数学や理科に出てくる英語が、
何を意味しているのかわからない。
たとえば、
確率のPとか中和のPHとか。
いずれ習うから覚えなくていいよ、
と言っておきましたが。
中学の授業内容はそんなに難しくない。
高校の授業からが本番ですね。
②高校編
高1/高2の授業公開を見学しました。
子どもに感想を聞いたら、
社会以外が難しすぎると言ってましたね。
そりゃそうでしょ。
高校の授業内容は大人でも難しい。

唯一理解できたのは歴史の授業。
第一次世界大戦でしたね。
SAPIXの授業で歴史が始まり、
覚えるのに苦労してるけど好きみたい。
やはり文系人間なのかも。
理数系の授業は意味不明と言ってたし。。
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)、
小石川はやはり厳しい気がする。
両国はSSHじゃないので、
都立なら私の子どもは両国向きかも。
③学校内の展示物
芥川龍之介の展示物がありました。
両国高校(旧・府立第三中学)は、
芥川龍之介の母校なんですね。
明治33年(1900年)に開校し、
芥川が通っていたのは明治38年~43年。
附属中学の歴史はまだ浅いけど、
高校は創立125年目です。
伝統校ゆえに、
学力レベルも高いのでしょうね。
高校の授業レベルはかなり高かったので、
難関大の合格者が多いのも納得しました。
受験
「両国中学はどうだった?」
と子どもに聞いてみました。
都立中高一貫校の受験は、
多分厳しいなぁと言ってましたね。
都立中高一貫校の試験問題、
私立とは傾向と対策が全然違います。
SAPIXは私立向けの塾であり、
問題やテストも私立向けの出題です。
これに慣れているがゆえに、
逆に都立中高一貫校は難しい。

小石川との違いは、
私立と併願の話をあまり聞かないこと。
小石川は難関中と併願する人もいて、
SAPIXでも小石川の話題が出る。
でも両国と難関中の併願、
SAPIXでも聞いたことがないそうです。
両国を受験するのは、
都立中高一貫専門塾の生徒でしょうね。

両国中の授業公開に行った時、
校門前に塾の人が立っていました。
宣伝目的のチラシ配布だったけど、
いわゆる4大塾ではなかったです。
個人塾?と思われる塾もあり、
両国中専門塾なのかもしれません。
このような塾に通い、
傾向と対策を徹底的に学ばないと、
両国中の受験は厳しいのかも。
まとめ
学校の立地、
東東京住まいには近く感じました。
JR錦糸町駅から徒歩5分と非常に便利。
校舎は中高で共用されているけど、
教室もグラウンドも広く感じました。
両国高校をベースに設計され、
後から附属中学が併設されたからかも。

授業公開を見て、
中学の授業イメージが掴めたようです。
中1の授業はSAPIXの学習範囲に近く、
ついていける感覚だったみたい。
中2以降は厳しいみたいけど、
私はそんなに難しいと思わなかった。
さすがに高校の授業レベルは高く、
大人でも難しいと感じるレベル。
でもこれが大学受験レベルなので、
いい機会にはなったかな。

やはりネックになるのは受験。
都立中高一貫校の入試は、
傾向と対策が私立と別物です。
SAPIXでも両国&私立の併願、
ほぼ聞いたことがないそうです。
都立中高一貫校向けの専門塾でないと、
合格は厳しそう。

公立と私立で受験の違いがあるのは、
高校も大学も同じですよね。
双方の勉強を両立させるのが厳しいのは、
数十年前に私も経験済です。
本人の適性や相性を見ると、
どう考えても私立なんですよね。
都立中高一貫校は外すしかないのか、
と悩み中ですね。
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この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学5年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
