はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
あなたは定年を意識したことありますか?
20代~30代の社会人だと、
まだ遠い未来に感じるかもしれません。
でも40代になると少しずつ意識し、
50代になると切実に感じるでしょう。
定年まで今の会社で働けばいい。
定年後は再雇用で働けばいい。
漠然とそのように考えている方、
将来のキャリアに苦しむかもしれません。
なぜ苦しむのか?
終身雇用が保証される時代ではないので、
定年まで働ける保証がないです。
定年まで働けなければ、
再雇用もない。
もし終身雇用が保証されている会社でも、
定年まで働けるかはわからない。
役職定年を機に心身に不調をきたし、
どうにも働けないケースもある。
定年まで働くというのは、
実は思うほど簡単でない時代なのです。
では、
どうすればいいでしょうか?
年金受給までの人生を見据えて、
40代からキャリアを考えた方がいい。
でも、
どうすればいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
いまの50代は定年前後に、
どのようなキャリアを歩んでいるか?
本書を読むと、
生々しい実例が数多く書かれています。
「こんなはずじゃなかった」
というエピソードが満載です。
40代までは順調に出世しても、
50代で予期せぬ出来事で暗転する。
出世頭の人ほど準備しておかないと、
50代で取り返しがつかなくなるのでは?
と危機感を覚えるような内容です。
そのような失敗例もあれば、
成功例も書かれています。
成功と失敗の分岐点は何か?
いろいろなヒントが隠されています。
40代以上の方は必読の一冊。
本書を読み、
ぜひ今後のキャリアをお考え下さい。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:再雇用は「価値観の転換点」
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・プライドを捨てられるかどうか
<ポイント>
・処遇の悪化
・かつての部下が上司
・社内の地位に大きな差(例:役員と再雇用)
プライドを捨てるのは、
とても難しいです。
出世競争を勝ち抜き、
管理職に昇進した人ほど再雇用はキツイ。
上から下の立場になり働くことへ、
意欲が湧かず意義も見い出せない。
このような場合、
再雇用で働くことは微妙ですよね。
個人的に思うのは、
もしそうなったら早期退職ですね。
低いモチベーションで働くのは、
心身に悪影響を及ぼすからです。
早期退職への準備として、
現役時代から資産運用した方がいいです。
年金をもらうまでの期間、
それまで築いた資産で食いつなぐ。
プライドを捨てる必要ないし、
その方が幸せだと思いますね。
第2章:転職で「再チャレンジ」
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・汎用性のある能力と高い専門性
<転職の成功事例>
・ポータブルスキル:コミュニケーション能力、企画力、実行力
・高い専門的能力:経理・財務に関するスキル、税理士試験に合格
成功事例の方は、
他社のCFOに転職したそうです。
特殊な事例かもしれませんが、
シニアの転職の厳しさがよくわかる。
在職中から新たな知識を習得し、
スキルを磨いて転職に備える。
これくらい準備をしておかないと、
そう簡単に転職できないのです。
転職が難しい場合は、
今の会社で働くor早期退職の2択かと。
第3章:フリーに懸ける
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・安心して働ける環境整備を
<フリーの懸念点>
・仕事を失っても失業給付は出ない
・労災保険による休業補償給付や健康保険による傷病手当金が支給されない
・国民健康保険料は全額自己負担で、配偶者にも発生する
上記もリスクですが、
もう1つ重要なリスクが書かれています。
それは偽装フリーランス問題です。
契約上はフリーランスなのに、
実態は労働者と変わらないのが問題。
これなら再雇用で働く方が安心ですよね。
フリーは自由なように見えて、
自己責任の世界のなので結構厳しい。
もしフリーに転身するなら、
リスクを天秤にかけて考えましょう。
第4章:「人のため」をやりがいに
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・内発的動機づけの長所を活かす
社会貢献活動の成功例を見ると、
在職中からの事前準備と実践が重要。
本書の例を見ると、
在職中のCSR活動であったり、
週末のボランティアであったり。
在職中に社会貢献活動をしていない人が、
退職後に始めても気持ちが続かない。
労働に対する対価が期待できず、
社会的に評価されるのかも不安になる。
普段から社会貢献活動をしていない場合、
退職後にやるのは難しいかもしれません。
第5章:「均等法第一世代」女性の光と影
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・ロールモデル不在からの挑戦
均等法第一世代の女性が定年になるのは、
2023年からになるそうです。
つまり、
正社員で管理職も経験した女性が、
定年後にどうキャリアを歩むのか?
ロールモデルがほぼ存在しないため、
まだ試行錯誤中のようです。
その背景も影響しているのか、
女性の方が定年後も再雇用希望が多い。
第2章~第4章の事例も少なく、
再雇用は現実的な選択なのかも。
決して悪くない選択だと思いますね。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:再雇用は「価値観の転換点」
・プライドを捨てられるかどうか
<ポイント>
・処遇の悪化
・かつての部下が上司
・社内の地位に大きな差(例:役員と再雇用)
第2章:転職で「再チャレンジ」
・汎用性のある能力と高い専門性
<転職の成功事例>
・ポータブルスキル:コミュニケーション能力、企画力、実行力
・高い専門的能力:経理・財務に関するスキル、税理士試験に合格
第3章:フリーに懸ける
・安心して働ける環境整備を
<フリーの懸念点>
・仕事を失っても失業給付は出ない
・労災保険による休業補償給付や健康保険による傷病手当金が支給されない
・国民健康保険料は全額自己負担で、配偶者にも発生する
第4章:「人のため」をやりがいに
・内発的動機づけの長所を活かす
第5章:「均等法第一世代」女性の光と影
・ロールモデル不在からの挑戦
まとめ
40代になると、
定年を少しずつ意識するようになる。
20代で働き始め60代で定年すると、
40代が社会人の折り返しになる。
終身雇用が保証された昔なら、
定年まで働くことを考えれば良かった。
でも終身雇用が保証されない今は、
定年までのキャリアを考える必要がある。
さらに定年~年金受給までのキャリアも、
考えないといけない。
本書を読んで感じるのが、
管理職の人ほど定年間際は辛そうなこと。
役職定年で管理職を離れた後、
以前ほどのモチベーションで働けない。
管理職になったプライドが邪魔して、
定年まで心地よく働けるケースは稀かも。
定年後の再雇用は価値観の転換が必要。
でもそう簡単に割り切れないですよね。
転職/フリー/社会貢献活動等、
再雇用以外の選択肢も書かれています。
でも、
どの道も決して甘くない。
よほどのスキルがないと、
シニアで転職できない。
フリーは自己責任の世界だし、
社会貢献活動は無償だし。
ロールモデル自体が少ない女性は、
何を参考にすればいいかすら迷う。
個人的に思うのは、
早期退職の選択肢を持てると幸せかも。
早期退職するには、
年金までの生活資金確保が必須。
現役時代に投資で資産をいかに築けるか?
これがポイントなのかと思いますね。
どの道に進むか悩む必要もなく、
安心して生活できる。
これが幸せなのかもしれない。
早期退職後に悠々自適な生活をするのは、
さすがに全員は厳しいと思ってます。
もしお金に余裕がない場合、
年金を貰うまで働き続けるしかない。
年金受給までどのように働くか?
本書を参考に人生設計すると良いです。
本書には数多くの事例が登場します。
50代のリアルな姿が生々しく書かれ、
現実はそう甘くないことに気づかされる。
自分は今後どのように生きるべきか?
若ければ若いほど準備期間は長いので、
対策も取れます。
40代以降の社会人は、
全員読んだ方がいいですね。
定年を少しでも意識してる方、
いますぐ本書をお買い求めください。
成功/失敗例を本書から学び実践すれば、
きっと充実した人生を過ごせますね。
本書のお値段は968円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)