はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『中学受験のリアル』
中学受験をする際、
複数校を受験しますよね。
第1志望校の偏差値を基準に、
安全校や滑り止めを決める。
どこかには受かるだろう。
と思っていると、
全落ちした時に地獄を見ます。
滑り止めも受けるのに、
全落ちなんてありえないのでは?
と思う方もいるかもしれませんが、
中学受験で全落ちはあります。
第1志望校に合格するのは、
3,4人に1人と言われている世界。
あなたの子どもは第2志望以降でも、
他の子どもには第1志望かもしれない。
必ず合格できる保証はなく、
全落ちする子どもはいるのです。
「ウチの子に限って」と甘く見てると、
全落ちの時に悲惨な状況になります。
では、
どうすればいいでしょうか?
全落ちを見据えて、
中学受験に臨めばいい。
でも、
中学受験をするのに、
全落ちを見据えるのはどうなの?
と疑問に思う方にオススメなのが、
コチラの本です。
『中学受験のリアル』
全落ちに限らず、
中学受験では想定外の事態が発生します。
中学受験に合格し、
私立校に進学したのに退学する子もいる。
中学受験に合格したからと言って、
決して安泰ではないのです。
親からすれば想定外でも、
先生からすれば想定内だったりします。
そのような生徒を毎年見てるので、
ある程度予測はつきます。
でも親は知らないので、
想定外の事態に備える必要がある。
そのような想定外の事例、
本書にたくさん書かれています。
中学受験で何が起こるのか?
想定外の事態にどう対応すればよいか?
本書の内容を少しだけご紹介しますので、
ぜひご覧ください。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
「全落ち」は珍しくないという現実
・エピソード1:全落ち→ネット出願を経て合格
中学受験のご予定があるなら、
全落ちを頭に入れておくのは必須です。
事前の心構えナシで全落ちだと、
家族全員が絶望するから。
中学受験で第1希望に合格するのは、
3,4人に1人と言われる世界。
「どこかには受かるだろう」
と甘く見ていると痛い目を見ます。
私は子どもに、
全落ちの可能性を伝えています。
全落ちしたとしても、
地元の公立中学に通えばいい。
中学は義務教育なので、
必ずどこかの中学に進学する。
どこの中学に進学するかは大事じゃない。
どこの中学でも勉強する方が大事。
もう1つ子どもに話しているのが、
私の大学受験です。
現役で全落ちし、
浪人を経て1年後に大学へ入学。
中学受験に浪人はないし、
受験で全落ちしても人生終わりじゃない。
パパは立派にやってるでしょ?
と言い聞かせてます(笑)
半分冗談ですが半分本音。
社会人になってからが人生の本番。
全落ち後のフォローをどうすればいいか?
頭の片隅に置きながら、
本書のエピソード1を読むと良いです。
子どもは絶望しがちなので、
親がフォローしましょう。
親の気持ちと子どもの本音
・エピソード3:中学受験をやめ高校受験で慶應付属に合格した少年
中学受験をしても、
高校受験をするケースはあります。
1つは前章の全落ち→公立中学。
もう1つは私立中学退学→公立中学。
中学受験で合格しても、
校風等が合わず退学するケースはある。
その場合は公立中学に転校し、
高校受験に臨むケースもあるのです。
退学のケースですが、
私はやむを得ないと思います。
せっかく頑張ったのにとは思うけど、
無理に通わせたら子どもの精神は崩壊。
そちらの方が悪影響ですよね。
公立中学へ転校する道があるのは、
逆に救いだと思います。
退学してもやり直せる。
個人的には環境を変えるイメージ。
先ほども言いましたが。
どこの中学でも勉強することが大事。
エピソード3の少年のように、
高校受験で難関校合格もありえる。
中学受験に関係なく、
勉強を続けていれば選択肢は広がる。
子どもにぜひ伝えてほしいです。
プロスポーツ選手になる夢を追いかける
・エピソード10:世界を目指して中学受験を決意した少女
プロスポーツ選手を目指したり、
スポーツ推薦は注意が必要です。
プロスポーツ選手になれて、
大金を稼げるのはほんの一部です。
もしケガしてスポーツできなければ、
引退せざるを得ない。
その時どのように生計を立てるか?
セカンドキャリアを考える必要がある。
エピソード10で興味深いのは、
少女の考え方です。
プロスポーツ選手を目指しつつ、
セカンドキャリアも視野に入れている。
そのうえで勉強とスポーツを両立し、
中学受験を経て私立に進学している。
とても賢い選択だと思います。
私の子ども、
中学校でバスケをやりたいそうです。
その事前練習じゃないけど、
塾とバスケを両立してますね。
NBAを目指すなら、
海外の大学に進学しないと!
…かなり妄想入ってますが、
勉強とバスケを両立してほしいです。
まとめ
「全落ち」は珍しくないという現実
・エピソード1:全落ち→ネット出願を経て合格
親の気持ちと子どもの本音
・エピソード3:中学受験をやめ高校受験で慶應付属に合格した少年
プロスポーツ選手になる夢を追いかける
・エピソード10:世界を目指して中学受験を決意した少女
まとめ
中学受験本と言うと、
成功事例をまとめた本が多いです。
成功事例をマネて、
中学受験に臨むことは決して悪くない。
独学でやるより、
むしろ合格率は上がると思います。
でも、
中学受験はそんなに甘い世界じゃない。
第1志望に合格できるのは3,4人に1人。
全落ちだってありえる。
失敗するケースを想定し、
失敗事例から学ぶことも大切です。
失敗事例を学べば、
中学受験で失敗する確率は減ります。
逆に考えれば、
それだけ成功確率が上がるのです。
もし失敗しても、
子どもをフォローできる。
家族全員で絶望しないよう、
親がしっかりしないといけない。
本書は成功事例だけでなく、
失敗事例も豊富に書かれています。
これがまさに中学受験のリアル。
理想ばかり夢見ずに、
現実を見ることも大事です。
受験結果がどちらになろうとも、
親子の人生はまだ続きます。
中学受験で人生は決まらない。
あくまで人生の通過点。
中学受験を過剰に捉えず、
気楽に臨むくらいが良いです。
公立中学に進学したとしても、
受験勉強は決してムダにならない。
むしろ、
高校受験で優位になる。
子どもの幸せな人生を願う人は、
いますぐ本書をお買い求めください。
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)