はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
会社員が中高年になると、
こんな会話が出始めます。
「定年まで働けるかな?」
「定年まで会社持つかな?」
定年というゴールは見え始め、
残り年数を数え始める。
あと○年働けば晴れて定年だ。
定年まで働けば老後もいけそうだ。
中高年になると簡単に転職できないし、
転職できても給与ダウンも多い。
会社から何と言われようと、
定年までしがみついてやる!
…と思っている方、
非常に危険です。

黒字リストラをご存じでしょうか?
会社が好業績であっても、
将来に備えてリストラをする。
そのターゲットになるのは誰か?
給料の高い中高年なのです。
代わりはいくらでもいる。
あなたがいなくても仕事は回る。
会社はあなたを人財として見てるか?
いいえ、
ただの人件費として見てるのです。

若手に取って代わられるのか?
それもありますが、
実は若手にも脅威が迫ってます。
それはAIです。
つまり、
あなたの仕事がAIに奪われるのです。
そうなると若手も仕事がなくなる。
定年まで働くなんて夢のまた夢の話。
これでは困りますよね。

では、
どうすればいいでしょうか?
会社に左右されない働き方を、
実践すればいい。
でも、
どうやってやればいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
本書は普通の起業本と少し違います。
会社を興して経営し、
大きく育てるのが普通の起業本。
でも、
本書は会社を1人で経営し、
自分の生活費を稼ぐストーリー。
自分の生活費さえ稼げればいいので、
大きな起業リスクを負う必要がない。

社員=社長のあなた1人。
だから稼げる額にも限界がある。
でも自分の生活費を稼ぐだけなら、
1人で十分稼げます。
むしろ1人経営の方が、
余計な人件費がかからず利益は増える。
あれ?
黒字リストラする経営者と同じ?

その経営者を擁護するわけじゃないけど、
コストに敏感になるのは経営者の宿命。
黒字リストラする経営者だって人間。
リストラすれば心は痛む。
でも1人経営ならリストラはない。
自分が辞めたい時にやめればいい。
心苦しいどころか晴れやかですよね。
1人経営の術を身につけておけば、
黒字リストラにも備えられます。
定年まで働けるか不安な中高年は、
ぜひ本書をご覧ください。

それでは本書の感想・レビュー、
ブログでご紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:1人で経営できる時代に、大きくする必要はない
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・人を雇うことのデメリット
<ポイント>
①さまざまなトラブルが発生しやすい
②人を多く雇う以上、「全員がベストな人材」というわけにはいかない
③AIやDX、ロボットなどのテクノロジーを駆使すれば、ムリに人手を雇わなくても十分に事業を回せる可能性が高くなる
①人間関係のトラブル、
これはどうして避けられないです。
全員とウマが合うことはなく、
相性はどうしても出る。
②雇ってはみたけれど、
思うほど成果を出せない人も出ます。
採用段階で確実に見抜く方法はなく、
仕事をして初めてわかる。
①②で思うようにいかなくても、
簡単に解雇できないのです。
人件費はかかり続けるので、
売上を上げないと倒産危機に。

もし③AI等で代替できるなら、
①②のデメリットは無くなります。
①人間関係のトラブルはないし、
②人間以上の成果を出しつつある。
さらに、
人件費がかからないのは大きい。
AIの代表例といえば、
ChatGPTですね。
人間が指示の出し方を工夫すれば、
AIは人間以上の成果を出す。
コチラの本がわかりやすいので、
ご興味あればぜひご覧ください。

第2章:会社経営と「人生設計」を考える
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・人生設計に基づく経営計画を作る
<例>
・40歳~65歳までで3,750万円(=年間150万円)を貯める
<役員報酬や利益設定例>
①900万円(役員報酬)=450万円(生活費)+300万円(税金・社会保険等)+150万円(貯蓄)
②2,250万円(粗利)=900万円(役員給与)+900万円(経費)+450万円(利益)
③3,214万円(売上)=2,250万円(粗利)÷0.7(粗利率70%)
上記はあくまで一例なので、
計算式を参考にしてみてください。
たとえば貯蓄額を変えたり、
役員給与を変えたり。
現時点で資産がそれなりにあれば、
ここまで売上がなくてもOK。
数字の部分を置き換えて、
ぜひ計算してみてください。

計算式のポイントは②です。
役員給与:経費:利益の割合、
4:4:2になってます。
②割合を崩さずに計算すると、
現実的な経営計画になりますね。
粗利率も一例ですので、
個人の事情に応じて変えてください。
1人ビジネスでいくら売上が必要か?
少しは見えると思います。
第3章:誰でも成功する!1人会社の作り方と運営方法
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・30年は続く会社の経営を目指す
<ポイント>
・余裕を持ちながら半分働き、半分遊ぶような生き方をする方が、結果的に幸せになりやすい
・「自分が本当にやりたいこと」「自分のペース」をしっかり持ち、自分だけの道を作っていく必要がある
・地道にコツコツとマイペースで続ける方が、結果として長寿の経営になりやすい
私もそう思いますね。
ブームに踊らされないことが大事。
何かのブームに乗って、
一時的に売上が増大することがあります。
ブームに乗ってさらに稼ごうとすると、
だいたい失敗します。
ブームはいつか終わるから。

ブームとまではいかなくても、
コツコツ売上が出るビジネスがオススメ。
その方が長く働けるし、
無茶しないから心身の健康も保てる。
SNSで他人の成功例を見ると、
こうなりたいなと憧れる気持ちはわかる。
でも、
憧れるのをやめましょう。
皆が大谷選手になれるわけじゃない。
地道にいきましょう。
第4章:時間とお金のリソースを徹底的に考える
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・なるべく1つのことに集中する
<ポイント>
・できれば1つのことに集中し、全力で取り組む
・1人経営において1つの事業や分野にエネルギーを集約すると、効率化・省力化が進み、余分な時間や労力を割かずに済む
1人経営で一番大事なのは何か?
それは自分の時間と書かれています。
自分の時間を確保できないと、
何も生み出せないからです。
時間には限りがあるので、
まずは1つに集中した方が良い。

その事業でうまくいってから、
関連事業をやるのが王道ですね。
まったく関連性のない事業だと、
過去のノウハウが活かせないので。
私もまずお金関連のブログを書き、
次に教育関連のブログを書いてます。
ブログに集中しつつ、
書く範囲を広げていく。
こんな感じで、
ビジネス展開を考えると良いです。
第5章:1人経営でも儲けることはできる
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・売上ではなく、利益が最重要
<ポイント>
・最終的に残る「税引後の純利益」が重要である
・純利益率が10%を超えない会社が大半なので、まずは「10%を目指す」のを目標にするのが現実的
・100%株主である自分の会社なら、長期的に見れば利益を自分に還元する手段は複数ある(例 退職金、役員給与)
年商○億円という数字、
重要ではないと書かれてます。
扱ったお金の総量であり、
儲けを表すものではないから。
むしろ利益率を重視し、
同じ利益を少ない売上で出す。
1人経営の場合はこれが重要、
と書かれてますね。

ポイントを例にすると、
純利益率10%を目指す感じです。
売上は少なくても、
原価や経費を抑えて利益率を上げる。
たとえばオフィスは構えず、
自宅でビジネスをする等ですね。
無駄な経費を使わなければ、
その分利益は増えます。
会社に残した利益、
最終的には自分に戻ってきます。
売上も大事ですが、
利益をより重視しましょう。
第6章:「仕組み」で時間を作り、再生産する
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・1人経営の「仕組み」の作り方
<ポイント>
①まず、普段の仕事をすべてリスト化してみる
②次に、それぞれの作業を自動化できないか検討する
③対応策を記録し、順次実行していく
1人経営に限らず、
仕事の仕組み化は重要です。
仕組みを一度作ってしまえば、
自分の手が減り他に時間を使えるから。
仕組み化による成果に加えて、
他の仕事の成果も出る。
仕事できる人が成果を生むコツであり、
売上や利益を増やすやり方ですね。

②仕組み化の例で書かれているのは、
Excelのマクロ機能ですね。
マクロを使うには知識が必要だけど、
ChatGPTを使えばできます。
私はExcel関数が苦手なので、
マクロなんて全然わかりません。
そんな私がChatGPTを使い、
マクロを組んだ例を↓に書きました。
だれでも簡単にできますので、
ぜひご覧ください。

第7章:AIの力を得て飛躍する
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・AIが従業員の代わりになる
第1章でも触れましたが、
AIを活用すると人件費が減ります。
たとえば人間を雇うと、
売上に関係なく人件費が発生します。
売上が芳しくない時でも、
従業員に給与を払う必要がある。
従業員がいる分、
より稼がないといけなくなる。
経営者なら一度は悩むものです。

AIは24時間フル稼働できるのに、
人件費がかからない。
人間関係でトラブルも発生しないので、
使いこなせたら最強です。
もしビジネスを拡大させる際、
AIを活用できる領域がオススメです。
人件費がかからないので、
売上や利益増が見込めます。
一度雇ったら簡単に解雇できないので、
ご注意ください。
第8章:1人経営の実例と、目指す姿を考える
第8章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・1人投資家
1人経営の実例、
第8章に数多く書かれてます。
再現性が一番ありそうなのは、
1人投資家かなと思いますね。
何かの仕事をしながら、
並行で投資する。
本書に書かれているのは、
不動産投資ですね。
ただし、
不動産投資は初期費用がかかり、
失敗リスクもあります。

普通に投資信託でよいのでは?
と個人的には思います。
不動産投資信託もあるし、
株式の投資信託もある。
リスク分散しやすいので、
失敗リスクも下がる。
投信はコチラがわかりやすいので、
ご興味あればぜひご覧ください。

第9章:自分らしい生き方を手に入れる
第9章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・周りを幸せにできたらもっと最高
<ポイント>
・起業して売上を上げるとは、突き詰めれば「多くの人が抱える面倒ごとや悩みごとを解決する」ことにほかならない
・自分が提供している商品やサービスがどのように人々の悩みを解消しているかを改めて考えてみる
・周りの人を幸せにするために何ができるか
1人経営とは言うものの、
売上や利益が出ないと続かない。
では、
どうやって売上や利益を出すか?
ビジネスを考える元になるのは、
人の悩みを解消すること。
人は悩んでいる時、
お金を払ってでも解消したいと思う。
人の悩みをあなたが解決できれば、
お金が生まれる可能性がある。
これが売上や利益につながるのです。

でも、
そう簡単にビジネスは思いつかない。
もし思いついても、
本当にお金が発生するかはわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
1人で稼ぐ際のヒントが書かれてるので、
ご興味あればぜひご覧ください。

まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:1人で経営できる時代に、大きくする必要はない
・人を雇うことのデメリット
<ポイント>
①さまざまなトラブルが発生しやすい
②人を多く雇う以上、「全員がベストな人材」というわけにはいかない
③AIやDX、ロボットなどのテクノロジーを駆使すれば、ムリに人手を雇わなくても十分に事業を回せる可能性が高くなる

第2章:会社経営と「人生設計」を考える
・人生設計に基づく経営計画を作る
<例>
・40歳~65歳までで3,750万円(=年間150万円)を貯める
<役員報酬や利益設定例>
①900万円(役員報酬)=450万円(生活費)+300万円(税金・社会保険等)+150万円(貯蓄)
②2,250万円(粗利)=900万円(役員給与)+900万円(経費)+450万円(利益)
③3,214万円(売上)=2,250万円(粗利)÷0.7(粗利率70%)
第3章:誰でも成功する!1人会社の作り方と運営方法
・30年は続く会社の経営を目指す
<ポイント>
・余裕を持ちながら半分働き、半分遊ぶような生き方をする方が、結果的に幸せになりやすい
・「自分が本当にやりたいこと」「自分のペース」をしっかり持ち、自分だけの道を作っていく必要がある
・地道にコツコツとマイペースで続ける方が、結果として長寿の経営になりやすい
第4章:時間とお金のリソースを徹底的に考える
・なるべく1つのことに集中する
<ポイント>
・できれば1つのことに集中し、全力で取り組む
・1人経営において1つの事業や分野にエネルギーを集約すると、効率化・省力化が進み、余分な時間や労力を割かずに済む
第5章:1人経営でも儲けることはできる
・売上ではなく、利益が最重要
<ポイント>
・最終的に残る「税引後の純利益」が重要である
・純利益率が10%を超えない会社が大半なので、まずは「10%を目指す」のを目標にするのが現実的
・100%株主である自分の会社なら、長期的に見れば利益を自分に還元する手段は複数ある(例 退職金、役員給与)
第6章:「仕組み」で時間を作り、再生産する
・1人経営の「仕組み」の作り方
<ポイント>
①まず、普段の仕事をすべてリスト化してみる
②次に、それぞれの作業を自動化できないか検討する
③対応策を記録し、順次実行していく

第7章:AIの力を得て飛躍する
・AIが従業員の代わりになる
第8章:1人経営の実例と、目指す姿を考える
・1人投資家

第9章:自分らしい生き方を手に入れる
・周りを幸せにできたらもっと最高
<ポイント>
・起業して売上を上げるとは、突き詰めれば「多くの人が抱える面倒ごとや悩みごとを解決する」ことにほかならない
・自分が提供している商品やサービスがどのように人々の悩みを解消しているかを改めて考えてみる
・周りの人を幸せにするために何ができるか

まとめ
1人経営の肝とも言えるのが、
人を雇わないことです。
人件費がかからないし、
人間関係に悩まされることもない。
でも仕事をしていると、
人手が欲しくなる時はある。
そこはAIを活用し、
人を雇わない仕組みを考えましょう。
AIを使いこなせると、
1人経営は現実味を帯びてきます。

では、
いくらの売上や利益が必要か?
第2章の試算例をもとに、
自分の数字に置き換えてみましょう。
人によって稼ぐ額は異なり、
資産があれば大きく稼ぐ必要もない。
とにかくまずは試算し、
数字に落とし込むのが大切です。

数字が見えたら、
あとはどう稼ぐかを考える。
ビジネスのヒントは、
人の悩みを解決することです。
人はお金を払ってでも、
悩みを解決したいと思うもの。
人の悩みを探し解決策を売れば、
お金が発生します。
ビジネスの種は別の本で学べるので、
ご興味あればぜひご覧ください。

いまはだれでも、
1人経営を考える時代だと思います。
定年まで会社員として働きたい。
そう思う人もいるでしょう。
でも、
リストラや倒産は突然来る。
転職できればいいけど、
年齢が上がるほど難しくなる。
雁に転職できても給料は下がり、
一から人間関係を築くのは結構大変。
もし心身が疲弊したら働けず、
生活が成り立たなくなる。
これでは困りますよね。

不測の事態に備えたい方。
1人経営にご興味ある方。
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1人経営に乗り出してみましょう。
生活費をうまく稼げれば、
人生恐れるものは何もない。
好きなだけ働き、
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幸せな人生ですよね。

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この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)
