(2024/6/7更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『〈共働き・共育て〉世代の本音 新しいキャリア観が社会を変える』
共働き子育て世帯、
最近は一般的になりつつあります。
では、
妻のキャリアを犠牲にして、
共働き子育てをしていませんか?
妻が時短や一般職に転換等をして、
共働きを確保はしている。
でも、
妻はキャリアを犠牲にした結果、
昇進・昇格が望めず収入も上がらない。
夫がその分働けば、
残業が増えて子育てにかかわれない。
結局ワンオペで妻の負担は増え、
夫婦喧嘩が始まり離婚に至る。
これでは困りますよね。
では、
どうすればいいでしょうか?
仕事や結婚相手を選ぶ前から、
もっと戦略的に考える必要がある。
でも、
戦略的にと言われても、
何をどうすればいいかわからない。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
『〈共働き・共育て〉世代の本音 新しいキャリア観が社会を変える』
妻のキャリアを犠牲にせず、
共働き子育てをする方法。
それを実現できる会社を選び、
それを実現できる相手を選ぶこと。
つまり、
会社や結婚相手を選んだ時点で、
実現できるかどうかが決まるのです。
入社してから考えればいいのでは?
結婚してから考えればいいのでは?
そう思う方もいるでしょうが、
結構難しいです。
実現できなければ転職はアリですが、
さすがに離婚/再婚は厳しい。
できれば転職せずに、
いまの職場で実現する方が圧倒的にラク。
子育てしつつ転職先で仕事をするのは、
かなりのストレスになります。
私も共働き子育て世帯ですが、
結婚前に転職しました。
ブラック企業だったので、
自分が子育てにかかわるのは無理。
さらに妻と結婚する前、
共働きで働くことも確認しました。
お互い総合職だったので、
これを変えることなくという前提で。
子育ても順調ですし、
妻のキャリアも形成できてます。
共働き子育てをお考えの方は、
ぜひ本書をご覧ください。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:子育てしながら夫婦で働くということ
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・妻のキャリアは夫の職場次第
夫の職場で長時間労働が常態化すると、
夫は家事・育児の時間が取れないです。
そのため、
家事・育児の負担が妻にかかり、
妻のキャリアに支障が出るからです。
これに関して、
第1章で他に興味深い記事があります。
・正規雇用夫婦は勝ち組?
収入面は勝ち組に見えても、
実生活は必ずしもそうとは限らない。
子育てを考えると、
夫婦ともに長時間労働はできない。
そのため夫のキャリアを優先し、
妻のキャリアを諦めるケースが多い。
個人的に思うのは、
夫が仕事を制限する方がよいのでは?
妻が仕事を制限する場合、
時短や一般職等の選択が多いです。
でも、
夫が仕事を制限する場合、
上記の選択は稀ですよね。
総合職でいかに残業しないか?
がポイントになると思います。
できるかどうかは職場次第であり、
難しければ転職した方がいいですね。
私の友人ですが、
子育てを機に転職した夫は多いです。
その妻の意見を聞くと、
↓のような感じでしたね。
・収入はある程度稼いでくれればいい
・それ以上にワンオペがキツイので、早く帰宅して家事・育児をしてほしい
夫がキャリア優先しても、
昇進できるとは限らない。
仮に昇進できたとしても、
日系企業では収入差が小さい。
それなら夫がある程度稼ぎつつ、
妻の収入を最大化する方が、
トータルで見て世帯収入が増える。
しかも、
夫が家事・育児にも関われる。
このような夫婦の方が勝ち組では?
と思いますね。
第2章:夫の場合 男性のプライベートロス
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・管理職になりたくない?
収入面では魅力を感じても、
プライベートを犠牲にできるか?
これが管理職になりたいか否か、
判断の分かれ目でしょうね。
もし家事・育児のために、
プライベートを犠牲にできないなら、
管理職になる必要はないと思いますね。
私も数多くの管理者を見ましたが、
妻は専業主婦/パートが圧倒的に多い。
自分が管理者として収入を稼ぐ分、
家事・育児にかかわる時間は減る。
稀に夫婦で正社員の管理者もいたけど、
実家が近いので頼っていましたね。
第1章でも書きましたが、
管理者にならなくてもよいと思いますね。
夫=管理者&妻が専業主婦/パートより、
夫婦で正社員の方が世帯収入は高い。
しかも家事・育児にも関われるなら、
後者の方が勝ち組に見える。
管理者にならないからと言って、
キャリアを諦めるわけではない。
管理者以外のキャリアを考えればいい。
あまり気にすることないですね。
第3章:妻の場合 女性のキャリアロス
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・マミートラックに陥らないためには
<マミートラックとは>
・育児をしながら働く女性が、自分の意志と関係なく出世コースから外れ、昇進・昇格の機会がなくなる
私の妻の経験から考えると、
↓が1つの参考になるかもしれません。
①育休明けは総合職で復帰する
②ただし育児を踏まえて、当面は時短勤務にする
③家庭の状況を踏まえて時短勤務→フルタイム勤務に戻る
もし一般職に変更すると、
総合職に復帰するのは現実的に難しい。
収入面や将来のキャリアを考えると、
①は必須ですね。
②の期間をいかに短くできるか、
これがポイントになります。
夫が家事・育児へどのくらい関われるか、
これに左右されますね。
私は残業せずに、
家事・育児へ関わっています。
なので妻は③フルタイム勤務ですし、
私より勤務時間も長いです。
でも家事・育児は回ってますし、
世帯収入が落ち込むこともないです。
妻のキャリアロスを防ぐ方が、
世帯収入を考えたら断然お得。
夫がこのように考えて行動できるか?
マミートラックに陥らない秘訣ですね。
第4章:夫婦の場合 男女ともにキャリアを形成するためには
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・パートナー選び
結婚前にパートナーを見極めるのは、
とても重要ですね。
本書にはメタCOOを務めた、
シェリル・サンドバーグ氏の著書から、
興味深い箇所が引用されています。
パートナーの見極めがとても重要だと、
↓を見るとわかりますね。
・キャリアを左右するようなもっとも重要な決断を一つ挙げろと言われたら、私なら結婚と答えるだろう
・結婚することを決めること、そしてそれがどんな相手かということは、決定的に重要だ
さらに女性目線で見た、
男性の選び方にも言及しています。
この選び方を重視しないと、
結婚後に子育てでとても苦労します。
妻がワンオペ状態なのに、
ヘルプしない夫では困りますよね。
結婚前の見極めが重要です。
男性側と事前に話し合いましょう。
・家庭を築き、仕事を続けたいなら、対等のパートナーになれる人を探すことである
・女性は自分の意見を持ち、聡明で意欲的であるべきと考えている男性、公平であろうとし、家庭でも自分の役割を果たすべきだと、いや果たしたいと考える男性である
・そういう男性が必ずいる
第5章:企業の場合 マネジメント層の意識を刷新せよ!
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・ワーク・ライフ・バランスが取れる部門へ移動
部門で残業差はありますが、
それ以上に重要なのは管理者です。
ワークライフバランスに疎い管理者だと、
残業ありきで仕事を任されます。
家事・育児の事情を話しても考慮されず、
キャリアアップも望めない。
ワークライフバランスに理解のある、
管理者のもとで働くのは必須です。
異動希望が叶わない。
そもそも残業のない部署がない。
このような状況であれば、
転職するしかないです。
私もブラック企業経験がありますが、
結婚生活が無理と思って転職しました。
探せばあります。
ぜひ転職サイトをご覧ください。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:子育てしながら夫婦で働くということ
・妻のキャリアは夫の職場次第
・正規雇用夫婦は勝ち組?
・収入はある程度稼いでくれればいい
・それ以上にワンオペがキツイので、早く帰宅して家事・育児をしてほしい
第2章:夫の場合 男性のプライベートロス
・管理職になりたくない?
第3章:妻の場合 女性のキャリアロス
・マミートラックに陥らないためには
<マミートラックとは>
・育児をしながら働く女性が、自分の意志と関係なく出世コースから外れ、昇進・昇格の機会がなくなる
①育休明けは総合職で復帰する
②ただし育児を踏まえて、当面は時短勤務にする
③家庭の状況を踏まえて時短勤務→フルタイム勤務に戻る
第4章:夫婦の場合 男女ともにキャリアを形成するためには
・パートナー選び
・キャリアを左右するようなもっとも重要な決断を一つ挙げろと言われたら、私なら結婚と答えるだろう
・結婚することを決めること、そしてそれがどんな相手かということは、決定的に重要だ
・家庭を築き、仕事を続けたいなら、対等のパートナーになれる人を探すことである
・女性は自分の意見を持ち、聡明で意欲的であるべきと考えている男性、公平であろうとし、家庭でも自分の役割を果たすべきだと、いや果たしたいと考える男性である
・そういう男性が必ずいる
第5章:企業の場合 マネジメント層の意識を刷新せよ!
・ワーク・ライフ・バランスが取れる部門へ移動
まとめ
共働き子育てをしつつ、
夫婦ともにキャリアを形成するには、
2つのポイントがあります。
1つ目のポイント、
それは職場選びです。
ワークライフバランスが実現できる会社、
中小よりは大手企業かなと思いますね。
企業の中でも部署ごとに違うので、
入社後から目星をつけて異動希望を出す。
残業当たり前の企業や部署だと、
キャリアと子育ての両立は難しい。
就職活動時点から視野に入れて、
職場選びをした方がいいです。
2つ目のポイント、
それは結婚相手選びです。
育児に寛容な企業/部署なのか?
共に育児をするつもりがあるか?
自分だけキャリア優先する気はないか?
結婚前にお互いの意向を確認し、
合致した人と結婚する。
ココを曖昧なまま結婚すると、
ワンオペになった時に地獄を見ます。
必ず将来設計を確認したうえで、
合致した人を選びましょう。
職場も結婚相手も、
キャリアから逆算して選ぶ。
超簡単にまとめるとこうなります。
好きな仕事をしたい、
好きな相手と結婚したい。
その気持ちはわかりますが、
キャリアと子育てを考えると、
現実はそううまくいかない。
ある程度戦略的に、
職場も結婚相手も選んだほうがいい。
共働き子育てをしつつ、
夫婦ともにキャリアを形成したいなら、
いますぐ本書をご覧ください。
実現に向けて試行錯誤する夫婦例、
数多く書かれています。
きっと参考になる夫婦例、
見つかると思います。
その夫婦の戦略をマネして実行すれば、
きっと夢は叶いますね。
共働き子育てをしつつ、
夫婦ともにキャリアを形成するために、
いますぐ本書をお買い求めください。
本書のお値段は968円、
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・〈共働き・共育て〉世代の本音 新しいキャリア観が社会を変える
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)