家庭の教育

【高学歴親という病】感想・レビュー


(2024/1/5更新)

はじめまして、はるパパです。

さて本日は、
コチラの本をご紹介します。

高学歴親という病

私がコチラの本を購入した理由、
第1・4・5章を知りたかったからです。

もくじ

第1章:「高学歴親」の子育てリスク

第2章:心配し過ぎの高学歴親

第3章:傷つきやすい高学歴親子

第4章:高学歴親は「間違った早期教育」に走る

第5章:高学歴親のための「子育てメソッド」

子どもに早期教育をする親、
私の周りにもたくさんいます。

小学校入学前から、
さまざまな習い事をしたり、
塾に通っている子どももいます。

私の子どもは、
週1回の習い事(体操・水泳)ですが、
私が毎日独自に勉強を教えています。

かなり先の学年の勉強なので、
早期教育に当てはまります。

早期教育の目的は、
中学生で投資を始めるため前準備であり、
中学受験ではないです。

しかし、
早期教育であることは間違いないです。

実は間違った早期教育をしていないか、
とても気になっていました。

早期教育自体を悪いとは思わないけど、
子どもに悪影響なら意味がないです。

そのあたりを確かめたくて、
本書を購入しました。

本書に出てくる教育の失敗例、
かなり極端な例もあります。

こんな教育をする親が本当いるの?
と正直思うケースもあります。

でも近しいことは、
無意識にやっているかもしれません。

ご自身の教育方針で、
子どもに悪影響が出ないか?

もし不安を感じるようなら、
本書を読みつつ点検されるとよいです。

私が読んだ感想・レビュー、
これから紹介します。

皆様のお役に立てれば幸いです。

本書のレビュー・感想

本書を購入した理由について、
触れられている箇所のレビュー・感想を、
これから紹介します。

もくじ

第1章:「高学歴親」の子育てリスク

第2章:心配し過ぎの高学歴親

第3章:傷つきやすい高学歴親子

第4章:高学歴親は「間違った早期教育」に走る

第5章:高学歴親のための「子育てメソッド」

第1章:「高学歴親」の子育てリスク

子育ての3大リスク、
以下が書かれています。

子育ての3大リスク

<3大リスク>
①干渉
②矛盾
③溺愛

<具体例>
①口出ししすぎる。世話を焼きすぎる。
②親の言動が子どもから見ると矛盾に感じてしまう。
③過度に甘やかす。

①教育パパやママに見られる傾向、
目新しいものではないです。

③経済的に裕福な人が多いので、
コレも目新しいものではないです。

興味深いのは②ですね。

どの学校に進学してもいいと言いながら、
本心では進学校を望むケースです。

子どもが進学校で挫折しそうになっても、
転校せず何とか頑張ってほしいと願う。

親の野心を子どもが矛盾に感じる、
そんな例が書かれています。

高学歴は経済的に裕福な人が多いので、
子どもの幸せを願っての野心ですね。

私は間違っていると思わないので、
高学歴を目指すことは否定しません。

ただし、
子どもに無理強いさせるのは反対なので、
バランスが難しいところです。

子どもが潰れない程度に教育し、
これ以上無理と思ったら止める。

駅伝の監督に似た感じですが、
コレが親の役目かなと感じますね。

第4章:高学歴親は「間違った早期教育」に走る

脳の発達には順序が大事である、
と第4章で紹介されています。

順序とは、
以下の①→②→③です。

脳の発達の順序

<脳の発達の順序>
①0~5歳 :からだの脳=いきるための脳
②1~18歳 :おりこうさんの脳=人間らしさの脳
③10~18歳:こころの脳=社会の脳

<具体例>
①寝て・起きて・ごはんを食べて・からだを動かす
②言葉や微細運動 勉強・スポーツ
③社会での成功 幸せ

間違った早期教育とは、
①を育てずに②③を育てようとすること、

と紹介されています。

①が育つ前に勉強・スポーツの習い事は、
まだ早すぎるということですね。

コレを見ると、
小学校受験の勉強は大丈夫なのか?
考えさせられます。

①→②→③の順番さえ守れば、
厳密な年齢は個人差があるので、
早期教育を過剰に気にしなくてよいですね。

第5章:高学歴親のための「子育てメソッド」

子育てメソッドで大切な事として、
コチラが紹介されています。

子育てメソッド

・子どもには成功談よりも失敗談を語る

高学歴親であるからこそ、
過去の成績を子どもに言ってしまいます。

親の壁を高く感じてしまい、
子どもが挫折してしまうのです。

そこで、
失敗談を話すことが推奨されています。

過去の失敗から成功した親を見て、
子どもは伸びしろを感じるそうです。

私も自分の子どもに、
過去の失敗談をよく話しています。

私は高校・大学受験で、
合格より圧倒的に不合格が多いです。

それを話すと、
イキイキと勉強するから不思議です。

他人の失敗から学ぶことは、
自分の成功につながるので、
ぜひ積極的に学んでほしいものです。

まとめ

いままで紹介した内容をまとめました。

ご自身の教育を振り返り、
高学歴親という病にかかっていないか、
この機会にチェックしてみてください。

第1章:「高学歴親」の子育てリスク

子育ての3大リスク

<3大リスク>
①干渉
②矛盾
③溺愛

<具体例>
①口出ししすぎる。世話を焼きすぎる。
②親の言動が子どもから見ると矛盾に感じてしまう。
③過度に甘やかす。

第4章:高学歴親は「間違った早期教育」に走る

脳の発達の順序

<脳の発達の順序>
①0~5歳 :からだの脳=いきるための脳
②1~18歳 :おりこうさんの脳=人間らしさの脳
③10~18歳:こころの脳=社会の脳

<具体例>
①寝て・起きて・ごはんを食べて・からだを動かす
②言葉や微細運動 勉強・スポーツ
③社会での成功 幸せ

第5章:高学歴親のための「子育てメソッド」

子育てメソッド

・子どもには成功談よりも失敗談を語る

高学歴親による誤った教育例が、
本書には数多く紹介されています。

本当にこんな教育している親いるの?
と疑いたくなります。

ありえないと思えるうちは大丈夫ですが、
ヒヤリハットした方は要注意です。

教育に失敗した子どもが、
その後どうなったかも描かれています。

もちろん親の望んだ将来ではないです。

先ほど他人の失敗例から学ぶことは、
自分の成功につながると書きました。

本書を読むと、
たくさん学べることはあります。

子どもの教育に失敗しないよう、
今すぐお読み頂くのがオススメです。

本書のお値段は990円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。

高学歴親という病

お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)

この記事を書いたのは・・・

はるパパ

  • 小学2年生のパパ
  • 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
  • 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)

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