(2024/1/5更新)
はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『中学受験の成功は幼児期・低学年がカギ!「自走できる子」の育て方』
子どもが小学校低学年になると、
中学受験の話が出るようになります。
たとえば、
このような会話ですね。
・周りの子は中学受験するのかな?
・自分の子に中学受験をさせようかな?
・中学受験ならどの塾に通わせようかな?
私の子どもは小3ですが、
小1や小2で塾通いの子もいます。
正直思うのは、
そんなに早く塾行く必要ある?
中学受験の本を読むと、
本格的な受験勉強が始まるのは、
小5からです。
塾に慣れる意味で、
小4から入塾ならまだわかります。
でも、
それ以前は早すぎですよね。
さまざまな考えがあるとは思うけど、
塾代がもったいない気がするのです。
小3以前で塾通いさせるのは、
勉強習慣を身につける目的がある。
コチラは別の本に書かれていました。
勉強習慣をつけるのが目的なら、
家庭学習で十分ではないだろうか?
そうは言っても、
家庭学習で十分なのか、
何かしら判断材料が欲しいですよね。
そんな方にオススメなのが、
コチラの本です。
『中学受験の成功は幼児期・低学年がカギ!「自走できる子」の育て方』
本書のタイトル、
前半部分にご注目ください。
中学受験の成功は幼児期・低学年がカギ!
つまり、
中学受験を見据え、
低学年までにどんな教育をすればよいか?
家庭で十分にできる低学年までの教育、
本書にたくさん書かれています。
コチラを読めば、
小4以降に入塾でも十分間に合います。
塾の費用、
安いに越したことないですよね?
これから本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
第1章:忙しい親こそ「正しい逆算」で受験に備える
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
①②ともにc)が土台となり、
b)→a)の順に積み重なるそうです。
・自分から勉強する子=自走できる子になるために必要な2つの柱
①中学受験に必要な学力・能力の柱
a)受験勉強
b)基礎学力(読み・書き・計算)
c)身体感覚、生活知識
②学びに向かう力の柱
a)自ら学ぼうとする力
b)ちょっと我慢する力、集中力
c)なごやかな親子関係
まず①ですが、
c)は幼児期、b)は低学年で、
身につけると良いそうです。
私の子どもは毎日家庭学習してますが、
国語と算数は必ずやらせてます。
受験勉強だけでなく、
将来仕事でも活かせるスキルだからです。
b)が疎かだと、
将来仕事で能力を発揮できず、
お金をたくさん稼ぐのは難しい。
音読、漢字ドリル、計算ドリル等、
低学年はしっかり勉強させましょう。
次に②ですが、
ちょっと我慢する力はかなり重要です。
うまくいかない時に、
粘り強く最後まで頑張れるか。
受験勉強だけでなく、
将来仕事にも絶対必要です。
でも、
子どもに我慢は難しいのでは?
どうやって身につけさせればいいの?
と疑問に思う方は、
次の第2章をご覧ください。
第2章:受験成功のカギは「自走できる子」
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・少しずつ我慢する練習
ステップ①:決められたことが実行できる
ステップ②:自分でやることを決めることができる
ステップ③:自分で決めたことをより工夫することができる
①ですが、
子どもに役割を与えるといいそうです。
たとえば、
お手伝いとかですね。
私の子どもは毎日お手伝いしてますが、
習慣化されてやるようになりますね。
もともと家庭の教育方針として、
お手伝いでお小遣いの額を決めてます。
お金の教育目的ですが、
我慢の練習になるなら一石二鳥ですね。
②ですが、
子ども自身が決めるのがポイントです。
たとえば、
勉強の中身や順番等ですね。
私の子どもは、
家庭学習の教材を渡すと、
自分で順番決めてやりますね。
自分で決めたことだから、
ちゃんとやってくれればOKです。
少し自主性が芽生えた気がしますね。
③ですが、
②をより工夫するには、
2段階あるかなと思いますね。
まずは、
子どもに自分で考えさせる。
子どもが考えられないなら、
親がアドバイスする。
たとえば、
②の家庭学習ですが、
予定通りに進まないこともあります。
集中力が続かないなら、
適度に休憩しながらやればいい。
このように、
ステップを踏んで、
我慢する練習をしましょう。
少しずつ粘り強さを覚え、
受験勉強や仕事に活かせますね。
第3章:「自走できる子」の親が家庭でやっていること
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「身体感覚」は五感を使った経験で培われる
子どもは自分の身体感覚を頼りに、
物事を考えるそうです。
私もその通りだなと思うのが、
たとえば単位の勉強ですね。
1000mlは何kgか?
単位の変換で覚えるより、
感覚で覚えた方が忘れないです。
500mlのペットボトルを両手に持ち、
コレが1kgと覚えると忘れないです。
1Lのペットボトルを持てば、
500ml2本分の感覚がわかり、
1kgであることを忘れないです。
このように、
身体感覚で覚えると、
子どもの学力は向上します。
ご家庭でカンタンにできますので、
ぜひ実践してみください。
第4章:中学受験に必要な「学力の土台作り」-言葉・計算編-
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・小学校入学までに「10の補数」を理解する
10の補数を理解することは、
算数が得意or不得意の分岐点だそうです。
10の補数とは、
たとえば16=10+6という感覚です。
この感覚が身につくと、
計算は圧倒的に早くなります。
+10、-10、×10、÷10。
計算がカンタンですよね。
私は子どもと一緒に、
10パズルで遊んだりします。
4桁の数字を1桁ずつ見なし、
自由に四則演算で10にする。
切符世代の親御さんなら、
一度はやったことありますよね。
たとえば「4635」、
(5-4)+(6+3)=10です。
10の感覚を身につければ、
計算力は確実に上がります。
受験勉強や仕事で役立つスキル。
ぜひ身につけてください。
第5章:中学受験に必要な「学力の土台作り」-実体験・学習習慣編-
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・低学年の宿題は「何をやるか」よりも「どのようにやるか」の方が重要
<チェック例>
①問題文をちゃんと読んでいるか
②丁寧な字が書けているか
特に①、
子どもの宿題の丸つけをすれば、
すぐにわかりますね。
問題文を正しく読んでいないケース、
たくさんありますよね。
たとえば国語の問題で、
正しく「ない」答えを選ばず、
正しい答えだと思い込んでしまう。
他には算数の問題で、
単位を変換しなくてはいけないのに、
変換せずに答えてしまう。
国語以外の問題を解く時、
結局は国語力がないと読めないし、
正しい答えも書けない。
国語力は受験だけでなく、
将来仕事にも必須のスキルです。
国語力を疎かにすると、
受験も仕事もうまくいかない。
親御さんなら実体験でわかるはず。
必ずチェックしましょう。
第6章:低学年の時期こそ親ができる受験の下準備を
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・中学受験をするメリット、デメリット
<メリット>
①学習の習慣が身に付く
②多くの知識を得ることができる
③考える力がつく
④高校受験をしなくていい
⑤大学受験に有利なカリキュラムで学習できる
<デメリット>
①やり方を間違えると、学習の習慣を壊す
②やり方を間違えると、知識は増えても使えない
③やり方を間違えると、やる気力を失う
④やり方を間違えると、考える力がつかない
⑤やり方を間違えると、勉強嫌いになる
⑥やり方を間違えると、親子の関係が悪くなる
メリットは中学受験に合格前提で、
本書は書かれています。
でも実は、
不合格で公立中学に進学しても、
メリットはとても大きいです。
なぜなら、
公立中学で成績上位層になれるから。
中学受験経験者と未経験者、
公立中学で成績を競ったらどうなるか?
中学受験のメリットを見れば、
圧倒的に受験組が有利なのです。
子どもの教育を考えると、
中学受験勉強は悪くないな、
と個人的には思いますね。
デメリットは、
本書に書かれている通りです。
入学後に成績下位となり、
精神面の影響が大きい点ですね。
進学校に入学すると、
周りの学力も高いので、
思うような成績は取れないです。
メンタル力の強化も大事ですが、
メンタルケアの方が大事です。
もしメンタルに自信がなければ、
ムリに進学しないのもアリですね。
進学校でメンタルをやられ、
潰れた親戚を何人も見ました。
その後の人生にも影響しますので、
親子でしっかり話した方がよいです。
第7章:忙しい親の受験の悩みに堪える16の金言
第7章で参考になると思った箇所、
コチラです。
Q:各塾が主催している無料模試は受けた方がいい?
A:中学受験を考えているなら、何回か受けてテストに慣れておきましょう
おもしろいなと思ったのが、
学校と学校外のテストの違い。
学校のテストはカラー印刷1枚、
問題の下に解答欄があります。
でも学校外のテストでは、
問題用紙と回答用紙が別々です。
学校のテスト感覚で、
問題用紙に回答を書く子どもが、
毎年必ずいるそうです。
形式の違いに戸惑い、
本来の学力が発揮できないのは、
もったいないですよね。
意外な盲点ですが、
覚えておきたいところです。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
第1章:忙しい親こそ「正しい逆算」で受験に備える
・自分から勉強する子=自走できる子になるために必要な2つの柱
①中学受験に必要な学力・能力の柱
a)受験勉強
b)基礎学力(読み・書き・計算)
c)身体感覚、生活知識
②学びに向かう力の柱
a)自ら学ぼうとする力
b)ちょっと我慢する力、集中力
c)なごやかな親子関係
第2章:受験成功のカギは「自走できる子」
・少しずつ我慢する練習
ステップ①:決められたことが実行できる
ステップ②:自分でやることを決めることができる
ステップ③:自分で決めたことをより工夫することができる
第3章:「自走できる子」の親が家庭でやっていること
・「身体感覚」は五感を使った経験で培われる
第4章:中学受験に必要な「学力の土台作り」-言葉・計算編-
・小学校入学までに「10の補数」を理解する
第5章:中学受験に必要な「学力の土台作り」-実体験・学習習慣編-
・低学年の宿題は「何をやるか」よりも「どのようにやるか」の方が重要
<チェック例>
①問題文をちゃんと読んでいるか
②丁寧な字が書けているか
第6章:低学年の時期こそ親ができる受験の下準備を
・中学受験をするメリット、デメリット
<メリット>
①学習の習慣が身に付く
②多くの知識を得ることができる
③考える力がつく
④高校受験をしなくていい
⑤大学受験に有利なカリキュラムで学習できる
<デメリット>
①やり方を間違えると、学習の習慣を壊す
②やり方を間違えると、知識は増えても使えない
③やり方を間違えると、やる気力を失う
④やり方を間違えると、考える力がつかない
⑤やり方を間違えると、勉強嫌いになる
⑥やり方を間違えると、親子の関係が悪くなる
第7章:忙しい親の受験の悩みに堪える16の金言
Q:各塾が主催している無料模試は受けた方がいい?
A:中学受験を考えているなら、何回か受けてテストに慣れておきましょう
まとめ
低学年までにやった方がいい教育、
一部を紹介しました。
家庭学習でも十分にできると、
気づきますよね。
むしろ、
塾ではできないことを、
低学年までに取り組んだ方がいいです。
たとえば幼児期は、
身体感覚を養ったり、
我慢することを覚えたりですね。
低学年は、
問題文をちゃんと読んだり、
10の補数を覚えたりですね。
第1章でも書きましたが、
低学年までは学力より、
土台作りを優先した方が良いです。
土台がしっかりしていれば、
高学年で自分から勉強する子、
つまり自走できる子に育ちます。
このような自走できる子が、
中学受験で結果を出せる子です。
慌てて塾に入れる必要はない。
まずは土台作りから始めましょう。
本書で紹介したのは、
ほんの一部です。
他にも低学年までに役立つ教育、
数多く紹介されています。
低学年の親御さんで、
中学受験をお考えの方は、
今すぐ本書をお読みください。
低学年から塾に入れる前に、
やるべきことがわかります。
塾代を考えたら、
本書のお値段の方が、
圧倒的にコスパ良いです。
本書のお値段は1870円、
本書はコチラから購入できます。
・中学受験の成功は幼児期・低学年がカギ!「自走できる子」の育て方
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学3年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)