はじめまして、はるパパです。
さて本日は、
コチラの本をご紹介します。
『「中学受験」をするか迷ったら最初に知ってほしいこと: 4万人が支持する塾講師が伝えたい 「戦略的高校受験」のすすめ』
都内の公立小学校では、
小4になると塾通いが本格化します。
私の子どものクラスだと、
1/3くらいが通っているそうです。
友だちが通うから自分も通いたい。
このように言われたらどうしますか?
軽い気持ちで入塾すると、
後々痛い目に遭うのでご注意ください。
私の子ども、
2月からSAPIXに通っています。
まず驚いたのが授業時間。
週2だけど1日3時間とか信じられない。
そして塾の宿題。
膨大すぎて土日も勉強漬け。
親の丸つけも大変。
学習サポートもしなければいけない。
それでも第1志望に合格するのは、
3人に1人と言われる世界。
このような状況で、
中学受験のために入塾させますか?
中学受験はやめた方がいいのかな?
大学受験は中高一貫校が有利では?
高校受験→大学受験で不利にならないか?
もしお悩みであれば、
コチラの本がオススメです。
『「中学受験」をするか迷ったら最初に知ってほしいこと: 4万人が支持する塾講師が伝えたい 「戦略的高校受験」のすすめ』
本書を読むと、
高校受験→大学受験の道も大丈夫、
と思えます。
むしろ、
高校受験→大学進学の方が、
有利ではないかと思うルートもある。
大好きな習い事を辞めてまで入塾し、
無理に中学受験をしなくても良い。
そのような事例が、
本書にたくさん書かれています。
私の子ども、
2月からSAPIXに通っています。
並行して習い事もやっており、
特にバスケにハマってます。
バスケ部のある中学に進学したい、
と言ってます。
別に中高一貫校でなくても、
バスケ部はどこにでもあるけど。。
受験よりバスケを優先するかもしれない。
別にそれでも良いと思ってます。
ただし、
勉強は続けてほしいので、
SAPIXには通い続ける予定です。
その場合、
中学受験→高校受験へのシフトもある。
そう考えて、
本書を購入して下調べしてます。
そしてもう1つ、
中学受験からの離脱にも備えてます。
冒頭にも書きましたが。
中学受験の勉強は本当にキツイので。
中学受験or高校受験、
お悩みの方はぜひ本書をご覧ください。
本書を読むと、
どちらでも大丈夫なんだなと思えます。
中学受験に備えて入塾する前に、
ぜひ本書をご覧頂きご判断ください。
それでは本書の感想・レビュー、
ブログで紹介します。
皆様の参考になれば幸いです。
目次
プロローグ:「中学受験」ではない選択肢もある
序章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・共働き世帯は高校受験のほうが負担は軽い
<中学受験の親の負担>
①塾から持ち帰ったテキストやプリントの整理
②苦手科目への追試
③暗記物のチェック
④学習スケジュールや過去問の進捗状況の管理
⑤受験情報の収集
まさに今、
実感しているところです。
小学生が1人で①~⑤は難しく、
親のヘルプは絶対に必要です。
ただし、
①~⑤を共働きの片親がやるのは、
量が多すぎて不可能に近い。
私たち夫婦も共働きですが、
②③私①④⑤妻と役割分担してます。
中学生になれば、
ある程度自分でできるようになります。
親の負担が減るのは、
望ましい家庭状況とも言えます。
親が忙しすぎて精神的に疲弊すると、
家庭の雰囲気が悪くなる。
子どもが家庭にいづらくなるし、
勉強もはかどらず学力も伸びない。
中学受験の親の負担、
想像以上に大きいのでご注意ください。
第1章:小学生らしく過ごせて、学力も落とさない「戦略的高校受験」の道
第1章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・最強の小学生「数学先取り」戦術
実は中学受験算数よりも、
中学数学の方が簡単と書かれてます。
その通りですね。
たとえば、
鶴亀算より連立方程式の方が簡単。
私は中学受験をしたことがないので、
余計にそう見えますね。
世界の優秀な子は、
小学生から数学を勉強するそうです。
私も子どもに中学受験算数を教える際、
数学の知識をよく使います。
小4でも理解できてるので、
小学生が数学を学んでもいい。
中学生で数学が得意科目になれば、
高校受験で大きな武器となる。
中学数学は決して難しくないですが、
今やってみると少し忘れてますね。
先日コチラの本で独学しました。
子どもに数学を教えたい方、
ぜひご覧ください。
第2章:「公立中高一貫校」の受験はあり?なし?
第2章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・「戦略的高校受験ルート」の公立中高一貫校受験
公立中高一貫校の受験を、
高校受験やその先の受験に続く、
中継スポットとして考えるそうです。
もし中高一貫校に進学しなくても、
公立中学でその学力は十分に活きる。
受験勉強してない子もいる公立中学で、
成績上位層としてスタートできます。
最初の定期テストで成績上位層になると、
このような効果があるそうです。
・最初の定期テストで立ち位置が決まると、次もそこを目指し、それが続くと9割越えの点数が通常になる
コチラの本に書かれていますので、
ご興味あればぜひご覧ください。
筆者のオススメは、
Z会の通信講座です。
小学生コースの「ハイレベル」で学び、
6年生から適正検査対策を始める。
Z会の通信講座には、
「適性検査講座」や「作文講座」もある。
そして、
小6の9月から過去問対策に取り組む。
本書に詳しく書かれていますので、
ご興味あればぜひご覧ください。
・「中学受験」をするか迷ったら最初に知ってほしいこと: 4万人が支持する塾講師が伝えたい 「戦略的高校受験」のすすめ
第3章:高校受験でおすすめ、「最強」の学習ルート
第3章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・高校受験には二つの学習ルートがある
<学習ルート>
①実力養成ルート
②中学準拠ルート
<詳細>
①入試の得点力強化や、将来の難関大受験に向けた実力養成に全振りした学習ルート
②公立中学校のカリキュラムに準拠して学習をしていくスタイル
①実力養成ルート
・3つ以上当てはまったら検討の余地あり
<項目>
・中学受験時に日能研・四谷大塚の偏差値55以上の学力があった
・小学校時代に数学や英語の学習を高い次元で進めてきた
・学習意欲が旺盛でハイレベルな問題に果敢にチャレンジしたい
・難関私立高校や、公立・都立トップ校を志望している
・医師や東大のような高い学力が求められる職種や大学を希望している
・自立学習習慣が身についていて、定期テストの手厚いサポートを必要としない
定期テスト対策がないのは、
ルート選択の分かれ目になるかも。
定期テスト前であっても、
塾では全然違う範囲を学びます。
ここが悩ましく感じる方は、
実力養成ルートは向かないですね。
塾に通っているのに、
学校のテストや成績が伸び悩むのは、
困りますよね。
なお、
実力養成ルートを選択の場合、
以下の継続条件が必要のようです。
ここをクリアすると、
試験当日に実力勝負へ持ち込める。
評定4以上、
上位36%の生徒が獲得しています。
学校の成績も大切なので、
ご注意ください。
・9科目の合計内申36か?(オール4)
・駿台中学生テストの偏差値が50か?
②中学準拠ルート
・2つ以上当てはまったら検討の余地あり
<項目>
・自立型の学習習慣が身についていない
・定期テスト期間は定期テストに集中したい
・内申点を活用した単願・推薦入試を考えている
・中学校のカリキュラムに準拠した内容を学習したい
まずは定期テストで高得点を取り、
好成績を目指すなら②がオススメです。
学校の勉強が疎かでは、
受験勉強もままならないからです。
ちなみに②中学準拠塾の中には、
①実力養成ルートが併設の塾もある。
具体的にはコチラです。
・ena:ena最高水準(実力養成コース)
・臨海セミナー:ESC(実力養成コース)
・栄光ゼミナール:難関高校入試対策(実力養成コース)
これらの塾では、
コース変更ができるそうです。
たとえば、
最初は②目的で入塾し、
実力がついたら①へ変更です。
その逆もあるそうです。
転塾の負担がないので、
ここはメリットですね。
もしご興味あれば、
塾の資料をご確認ください。
第4章:親世代とは違う「内申点」の考え方
第4章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・公立中学校の「内申点」を決める仕組み
<仕組み>
・評価基準には3つの観点がある
①知識・技能
②思考・判断・表現
③主体的に学習に取り組む態度
・3つの観点は達成度に基づき、東京都ではA・B・Cの3段階で評価する
A:80%以上
B:50%以上~80%未満
C:50%未満
・3つの観点をそれぞれ100点満点で評価し、その合計得点(最大300点)に基づいて5段階評価される
5:270点以上(90%以上)
4:240点以上(80%以上)
3:150点以上(50%以上)
2:60点以上(20%以上)
1:60点未満(90%以上)
なかなか複雑な仕組みですね。
私が子どもの頃、
定期テストの点でほぼ決まりました。
でもいまは、
3つの観点に③があるのを見ると、
定期テストだけではダメですね。
たとえば、
私の親戚の例を紹介します。
運動能力が優れており、
①技能はおそらく5レベル。
しかし、
体育の成績は5段階で3でした。
②や③が足りないと思われますが、
何とも微妙な感じはするけど。
とは言えこれが現実なので、
親の認識を改めた方がいいですね。
第5章:偏差値だけじゃない!令和の都立高校のリアル
第5章で参考になると思った箇所、
コチラです。
・オール4以下での自校作成校の合格
<自校作成校とは?>
・主に2番手系以上の都立高校は、独自の入試問題を作成している
・国語/数学/英語が独自の入試問題、理科/社会は都立共通の入試問題
<2番手系以上の都立高校>
・都立トップ校:日比谷、西、国立、国際IB
・2番手系都立:戸山、青山、立川、八王子東、新宿、国分寺、国際
2番手系以上の都立高校とは、
いわゆる難関校です。
都立高校の一般入試、
学力検査:内申点=7:3のようです。
ただしオール4以下でも、
2番手系以上に合格するケースもある。
その理由は、
得意科目で大きく点数を伸ばせるから。
たとえば、
令和4年の日比谷高校、
受験者の平均点は以下のようです。
理科/社会に比べて、
国語/数学/英語の平均点は低いですね。
もしこの3科目で得意科目があれば、
一気に得点を稼げるのです。
・国語:69.8点
・数学:64.6点
・英語:65.3点
・理科:90.7点
・社会:81.5点
先ほど第1章で、
小学生の先取り数学をご紹介しました。
もし先取り数学で得意科目になれば、
受験で大きな武器になりますよね。
まさに戦略的高校受験です。
数学は小学生でもできる。
いまから勉強を始めましょう。
第6章:「私立高校受験の世界」をのぞいてみよう
第6章で参考になると思った箇所、
コチラです。
<P.244>
・大学附属校は中学受験よりも入りやすい
<理由>
①教科数が少ない
②受験に熱心な家庭が中学受験で抜ける
③高校単独の附属校が多い
④入学手段が多様である
①教科数が少ない
中学受験が4科目、
高校受験が3科目です。
たしかに1科目少ないですが、
大して変わらない気がしますね。
②受験に熱心な家庭が中学受験で抜ける
公立小学校の成績上位層、
中学受験で中高一貫校に進学します。
高校受験をしないので、
その分競争が減りますよね。
成績優秀者が高校受験に不在なのは、
間違いなくチャンスです。
③高校単独の附属校が多い
高校からしか入れない附属校、
コチラですね。
・法政大国際高校
・中央大高校
・中央大杉並高校
・慶応義塾志木高校
・早稲田大学本庄高等学院
ちなみに、
中学と高校の両方から入れる、
附属校もあります。
中学よりも高校の方が、
合格者数が多いのが特徴です。
入学辞退を見込んで、
定員よりも多めに合格を出すとか。
附属校なら内部進学が視野に入る。
チャンスは大きいですね。
④入学手段が多様である
推薦入試や書類選考等、
一般入試以外の選択肢が増えてます。
一般入試しかなかった時代からすれば、
羨ましい限りです。
もちろん簡単ではないけど、
ダメ元で挑戦するのはアリですね。
まとめ
各章で参考になると思った箇所、
まとめました。
プロローグ:「中学受験」ではない選択肢もある
・共働き世帯は高校受験のほうが負担は軽い
<中学受験の親の負担>
①塾から持ち帰ったテキストやプリントの整理
②苦手科目への追試
③暗記物のチェック
④学習スケジュールや過去問の進捗状況の管理
⑤受験情報の収集
第1章:小学生らしく過ごせて、学力も落とさない「戦略的高校受験」の道
・最強の小学生「数学先取り」戦術
第2章:「公立中高一貫校」の受験はあり?なし?
・「戦略的高校受験ルート」の公立中高一貫校受験
・最初の定期テストで立ち位置が決まると、次もそこを目指し、それが続くと9割越えの点数が通常になる
第3章:高校受験でおすすめ、「最強」の学習ルート
・高校受験には二つの学習ルートがある
<学習ルート>
①実力養成ルート
②中学準拠ルート
<詳細>
①入試の得点力強化や、将来の難関大受験に向けた実力養成に全振りした学習ルート
②公立中学校のカリキュラムに準拠して学習をしていくスタイル
①実力養成ルート
・3つ以上当てはまったら検討の余地あり
<項目>
・中学受験時に日能研・四谷大塚の偏差値55以上の学力があった
・小学校時代に数学や英語の学習を高い次元で進めてきた
・学習意欲が旺盛でハイレベルな問題に果敢にチャレンジしたい
・難関私立高校や、公立・都立トップ校を志望している
・医師や東大のような高い学力が求められる職種や大学を希望している
・自立学習習慣が身についていて、定期テストの手厚いサポートを必要としない
・9科目の合計内申36か?(オール4)
・駿台中学生テストの偏差値が50か?
②中学準拠ルート
・2つ以上当てはまったら検討の余地あり
<項目>
・自立型の学習習慣が身についていない
・定期テスト期間は定期テストに集中したい
・内申点を活用した単願・推薦入試を考えている
・中学校のカリキュラムに準拠した内容を学習したい
・ena:ena最高水準(実力養成コース)
・臨海セミナー:ESC(実力養成コース)
・栄光ゼミナール:難関高校入試対策(実力養成コース)
第4章:親世代とは違う「内申点」の考え方
・公立中学校の「内申点」を決める仕組み
<仕組み>
・評価基準には3つの観点がある
①知識・技能
②思考・判断・表現
③主体的に学習に取り組む態度
・3つの観点は達成度に基づき、東京都ではA・B・Cの3段階で評価する
A:80%以上
B:50%以上~80%未満
C:50%未満
・3つの観点をそれぞれ100点満点で評価し、その合計得点(最大300点)に基づいて5段階評価される
5:270点以上(90%以上)
4:240点以上(80%以上)
3:150点以上(50%以上)
2:60点以上(20%以上)
1:60点未満(90%以上)
第5章:偏差値だけじゃない!令和の都立高校のリアル
・オール4以下での自校作成校の合格
<自校作成校とは?>
・主に2番手系以上の都立高校は、独自の入試問題を作成している
・国語/数学/英語が独自の入試問題、理科/社会は都立共通の入試問題
<2番手系以上の都立高校>
・都立トップ校:日比谷、西、国立、国際IB
・2番手系都立:戸山、青山、立川、八王子東、新宿、国分寺、国際
・国語:69.8点
・数学:64.6点
・英語:65.3点
・理科:90.7点
・社会:81.5点
第6章:「私立高校受験の世界」をのぞいてみよう
<P.244>
・大学附属校は中学受験よりも入りやすい
<理由>
①教科数が少ない
②受験に熱心な家庭が中学受験で抜ける
③高校単独の附属校が多い
④入学手段が多様である
・法政大国際高校
・中央大高校
・中央大杉並高校
・慶応義塾志木高校
・早稲田大学本庄高等学院
まとめ
中学受験はハードな世界です。
小学生にここまで勉強させるのか、
と思えるほど膨大な量です。
宿題も膨大な量ですし、
親がサポートしないと終わらない。
それが毎日続くので、
親子ともに疲弊してもおかしくない。
その場合、
無理に中学受験を目指すのではなく、
高校受験にシフトしてもいい。
中学受験→高校受験へのシフトを、
想定した塾もあります。
無理して中高一貫校に進んでも、
入学後の競争も熾烈です。
それなら勉強して公立中学に進学し、
成績上位層からスタートもあり。
精神的にもラクですし、
高校受験の方がラクなケースもある。
私が本書を読もうと思ったのは、
高校受験へのシフトも考えているから。
中学受験勉強は賛成ですが、
中学受験は必ずしも必須と思ってない。
中学受験せずに高校受験でもいい。
その時に備えて事前に下調べしてます。
高校受験へのシフトにも備えておけば、
中学受験で何があっても心配ない。
中学受験をお考えの人。
中学受験の勉強がキツイ人。
高校受験→大学受験をお考えの人。
ぜひ本書をご覧ください。
難関大学に進学するのは、
中高一貫校の生徒だけではない。
本書に書かれたことを実践すれば、
高校受験→難関大学も進学できます。
その方が精神的にも金銭的にも、
親子の負担は小さいですね。
中学受験ブームに踊らされないよう、
いますぐ本書をご確認ください。
本書のお値段は1,760円、
本書はコチラ(↓)から購入できます。
・「中学受験」をするか迷ったら最初に知ってほしいこと: 4万人が支持する塾講師が伝えたい 「戦略的高校受験」のすすめ
お問い合わせ|子供へのお金の教育 (children-money-education.com)
この記事を書いたのは・・・
はるパパ
- 小学4年生のパパ
- 子どもの教育(世界一厳しいパパ塾?)、ブロガー、投資家
- 投資の悪いイメージを払拭したい(難しい、怪しい、損する)